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彼にとって大事なのはマネキンだけですからね(笑)。それ以外の すべての価値基準、理想も大義も誇りも未来も革新も、愛の前には 何ほどのこともない、という、ある意味本作の彼以外のすべての キャラたちを風刺した存在なのがコーラなのかもしれません。 一期20話のマネキンとの会話、 「今、世界は大きな変革期を迎えようとしている。そのことについて考えるようなことは無いのか?」 「はい、無いです!」 がそれをもう端的に表しているわけで(笑)。 そういった、表面的にはただのコメディメーカー、深読みすれば テーマ性への挑戦あるいは揶揄といったポイントにあるキャラ だけに、あまり全面的に取り上げると逆にうるさくなってしまった 可能性はあるでしょうね。だから今くらいの露出の仕方でちょうど よかったのかな。登場すればそれだけで話題をさらって行って しまうキャラなので、なかなか使えない、という理由も あったかもですが(笑)。いや個人的にも好きなキャラなので もっと登場してほしかったという気持ちはあるのですが。 イノベイター。 アロウズとイノベの二重支配構造というのがうまく描き切れて おらず、その結果イノベとソレビにとって重要なヴェーダの 価値というのがアロウズ抗争の中に隠れてしまった部分はあるの でしょうね。カタロンあるいは反対派がイノベの存在を暴き、 それに伴ってヴェーダの重要性が世界にアピールされる、と いったような流れならば、あるいはこのラストバトルも物語的に 焦点になりえたのかもしれません。 本当はとても重要な戦いなのだけれど、それを知る者は (実際に戦っているものたちの中でさえ)ほとんどいない、と いうような皮肉めいた戦いで散っていくことが、ソレスタル ビーイングにもイノベイターにもふさわしい末路である、という ような捉え方もできなくはないですけどね。 [No.660] 2009/03/13(Fri) 19:03:38 |