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all 機動戦士ガンダム00 #17『散りゆく光の中で』 - 九条神樹 - 2009/02/01(Sun) 18:06:13 [No.576]
OOライザーは伊達じゃないっ! - ぺいりあん(palien) - 2009/02/01(Sun) 22:22:48 [No.581]
セリフなし - 九条神樹 - 2009/02/06(Fri) 23:21:47 [No.594]
便利で不便な、GNドライヴ。 - そうりゅう あすか - 2009/02/01(Sun) 21:00:45 [No.580]
失敗 - 九条神樹 - 2009/02/06(Fri) 23:00:32 [No.593]
ミサイルコマンド - 文月7 - 2009/02/01(Sun) 19:55:59 [No.579]
セルゲイというキャラクター - 九条神樹 - 2009/02/06(Fri) 22:37:57 [No.592]
トランザムライザー… - 篠原勇希 - 2009/02/01(Sun) 19:00:11 [No.578]
スパロボでは - 九条神樹 - 2009/02/06(Fri) 22:25:31 [No.591]
これ何てブラスティングゾーン?(追記) - 祥 - 2009/02/01(Sun) 18:39:52 [No.577]
人の心 - 九条神樹 - 2009/02/06(Fri) 22:12:08 [No.590]


機動戦士ガンダム00 #17『散りゆく光の中で』 - 九条神樹

「地球が駄目になるかどうかの瀬戸際なんだ!
やってみる価値ありますぜ!」

もちろんほとんどの方がこの場面を思い出されたこと
でしょうね(笑)。
大規模な災厄を前に主義主張を問わず人々の心が一つになる、と
いうのは、実はソレスタルビーイングが一期で行おうとしていた
ことそれ自体でもあります。スメラギさんはじめトレミーの面々は
自分たちの思想が具体化されたその場面を目の当たりにして
何を思ったのでしょうか。

で、人々の心が一つになった!と感動させたところで、その直後に
やっぱり人の憎しみって解けないよね、という親殺しの場面を
もってきて冷や水ぶっかけちゃうあたりが、スタッフも実に
いやらしい作り方(笑)。しかも「勘違い」によるもの、つまり
「人の心って分かり合えない」ことの象徴ともいうべき事件で
あったことは実に皮肉な展開といえるのでしょう。
セルゲイを救おうとしたマリーを妨げたルイスもまた、沙慈に
対する勘違いを抱き続けたままなわけで、わかり合いの難しさを
切り取ったような場面でしたね。
セルゲイは00世界での一番の人格者、という言われ方をすることが
多く、またそれは確かにその通りであったろうとも思います
けれども、自ら認めていたように、アンドレイへの接し方は
突き放すでも無く包み込むでもない不十分なもので、そうした
彼の生き方は、アロウズにもクーデター派にも反抗もしきれず
身を任せきることもできない、いわば彼の不器用さと一脈通じる
ものがあったようにも思えます。

さて軌道エレベーター倒壊の危機を救うため、という大義名分は、
沙慈とマリーを戦場に引っ張り出すのに実に都合のいい
シチュエーションでもありました(笑)。もっとも、自ら
GNアーチャーに乗り込んだであろうマリーとは逆に、沙慈は
結局今回も、刹那に請われたからオーライザーに乗るという
流れで、どこまでも自分の意思では動かない、動けない子だなあと
思わせてくれます。残り話数も少なくなってきましたが、彼が
自らの意思で動くのは最後の最後にルイスを救うための一回だけ、
とでもいう感じになるのでしょうかね。


[No.576] 2009/02/01(Sun) 18:06:13

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