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No.1837に関するツリー

   機動戦士ガンダムAGE 感想ツリー 第2クール - 九条神樹 - 2012/01/15(Sun) 17:31:43 [No.1837]
★☆第26話『地球 それはエデン』★☆ - 九条神樹 - 2012/04/08(Sun) 17:52:05 [No.1994]
「ウルフ隊長のことか―――っ!!!」 - 暗之云 - 2012/04/08(Sun) 23:41:44 [No.1996]
たった一つのシンプルな答えだ - 九条神樹 - 2012/04/14(Sat) 14:35:46 [No.2000]
((合掌)) - 篠原勇希 - 2012/04/08(Sun) 20:35:57 [No.1995]
グルーデックと並んで - 九条神樹 - 2012/04/14(Sat) 14:18:50 [No.1999]
★☆第25話『恐怖のミューセル』★☆ - 九条神樹 - 2012/04/01(Sun) 18:00:52 [No.1983]
マジシャンズ8改めマジシャンズ6 - 暗之云 - 2012/04/01(Sun) 21:33:32 [No.1985]
サブキャラの扱い - 九条神樹 - 2012/04/07(Sat) 13:09:55 [No.1991]
ヴェイガン脅威の技術力 - 篠原勇希 - 2012/04/01(Sun) 20:32:19 [No.1984]
ヴェイガンは - 九条神樹 - 2012/04/07(Sat) 12:53:58 [No.1990]
★☆第24話『Xラウンダー』★☆ - 九条神樹 - 2012/03/25(Sun) 18:00:16 [No.1972]
言ったとおり,復讐という亡霊に取り付かれ - 暗之云 - 2012/03/26(Mon) 23:38:43 [No.1974]
グルーデックの場合 - 九条神樹 - 2012/03/31(Sat) 10:24:14 [No.1977]
ロマリー脅威の女子力! - 篠原勇希 - 2012/03/25(Sun) 19:53:46 [No.1973]
エミリーは - 九条神樹 - 2012/03/31(Sat) 09:58:55 [No.1976]
★☆第23話『疑惑のコロニー』★☆ - 九条神樹 - 2012/03/18(Sun) 17:48:19 [No.1958]
グルーデックが普通に出所って… - 暗之云 - 2012/03/19(Mon) 22:10:54 [No.1960]
ヘルズ・マジシャン - 九条神樹 - 2012/03/24(Sat) 14:57:52 [No.1970]
ネタかぶり… - 篠原勇希 - 2012/03/18(Sun) 20:09:34 [No.1959]
階級もですが - 九条神樹 - 2012/03/24(Sat) 14:41:46 [No.1969]
☆★第22話『ビッグリング絶対防衛線』★☆ - 九条神樹 - 2012/03/11(Sun) 18:00:15 [No.1950]
「凄い戦術!」の描写には期待せず、 - 暗之云 - 2012/03/14(Wed) 00:50:49 [No.1952]
期待の新人 - 九条神樹 - 2012/03/17(Sat) 15:59:41 [No.1955]
魔中年… - 篠原勇希 - 2012/03/11(Sun) 20:10:37 [No.1951]
母親と違う女性 - 九条神樹 - 2012/03/17(Sat) 15:40:40 [No.1954]
☆★第21話『立ちはだかる幻影』★☆ - 九条神樹 - 2012/03/04(Sun) 18:00:03 [No.1940]
ニュータイプをリセットする展開、略して - 暗之云 - 2012/03/06(Tue) 00:09:44 [No.1943]
物語の - 九条神樹 - 2012/03/10(Sat) 10:08:37 [No.1947]
出世街道まっしぐら… - 篠原勇希 - 2012/03/04(Sun) 20:18:29 [No.1941]
適性検査 - 九条神樹 - 2012/03/10(Sat) 09:40:02 [No.1946]
★☆第20話『赤いモビルスーツ』★☆ - 九条神樹 - 2012/02/26(Sun) 17:53:41 [No.1926]
「シャアだ!赤い彗星だ!逃げろ〜」 - 暗之云 - 2012/02/28(Tue) 23:44:33 [No.1930]
シャアは - 九条神樹 - 2012/03/03(Sat) 12:42:33 [No.1937]
お兄さまアレを使うわ… - 篠原勇希 - 2012/02/26(Sun) 20:00:27 [No.1927]
デシル - 九条神樹 - 2012/03/03(Sat) 12:22:26 [No.1936]
★☆第19話『アセムの旅立ち』★☆ - 九条神樹 - 2012/02/19(Sun) 09:37:10 [No.1907]
見ました。 - 九条神樹 - 2012/02/23(Thu) 06:27:32 [No.1914]
ガンダムAGE2初登場。 - 暗之云 - 2012/02/20(Mon) 00:06:55 [No.1910]
Zの初登場は - 九条神樹 - 2012/02/25(Sat) 11:43:55 [No.1921]
恐ろしい子… - 篠原勇希 - 2012/02/19(Sun) 20:05:40 [No.1909]
アセムの - 九条神樹 - 2012/02/25(Sat) 11:33:08 [No.1920]
たった1小隊のMS部隊で何が出来るの? - そうりゅう あすか - 2012/02/19(Sun) 18:25:05 [No.1908]
アリーサのポジション - 九条神樹 - 2012/02/25(Sat) 11:20:43 [No.1919]
★☆第18話『卒業式の戦闘』★☆ - 九条神樹 - 2012/02/12(Sun) 17:47:46 [No.1898]
自分は、多くの人を助けることができる・・・。 - そうりゅう あすか - 2012/02/13(Mon) 01:30:53 [No.1901]
故郷の惨状 - 九条神樹 - 2012/02/18(Sat) 10:17:42 [No.1904]
♪ぼくを見つめてた青い瞳 - 暗之云 - 2012/02/12(Sun) 23:10:22 [No.1900]
面白いのが - 九条神樹 - 2012/02/18(Sat) 09:56:30 [No.1903]
あんなに一緒だったのに… - 篠原勇希 - 2012/02/12(Sun) 19:56:35 [No.1899]
過去形ですねえ - 九条神樹 - 2012/02/18(Sat) 09:33:13 [No.1902]
★☆第17話『友情と恋とモビルスーツ』★☆ - 九条神樹 - 2012/02/05(Sun) 18:03:58 [No.1889]
コメディ回になりえた回かも? - そうりゅう あすか - 2012/02/05(Sun) 20:50:36 [No.1892]
やっぱり - 九条神樹 - 2012/02/11(Sat) 17:11:15 [No.1896]
マーズ、オーケー!、マーズッ!! - 篠原勇希 - 2012/02/05(Sun) 19:45:09 [No.1891]
フォーゼの - 九条神樹 - 2012/02/11(Sat) 16:49:31 [No.1895]
「最初からそうしろよ!」 - 暗之云 - 2012/02/05(Sun) 18:15:37 [No.1890]
ベタな学園モノ - 九条神樹 - 2012/02/11(Sat) 16:40:28 [No.1894]
★☆第16話『馬小屋のガンダム』★☆ - 九条神樹 - 2012/01/29(Sun) 17:53:38 [No.1862]
「お前を…殺す」 - 暗之云 - 2012/01/29(Sun) 20:48:03 [No.1865]
馬小屋 - 九条神樹 - 2012/02/04(Sat) 12:25:37 [No.1877]
AGE−2って、どこのブルーティアーズですか? - そうりゅう あすか - 2012/01/29(Sun) 20:41:45 [No.1864]
ナチュラルに - 九条神樹 - 2012/02/04(Sat) 11:41:24 [No.1876]
宇宙キターーー\〈◆〉/ - 篠原勇希 - 2012/01/29(Sun) 20:40:44 [No.1863]
ユリンとの出会い - 九条神樹 - 2012/02/04(Sat) 10:55:38 [No.1875]
★☆第15話『その涙、宇宙に落ちて』★☆ - 九条神樹 - 2012/01/22(Sun) 18:08:18 [No.1850]
救世主と復讐者 - そうりゅう あすか - 2012/01/24(Tue) 23:08:33 [No.1854]
復讐 - 九条神樹 - 2012/01/28(Sat) 11:27:39 [No.1860]
僕の名はAGE地球は狙われている… - 篠原勇希 - 2012/01/22(Sun) 19:55:47 [No.1852]
ウソバレ - 九条神樹 - 2012/01/28(Sat) 11:14:54 [No.1859]
「おまえたちは,なにものなんだ!?」 - 暗之云 - 2012/01/22(Sun) 18:52:52 [No.1851]
グルーデックの描写 - 九条神樹 - 2012/01/28(Sat) 10:53:10 [No.1858]
★☆第14話『悲しみの閃光』★☆ - 九条神樹 - 2012/01/15(Sun) 18:03:19 [No.1838]
ガンダムの主人公は女の子のトラウマ残さなきゃダメな... - そうりゅう あすか - 2012/01/15(Sun) 19:58:45 [No.1842]
ユリンに - 九条神樹 - 2012/01/20(Fri) 23:21:12 [No.1846]
ローゼスビット… - 篠原勇希 - 2012/01/15(Sun) 19:43:20 [No.1841]
台座の上に棒立ち - 九条神樹 - 2012/01/20(Fri) 23:01:01 [No.1845]
ああフリット…刻が見える! - 暗之云 - 2012/01/15(Sun) 18:57:37 [No.1840]
作画も演出も - 九条神樹 - 2012/01/20(Fri) 22:35:26 [No.1844]
[削除] - - 2012/01/15(Sun) 18:56:22 [No.1839]



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機動戦士ガンダムAGE 感想ツリー 第2クール (親記事) - 九条神樹

フリット編とアセム編で分けようかとも思ったのですが
一応クールごとに。


[No.1837] 2012/01/15(Sun) 17:31:43
★☆第14話『悲しみの閃光』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

雑誌やネット上での先行情報を知らない人でも、おそらくは大方が
予想していたと思われるユリンとフリットの別れの回。合わせて
デシルとの一応の決着を見た回でもありました。ストーリー的な
クライマックスは次回として、今回はフリット編の人間関係の
整理、というエピソードになったわけでしょうね。逆に言うと
ユリンとデシルしかフリットが深くかかわったキャラはいない
わけですが(笑)。

前回に引き続きバトルシーンはそれなりに見応えがあり、中でも
もうあれっきり登場しないかとも思われたタイタスに、最後の
見せ場が用意してもらえたのは良かったですね(笑)。演出的にも
全兵装を全開してのブチかましというのはタイタスのイメージにも
あっており、最初から不遇だったタイタスがようやく一花咲かせる
ことができたという感じでした。…それで終わりでしたが(笑)。
ウェアを次々換装して最後はノーマルで決着、というのも、
パターンとして悪くないですよね。ただもう少しバリエーションが
あった方が面白みは出たのでしょうが。

スパローの方も、デシルに対して激昂したフリットが機体の手脚を
切り飛ばして行き、最後に後ろから覗きこむ場面は、彼の感情を
メカで表現した印象的な作りでした。ここでフリットがデシルに
明確な止めを刺さなかったというのも、「命はおもちゃではない」
というセリフからの流れで一応納得はできますね。自分はデシルと
同じにはならないしなってはいけないのだという最後の自制と
言う感じで。
Zのカミーユのように、「なぜそうも簡単に人を殺すんだよ!
死んでしまえ!」って凄いセリフを言ってくれても良かったかも
ですが(笑)。でも、あれは古今東西を通じカミーユにしか
言えないセリフなのでしょうねえ(笑)。

物語的にはやはりフリットとユリンとの関係がメインになるわけ
ですが、ユリンがUEサイドに行き、MSに乗り込んだ理由としては
どうにも説得力を欠き、理不尽であったのは否定しがたいところ
ですね。まあ、F91でセシリーが一度クロスボーンバンガードの
パイロットになってたりしたのも、ずいぶん強引な流れで無理が
あったなあというのも思い出すところですが(笑)。
ミンスリーで義父と上手くいっておらず、自分の居場所が
フリットの元しかない、というところまで追い詰められていた
ユリンとしては、たとえ敵としてでも再会する方を選んだ、という
ことになるのでしょうかね。

それでもユリンが散るシーンの演出はそれなりに情感があり
印象に残りました。フリット編がもう少し長く、そしてユリンと
フリットとの触れ合いをもう少し丁寧に描けていれば、もっと
伝わるものがあったでしょうね。


[No.1838] 2012/01/15(Sun) 18:03:19
[削除] (No.1838への返信 / 2階層) -

この記事は投稿者により削除されました

[No.1839] 2012/01/15(Sun) 18:56:22
ああフリット…刻が見える! (No.1838への返信 / 2階層) - 暗之云

今までのが何だったんだと思うほどの完成度の高さ。とくにユリンの描写は「フリットとはついこの前別れたばっかりなのに「やっと会えた」は不自然」という一点を除けばパーフェクト。その場面にしても、顔を上げたときの寂しげな笑顔が埋め合わせてくれる。

ユリン機が突き刺されたときには「宇宙で波がザパーン」とかやりかねないなと身構えていたけど、いやもう、リボンが飛ぶわ森の中で四季が流れて雪景色の暗転から炎に包まれて……で、かなりの名場面になってました。挿入歌も雰囲気に合っていたし。

今回はとにかく、脚本・演出・作画とどれも満足のいくレベルなんだけど、それだけに基本設定レベルからのチグハグ感が気になって仕方ない。

何故か敵味方で交信できて、一瞬を争うドッグファイトの最中でも口喧嘩を繰り広げる……というのは結構ナンセンスなんだけど、なんだかんだいっても「ガンダム」はそれが一番盛り上がるんだなと今回思い知らされた。

となるとそもそも、UEは宇宙怪獣ともMSともつかない謎の敵だという設定が、まるで意味がなかったよねという話になってしまう(苦笑)。

「UEとは、姿かたちは地球人と同じだが異星人である」という認識だったはずなのに、「デシルだって本当は戦いたくないはずだ!」とか「命のやり取りなんだ!」とか、やっぱり話がつながっていない(これに関しては過去の描写、台詞のほうが悪かったと思いますが)。

さっき誉めたユリンの死の場面にしても、意地悪く見れば「フリットと過ごした時間はそこまで濃密じゃないだろ」というツッコミどころがあって、こっちを幼馴染にするか、少なくとも数カ月という単位で一緒に過ごしてないとちょっと不自然。

第二世代は最初から基本設定が整理されていると良いのですが…。

あ、そうだ。一点だけ看過できないツッコミどころ。なんぼ海賊が流行りだからといって、接舷してもとい接岸して白兵戦というのはないだろー。海兵隊じゃあるまいに。そりゃまぁ艦砲戦だけでは制圧はできないけどさ。


[No.1840] 2012/01/15(Sun) 18:57:37
ローゼスビット… (No.1838への返信 / 2階層) - 篠原勇希

バラではないけど。

ユリンのMSファルシア。
エレゴレラのように一切の操縦ができなければ(合掌)

エルメス、というよりガッデスに近いか?、
エクストリームガンダムにも似たような感じのものも…


残り一話なので、
次以降へのXラウンダーの力を見せつけるために、
ユリンは犠牲に…

フリットのトラウマは確実ですね…
自力でのトランザム並みの機動に、
スパローはオーバーヒートしているような感じ。


タイタスも最後の仕事を(敬礼)


デシル。
ガンダムに異常にこだわる指揮官ななるのはは確実かと。


地上侵攻用、
結局侵略者だったのかUE?。


そして、
結局ユリンは天然物のXラウンダー?。

ガンダムが最初に撃破したガフランのパイロットだとばかり。
最初のコロニー侵攻もユリンの奪取が目的だったのだろうか…


[No.1841] 2012/01/15(Sun) 19:43:20
ガンダムの主人公は女の子のトラウマ残さなきゃダメなの? (No.1838への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、ユリンちゃんが自らUE側のパイロットになる理由がホントよくわかりませんでした。

デシルくんとその親玉に無理やり乗っけられて、Xラウンダーのシンクロだけをさせられる生体CPUとなっていたのをフリットくんのXラウンダーの能力で意識を取り戻し、フリットくんを庇ったのなら納得が出来ます。
また、フリットくんとエミリーちゃんの中むつまじい姿を見てUE側に行ったけど、「ダメ、殺せないわ!」と東○動画ロボット路線のパターンで、デシルくんに裏切り者として始末される結末でも納得できます。

結局、ユリンちゃんはフリットくんを庇う形でお亡くなりになるフラグは最初っから立っていたんですね。
でも、そんなことはエミリーちゃんはつゆ知らず、ディーヴァで「マジ天使」をして居るのでした。

>ユリンちゃん
コクピットは頭部にあるんだから、胸部のジェネレータが崩壊する前にスパロー+Xラウンダーの能力でコクピットを切り離せなかったのかなと。
それこそ、彼女が生死不明で後々の2部での再会劇を物語の広がりとできるのに・・・。

>デシルくん
「僕は負けてないんだ〜!!」
と宇宙の虚空へ消えていく姿は、なんか悪人ぽい感じです。
2部以降でフリットくんたちへの復讐鬼として登場するのかな?

次回、UEの秘密が明らかに?

では


[No.1842] 2012/01/15(Sun) 19:58:45
作画も演出も (No.1840への返信 / 3階層) - 九条神樹

なかなか気合の入った作り方になっていましたが、逆にいうと
それだけの差異を付けられ、ヒロインとして完全に食われた
エミリーが哀れという気がしなくもありません(笑)。ユリンが
ララァのポジションだとすると、二世代目でも「フリットの寝言で
ユリンの名を聞いた人はかなりいるんだ」みたいなことになって
いそうで不憫ですね(笑)。今のところはフリットからエミリー
への感情がまるで描かれていないために、ユリンを重視して描き、
それが上手くいけばいくほど、今度はエミリーの立場が浮いて
くると言う羽目にはなっている気はします。

問答。
敵と会話が成立しない設定のロボットものも、トップやダイ・
ガード、マクロスF、さらに00の劇場版などあることはあり、また
それらがすべて盛りあがらなかったかと言えばそんなこともない
ので、結局は見せ方次第、という平凡な結論になってしまいそう
ではあります。
ただ、ちょっと考えてみると、トップもダイ・ガードも
複数パイロット制で、問答を敵とする代わりに味方同士でする
ことにより、疑似的な問答演出を行えていたのかも、とか言う
気もしますね。深くか考えてみたわけでもないのですけど(笑)。


[No.1844] 2012/01/20(Fri) 22:35:26
台座の上に棒立ち (No.1841への返信 / 3階層) - 九条神樹

でありながら人間型のフォルムって言うのが何かシュールな
味を出していましたねファルシア(笑)。それ自体、制御が
できないユリンの束縛された姿を象徴しているということなの
でしょうし、それはそれでなかなか面白い意図のデザインでも
あるかもしれませんが。

タイタス。
V-MAX状態(笑)でブッ飛んで行った時はカッコよかったの
ですが、ラストが踏ん張りポーズでゲートをこじ開けてたのは
ちょっと面白かったです(笑)。ザブングルとかウォーカー
ギャリアみたいな感じで、パワータイプのタイタスのイメージには
あってるとも言えるのでしょうけれど、あの場面で脛を内側に
曲げずに、外側に向けて踏ん張るだけでも、同じことをしても
印象は違うのになあ、と思ったりも。


[No.1845] 2012/01/20(Fri) 23:01:01
ユリンに (No.1842への返信 / 3階層) - 九条神樹

視聴者が感情移入するためには、なぜユリンがUEサイドにいる
ことを強いられているんだ!なのかを納得できるように説明して
もらわないといけない気がするのですが、その部分がどうも
十分だったとは言い難いために、散華のシーン自体が出来が
良くても、そこに至るまでの準備が整っていないちぐはぐさを
感じてしまいますね。ユリンと一度別れさせず、一緒に乗せた
ままでドラマを進行した方が良かったのかな?でも、一度別れた
からこそ、ユリンはフリットの側だけが自分の居場所だと確認
できたのかもしれませんし、難しいですね。

デシル。
彼を殺さなかったのは、「命を玩具にしない」というフリット
自身の言葉の流れからも理解はできますが、でもそれ以外の
UEは容赦なく撃破してるのはどうなのかという話にはなってしまい
ますね(笑)。玩具にしているのではなく、やるべきことをやって
いるから殺しているのだ、ということなら、デシルを殺しても
構わないことにもなります。単にデシルに情を移して殺せな
かった、ということになると、今度はフリットの覚悟が甘かった、
あるいはユリンを失った怒りが鈍かったということにもなりそう
ですが、そう端的に割り切れない行動をするからこその人間でも
あるのかもしれませんね。


[No.1846] 2012/01/20(Fri) 23:21:12
★☆第15話『その涙、宇宙に落ちて』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

フリット編のラストです。

フリット編、と言うには、これまでフリットのキャラクターは
その輪郭があいまい過ぎてとらえどころがない感があったのですが
無力感に苛まれ、それゆえに「救世主」への脅迫観念ともいうべき
強烈な願望をを形成してしまった今回のラストで、ようやく彼と
いう人物が立ったような気もしますね。フリットが救世主願望を
有していたのは最初からではあるのですけれど、それが病的に
歪んだものであることの描写はもっと序盤から強調しておいても
よかったかもしれませんね。

……まあキャラクターの輪郭があいまいなのはフリットに限らない
のですけども(笑)。ディケがその最たるものですが、ラーガンも
結局ほとんど存在意義のないままでしたしね…。

フリットが最後に涙を流していたのは、人を撃つことが
出来なかった自分自身の甘さに対してでもあるのかもしれず
ガンダムというツールを持たずともなお、生身で敵を撃てる
救世主にならなければならないというマインドセットが為された
ようにも思います。

UEの正体は見捨てられた火星植民地の生き残り、ということで、
木星トカゲあるいはクロスボーンの木星帝国を想起させるところ
ですね。彼らの正体を明示するのは三世代目かとも思っていたの
ですが、デシルなどの明らかに人間的なキャラクターを登場させて
いる以上、これ以上異星人で通すのは難しかったかもしれません。
もっとも、過去の経緯が明かされたからと言って、連邦軍がUEの
跳梁跋扈を黙認している理由には今一つならない気はするの
ですが、まだ何か理由があるのでしょうか。

今回面白かったのはグルーデックの言動で、まあ相変わらず
要塞攻略が行当りばったりすぎないかとか、そんだけ知識あるなら
最初からちゃんと話せよとか色々あるのですけども(笑)、
復讐者というタームで統一してみると、第1部はむしろ
ヴェイガンに対置される存在としてグルーデックが主人公で
あったのかもしれませんね。アラベルに対して自分が父の
殺害者であることを告げ、自分と同じような人生を送れと呪詛とも
言える言葉を残した彼の姿は、復讐の無為・悲惨さを十分に
知りつつも、それに対してどうしても対抗できない人間の哀れさを
感じもします。

次回からはアセム編がスタート。
復讐者であるフリットと、おそらく和解への道を模索するので
あろうキオとの間で、アセムはどのようなポジションに位置づけ
られるのかを注目したいと思います。


[No.1850] 2012/01/22(Sun) 18:08:18
「おまえたちは,なにものなんだ!?」 (No.1850への返信 / 2階層) - 暗之云

「にんげんさ・・・.ちきゅうに みすてられたな.」
「にんげんだと!?」
「そうさ,かせいいみんの いきのこりだ!
 われわれは,150ねんまえ,じんるいの きたいを うけ,
 たびだったのだ.しかし,ちきゅうは うらぎった!!
 われわれを みすてたのだ!!」

UEの正体、事前に「重装機兵レイノス」だとか「機動戦艦ナデシコ」だとか予想していたわけですが、まさか何のひねりも無くそのまんまだとは、逆に予想外だった(苦笑)。

設定には後ほどツッコミを入れるとして、ストーリー面ですが……。前回の段階でユリンの死、デシルの退場、スパローとタイタスの大破と、盛り上がる要素はやり尽くしたので、あとは残りカスの後始末なんだろうなと思っていたら、その予想をすら下回ってくれた。

ビグザムモドキには何の見せ場もなく、何しに出てきたのかわからない。戦闘中に前回と同じ「リボンが飛んでシーンが切り替わり、幻想の森の中でフリットとユリンと対話」という場面を臆面も無くまたやるが、演出のセンスがあまりにも幼稚で笑える珍場面になっている。ボスキャラが追い詰められてベラベラと自分たちの正体を語りだす、なんてのは悪い意味であまりにRPG的。そして活躍もピンチもないままラーガンが生き残る(笑)。

唯一感心したのは、グルーデックの極悪っぷり。「お前の父親を殺したのはこの私だ」と潔く告げるから、てっきり言い訳でもするかと思いきや「復讐という亡霊に取り付かれて悲劇的な人生を歩め」ってスゲーなおい。あの子供を第二世代編のボスキャラにするための物語上の都合もあるのでしょうが、ここだけは感心しました。

さて。UE改めヴェイガンの正体、今に至る経緯が明かされたわけですが……。
「150年前、人類は増え過ぎた人口を地球圏に抱えきれなくなった」……。ええと、けれど火星移住計画は失敗して、で、人口問題はどうなったの? 「蔓延する死病の恐怖と戦いながら、火星圏に国家を築いた」……。ええと、で、どうやって死病を克服したの? 「イゼルカント様の志は、そんな低次元のものではない」……。ええと、どんな高次元の志ならば「正体を隠しつつ15年間コロニー襲撃を散発的に繰り返す」という戦略を選択するの? ていうか15年前かそれ以前に地球圏に帰還できてたってことにならない? 「イゼルカント様の計画は貴様らに理解できるはずが無いっ!」って言われてもなぁ。そらぁわからんよ。

次回からは時代が飛んで第二世代編になるわけですが、なぜこの絶好の機会に中核スタッフの首の挿げ替えをしないのかと甚だ疑問です。ここまで全話感想を書いてきましたが、今のままだとちょっとツライかなぁ……。


[No.1851] 2012/01/22(Sun) 18:52:52
僕の名はAGE地球は狙われている… (No.1850への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…当初の予想通り木星帝国+木蓮でしたかヴェイガン(汗)

未来人がどうとかのウソバレもアレだけど、
やはりまんますぎるのも芸が無いですね。
知ってか知らずかはこの際どうでも良いんですが。

リゼル・ガントの計画も、人類殲滅なのかな…


デファース、
一期ラスボスとしてあっさりと(汗)

地上侵攻用として、
火力重視なのか格闘重視なのかかなり微妙な。


年齢以上に幼く描かれているせいで、
銃持って追いかける姿がかなり異常に…
計算されているわけでないのだろうけど…


あ、それとヤーク・ドレ、
あんだけガッチリスライド握りしめたら引き金引けないじゃ…

フリット編が終わっての雑感。
話の配分がかなり下手、
バトル少なめでセリフでの状況説明は改善してもらいたい。

それと作り系ガンオタとしての一つ。
一体完成させるのに一ヶ月弱かかるので、
商品のライフサイクルが短すぎるのが…


結局
AGE-1
ジェノアスカスタム
(関係ないけど)ケンプファー
の三体のみしか…
ウェアは手足だけ売ってくれればまだね。


[No.1852] 2012/01/22(Sun) 19:55:47
救世主と復讐者 (No.1850への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

みんなを敵から救うために戦うのが救世主で、個人的な身内の敵を殺すために戦うのが復讐者・・・。
何でしょうかねぇ?

>UE
ファーストコンタクトのは、ヒトの敵はヒトまで明かさないとだめなんでしょうかねぇ・・・。
なまじ、フリット編はシンフォギアのノイズとか喰霊の霊体、マブラヴのBETAのような人類との会話の成り立たない存在との戦いで止めておいたほうが良かったのかも。

>フリットくん
軍の施設で育ったとはいえ、ユリンちゃんの敵を討つためには、もうちょっちハンドガンの射撃訓練くらいしておけば良かったね。
まあ、サボった(?)おかげで復讐の連鎖はグルーデックさんが全部受けてくれたけど。

>アンバット突入クルー
てっきり、艦長以下ブリッジ要員だけで突入したと思っていたので、2人犠牲なったから、ディーヴァのブリッジも淋しくなるなぁと思っていたら・・・。
2人はモブキャラだったのね。

>OP
ここ何週間か前からラスト近くでディーヴァの代わりに謎のシルエットが手前から飛んでました。
どうやらAGE−2のようですね。

では


[No.1854] 2012/01/24(Tue) 23:08:33
グルーデックの描写 (No.1851への返信 / 3階層) - 九条神樹

キャラクター的に一期の収穫だったのはグルーデックと、あとは
まあウルフですかね。ウルフも初登場回が個性強かったくらいで、
あとはだんだん埋没していってしまいましたが。それに対し、
グルーデックは最初(艦を奪取した時)と最後に見せ場を
もらって、トータルでなんとなく印象が強くなったという意味では
得をしたのかも(笑)。

グルーデックの真の復讐は、単にギーラを殺しアンバットを
落とすというだけのものではなく、むしろアラベルに自分と同じ
凄惨な人生を歩ませるということで、それをなした時にこそ最大の
復讐として完成されたものであったのかもしれません。
アラベルが自分を殺しても復讐者として空虚な人生を送らせたと
いう意味で成功であり、自分を殺せなくても相手に憎悪を持たせた
まま仇を討たせてやらないという意味で成功であるわけですから
この時点でグルーデックはどう転んでも勝ちなんですよね。

そのグルーデックの傍らにいたフリットは、グルーデックの
狂気を目の当たりにしながら、なお自分もグルーデックと同じ道を
歩もうとしているという点でまた哀れでもあります。ただ、
グルーデックは自らが「亡霊に取りつかれた」ことを自覚した上で
復讐者となっているのに対し、フリットは恐らくそれを自覚
できないまま、救世主という言葉の響きにすがって自己正当化して
しまっているのであろう、というところがなおさら悲惨であり
道化でもあるのでしょうけれど。

……あれ、なんかこう書いていくと、まるでフリット編が
割と面白かったようにうっかり勘違いしてしまいそうなので
気をつけなきゃ(笑)。


[No.1858] 2012/01/28(Sat) 10:53:10
ウソバレ (No.1852への返信 / 3階層) - 九条神樹

開始前にはガンダムがしゃべる!? とか言う話もありましたね
AGE(笑)。それは公式にすぐ否定されましたが、ジョークと
してのネタにせよ、あるいは意図的な誤情報にせよ、さらには今
話題のステルスマーケティング(笑)にせよ、何らかの形で
情報にノイズが入ってしまうのは今の時代もう避けられない話なの
でしょうね。プリキュアとかもそうですし(笑)。

それはそれとして、まあ確かにUEの正体がちょっとストレート
すぎると言うのは残念なことですね。何か捻ればいいというもの
でもないのでしょうし、また今の時代にまったくの新鮮な展開を
用意するのも難しいのかもしれませんが、背後に他の作品の影が
くっきり見えてしまうと、やはりそれだけでちょっと興は醒めて
しまうものでもあります。AGEは歴代作品の模倣……というか
パロディをかなり意図的に色々入れてきてるところを見ると、
UEの正体自体もパロディなのかなあ(笑)。


[No.1859] 2012/01/28(Sat) 11:14:54
復讐 (No.1854への返信 / 3階層) - 九条神樹

フリットが復讐者となるためには相手が人間である方が話としては
いいのかなあと言う気もしますね。化け物ではなく、自分と同じ
人間であってもなお復讐を思いとどまることができない、あるいは
人間であるからこそなおさら復讐の念が募る、という描き方の
方が、より人の業といったようなものを見せることができるような
感じはします。
UEの正体を明かさないまま進行し、最後にひっくり返して、
自分たちのやってきたことは何だったんだー!って展開でも
それなりに美味しそうではありますけどね。

クルーの戦死者。
誰が同行し誰が戦死したのかよく分からない(モブかどうかさえ
一見して区別できない)というのが、なんというかAGEのキャラの
描き方の薄さをよくあらわしているんじゃないかなあという気が
しますね(笑)。ブリッジクルーはおろかメインキャラたちでさえ
十分には見せ場をもらっていないのですから仕方ないのかも
しれませんが(笑)。


[No.1860] 2012/01/28(Sat) 11:27:39
★☆第16話『馬小屋のガンダム』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

アセム編のスタートです。
「馬小屋にガンダムが隠してあるくらい言って下さいよ!」的な
エピソードで(笑)、Zでのカツのあのセリフは、それが陳腐な
シチュエーションであるという理解を前提にした上で吐かれる
現実への空しい反発であるわけでしたが、AGEはそれを真正面から
やってくれましたね(笑)。
もっともアセム編の、特に学校生活上の描写はかなりテンプレと
いうか、悪く言えば古臭く、よく言えば王道の見せ方でしたし、
それと合わせて考えると、陳腐というかベタな見せ方を意図的に
しているのかもれない、という気もします。

フリットは案の定ガチガチの復讐者へと成長してしまっており、
前代の主人公をこうまではっきりと否定されるべき対象として
描いているのはなかなか大胆ではあります。それが単なる異常人格
というのではなく、家庭ではそれなりにいい父親であるらしいと
いうギャップもちょっと面白いところかも。
エミリーやバルガスなど、フリットの周囲の人間は、誰も
フリットの歪みを諭せなかったのか、という気もしますが、
元々フリットは人の言うことをあまり聞かずに突っ走る子だと
いうのは一期の時点である程度描写されていたことでも
ありましたね。

そして新主人公のアセムは、初登場時は一瞬カミーユのような
エキセントリックな感じの子かとも思いましたが、特にそういう
わけでもなく、割と穏当な主人公的性格のキャラクターという
感じですかね。父親に対する強いこだわりはちらちらと見える
ところであり、幼いころからそのようにマインドセットされて
いれば戦いにも挑むよなあという説得力はありましたね(笑)。
そのファザーコンプレックスを乗り越えていくのが、アセムの
成長という物語になっていくのでしょうか。

もちろん、ガンダムを一個人の私的所有にして隠匿しとくのかよ
とか、相変わらずあっさりコロニー内に侵入されすぎとか、その辺
ないことはないのですが(笑)、印象としては比較的普通の
ロボットものの一話として見ることができたかなという感じは
あります。
とはいえ、それはまだキャラクターたち及び世界の状況が十分に
動き出していないから単に齟齬が見えていない、というだけかも
しれませんので(笑)、あまり過大に期待はせずに、しかし注目は
していきたいところですね。


[No.1862] 2012/01/29(Sun) 17:53:38
宇宙キターーー\〈◆〉/ (No.1862への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…というか最初から宇宙ですが。
MS部の兵学校とか士官学校だからあるわけでないのね、
カミーユが使っていたジュニアMSみたいですが。


強いられたヴェイガンとの戦争。
正直ここからスタートでも(汗)。

遠すぎて散発的にしか攻撃でない、
なので地球側も火星遠征まではできないから。
余計長引いているのだろうと。


ブルーコスモスばりに凝り固まったフリット、
その思想を作るのが目的だったのなら、
ユリンとの出会いは結果的に不幸だったのだな…



MS、
地球側は主力シャルドール改、
支援ジェノアスII。
次期主力機アデルという感じか。

ネモ、ジムII、ジェガン、
というより。
スーパーホーネット、
ストライクイーグル、
ラプターという感しでしょうか。

火星側、
ドラドは少しシンプルすぎるかな〜
「悪い宇宙人」的な方向を極めて欲しかった気も。


[No.1863] 2012/01/29(Sun) 20:40:44
AGE−2って、どこのブルーティアーズですか? (No.1862への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

デザインを最初見たとき、あたしゃ、そう思っちゃったのは秘密です。

>馬小屋のガンダム
ホント、ケレン味が有りすぎで、マジに干草の下に隠してあるもんなぁ。
バルガスじいちゃんはどうやって整備してたんでしょう?
本格的な整備用ベッドがないのに・・・。

閑話休題

>アセムくん
一応学生でMS部に所属しているようだけど、操縦技術は学生の領域は出てない様子。
そんな彼にAGEデバイスを渡して、みんなを「守れ」なんて・・・。
酷い父ちゃんだフリット司令。
でも、次世代への嫁候補の一人は、学園のアイドルに決定だね。

>ゼハートくん
ライバルが同じ学校へ転校してくるなんて、どこのフォーゼですか?(爆)。
あと、夏のコミケは絶望ネタかワカメくんネタに振られそう・・・。
或いは、ティエリアネタでヤサイと化すのか?

>エミリー
てっきり、フリットくんと一緒に軍属となって、副指令ぐらいに収まって居るかと・・・。
でも、フリットくんが居ない家庭を守るという大任はそれに匹敵するかな?
物語がディーヴァに移ったらアセムくんの妹ちゃんと共に画面には出なくなっちゃうかも?

では


[No.1864] 2012/01/29(Sun) 20:41:45
「お前を…殺す」 (No.1862への返信 / 2階層) - 暗之云

「お前を…殺す」とは言いませんでしたが、イケメンでミステリアスな転校生が敵のスパイ、という「ガンダム」とは別の次元でベタな展開になってきました。エンディングを見る限り、その設定を学園ものシチュで引っ張るようなので、そういうものとして面白くなるかも、とちょっと期待。

今回からアセム編。今後、感想は省力化のため、誉められるとこしか書かないことにします。

・オヤジフリットが井上和彦。ナレーターだったのはこういうことか。

>フリットは案の定ガチガチの復讐者へと成長してしまっており、
>前代の主人公をこうまではっきりと否定されるべき対象として
>描いている


ここから還元的に考えると、フリット編はやっぱり「救世主たらんとしていたが・ユリンの復讐に取り付かれてしまったフリット」と「元より復讐のために生き・それを成就して満ち足りるグルーデック」との対比をもっと明確に見せるべきだったなと思います。

・井上和彦で復讐者なんだからあれだ、ヴェイガンに突っかかっては敗退し、最後はやっぱり「ヴェイガン、お前は俺の…!」であっさり戦死してほしい。

・本当に馬小屋に隠してあるガンダムは、まぁ予想していなかったので、ここはスタッフの勝ちでしょう。

・馬小屋が壊れることを心配するアセム、ちゃんと開くようにできている屋根。どうあれ、起動シーンとしてまずまずの見せ場でした。


[No.1865] 2012/01/29(Sun) 20:48:03
ユリンとの出会い (No.1863への返信 / 3階層) - 九条神樹

ユリンにとってフリットは唯一の居場所だったとしても(それ自体
十分に描写しきれてはいませんが)、フリットにとってユリンが
彼の一生を決定づけるほど重要な存在であったのかと言うと
その辺もどうなのかなあという気もしますね。ニュータイプ同士の
交感ならぬXラウンダー同士の交感としてお互いにかけがえのない
存在として求めあっていたというところもあるのかも
しれませんが。

ただおっしゃるように、ユリンの存在が結果的にフリットの
生き方をゆがませてしまったとするならば、それはフリットに
とってのみならず、ユリンにとっても不幸な話ではあったの
でしょうね。それとも、ユリンとしては死後もそうやって
フリットの生きる原動力になれたことは幸福、歪んだもので
あったとしても幸福であったのでしょうか。

もっとも、この場合一番不幸なのはエミリーな気がするのが
なんとも(笑)。


[No.1875] 2012/02/04(Sat) 10:55:38
ナチュラルに (No.1864への返信 / 3階層) - 九条神樹

息子に自分の生き方を受け継がせようとするあたり、いい壊れ方
ですねフリット(笑)。もっとも、大切な人たちを守れという、
そのこと自体は特におかしな点はなく、むしろ妥当な教えであると
言う点がまた逆に酷な話ですが。

エミリー。
一世代目のヒロインとしては完全に影が薄く、ほとんどいるだけで
しかなかった彼女ですが(笑)、妻、あるいは母としての
エミリーはどのような位置付けで動いていくのか、というのは
少し興味はあるところです。たいして触れられずに話が推移して
いったらほんとにアセムを生むだけの装置になっちゃいそう
ですが(笑)、アセムの生き方とフリットの生き方が対立した時、
エミリーはどう反応するのか、というのは見てみたいところ
ですね。


[No.1876] 2012/02/04(Sat) 11:41:24
馬小屋 (No.1865への返信 / 3階層) - 九条神樹

もちろん、馬小屋=キリスト・救世主の含意であるわけでしょうが
フリットがそこに隠しておいたのでしょうかね。だとすると、
自分はついに救世主になれなかったと言う思いが、今度こそは
救世主をそこから産み出したいと言う象徴的な行為として
ガンダムを馬小屋に置かしめたのかもしれませんね。そんな
儚いメタファーにまで頼らざるを得なかったフリットの哀れさを
思うところではあります。
……とか言って全く関係なくバルガスがただ隠してたのかも
しれませんが(笑)。バルガスがフリットの内心をどこまで把握
してるのだろうかというのも気になると言えば気になるのですが、
まあどうでもいいと言えばどうでもいいのかもしれません(笑)。

内心と言えば、フリットがグルーデックをどう思っているのかと
いうのも興味はありますね。アンバットでグルーデックの狂気を
間近で見ていたフリットは、今の自分がそれと同じだということを
どのように捉えているのでしょうか。いずれグルーデックの
再登場もあるのでしょうけれどね。


[No.1877] 2012/02/04(Sat) 12:25:37
★☆第17話『友情と恋とモビルスーツ』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

青春は友情と恋とモビルスーツなんだそうです。
で、それを描いたエピソード。のようです(笑)。

いやシチュエーション的には正体を秘匿する主人公とそれを
探ろうとするライバル、そして二人に関わるヒロインを、学園
生活を絡めて描くというもので、スーパーロボットもののような
全体の雰囲気も含めて、描こうとしている物語自体は悪いわけでは
ないとは思います。あの白いMSは何なんだろうアセム、みたいな
会話も嫌いではありません(笑)。実際、ゼハートが入部してきた
下りまでは結構面白くなるかも、という気はしましたし。

ただやはり、その肝心の「友情と恋」をしっかり描かなければ
ならないところを、イメージシーンいくつかと謎の挿入歌だけで
片付けてしまうのは残念でした。フリットとユリンが再会して
親睦を深めている時も同じようなパターンでしたけれど、これ
やめた方がいいんじゃないかなあ(笑)。アセム編が何話あるのか
分かりませんけれど、まあ尺の都合というのはあるのでしょうが
本来ならせめて2,3話かけて描いてもらいたいところでは
ありますね。この三人の関係性というものはアセム編全体に関わる
土台作りでもあるわけでしょうから、なおさら大事にして
ほしかったなあという気がします。

今回の描き方だと、ロマリーはただイケメンだからゼハートに
惹かれたようにしか見えない気もしますね……実際そうなのかも
知れませんが(笑)。でもまあ、危険を救ってくれたという点では
アセムと同じわけですし、同じシチュエーション(とあえて言う
ならば)を作ってロマリーを揺らがせるという主題ではあるの
でしょうかね。

そういった、徐々に関係性を構築していくべき学園ドラマという
点では、なんとなく現行の仮面ライダーフォーゼと比べてしまい
ますね(笑)。

あまり警備が厳重そうにはとても見えない「警備が厳重な
アスノ家」とか、結局最後は軍の施設に置いちゃうんだ……とか、
その辺はまあいつものことですが(笑)。


[No.1889] 2012/02/05(Sun) 18:03:58
「最初からそうしろよ!」 (No.1889への返信 / 2階層) - 暗之云

と誰もが突っ込んだ。私も突っ込んだ。

>「ここはフリットの指揮下にある連邦軍施設じゃ。
>ここならガンダムを隠しておいても安心じゃろう」


それにしてもスペースコロニーの地理とか構造とか何だと思ってるんだこれのスタッフは。……とか書いてたら、夜景のシーンで思い出したように「向こう側の陸地」が描かれてましたが、そのせいで逆に疑問が増えた(笑)。昼の遠景に描かれている山々や青い空と白い雲はホログラフだ、と説明できないわけではなかったのに、なんで唐突にそのホログラフが消えちゃうんだ。だいたい、夜空こそ11話で「天井に映し出される偽物の星」って言ってただろ。

ああいかん、「今後、感想は省力化のため、誉められるとこしか書かないことにする」と宣言したのに。

ええと、「部活の大会の最中に敵が襲撃して、大会を投げ打って出撃」という、『エヴァ』でもやらなかったベタな学園物のパターンをやったのが目新らしかったです、と。ま、こんなとこで。


[No.1890] 2012/02/05(Sun) 18:15:37
マーズ、オーケー!、マーズッ!! (No.1889への返信 / 2階層) - 篠原勇希

ゼハード、
かなり朔田流星とかぶっているような(汗)。

しかし本当に厳重に隠してるように見えないガンダム。
そもそも軍の工廠で作ったものを個人所有とは、
かなり軍でも発言権を持っているのだなフリット。


ゼダスR、旧式機を与えられている、
微妙な立場かと思っていたゼハード。

Xラウンダー専用機なのか、
というかゼハードはXラウンダー確定なのか。

…なんか最初期のZZみたい感じですね。
ZZといいい、Wといい、
ガンダムに学園もの要素は絶対的に合わない気が。



予告
Gバウンサーが、
ウルフのことだから試作機か量産初号機でも持っていって。
カスタマイズしたのだろう、…アデルベースだよねアレ。


[No.1891] 2012/02/05(Sun) 19:45:09
コメディ回になりえた回かも? (No.1889への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

アセムくんとロマリーちゃんって、ちょっち高校生になって、意識しだしたとたん溝が出来ちゃった幼馴染みって感じですね。
そして、親父さんがくれたガンダムによって、半分脅迫に近い感じで「2人だけの秘密(はぁと)」と言ってくれる間柄によりを戻す・・・。

それってどこのフォト・○ノですか?(←ヲイ)

だって、うさピースはしないけど妹ちゃんも居るし・・・。
あたしゃ、フォーゼよりもこっちと比べちゃいました(爆)。
まだ、プロローグしかプレイしてないけど導入部がなんだか似ています(笑)

閑話休題

>探ろうとするライバル
もし、アセム編が26話ぐらいあったら、今回のエピソードは、ライバルが主人公のお家へ訪問のコメディ回としてじっくり描いてくれそうなエピソードですね。
例えば、イケメンのゼハートが「ちょっと、トイレ」で退室したあと、みんながあまりにも遅い時の王道の「ネタ振り」とか。
さらにガンダム探索中に妹ちゃんやエミリーママに見つかって、かわいく誤魔化すゼハートくん(笑)とか、部下がゼハートくんに黙って勇み足でアスノ家に攻撃してくるとかしてくれれば、1話丸々使って、ゼハートくんの人間らしさを描けるのに。

>三人の関係
ホント、もうちょっちEDに表されている関係になるまで丁寧に描いて・・・。

ゼ「なぜ、わたしは安心した?」

とゼハートに言わして欲しいですね。
次回は、早くも卒業式のようですし、どこまで関係が進むんでしょう。

>警備が厳重でないアスノ家
ホント、大旦那のバルガスと家人2人の警備だけで、誰でも入りほ〜だいの感は有るんだけど・・・。
それに馬小屋にはセンサーも監視カメラもつけてなかったようだし。
それでいて、ガンダムを秘密裏に馬小屋に隠して十何年も見つからなかったもんだ。
EDを見る限り、小さい頃のアセムくんはお父さんの職場に行っているようですね。その頃は、ガンダムが現役だったってこと?
あと、「MS鍛冶のアスノ家」と「司令官のアスノ家」の2つ名でこのコロニーでも有名なんですね。

では


[No.1892] 2012/02/05(Sun) 20:50:36
ベタな学園モノ (No.1890への返信 / 3階層) - 九条神樹

それがガンダムに似合うかどうかは見せ方ひとつですから、
そういった方向で行くこと自体は大いにありだと思うのですが
でも次回卒業なんですよね(笑)。せっかく珍しい設定を
作ったのに、ほとんど活かすことなく終わってしまうのは
もったいないんじゃないかなあという気はします。
もっとも、ベタな方向を目指すなら、今回の場合は試合終了後に
アセム達が仲間に責められてて、でも何も話ができない、みたいな
シーンも欲しいところですよね(笑)。

ツッコミ。
まあ普通に見ていて普通に出てくるツッコミを普通にやらずに
我慢すると、かえって精神衛生上良くないと思うので、
普通にはけ口にしてくれてもいいかもしれません(笑)。
なるべく是々非々で行きたいとは自分は思っているのですが、でも
先入観なしに是の部分が少ないのなら、非の部分が目立った
感想になっても仕方ないのですし(笑)。


[No.1894] 2012/02/11(Sat) 16:40:28
フォーゼの (No.1891への返信 / 3階層) - 九条神樹

学園人間ドラマに欠点がないとも言えないのですが、しかし
少なくとも丁寧に時間をかけてやってるのは伝わりますよね。
もちろんAGEではアセム編に許された話数の制限の問題も
ありますし、一概に比べることはできないのですが。

Xラウンダー。
そういえばその設定をすでに忘れるところでした(笑)。
おそらくアセムもXラウンダーなのでしょうが、これから覚醒して
行くという過程を描くのももう時間が許さないでしょうし、すでに
覚醒済みということであらかじめ感覚が鋭いという描写を
もう入れ込んでおいてもよかったかもしれませんね。最初の、
不良たちとケンカした時の体捌きがあるいはそれなのかも
しれませんが。


[No.1895] 2012/02/11(Sat) 16:49:31
やっぱり (No.1892への返信 / 3階層) - 九条神樹

アセムとゼハート、そしてロマリーの位置取りがアセム編の
根本的な人間関係になるのでしょうから、そこをきちんと描いて
欲しかったなというのはありますね。もっとも、フリット編でも
フリットとユリン、エミリーの関係を丁寧に描いていたとは
いえないことを思うと仕方ないのかなという気もしますが(笑)。
三世代目でも、やっぱりこんな感じでイメージシーンに挿入歌で
人間関係を処理するんでしょうかね(笑)。

おっしゃるように題材的には面白くなりそうな要素は含んでいたと
思うのですけどね。だからなおさらもったいないなあと思います。
フリット編の最終的な展開自体も、狙いとしては悪いわけでは
ないだけに見せ方が上手く言ってないのがもったいない感じ
でしたしね。


[No.1896] 2012/02/11(Sat) 17:11:15
★☆第18話『卒業式の戦闘』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

フリット編の13話のような感覚で、それまでの物語の積み重ねが
決定的に不足していることにあえて目をつぶれば、単体の
エピソードとしてはそれなりかなあ、といった印象を受けました。
いや、今回の話は学園生活の総決算であり、アセムとゼハートの
関係のターニングポイントであるわけですから、13話の場合より
さらに、それまでの積み重ねが大きく要求されるというのは
目をつぶりようがないところではあるのですが(笑)。

ゼハートも一年半何やってたんだよ、というのも(笑)、やはり
学園編の描写が足りなかったからこその不自然さであって、
学園生活を送りながらゼハートが何度かガンダムの秘密に迫り、
そのたびごとになんとかかわして行く、というような見せ方が
あれば、ゼハートもそれなりに有能に見えた気がしますね(笑)。

冒頭、単身行動して遭難者の救出に向かうアセム。
劇中でもチラッとは言われてましたが二重遭難の危険性もあり、
素人が勝手な使命感で動いては絶対にいけない場面ではあります
よね(笑)。本当はもっとアセムは劇中で責められるべきなの
でしょうが、なんか凄いことした風に見せているのは引っかかる
ところではあります。
ただこれも、「誰かを助けなければならない、救世主たらねば
ならない」という、アセムに刷り込まれた強烈な暗示にさえ近い
フリットの教育のなせるものであるということなのでしょう。
ゼハートとの会話の中でもフリットの名前が出てきましたが、
アセム自身はフリットからのあまりにも大きな影響を受けており、
それを周囲の人間は(少なくともゼハートは)察しているにも
かかわらず、アセム本人は自覚していない、あるいは認めようと
していないところが伺えますね。

卒業式は、まあ描かれていないだけで実は凄い濃密な学園篇が
あったのだという強引な前提を元にすれば(笑)、それなりに
盛り上がるところでした。憲兵の乱入から後半のバトルへつながる
わけですが、ここで早くも相互の正体バレをしてしまうとは
ちょっと驚きでしたね。展開的に正体暴露はひとつの頂点にも
なりえたでしょうし、ここで明かしてしまうのはもったいなかった
気もします。
ただ、アセムが今回問われていた「覚悟」の問題、ゼハートの
正体を知った上でなお戦う「覚悟」があるのか、ということを
ひとつのポイントにして展開していくということなのでしょうか。

あとはまあ、毎度おなじみバルガス宅配便は軍の施設からでも
自由におっけーなんだねー、とか、ヴェイガンのスパイさんが
発砲したからと言って憲兵はゼハートを捨て置くわけはなく、
むしろそのタイミングこそ不審に思うべきだよなあ、とか
色々あるのはいつものことで(笑)。


[No.1898] 2012/02/12(Sun) 17:47:46
あんなに一緒だったのに… (No.1898への返信 / 2階層) - 篠原勇希

ちょうど今BS11で種HDを(汗)

重ね重ね尺が足りない。
1クールくらい学園パートがあったのならせめて…

…ガンダムは呼べば飛んでくるくらいにして…

アセム、
長生きできそうにない。
…開始前からキオの顔見れずに逝きそうだったが
…より一層…


フリットがキオの世代まで生き残ると明言されていますから、
パターン的にも…(合掌)

ほんと学園ガンダムは行けそうな感じ。
試金石にはなったのかと(すでに過去形)

アデル、
ガンダムの量産型ガンプラは緑の部分以外は、
ガンダムの使い回しパーツでできていたそうな。換装も可。

Gバウンサーは換装をオミットした分、
機動力に比重を置いているらしい。
…今回はその片鱗見せてないが…


もうちょっと見せ場をくれたって。


[No.1899] 2012/02/12(Sun) 19:56:35
♪ぼくを見つめてた青い瞳 (No.1898への返信 / 2階層) - 暗之云

例えば「機動戦士Zガンダム」のいわゆる香港編はわずか4話で、カミーユとフォウが出会い、恋仲になり、なお敵対し、別離するというのは、いささか性急な展開でした。

それでもドラマチックかつ説得力ある展開に見えるのは、

1・ともにキチ…もとい、ともに「家族がいない」という、同じ孤独を抱えているため。「機動戦士ガンダム」でララァがアムロを「あなたには帰る場所も、守るべき者もないというのに!」と問い詰めたこととも呼応し、互いの孤独を埋めようとするという図式ですんなり理解できる。

2・そうした共通点がある上で、カミーユには過去と名前があり、フォウにはそれらが無い、という大きな相違点があるため。戦場でフォウを前にしたとき、序盤で最も印象的なカミーユの奇行「カミーユが男の名前でどこがいけないんだよ!」が伏線として活きる。「好きさ。自分の名前だもの」と、カミーユが自分の名前を、自分自身を認めることに視聴者は確かな成長を感じたのだ。

♪ドレス着て〜 「機動戦士Zガンダム」これにて完結!(だったらさほどの不満はなかったのになー)

比べると「機動戦士ガンダムSEED」でのキラとアスランの関係は、いささか荒っぽい。だが、番組本編が始まる前の時間において交流があったという設定で、トリィという小道具も用意されているから、直接の描写は少なくとも視聴者は想像で補うことができる。

過去の「ガンダム」その他のフィクションに見られる設定や展開をなぞるにしても、なんかこう、なぞる筋が違ってるんじゃないの? と思った今回のAGEでした。ちょろっと台詞ででも「境遇に似たところがある」とか、思い出の小道具を持っているとか、それがあるだけでも印象は違いそうなものなんですが(記念写真がそのつもりなんだろうけど……ロマリーだけ印象付けてどうすんだと)。


[No.1900] 2012/02/12(Sun) 23:10:22
自分は、多くの人を助けることができる・・・。 (No.1898への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

アセムくんも響ちゃんも思うところは一緒なんですね。
でも、翼さんは、そんな想いは「前向きな自殺騒動」と言い切ってます。誰かのために自分を犠牲することによって古傷の痛みから救われたいという自己断罪がそうなのだと。

また、そんなアセムくんにゼハートくんも問いかけもます、他の選択肢もあるのに何で軍なのかと。

笑って誤魔化しているアセムくんには、どんな古傷の痛みがあるんでしょうか?

そして、正体を明かしたゼハートに改めて問われた「戦う覚悟」はアセムくんにあるのか・・・?

閑話休題

>アセムくん
両親が健在で、家庭不和もなくちょっちお坊っちゃん気味の彼に上記にカキコした「古傷」はちょっちも無さそうですね。
なぜ、自分を犠牲にしてまでみんなを助けたいかが曖昧なんですよねぇ・・・。
フリットくんのような、大きな出来事(母やユリンちゃんの死並)がアセムくんにも起きていて、後々明かされるんでしょうか?

>ゼハート
「前向きな自殺願望」を持っているのは、むしろゼハート方ですね。ヴェイガンのみんなを助けるための自己犠牲として、学校に潜入したのはいいけれど、強いられた世界から学生生活という別世界を知っちゃった1年半で育んだアセムくんやロマリーちゃんとの友情と自分たちの先祖が強いたれた「古傷」が枷となり、別の世界を知ってしまった自分自身に事後断罪として、最前線でガンダムと戦うことになるんでしょうね。
あと、Xラウンダーの能力は、MSの反応速度を超えるようですね。

>ロマリーちゃん
敵のスパイを一本背負いするぐらいの女丈夫を見せて欲しかったけど、嫁候補(ヒロイン)は何も出来ない娘さんのようですね。
でも、アセムくんにお姫さん抱っことかしてもらったり、ゼハートの正体を偶然知ってしまう悲劇性を付加されたりと、正当嫁候補の足場が段々固められているようです。
あとは、当て馬となるライバル出現を待つだけかな?(超爆)

では

余談:
ガンダムAGEのアンサイクロぺディアで、なぜか「魔法少女まどか☆マギカ」の項目があったので、ググッてみたらまどかのフィグマに無改造でタイタスの腕が付けられるようですね。
さらに、そこから派生したタイタスの手足となったまどかのイラストも有りました。
なんかMS少女みたいでかっこいい(笑)。

では


[No.1901] 2012/02/13(Mon) 01:30:53
過去形ですねえ (No.1899への返信 / 3階層) - 九条神樹

三世代分の物語を展開すること自体がかなり尺がキツいのに、
そこへもってきてさらにアセム編のストーリー内時間を長く取って
しまったために、アセム編の中でさらに圧縮しなければならないと
いう二重のタイトさが出てきてしまって、大変なことになって
いますね(笑)。その辺はやはり事前の全体構成の煮詰め方の
甘さが指摘されても仕方ないところなのでしょう。少なくとも
アセム編は素材的にまあまあ悪くはならないかもしれない、という
期待が持てただけにもったいないところでした。

まるまる学園ガンダムにするか、さもなければいっそのこと
学園編を全部切り捨てて最初から軍にいるか、のどちらかに
した方がまとまりはしたのでしょうね。もちろん、学園編と
軍編と両方上手く描写出来ればそれでいいのでしょうけど。そして
上手くできるつもりだったのでしょうけど(笑)。


[No.1902] 2012/02/18(Sat) 09:33:13
面白いのが (No.1900への返信 / 3階層) - 九条神樹

アセム編のキータームであろう「友情と恋とモビルスーツ」が
どれもまともに描けていないという……いや笑いごとではないの
ですが(笑)。

例えば今回の冒頭、アセムが遭難者を救助に行くシーンで、
ゼハートとロマリーとの共同作業にし、その中でお互いの
考え方や価値観を軽くでも語り合っていたりしたら、それでも
ある程度のこの三人の関係描写は固めることができたでしょうね。
せっかくの遭難救助イベントをアセム凄い!かっこいい!的な
単一の意味しか持たせないままに終わってしまったのは
もったいなく、一つのイベントにもっと複数の意味を持たせる
ことを考えても良かった気はします。

というかやっぱり、物語始まってすぐ卒業式って明らかにおかしい
ですけどね(笑)。そういう発想ができるということに関しては
凄いのかもしれません(笑)。


[No.1903] 2012/02/18(Sat) 09:56:30
故郷の惨状 (No.1901への返信 / 3階層) - 九条神樹

忘れたことはない、と断固とした意思を見せるゼハートでしたが、
その故郷って、何か目が覚めたらおっきなお風呂場でゆっくり
のんびりできるようなところだったような気がしますよね(笑)。
なんというか、ちょっとした笑いを取るつもりでいれたシーン
だったのでしょうけれど、ヴェイガンの窮迫した生活が
ゼハートの行動の背景にある以上、銭湯につかるなんてシーンは
不要なばかりではなくむしろ逆効果をもたらすものでしか
なかった気はします。

アセムとゼハートも十分に描かれているとはいえないのですが
ロマリーはそれに輪をかけてよく分かりませんね(笑)。
フリット編のエミリーも結局最後まで(一応まだ出演しては
いますが)どんなキャラなのかまともに描かれなかったことを
考えると、第三世代のヒロインもなんだか先が見える気も
したり(笑)。


[No.1904] 2012/02/18(Sat) 10:17:42
★☆第19話『アセムの旅立ち』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

本日はリアルタイム視聴ができないため、先に場所だけ作って
おきます。感想は後ほど追加します。


[No.1907] 2012/02/19(Sun) 09:37:10
たった1小隊のMS部隊で何が出来るの? (No.1907への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

もっとも、フリットくんのときは、3人だけだったけど・・・。

>アセムくん
学生時代にガンダムを動かしていたとか、特別措置(親の七光り)でいきなりAGE−2とは・・・。
小隊内でか〜な〜り、ギクシャクしそうな予感。

>ロマリーちゃん
結局、軍に入ってディーヴァのオペレータとは・・・。
アセムVSゼハートの見届け役なのは嫁候補だからかな?

>アリーサちゃん
ディーヴァのメインメカニックとなったディケの娘さんだとか。
親に似たるは、髪型と配色だけ、ドワーフ体形じゃなくてよかったね。
どうやら、アセムくんを巡ってロマリーちゃんとひと悶着ありそう。

でも、どうして「AGE」といい「フォトカノ」といい主人公と恋愛感情抜きで付き合える女の子って、体育会系で男前なんでしょうね?
それに父親同士今でも階級を超えた友人でもあるのにアセムくんの幼馴染みじゃなく、面識さえもなかったのはのはどうしてなんでしょう。
まったく持って、設定を生かしきってないのがニンともカントモ。

>艦長とウルフさん
まあ、お互い色々有ったんでしょうね。

>バルガス
アセムくんの入隊に急に和装なんかしちゃって・・・。
今まで和のテイストなんて出てこなかったのにギャグとしたら滑ってます。

>ゼハートくん
いきなり、年上の上官を差し置いて地球侵攻部隊の司令官ですか?
なんだか、往年の長浜・富野路線のロボット物の敵の司令官のオマージュっぽい感じです。
でも、部下のみんなは一部を除いて、不満タラタラ声がざわめいていましたねぇ・・・。

次回、やっぱり、彼は生きていたんですか?

では


[No.1908] 2012/02/19(Sun) 18:25:05
恐ろしい子… (No.1907への返信 / 2階層) - 篠原勇希

入隊したての伍長の身分で専用機持ち、
しかも独断専行の命令無視。

アセム、ほっとくとシン・アスカみたいになりそうだな…
ウルフに修正されてこい。


ディーヴァ、
オペ子が川澄、能登、花澤とは妙に豪華なことに、
スパロボに出る場合はゼーガペインと一緒に(ヲイ)
強襲モードがデフォ化してるみたいだけど。
強力だが旧式化していて、新人ばかり。
足並み揃えづらいから単艦運用しているのだろうか?。
ネェルアーガマみたいに。

いくら基地司令と言っても、
自分の護衛には主力を付けられないのだろう。


AGE-2、
アセムに最適化しているようなには見えないんだよな…

AGE-1がAGEシステムと切り離し、
はなんかの伏線ぽい。

AGEシステムがヴェイガンにも情報を送っているとか…


ジェノアスが古参兵で、
アデルが新兵。

機種転換の訓練期間があるからかもだけど、
スラスターの位置からして直線はジェノアスの方が早そうな〜


[No.1909] 2012/02/19(Sun) 20:05:40
ガンダムAGE2初登場。 (No.1907への返信 / 2階層) - 暗之云

ガンダムAGE2初登場。いつの間にか完成していて、出撃までモタモタとして、仲間たちの絶体絶命のピンチでもないのに命令違反を犯して、相手はザコ敵でしたが、それでもマァちゃんとMS形態に変型したのだから、「ゼータの鼓動」の回のZガンダム(っていうかウェーブライダー)よりは見せ場があったね、と誉めるべきでしょう。

[No.1910] 2012/02/20(Mon) 00:06:55
見ました。 (No.1907への返信 / 2階層) - 九条神樹

第2部アセム編の中の第2部軍人編の第1話、というような
ちょっとややこしい感じのエピソードでしたね(笑)。
そういった多重的な構造にするにはやはり尺の足りなさが気になる
ところではあります。エピソード単体として見れば、アセムの
入隊から配属、キャラ紹介からAGE2初戦闘までをまとめて見せた、
という意味でそれなりではあるのでしょうが、Aパートでそんなに
じっくり入隊の模様を描くくらいならそのぶんを学園編に回せよ、
という気はどうしてもしてしまいます(笑)。

アセムとフリットの微妙な距離感、そし打てアセムの、父に対して
認めて欲しいという動機付けはこれまでにも多少描かれてきた
部分ではありますが、今回それがより分かりやすく描かれたと
いう感じでしょうか。かつてゼハートに父親の影響力を指摘され
これを否定したアセムですが、やはり正しいのはゼハートの方
だったということなのでしょう。アセム本人はそれを自覚して
いるのかどうか、というのが次の注目点になるのでしょうかね。

キャラクターも出そろい脇が固まってきました。ウルフはもともと
存在感の強いキャラでしたし、アリーサも独自のポジションを
すんなり占めることに成功したとは思います。このアリーサの
立ち位置って、フリット編でディケが置かれるべき部分では
なかったのだろうかとも思いますが(笑)。逆に言うとディケは
アリーサの父親としてのキャラでしかなく、そしてディケと
フリットが友人であることに現状ほとんど意味がないとすれば、
やはりディケの扱いは成功していたとはいえないとも言えて
しまいますかね。

アセム、そしてヴェイガンにおけるゼハートはいずれも、年齢が
若いのにそれぞれ特別扱いをされてしまう、というスタンスに
いますが、アセムの方はそれを本人が気にしているだけで、周囲は
(今のところ)特に反発はないのに対し、ゼハートの方は露骨に
反感を買っているという点で差異があるようですね。
まあゼハートの場合、無為に一部隊を壊滅させてしまって平然と
している点で指揮能力に疑問を持たれても仕方ないのかも
しれませんが(笑)。

バトルはAGE2の初戦闘、なのですが、せっかくのファースト
バトルにしては作画演出ともにあまり目を引くものがなかったのは
残念なところでした。アセム編当初でのAGE1の方が存在感を持って
描かれていたようにも思えますが、砲撃戦主体の機体より格闘戦
主体の機体の方が見せ場を作りやすいというのはあるでしょうね。
だから仕方ない、というわけではないのですが(笑)。


[No.1914] 2012/02/23(Thu) 06:27:32
アリーサのポジション (No.1908への返信 / 3階層) - 九条神樹

まあロマリーに対する当て馬なんでしょうけど(笑)、三角関係、
あるいはゼハートを含めて四角になるのかもしれませんが、
そういった関係性は俗っぽくはありますが、上手く描くことが
出来れば、ドラマのスパイスにはもちろんなりますよね。
ただ、フリット編を見る限りあんまりそのあたりの期待は
できないのかなあという気がしてしまいますが(笑)。

もっとも、フリット編は振り返ってみると、むしろ当て馬にされる
側だったエミリーが結局はフリットと結ばれているという比較的
珍しいパターンではありましたね(笑)。結ばれたことで逆に
エミリーは永遠にユリンに対して負け続けているのだ、と捉える
こともできるのでしょうけれど。
アリーサは特にそう言った捻りもなく、順当に負けちゃう気が
しますけどね(笑)。


[No.1919] 2012/02/25(Sat) 11:20:43
アセムの (No.1909への返信 / 3階層) - 九条神樹

とにかく誰かを助けたい、そのためには命令も無視して自分が
勝手に動く、という姿勢は、学生時代の遭難者救出の事件などでも
描かれていましたね。その時はアセムは比較的賞賛されている感じ
でしたが、それと同じことでも戦場で行うと、こうまで問題
なのだ、ということを見せてみたというところなのでしょうか。
いやもちろん遭難者救出も単独で勝手にやっちゃいけないん
ですけどね(笑)。

ただ、そういったアセムの、誰かを助けたいという強迫観念が、
このように問題となる結果を招くことがある、いやむしろ
そうなるほうが多い、ということを示したのは、彼の内面の
危うさが伝わってきたともいえるかもしれませんし、それはいずれ
ドラマ上もキーになる精神状態なのかもしれませんね。


[No.1920] 2012/02/25(Sat) 11:33:08
Zの初登場は (No.1910への返信 / 3階層) - 九条神樹

あれ、わざとだと聞きますからねえ(笑)。
それはそれで変に捻りすぎだとも思いますが。斜に構え過ぎて
本末転倒のような……それがZらしいといえばいえるのかも
しれませんけれど(笑)。

AGEは変にこだわろうとせず、素直に正直にロボットを活躍
させようとはしているんでしょうね。それがちゃんと出来て
いるかどうかは別の問題ですが(笑)。


[No.1921] 2012/02/25(Sat) 11:43:55
★☆第20話『赤いモビルスーツ』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

ゼハートとアセムの戦場での邂逅をメインとしたエピソード。
素姓がアセムにバレているのにゼハートが仮面を付けているのは
何故なのかと思っていましたが、そういう理由づけをしてきた
わけですね(笑)。物語上の意味で考えれば、アセムと戦いたく
ないという自分の心を自分自身で偽るための仮面ということにも
なるのでしょう。

デシルが再登場したところも注目点の一つで、なかなかいい具合に
捻くれていましたね(笑)。フリットの方もアレな思想に
凝り固まっていますが、そのライバル的ポジションであった
デシルもまた歪んで育ってしまっているのは、やはりフリットに
敗れたことが一因でもあるのでしょうか。だとするなら、
かつてのフリットとデシルとの最後の戦いは、当事者の二人を
二人ながらにいびつにしてしまったということにもなるの
でしょうね。

アリーサのアセムへの接し方は親友ポジションとして気持ちいい
ものでした。それに比べて相変わらずロマリーは特に機能して
いませんけれども、まあそれはフリット編でのエミリーも同じ
でしたから、AGEのヒロインは歴代そういう扱いなのだろうと
いうことなのでしょうか(笑)。

