[ リストに戻る ]
No.683へ返信

all 機動戦士ガンダム00 #24『BEYOND』 - 九条神樹 - 2009/03/22(Sun) 18:00:58 [No.683]
超ミノフスキー粒子みたいな。 - 暗之云 - 2009/03/25(Wed) 00:23:42 [No.691]
GN粒子 - 九条神樹 - 2009/03/27(Fri) 20:56:55 [No.701]
なんつーか - ぺいりあん(palien) - 2009/03/23(Mon) 01:10:51 [No.688]
たましい……ですわね。 - 九条神樹 - 2009/03/27(Fri) 20:27:36 [No.700]
これ何てGHOST IN THE SHELL? - 祥 - 2009/03/22(Sun) 19:42:11 [No.686]
ビリーもアンドレイも - 九条神樹 - 2009/03/27(Fri) 20:11:55 [No.699]
なるほど!セラフィム放置した理由がここに・・・。 - そうりゅう あすか - 2009/03/22(Sun) 19:12:41 [No.685]
いつの間にか。 - 九条神樹 - 2009/03/27(Fri) 18:54:14 [No.698]
刹那は… - 篠原勇希 - 2009/03/22(Sun) 19:04:30 [No.684]
異能者とPS - 九条神樹 - 2009/03/27(Fri) 18:09:24 [No.697]


機動戦士ガンダム00 #24『BEYOND』 - 九条神樹

ラス前です。
刹那が仲間各人の思いを拾っていく場面は、1stのラストで
アムロが仲間たちへ個別に思いを届けたのとちょうど反対の形。
おそらく意図的に逆のシチュエーションを作ったのでしょうね。

真のイノベイターとなりわかりあいを促すためのイオリア計画。
脳量子波空間は、一気に全員分のドラマパートをまとめることが
できて、なんとも便利な道具だなという感じです(笑)。
ちょこっと話したくらいでわかりあいができるなら、これまでの
経過は何だったのかと思わなくもないところですけどね(笑)。
急にソーマが物分かりがよくなったりとか、ビリーの怨念が
鎮まったりとかも、きっとGN粒子がすんごい癒し的な要素を持って
いるからなのでしょう。ということにしましょう(笑)。

……にもかかわらずサーシェスの狂気はおさまらなかったとか
ありますけどね。サーシェスは彼なりの戦う理由を持っている
ようなことが暗示されていましたが、その辺はうやむやになって
しまったのかな。まあ別に単なる戦争狂でもいいとは思うの
ですが、ここで「わかりあい」の例外を早速作ってしまった
ことに関しては、テーマ的にどうなんだろうと思わなくも
ありません。かといって、サーシェスと分かりあうってのも
気持ち悪いですけどね(笑)。
ただ、こいつとはわかりあえるけどこいつとは無理、という区別が
あるのだということを最初から許容してしまったら、それは結局
現状の世界と質的に変化したものとは言えない気もしますが、
どうなんでしょうね。単純な理想社会を無条件で容認しないという
作り手側のメッセージではあるのでしょうけど、それは一種の
照れ隠しにも思えます。

まあ、(あっけなさ、拍子抜けが残るとはいえ)相互理解の場面はそれでいいとしても、結局あの戦場にいた極めて少数の人間たちに
しかその交感は為されていないわけで、人間すべてのわかりあいを
象徴させる舞台としては、その規模があまりにも小さいという
ことはちょっと気になったころかも。まあ、おそらく刹那が、
ラストには地球全体を光で包むのだろうとは思いますけど。

ただもっと本質的な問題は、やはりそういった人間の革新が
一個人によって人工的に栽培されたという部分になるのでしょう。
人が自らの力で自由を得なければ意味がないと、スメラギさん
自身がセリフで明言したばかりなわけですよね。にもかかわらず
誰かの計画に乗っかって得た超克の力は、それは本当に超越したと
いえるものなのだろうか、という疑問は本作の根本的な命題に
関わるものとして残ってしまうのでしょうか。あるいは次回の
最終回でさらに何らかの逆転が用意されているのかな。


[No.683] 2009/03/22(Sun) 18:00:58

Name
E-Mail
URL
Subject
Color
Cookie / Pass

- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS