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一年生後輩コンビのうち元気で活発なロリッ子・美羽と、主人公の 幼馴染で親友のちほをクリア。 ちほちゃんはプロローグの時点から登場し、以来どのルートでも 主人公の傍にあってなにくれとなく世話を焼いてくれる、頼りに なる親友という位置にいます。ですが、彼女の心の中には 主人公に対する想いがずっと根付いていて、それにも関らず 主人公がすくね様をはじめいろんな子に手を出していく(笑)のを 応援し励ましてくれる、という、実にいい子。 お約束として、もちろん主人公はちほちゃんの秘めたる想いを 知らず、ただ親友だと思っているわけですが、プレイヤー側から すれば、ちほちゃんの想いは完全にわかっているために 主人公のために尽力する彼女の姿は、なんというかどのルートでも 非常に健気でいじらしく映りますね。たとえば琴美ルートでは、 想いの通じ合った主人公と琴美を見て祝福しつつ泣き出すちほの 姿が描かれ、能天気な主人公は、今まで親友同士だった三人の 関係が変わるのがさびしいんだろう、などとぬかしているの ですが(笑)、もちろんプレイヤー側からすれば、ちほの複雑な 胸中がわかるわけで、切ないシーンだったりします。 そういった報われない親友・ちほちゃんがやっと自分の想いを かなえるのがちほルートなわけですが、このルートではやはり 「親友」という垣根を超える難しさを描くのがメインに なっていますね。以前にも書いたようにこのゲームは二部構造 なのですが、すくね様と琴美は一部終了の時点で一応想いは 通じあっているのに対し、ちほちゃんの場合は一部終了時では まだ主人公は友情の感情を超えておらず、二部まで二人が 結ばれるのは持ち越される形になっており、どこまでも 不遇な子だなあという気がします(笑)。ただ、やっぱり ちほちゃんは物語のサブにいて切ない思いを抱き続けているのが 何んとなく似合うのかなという気もしなくもありません(笑)。 ちほちゃんが嫌いとかじゃなくてね。そういう、切ない感情って 百合の醍醐味の一つじゃないですか(笑)。 なお、このちほルートではまり様がまたもや大活躍。すくね様 ルート以上のいやらしさを見せつけてくれます(笑)。正直、 琴美ルートで持ち直したまり様への好感度がまた一気に暴落 しそうになりましたが、一部のラストで、その意地悪は主人公の ことを心配して嫌われ役を演じてくれていたことが明らかになって まあ何とか持ち直したというところ(笑)。すくね様ルートでも そういう種明かしがあればよかったのですが、あちらではなんの フォローもないままだったので、最後までヤな人のままなん ですよね。その辺はもったいなかったかも。 とはいえ、どうもまり様のキャラクター描写に関しては 「悪い意味」で不器用すぎるように感じるところがままあります。 最近は不器用って言葉が一種のプラスイメージで使われますが、 まり様に関しては文字通りほんとにマイナスイメージの不器用 ですね(笑)。 美羽ルートでも、まり様のせいで事件が起きてしまいますし、 どうもこの子の造形はシナリオ上、もう少し何とかならなかったの だろうかというのが残念なところです。 その美羽、元気で猪突猛進型というだけでなく、一途で健気な 面も強調され、美羽ルートではヒロインにふさわしく可愛らしい 描かれ方でした。音ゲーパートではSDキャラがちょこちょこ動くの ですが、この子のSDキャラが一番可愛く動いてますね。 織歌と美羽はPSP版で追加されたキャラなため、シナリオが 他の子たちより短めなのがちょっと残念。もう少しじっくり 掘り下げてほしかった部分はあるかも。 さて、残るはまり様だけなのですが、これまであまりいい印象が 持てなかった彼女が、メインヒロインルートではどう盛り返して くるのか楽しみなところです。 [No.529] 2009/01/16(Fri) 20:00:11 |