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all 機動戦士ガンダム00 #16『悲劇への序章』 - 九条神樹 - 2009/01/25(Sun) 17:59:08 [No.555]
先に進んじゃダメだ憎しみの光が… - ぺいりあん(palien) - 2009/01/26(Mon) 00:31:02 [No.561]
ネットで - 九条神樹 - 2009/01/30(Fri) 22:36:07 [No.571]
父と息子の確執ってワンパターンだね。 - そうりゅう あすか - 2009/01/25(Sun) 21:00:18 [No.559]
何が初めてだっけシリーズ - 九条神樹 - 2009/01/30(Fri) 21:59:10 [No.570]
やはり、もう一期あるというの… - 文月7 - 2009/01/25(Sun) 19:01:14 [No.558]
もぎたてフレッシュ! - 九条神樹 - 2009/01/30(Fri) 21:35:52 [No.569]
これ何て「いいかい、ユリアン」 - 祥 - 2009/01/25(Sun) 18:58:38 [No.557]
父子熊 - 九条神樹 - 2009/01/30(Fri) 20:50:41 [No.567]
今回は…追記… - 篠原勇希 - 2009/01/25(Sun) 18:36:16 [No.556]
軌道エレベーター倒壊 - 九条神樹 - 2009/01/30(Fri) 20:18:29 [No.566]


機動戦士ガンダム00 #16『悲劇への序章』 - 九条神樹

今回は、制作側としては本来なら反乱軍パートだけで話を
作りたかったのかな、という気もしますね。もちろんそれだけでは
画面がさびしいことになるので、刹那とブシドーとの対決を
織り込んで派手目な絵面を演出したのでしょうし、トランザム
同士の戦いはそれなりにカッコよくはあったのですが、でも
まあ、なければないでも済むバトルでしたしね(笑)。

とはいえ、刹那の戦いは自分自身を変えるためへという方向性を
持ち始めた、という言及がはっきり為されたのは重要なことでも
あるのでしょう。同じように血を流し、同じようにトランザムを
使いながら、しかし二人の価値観はここではっきりと分かれた
わけですね。戦いそのもの自体に意義を見出すブシドーは、
ある意味サーシェスよりも人の業に満ちた存在であるのかも。
昔グラハムという人が(笑)、「阿修羅をも凌駕した存在」と
自称していましたが、戦いそれ自体に魅入られてしまった今の
ブシドーは、阿修羅を凌駕ではなく、阿修羅そのものになり果てて
しまったのかもしれません。

さて、しかし本筋はやはり反乱軍の軌道エレベーター占拠。
無自覚・無関心のままにアロウズの専横を許す市民に苛立つ
ハーキュリーの姿は、かつて沙慈に対して刹那が投げつけた
「自分さえよければいいのか」というセリフを少し思い起こさせる
ところでもあります。結局は世界そのものに属する一人一人の
自覚と責任が問題なのだ、という、話にするにはめんどくさい
ポイント(笑)をわざわざ物語の中で指摘してしまった以上、
どうにか着地点を見いださなけばならないのでしょうが、やはり
決め手はGNテレパシー(笑)による精神感応ということになるの
でしょうか。まあ、それだとちょっとトンでも技術に物語が
頼りすぎかなあという気もするので、別の手段をスタッフも
考えているのかもしれませんけれど。

セルゲイとアンドレイの物語もようやく前面に出てきましたが、
多少引っ張りすぎたかなと思わなくもありません(笑)。
セルゲイとハーキュリーが形は違えどそれぞれ大所高所から
事態を見つめようとしているのに対し、アンドレイの若さ青さが
強調されるような流れでしたが、彼の今後の行く末も
気になるところですね。


[No.555] 2009/01/25(Sun) 17:59:08

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