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わかり合い、理解し合うことへの、根本的な悲観を今回の物語は 提示したのかなというところですね。親発言にも書きましたが 一瞬人の心が通じ合ったか、と思わせる共同戦闘の直後に、 セルゲイの死を持ってくることで、人の心の通じ合いという 理想が一層ネガティブに捉えられなおした、というところなの かもしれません。そのためには、最も人望があるキャラクターを 最も報われない形で死なせるという無情な結末が必要だったのかも しれませんね。 その上で、そうまで分かり合えない人間たちを、じゃあ どうしようか、という全体のテーマにもつながっていくのかも。 キャラクターレベルで見てみると、不理解の象徴的な存在に されてしまったアンドレイもちょっとかわいそうでは ありますね(笑)。事実上セルゲイを殺すためだけの新キャラと いう位置づけに他ならず、アンドレイ個人は(以前、 そうりゅうさんもおっしゃっていたように)ありきたりな理由で 父を恨むというだけのキャラクターとしてしか造形されていない ことは哀れを感じなくもないですし、また作品としても残念では あります。まあ、この父殺しをきっかけにして、残り話数の 少ない中で、アンドレイがキャラとして大化けする可能性も もちろんあるわけですけどね。 [No.590] 2009/02/06(Fri) 22:12:08 |