前回に比べればバトルシーンは頑張っていた感じで、ゼイドラの
スーパーイナヅマキック(笑)などは見た目にも面白い技でしたし
炸裂するインパクトも良く伝わるように描かれていたと思います。
ゼイドラは個性的な敵役として印象がつきましたし、プラモは
売れるかもしれませんね(笑)。

ただまあ、そこまでAGE2を追い込んでおいて、そのまま帰って
しまうのはやっぱり困った感じですね(笑)。何よりも今回は
ガンダム奪取もしくは破壊というのが明確な目的だったわけ
ですから、それに背いてしまうと今回の作戦行動自体が無意味に
なってしまいますね。
もちろん、アセムを倒しきれないゼハートの苦悩というのを
描きたかったのは十分分かりますし、素顔を隠しているのも
いいアクセントになっていますけれども、アセムを殺せないなら
せめてコクピットから降ろして鹵獲するなり、あるいはそのまま
機体ごと捉えるなりをしようとするべきではあったでしょうね。
それをさらにアセムが跳ね付けてゼハートが苦悩し、刃を
振り下ろそうとしてやはりできずに帰還、というような感じの
展開になれば自然な流れであったような気がしますね。


[No.1926] 2012/02/26(Sun) 17:53:41
お兄さまアレを使うわ… (No.1926への返信 / 2階層) - 篠原勇希

ゼイドラ。
あのスーパー稲妻キックは、
一種のバリアを張っているのだろう。

暗礁宙域を三倍だから、
フル・フロンタルみたいな操縦技術が高いという意味なのだろう。ゼイドラは格闘型MSみたいだから、
戦闘はそこそこ期待できそう。

…本編作画より暗めの赤が良いかな、
シルバー地にマゼンタでも(ヲイ)


デシル、
アポロですか(違う)
もっとはっきりしたイカレキャラでも良かったけど、
ただのホラ吹きに(汗)


ゼハート。
仮面はインターフェイスというよりリミッターみたいな感じ、
洗脳なり、制御なりで離反フラグとしか…

ヴェイガンは左前の着物が正式軍服みたいですね。


[No.1927] 2012/02/26(Sun) 20:00:27
「シャアだ!赤い彗星だ!逃げろ〜」 (No.1926への返信 / 2階層) - 暗之云

「ランバ・ ラルだ!青い巨星だ!逃げろ〜」
「黒い三連星だ!逃げろ〜」
「アナベル・ガトーだ! ソロモンの悪夢だ!逃げろ〜」
「ジョニー・ライデンだ!真紅の稲妻だ!逃げろ〜」

という『ギレンの野望』ネタはさておいて。

『機動戦士ガンダム』をANIMAXの帯放送で見ています。シリーズ序盤において、シャアの凄みとして描写されているのは、実は策略と大胆さのほうなんですよね。補給を要請しながらそれを待たずに出撃(2話)、「ムサイ一隻で仕掛けてくるはずがない」という連邦軍の意表を突いてルナツー基地を奇襲、歩兵だけでマゼラン級一隻を沈める(4話)。古今例がないという大気圏突入のタイミングでの攻撃、そこで打ちもらしても、ホワイトベースはジオンの勢力圏だという二重の策(5話)……。

その上に、機体が赤くて「通常の3倍」という、絵にも描ける、子供にもわかる凄さを積み重ねている。その表層だけを持ってきて、強敵でございと言われてもね。

あ、こうじゃないや、ちゃんと誉めないと。ええと、「最小限以下の描写でライバルとしてのキャラを立てようとする大胆さに感服する」だ。

ま、純然たるパイロットならばそれでもいいかと思うけど、兄ちゃんや部下に司令官の資質を疑われている流れなんだからさ。「AGEシステム奪取が目的だからガンダムと一対一の状況に誘導した」くらいの策ではちょっとね。


[No.1930] 2012/02/28(Tue) 23:44:33
デシル (No.1927への返信 / 3階層) - 九条神樹

魔少年の頃は無垢ゆえの残忍性のようなモノを描こうとしていたの
でしょうが、そのまま大きくなるとただのイタいヤンキーでしか
ないということですね(笑)。少年時代の狂気のような部分は
まあそれなりに面白くはあったのですが、ヤンチャなお兄さんに
なり果てて、ただの小物でしかなくなってしまった感じも
あります(笑)。

まあ、そういった小物であるからこそ何をしでかすか分からない
恐ろしさ、のような雰囲気が描ければそれはそれでいいのかも
しれません。また、恵まれた才を持っていたはずなのに結局は
小物にしかなれなかった彼の境遇は、フリットが偏向的な考えを
抱くことしかできなくなってしまったこととと同じように
ある程度哀憐すべきものではあるかもしれませんね。


[No.1936] 2012/03/03(Sat) 12:22:26
シャアは (No.1930への返信 / 3階層) - 九条神樹

ライバルというポジションで考えると、最初はあくまでもWB部隊の
ライバルであってアムロ・ガンダムの個体的な競合者という形では
なかったんでしょうね。それが、物語の進展に伴ってシャアは
次第にガンダム個体、さらにはアムロ個人をライバル視するように
変貌し、一方それとは逆にアムロの方は最初はシャア個人を
見ていたのが、やがて大局を見るようになっていく、という、
いわば視野の入れ替わりが図られているということにもなるの
でしょう。

ゼハートとアセムの場合は最初からお互いを個として見ていると
いう部分で違いはあるのでしょうね。もっとも、アセムの場合、
本当にみつめているのはフリットの背中であって、そういう意味
ではゼハートとの間に視線のすれ違いはあるのかも知れません。
……この関係性の中にロマリーが欠片も入ってないというのは、
まあフリット編と同じですね(笑)。


[No.1937] 2012/03/03(Sat) 12:42:33
☆★第21話『立ちはだかる幻影』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

前回ゼハートに完敗したことで焦燥するアセムの姿を描いた
エピソード。それに加えてXラウンダーの適正がないという事実を
突き付けられ、どんどん追い込まれていくアセムが描かれて
いました。さらには、ロマリーがゼハートを気にかけているらしい
ことを知って追い詰められるのも追加、というところ
でしょうか(笑)。全方位からの畳みこむような、なかなか
いい追い詰めっぷりですね(笑)。
フリットも決して悪い父親というわけでもないようなのがまた
アセムによってはきついのでしょうね。

アセムがXラウンダーの資質を(今のところは)有さないように
見えるのはちょっと面白いですね。能力者万歳主義という展開では
ないということでしょうか。フリットの巨大な影に飲みこまれて
もがいているアセムが、その呪縛から解き放たれて自由になれる
のは、Xラウンダーという異能の力、そして血統の力を借りずに
「俺は人間だ!人間でたくさんだ!」
という姿勢のまま戦いを乗り越えることができたとき、という
ことになるのかもしれませんね。
……まあ、もしかしたら今は資質がないように見えても、やっぱり
覚醒しちゃう展開になりそうな気もしますが(笑)。

焦るアセムを諭したのはマッドーナ工房の二代目、ロディ。
アスノ親子とマッドーナ親子の対比ということで分かりやすい
ですが、ロディは偉大な父親に押しつぶされもせず、大きな
乗り越えるべき壁として素直に認めたまっすぐな育ちかたを
しているようですね。
ロディとアセムの会話シーンは、ちょっとくだくだしいセリフに
頼りすぎて、説明的にさえなってしまっているなあという部分を
除けば、癖のないロディのキャラクターに気持ちをほだされて行く
アセムの姿が一応は分かりやすく見ることができたように
思います。

今回はウルフ隊の他のメンバーたちもそれぞれ個別の描写が
なされ、各個にキャラクターが少し見えてきました。
まあ主人公周りでさえ十分に描き切れるかどうか定かではないのに
周辺のキャラを掘り下げる余裕があるのだろうか、というのは
少し心配ではありますが(笑)。


[No.1940] 2012/03/04(Sun) 18:00:03
出世街道まっしぐら… (No.1940への返信 / 2階層) - 篠原勇希

フリットは中将なのか。
ウルフが少佐で部隊長だから、
ミレース艦長は中佐か大佐くらいだか妥当だけど…

キラ・ヤマト准将より上の階級なのですね。


フリット、ウルフと並ぶと老け過ぎだろうと。



Xラウンダーの適性。
デスティニープランではないけど、
即座にわかるものなのか。

ニュータイプやイノベイターより、
SEED(種割れ)みたいな超速反応みたいな印象だけど。


逆に言うと、
人口比率的にヴェイガンに部隊作れるほどいるというのが…
過酷な環境で覚醒するのか。

SEEDのマーシャンみたいに、
遺伝子弄ってるほうが可能性高いかな。


本当に危なっかしいアセム。
アウル・ニー…もといロディと違い、
すぐ近くで見ていないからアセム自信が神格化してるような。


[No.1941] 2012/03/04(Sun) 20:18:29
ニュータイプをリセットする展開、略して (No.1940への返信 / 2階層) - 暗之云

それはさておき。

今回明らかにされたアセムの設定やロマリーの心情を今後の物語に生かすのであれば……。三世代目の主人公は何故かアセムに邪険にされていたり、何故かアセムと違って極めて優秀なXラウンダーだったり、何やら重大な出生の秘密があると匂わされたり、何故か地球とヴェイガンの架け橋となる存在だといわれたり、そういう展開を希望。

……いや希望はしないけど。「今回のあれやこれやは今後の物語にどう活かせるか?」を考えたら、こんなネタになってしまいました。アセムはこのうえ「優しくしてやれ、あの子はお前の息子だろう? 知っているはずだ、Xラウンダー能力は遺伝しない」とフリットに言われてしまう、と。

まぁどうせアセムもいずれ覚醒するんでしょうけどね。普通の人のまま、Xラウンダーと互して戦えるだけの操縦技術と作戦能力を磨く、という展開になったら少しは見直すのですが。「Xラウンダー能力の有無が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる!」とか言って。


[No.1943] 2012/03/06(Tue) 00:09:44
適性検査 (No.1941への返信 / 3階層) - 九条神樹

テストなんだし、その要素は学園編でやればいいのになあ、とか
思ったりもしました(笑)。その前フリとしてXラウンダーと
しての差をゼハートに見せつけられる必要はあるわけですが、
模擬戦かなんかで済ませることもできそうですしね。
まあ、学園での模擬戦とかではない本物の戦闘においての
越えられない能力差、というのを見せられなければ、アセムも
本当には追い詰められなかったかもしれませんけれど。

神格化。
確かにそんな感じですね。フリット編を見ている視聴者とすれば
フリットのどこにそんな大仰に持ち上げる要素があるのかという
気にはなりますが(笑)、アセムはそういった部分を知らない
わけでもありますしね。そういう、本来は崇拝すべき程でもない
存在に対して、ズレた畏敬の念を抱いているアセムのおかしさと
悲しさを強調するという意味では、フリット編の存在意義は
あったのかも(笑)。


[No.1946] 2012/03/10(Sat) 09:40:02
物語の (No.1943への返信 / 3階層) - 九条神樹

メリハリをつける上でも、アセムが常人のままってのはアリの気は
するんですよね。三世代目はXラウンダーになるとしても。

ただ、主役が特殊能力を持たず、平凡な人間のまま超人に勝つ、と
いうのは、大きいお友だちには受ける要素ではありますが(笑)、
小さいお友だちをターゲットにすると考えれば、やはり主役には
特別な力があってすごい存在なのだ、というのをアピールするのが
妥当ではあるのかもしれません。その辺はAGEの狙う対象年齢層と
いう部分にも関わってくるのでしょうね。

また常人主人公という観点はXで一応の回答を出してもいるので、
それをなぞる必要があるのか、ということにもあるいはなるのかも
しれません。……いや歴代ガンダムシリーズをさんざんなぞって
いるAGEでそれを言っても説得力はないかな(笑)。


[No.1947] 2012/03/10(Sat) 10:08:37
☆★第22話『ビッグリング絶対防衛線』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

劇中で描かれた限りではヴェイガンと連邦との初の大きな正面衝突
ということになるのでしょうかね。フリット編の時はあくまで
グルーデックの私兵でしたし。
そのフリット編の13話のような印象で、大規模衝突に至るまでの
経緯が十分に描かれていないままになんとなく大きな戦いが
ぼやっと始まってしまうものですから、視聴者の側も今一つ高揚
しきれないまま見ることを「強いられ」る感じですね(笑)。

もっとも、要素としては前代主人公と前代主役機の登場・活躍と
いうのは、基本的には盛り上がるところではあるのかも
しれません。今ちょうど、朝のデジモンでも歴代主人公の
総登場編をやってますしね(笑)。
ただ、それはクライマックスで敵味方の総力戦だからこそと
いうところでもあり、物語の途中でそういった展開をしてしまう
のは効果の点ではもったいなかったかもしれません。

ストーリー的にはフリットの凄さをアセムが見せつけられ、彼我の
力量差を実感するという点で前話の流れを受けていますね。
いやまあ、凄い戦術!凄い戦術!とセリフで言われるだけでは
何がどう凄いのかはよく分かりませんが、とにかく何かが凄いの
でしょう(笑)。

前回ではなんとか父の幻影を振り切ろうと努めていたアセム
でしたし、また今回も冒頭の戦いではウルフの気配り(笑)に
よってXラウンダーではなくても戦える、と思いかけたところに
やっぱりノーマルでは無理だったよ……という流れに引き戻すのは
なかなかいい悪趣味な展開ではあります(笑)。
ゼハートに改めて戦うべき目的の浅薄さに付いて指摘されたことも
あり、アセム編はアセムの自分探しの戦いが一つのテーマにも
なっているのでしょうね。

フリット対デシルの因縁の対決は現時点ではフリットの圧勝と
言う感じでした。やはりというか明確にユリンの思い出を胸に
戦っているフリットの姿は、彼女の喪失がフリットの人格形成に
どれほど大きな影響を与えたかということを物語りもしますね。
面白いのは少年時代、目の前でユリンを失った時のフリットは
デシルをあえて見逃したのに対し、今回ははっきりと討つ気で
いたように見えるところ。単に司令官として、敵の主力を落とす
べきという判断(「これは戦争だ!」と言ってましたしね)
だけでなく、それに加えて、ユリンを奪われたことの怨念が
年月を経たことでかえってより濃密に熟成されていたのかも
しれませんね。

