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彼が情にもろい人なのだとは強く感じるところですが(笑) セルゲイは特にソレスタルビーイングの行動方針に賛同している わけでもない以上、単なるテロ組織であるアレルヤたちに 簡単にソーマ(マリー)を引き渡すことが妥当であるのかどうか、 というのは少し考えてしまうところかも。 もちろんセルゲイとしてはアロウズにも否定的な考えを抱いて いるので、このままソーマをアロウズにおいておくことも 良しとは思えなかったのでしょうけどね。その上で、マリー自身が 望んでいる選択を尊重する、というのは確かに彼なりの愛情の 示し方ではあったのでしょうけれど。 結局、セルゲイはソーマの親になろうとしていたのですが、 娘を守る親として接するのであれば、世界の敵であり、その 行く末はどの道破滅しかまっていないであろうテロ組織である ソレスタルビーイングに娘をやることは出来ないのではないかと 思うところではあります。 しかしここでセルゲイは、マリーの意思を尊重し、彼女の 選択を見守りました。つまり親としての立場で娘を庇護するの ではなく、娘の未来を娘自身が掴み取ることを是としたわけで、 セルゲイがはじめて親としての立場に立ったのは、皮肉にも娘の 独り立ちを認めるという、親としての最後の仕事の瞬間だった、と いうことになるのかもしれませんね。 [No.474] 2008/11/21(Fri) 20:00:46 |