Xラウンダーは人類の進化ではなく退化ではないかという感想は
自分も以前書いていましたが、どうやらそれで正解だった
ようです。進化するガンダムに退化の能力で対応する、と
言う構図はそれはそれで面白くはありますね。


[No.1950] 2012/03/11(Sun) 18:00:15
魔中年… (No.1950への返信 / 2階層) - 篠原勇希

最新鋭機に乗って旧式機に翻弄されるとは。
…デシルはとことんだな…。

クロノスの遠隔操作機能、
どう考えてもゼイドラ操って。
恨み買ってゼハートにやられるフラグにしか…


フリット、
中将でMSパイロットは初めてのケースですね、
次点でキラ・ヤマト准将か。

出撃したがる司令官を持つ副官は大変だよね、
だけどフリットの副官の中の人は毎度そんな感じだった気がす(F91除く)


アセムは自分の気持も知らないで、
というが。むしろフリットの気持ち知ったら軽蔑すると思う。

母親と違う女の復讐なんて…


予告、
アデルタイタスは色統一したほうが(汗)


[No.1951] 2012/03/11(Sun) 20:10:37
「凄い戦術!」の描写には期待せず、 (No.1950への返信 / 2階層) - 暗之云

その一方、実は「マジシャンズ8」には期待していました。

この胡散臭くてダサダサなネーミング! 「ああ、ついに開き直ってマンガ的な分かりやすい敵役、ぶっちゃけ『イナズマイレブン』や『ダンボール戦機』的な、馬鹿らしくもキャラが立ってる悪役が出てくるんだ〜。そっちの路線に行くなら少しは面白くなるかなー」と。ええ、そう思ってました。

それがまさか、1人として顔も見せないままAパートで退場する程度の扱いだとは(苦笑)。スタッフもいいかげん出来もしないシリアス風味なんて諦めて、路線変更とか考えたらどうなんだ。

その期待の新人マジシャンズ8を退けて、ついでにアセムとゼハートも脇に追いやって、フリット対デシルの因縁の対決が繰り広げられたわけですが……。

25年前に、

AGE-1ノーマル<ゼダス<AGE-1スパロー

だったのが、

AGE-1ノーマル>クロノス

って……。ヴェイガンは25年間なにをしていたんだ。フリットとデシルの能力差にしても、確実に歳をとっているフリットよりも老化を抑えてきたデシルのほうが劣るというなら、「何のためのコールドスリープ?」って話になる。

設定はさておきドラマとしての水準で見ても、アセムの「父越え」という目的とフリットの私怨は、傍目には同レベルに浅薄なもの(むしろアセムのほうがマシに思える)。それでもフリットのほうが圧倒的に強いというのは、詰まるところXラウンダーとしての能力差でしかなく、父子の対照が成立していない気がします。


[No.1952] 2012/03/14(Wed) 00:50:49
母親と違う女性 (No.1951への返信 / 3階層) - 九条神樹

フリットをある意味神格化しているようなアセムが、フリットの
そう言った生臭いとも言える感情をもし知ったとしたらどのように
感じるのか、は確かに興味があるところですね。
幻滅するのか、それとも生身の人間としての親近感を感じるのか。
まあアセムの年頃から考えて、なかなか後者の方向には行きづらい
でしょうかね(笑)。
フリットのXラウンダーとしての力に今はアセムは圧倒されて
いますが、女関係でいつまでも根に持つような奴なんだというのが
分かれば、案外憑き物が落ちるのかもしれませんが(笑)。

しかしそういった部分も含めてフリットという人間を過大にも
過小にも評価せず、等身大で理解できるようになった時がアセムの
成長した時ともいえるのでしょうね。


[No.1954] 2012/03/17(Sat) 15:40:40
期待の新人 (No.1952への返信 / 3階層) - 九条神樹

でも正直今さら8人もの新キャラを出されても、既存キャラさえ
描き切れていないのにどうなるものかという気はします(笑)。
そういう意味では単なる記号としての超人部隊と言うだけで
よかったのかもしれませんが、うかつにコードネームを付けたり
して個性を出そうとしたから視聴者に余計な混乱を与えることに
なっちゃったんでしょうね。
まあ、表に出ない存在にも名称を与えておくことで世界が深まる
効果というのもあることはあるのでしょうけれど。

AGE1は一応25年ずっとアップデートされてきたので、中身は
最新型MSと互角以上というバルガスのセリフがアセム編の最初に
あった気はします。あとはまあ、フリットがそのアップデートに
携わっていたなら、仮想敵としてデシルのデータを入れて、
対デシル用に特化した機体になってたりはしてもおかしくない、
……かな?(笑)。


[No.1955] 2012/03/17(Sat) 15:59:41
★☆第23話『疑惑のコロニー』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

グルーデックの出所から始まった今回。「英雄」と呼ばれている
グルーデックに少し苦笑が漏れるところですが、彼自身、自分が
そう言った偉大な存在ではなく、ただの矮小な復讐者でしかないと
いうことはフリット編で見られるとおり自覚しているところでも
あるのでしょう。つまり、一般的には犯罪者だけど、事情を知って
いる一部の人からは英雄と見られている、しかし本人はやっぱり
自分が一人の怨念の塊でしかないと知っている、という、いわば
二重に反転した構図が彼に関してはできているのかなという気が
します。

グルーデックの評価に関しては、ラストでグルーデックと再会した
フリットが、彼をどのようにとらえているのか、というのも
気にはなるところですね。フリット編でグルーデック自身が
言った通り、今のフリットとグルーデックは同じ存在になって
しまっていますが、フリットはグルーデックのように、自分が
復讐者にすぎないということを自覚した上でなおその道を歩んで
いかざるを得ない生き方をしているのか、それとも自己の行動は
正当化されるべきものだと狂信しているのでしょうか。

今回、アセムは初めてフリットの行動に疑念を抱き、反発を
見せました。「市民を巻き込む戦闘に対して反抗する」という
姿勢は、かつてフリットがファーデーンで見せた、ザラムと
エウバのサバゲー(笑)が市民を巻き込むことへの反発を
少し思い出させるものでもあります。その時は市民を守ろうとした
フリットが今下している決断は、当時の彼自身が見たらどのように
感じるのでしょうかね。

メカ戦はアデルタイタスが登場しました。先代機の換装システムが
後代の量産機に活かされているという発展自体は面白いですね。
もっとも、アデルタイタスの見せ場はほとんどなかったのですが、
それはまあ、先代タイタスも似たようなものだったので、
タイタスってのは結局代々そういう系譜なのだ、ということなの
でしょうか(笑)。


[No.1958] 2012/03/18(Sun) 17:48:19
ネタかぶり… (No.1958への返信 / 2階層) - 篠原勇希

あっちはほぼ毎回とはいえ、
潜入ネタはダンボール戦機とかぶりやすいですね(汗)

シャアも艦長なのに積極的に潜入工作していたが、
ウルフは中佐にもなって大変だな。

…クワトロ大尉の時はジオンでは大佐だったな…

コロニー内戦闘だから火器が使えないからだろうけど。
アデルタイタスは使い勝手悪いよな、
長柄の斬撃武器の方が良いと思う。

つまり、
フリットのデータは極端すぎて量産機に反映できないと思う。


独立愚連隊だったフリットに比べ、
アセムは別の意味で苦労していますね…


工場長はヴェイガンでは無いのですね。


[No.1959] 2012/03/18(Sun) 20:09:34
グルーデックが普通に出所って… (No.1958への返信 / 2階層) - 暗之云

単なる軍規違反でなくて政治的な理由で投獄されたんだから、まず普通に考えれば死刑だよなあ。それではドラマにならないから終身刑か、釈放されたとしても軟禁生活でしょ。

それがなんでヤクザ映画よろしく「世話になったな」なんつって出てくるの? 看守が賞賛をもって見送るくらいに功績は知られているのに、誰も出迎えにこないというのも不自然。

設定としておかしいだけでなく、ドラマとして変だ。「ヴェイガン打倒にはグルーデックの力が不可欠だ。牢獄(or軟禁状態)から強硬に救出しろ!」だけでひとつ山場が作れるのに、なんでこうなるの? フリット中将が街の酒場で接触できるということは、監視役さえついていないんだろう。「フリットが下した命令によって無条件で釈放された」というならまだ許すけど、そういうのは予め伏線をはっておくか、せめて今回のうちに一言ほのめかすべきだ。

などと冒頭からガッカリションボリだったのだが、本編はまずまず。20話の感想でゼハートについて、「純然たるパイロットならばそれでもいいかと思うけど、兄ちゃんや部下に司令官の資質を疑われている流れなんだからさ」などと書いていたら、今回マジシャンズ8がまさに、司令官としての無能を非難しつつパイロットしての優秀さを認めていた。ああ、スタッフも気にしていたんだね、と誉めておこう。

また、19話と違って今回は命令違反を犯したアセムがきっちり営倉入りになったのも評価のしどころか。これが普通のアニメなら、「冒頭で釈放されたグルーデックと鮮やかな対を成す描写で」云々というところだが、まぁAGEだからね。

おおすごい、今回は2つも誉めるところがあった!

前回は顔も見せずに退場したマジシャンズ8が生身で登場しましたが、これは期待外れ。もっとこう、全員シルクハット形ヘルメットを被っているとか、コントローラーがステッキ形だとか、ハト型ファンネルが周囲を飛んでいるとか、そういうキャラを期待していたんだがなー。


[No.1960] 2012/03/19(Mon) 22:10:54
階級もですが (No.1959への返信 / 3階層) - 九条神樹

ウルフもあの年齢になっても大変だな、というのもあるかも
しれません(笑)。MSの操縦はともかく、生身での潜入はそろそろ
若い者に任せたい頃ですよね、多分(笑)。
まあ、年を取ってもその辺を自重できずに飛び出して行くのが
ウルフらしいと言えばらしいのかもしれませんが。

使い勝手。
スパローも近接型ですしね…ミドルレンジのウェアがないので
こういう場合は苦労するのかもしれませんね。というか、まさに
そう言った有効レンジの間隙をAGEシステムに設計してもらえれば
いいのでしょうけれど。ただAGEシステムは欲しいものを作って
もらえるというわけではないのが面倒なところですね。


[No.1969] 2012/03/24(Sat) 14:41:46
ヘルズ・マジシャン (No.1960への返信 / 3階層) - 九条神樹

シルクハットにちょび髭・マントで、刃の付いたトランプを
武器にでもしますかね(笑)。そこまでコミカルな味付けをしても
悪くはないかもしれませんが、ただそういったキャラにして
しまうと、ヴェイガンって結構生活に余裕あるじゃん!って
ことにもなってしまうかもしれません(笑)。彼らの生活は
基本的に厳しく追い詰められているという背景があるからこそ
地球種への執拗な怨念が裏打ちされるわけですしね。
まあ、のんびりとゼハートが風呂に入ってたりする時点で
それもなんとなく怪しいものではありますが(笑)。

営倉入りのアセム。
象徴的に言えば八方ふさがりになって出口が見えない彼の心情を
……みたいなところなのでしょうかね。その彼に声をかけるのが
ロマリーでもアリーサでもなくウルフというところも、また
AGEにおける女性キャラクターの扱いという部分が象徴されている
ような気もしますが(笑)。


[No.1970] 2012/03/24(Sat) 14:57:52
★☆第24話『Xラウンダー』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

タイトルと内容があまりリンクしていないような…いやもちろん
Xラウンダーの問題も今回のキーではありましたが、もっと色々
前面に出すキータームがあるような気もします。

さてそれはさておき、ドラマ的にもメカニック的にも動きがあった
回で、エピソードとしてはポイントになるお話になりました。
冒頭のバーのシーンや、衝撃の三角関係(笑)の場面に、ちょっと
凄まじい安っぽ……いやその、分かりやすさを感じも
しましたが(笑)。

メカ的には、AGE2ダブルバレットは新機体にふさわしい活躍を
見せてくれ、砲撃戦仕様かと思いきや巨大ビームソードを
ぶん回しての4刀流は絵ヅラ的にハッタリも効いた、なかなか
魅力的なメカになっていましたね。
Xラウンダーであるマジシャンズ8があっさりやられ過ぎでは
ないかという気もしますが、まあそこは主役メカの引き立て役と
して譲ってもらいましょう(笑)。もっとも、マジシャンズ8の
具体的な映像としての強さをもう少し描写しておいたほうが
よりダブルバレットの凄さも際立ったかもしれませんが。

ドラマパートとしてはグルーデックの死と、アセム・ゼハート・
ロマリーの三者対峙がポイントに。
ゼハートがどうしてもアセムのことを思い切れないことに、
学園編の描写が薄かったせいであまり説得力がないのは残念
ですが、ひとつ分かったことは、ゼハートは自分の中の理想化した
アセム像を現実のアセムに押しつけて、そうあれと迫っていると
いうことですね。目の前にいる本当のアセムを見ているのでは
ない、というのは、実はアセム自身のフリットに対しての
姿勢とも重なるところがあるとも言えるでしょう。皮相な言い方を
すれば、Xラウンダーであって超越的な現状認識・空間把握が
できるゼハートが、人としての現実のアセムを把握できていない、
という捻り方でもあるかもしれません。

そしてグルーデックの死。その最期は彼自身がおそらく望んだ
とおりの、アラベルの手の復讐の刃によるものでした。
もっとも、アラベルに対しての末期のセリフは、グルーデックの
見せていた復讐者としての姿勢とは少し乖離しているような気は
します。それはこの年月で彼自身中の何かが変わったのか、
あるいは彼の中の本質が元々そういうものであったのでしょうか。
スタッフのキャラの把握がとかそいう話は置いとくとして(笑)。

グルーデックに関しては、フリットが彼に実際に心酔していた
らしいことも、フリットの壊れぶりを印象付けますね。
グルーデック自身は自分はただの復讐者でしかないと理解して
いるのに、その認識の齟齬が面白いところではあります。
これもまた、「超認識が出来るXラウンダーであるのに相手を
理解できていない」という皮肉でもあるかもしれませんね。


[No.1972] 2012/03/25(Sun) 18:00:16
ロマリー脅威の女子力! (No.1972への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…ロマリーはたぶんアセムを尾行していたのだろう…たぶん…。

ゼハートはXラウンダーの力で探したと思う…たぶん。


アセム。
いい感じに追い詰められているな、
ヤバいものに手を出すみたいだし。

ゼハートに敵対心を持っていると思い込んでいるみたいだけど、
明らかに父に対する八つ当たりだからな…


それにして、
エミリー以上にアセムとロマリーがくっつくように思えない…

ダブルバレットの操縦桿は左手射撃用なのだろ、
/0のライガーゼロみたいだが面白い。


だけど、
肩のキャノン投棄しないとサーベル使えないのは…
銃剣みたいな感じにビーム刃出るほうが良かったかも。


アラベル・ゾイはグルーデック個人への恨みではなく、
地球人すべてに憎しみが向くイカレ指揮官にして欲しかったな〜
…山口勝平さんの無駄遣い。


[No.1973] 2012/03/25(Sun) 19:53:46
言ったとおり,復讐という亡霊に取り付かれ (No.1972への返信 / 2階層) - 暗之云

悲劇的な人生を歩んできたアラベルに今さら「重い荷物を背負い続けて」はないだろグルーデック……。

まぁ「「悲劇的な人生」と「復讐を果たしてそこから解放されること」とがワンセットで、己と同じ道を歩んだアラベルに親近感を覚えた」ということなら、その心情も理解できなくはないけれど。ただ、裏を返せば「復讐は果たさない限りそこから解放されない」がテーゼになるので、フリットもこの先救いが得られない気がします。

そのグルーデックの情報、何故に獄中で情報収集できるんだとか、いつデジタルデータ化したのかとか基本的なツッコミはさておくとして、UEの正体は火星移民の末裔だと明らかになってから、もう26年経つんですよね。そんな長い間、決着を付けられないままズルズルと戦争状態を引きずっていたら、そりゃまあヴェイガンを勝ち馬とみて協力する奴もいるでしょう。命懸けで提供したり隠匿したりする情報かそれ?

他方、アセムのダメっぷりが底値知らずの大暴落で、良くも悪くも先の予想がつかなくなってきたのはちょっと面白い。ロマリーは「2人の間で板挟み」なのではなく、完全にゼハートLOVEなのね。

響子さんかこずえちゃんか。
まどかかひかるか。
なるかしのぶちゃんか。
天満か八雲か。
ロマリーかアリーサか。
「ラブコメは「俺なら迷わずこっちの娘を選ぶのに!」とサブヒロインを魅力的に描けた時点で成功」が私の持論なので、「俺ならロマリーなんかじゃなく、迷わずアリーサを選ぶぜ!」と大多数の視聴者が思っている(独自調査)時点で、アセム編は大成功ではないでしょうか。いやまぁそこで「でもロマリーも捨て難いよね」という視聴者がいない(独自調査)時点で失敗という気もしますが。

戦闘シーンに見応えがあったのも、今回の美点でしょう。細かいところで操縦桿の変型なんかも「いつの間に仕込んだんだ」と思いつつもちょっと琴線に触れた。

ただ、「ビームライフルが効かない→格闘仕様のタイタス」「速さに追いつけない→高速仕様のスパロー」という流れがあったAGE-1に対して、ダブルバレットはただ強いだけにしか見えないのがツライ。これではノーマルに戻すメリットが無いのでは?


[No.1974] 2012/03/26(Mon) 23:38:43
エミリーは (No.1973への返信 / 3階層) - 九条神樹

描写が少なすぎてフリットと結ばれる経緯がよくわからない子
でしたが、ロマリーは多少描写があるために逆になぜアセムと
結ばれるのかよくわからない子になっちゃってますね(笑)。
アリーサならまだ分かるのですが……もっともそのアリーサも、
なぜアセムに好意を抱いているのかというきっかけの部分の
描写がやっぱり欠落しているような感じではありますけどね。

作り手側が女性を描くのが上手くないということなのかも
しれませんが、3世代100年に渡る人間模様を描いていくなら
子孫を為して行くための女性の描写もやはり重要視しなければ
ならないはずでしょうね。今のままだと本当にただ子孫を残す
ためだけの舞台装置にしか見えない気もしますし、それは
世代を描くというテーマの上からも問題が残るところではある
でしょうね。


[No.1976] 2012/03/31(Sat) 09:58:55
グルーデックの場合 (No.1974への返信 / 3階層) - 九条神樹

自分の行動が間違ったものだという自覚を持ったうえで、それでも
そう生きるしかないという認識があったように見えるのに対し
フリットの場合はあくまでも自己の行動が正当なものであると
信じて疑っていないように見えますね。グルーデックは自分の
道が誤っている以上どのような形でも破滅するしかないという
覚悟はあったのでしょうし、逆にそれゆえに解放が得られたの
でしょうが、自己の正当性を狂信しかしていないフリットには
どのような開放も待っていないのかもしれません。

グルーデックの真の罪は、フリットをそのような道から
救い出そうとせず、ただ傍観し続けたことにあるのかも。
彼が生きていたらあるいはフリットを諭したかもしれない、とも
思えますが、その場合フリットは逆上してグルーデックさえ
手にかけかねないかもしれませんね(笑)。
……でもそういう死に方でもグルーデックには似合いそう
と思えてしまったりも。


[No.1977] 2012/03/31(Sat) 10:24:14
★☆第25話『恐怖のミューセル』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

サブタイトルの付け方に相変わらず素敵なセンスを感じもする
25話です(笑)。
ストーリーとしては人工的にXラウンダーとなれる、いわば
インコムのような、とも言うのでしょうか、その禁断の果実を
手にしたアセムの姿を描いたものとなりました。

危惧されたようにアセムが簡単にXラウンダーに覚醒するのでは
なく、あくまでもノーマルとして超人たちに立ち向かっていく
方向性で行くようですね。常人ならではの焦りと苦悩、そこから
手っ取り早いミューセルの力を借りてしまおうと思い詰める
アセムは、少年らしい(少年じゃいけないのかもしれませんが)
短絡さを示してしまったと言えるでしょう。そこに追い詰められる
までに比較的丁寧に、フリットとゼハートの影が彼にとっていかに
大きいかということも描いていたこともあって、ミューセルが
目の前にたらされた蜘蛛の糸のようにも見えたであろうことは
伝わりますね。

……まあ、ディケがミューセルを欲しているアセムを放置して
そのまま部屋を出たのはかなり無理があるような気もするの
ですが(笑)。それも、ディケがアセムがそこまで追い詰められて
いることを知らなかったということですかね。フリットもそうなの
でしょうが、基本的にアセムの周囲の人間でアセムが精神的に
不安定なことを知るのはほとんどいない状態なんですよね。
かろうじてウルフが目を掛けているくらいで、そのあたりも
アセムは人間関係の構築が不得意なのだなあと感じますし、それは
学園編からもある程度うかがい知ることは出来たところかも
しれません。

バトルシーンはマジシャンズ8が順調にかませになってくれて
います(笑)。それでもディーヴァのMS部隊がさらにその
かませになってくれているという構造を取っているので、一応
M8の強さは伝わりますね。落とすべき敵を落とさずにフラフラ
他の相手に向かっちゃうあたりは少し不自然ではありますが、
M8は能力的に優れてはいても戦いの中ではプロに徹している
わけではないであるということでもあるのかも。
……プロに徹している軍人はあまり本作にはいない気も
しますが(笑)。

ウルフの説諭によってXラウンダーにとらわれることなく
自分であろうと決意したアセム……に見えて、それはそれでいいの
ですが、でもその同じ構図を彼は21話あたりで一度迎えている
わけで(笑)。もう一度ほとんど同じパターンを繰り返すのは
どうなのだろうとも思いはします。それほどアセムの
コンプレックスは根深く、ちょっとした上辺の思い切り程度では
動かしようがないということなのかもしれませんが。

……でもこれで、実はウルフもラウンダーだったんだ的な展開が
あると、アセムがもう救いようもなく真っ黒に曇って面白いかも
しれないなあ(笑)。


[No.1983] 2012/04/01(Sun) 18:00:52
ヴェイガン脅威の技術力 (No.1983への返信 / 2階層) - 篠原勇希

一種の催眠で強化人間みたいな感じになるのだろう、
ヘルメットのシステム。
だが連邦軍のパイロットスーツと規格あわないと思う、
…窒息の危険性も…

これでアセムの焦りが解消されれば良い。
ゼハートがXラウンダーは獣への退化みたいなこといっていたから、
目覚めない路線で行って欲しい。


標準化されているダブルバレット、
ニードルガン使うまで気づけなかったアデルスパロー。

意外とメカ設定多く使っているのですね、
それてディーヴァ二番艦とコロニーレーザー(?)
が気になる。

なにげにアクエリオンの新旧主人公がヴェイガンにいるんだな(ヲイ)


[No.1984] 2012/04/01(Sun) 20:32:19
マジシャンズ8改めマジシャンズ6 (No.1983への返信 / 2階層) - 暗之云

にはならなかったか(それはマジシャンズじゃなくてウィッチーズ)。初登場回での印象付けに失敗しているし、前回もダブルパレットの機体の性能で倒されてるし、今回際立ってアセムが強いという感じはしなかったなぁ……。

そうした中でウルフが強いことだけはよくわかった(笑)。「Xラウンダーになれないなら、俺様のようなスーパーパイロットになればいい」には説得力があって、これでアセムにも進むべき方向も見えたんでしょうかね。

ただ、そうなると今度はXラウンダーの地位というか位置付けが曖昧になってくるんですが、そのあたりはどうバランスを取るんだろう。

オブライトの死亡フラグは何なのか……。主人公が全く無関係なサブキャラ同士の関係に時間を割く余裕なんて無いと思うんだが。ローガン、じゃなくてレーガンだっけ? 第一世代の時になんかそんな名前の人の三角関係っぽい描写があって、結局なんでもなかったような。


[No.1985] 2012/04/01(Sun) 21:33:32
ヴェイガンは (No.1984への返信 / 3階層) - 九条神樹

被るだけでラウンダーになれます!今ならこれがたったの
○○円!的な謎の通販番組で地球圏を経済的に支配することを
考えてもよかったかもしれませんね(笑)。なんにせよ、
ヘルメット一つで超人に、という発想はなかなか大胆なというか
ヒーロー番組的なエッセンスを感じもします(笑)。ことによると
ヴェイガンはそれこそ木蓮のように火星圏でヒーロー番組ばっかり
見てたのかも(笑)。

ラウンダーにならない・なれない主人公、と言うアセムの造形は
それはそれで意味のあるものですが、アセム編がすぐに終わって
しまうのがやはりもったいないですね。
最終章では地球とヴェイガンと言うだけでなく、さらに一般人と
ラウンダーという新たな対立構造のようなものも前面に出て
くるのでしょうか。


[No.1990] 2012/04/07(Sat) 12:53:58
サブキャラの扱い (No.1985への返信 / 3階層) - 九条神樹

「主人公が全く無関係な」と言うところがネックですよね。
物語的にも人間関係的にも浮き上がってるキャラクターたちが
絡んでいても異物にしかならないというか…
各世代のストーリーが短いAGEの中でも特にアセム編は短いと
いうことのようですから、だとするならもう無理をせずに
すっぱりアセム回り以外は切って、無機的なチームメイトA、B、
でも特に問題なさそうな気もするのですが、やっぱり何かドラマを
付けて、それで物語に厚みが出来た!と思いたいところでもあるの
でしょうね(笑)。

ウルフの強さ。
以前と同じことやってるよなあと言う構成を一応度外視すれば、
彼の言動は説得力はあるものですし、それを言って許される
キャラクター像でもありますよね。アセムだけではなく
フリットがそう言ったウルフの能力をどう感じているのか、と
言うのも少し興味があるところです。


[No.1991] 2012/04/07(Sat) 13:09:55
★☆第26話『地球 それはエデン』★☆ (No.1837への返信 / 1階層) - 九条神樹

アセム編のクライマックス、それにふさわしく総力戦が展開
されました。もっとも、アセム編ではすでにビッグリング攻略戦が
語られており、短いアセム編の中で二回も大規模戦闘を行うことで
焦点が散漫になったかもしれませんね。

とはいえ、バトルシーンはさすがに物語上のポイントでもあり、
戦闘描写は結構見応えがありました。ダブルバレットの巨大
ビームサーベルはやはり絵的にかなりのインパクトを生みだす、
いい意味でハッタリの効いた装備ですね。
また地球側とヴェイガン側双方の巨大兵器の攻防と言うのも
面白いところでしたが、フォトンリングレイの発射に至るまでの
緊迫感がもっと描かれていればさらによかったようには思います。
ヴェイガンがフォトンリングレイの情報を知っていたこと、そして
それに対抗するギガンテスの盾を用意していたことは、以前
グルーデックが語った情報漏洩に関する流れなのでしょうか。
だとするとフリットはそれに対応する手を打っていなければ
ならなかったところではあるかもしれませんね。

物語面では、ついにフリット編からのレギュラー二人、ウルフと
デシルが退場。もっともデシルの場合さらに生き延びていて
最後までフリットに付きまとってもそれはそれで面白いかも
しれませんが(笑)。
ウルフの遺した言葉、スーパーパイロットは、ラウンダーという
概念に代わってまた新しくアセムを呪縛する概念になりそうな気も
するのですが、アセムが自らの脚でしっかりと大地に立つときは
ついに来ないまま、いつまでも誰か他者の影をむなしく追い続ける
ことになるのかも。

デシルが討たれたのがフリットにではなくアセムにであった、と
言うのは、ストーリー的な人間関係の整理と言う意味では少し
物足りなくは思うところかもしれません。
ただ、今回のサブタイトル、つまりパラダイスロスの寓意から
考えてみると、今回の各キャラクターたちはそれぞれ、自分の手に
届かないものを追い求め、そして夢破れていく姿が描かれている
ともいえるのかもしれませんね。
アセムはラウンダーになりたいと願いそれがかなわず、ウルフは
生還せよと命じそれがかなわず、そしてデシルはフリットと
戦いたいと願いそれがかなわなかった、ということになるの
でしょうか。おそらくゼハートの地球帰還の夢もかなわない
でしょうし、またゼハートと再び昔のように、というロマリーの
夢も同様に潰えるのでしょうね。

……そんな中で一人だけ夢をかなえるのがオブライトだった、とか
言うことになったらそれはそれで面白いかも(笑)。


[No.1994] 2012/04/08(Sun) 17:52:05
((合掌)) (No.1994への返信 / 2階層) - 篠原勇希

良き上官、良き兄貴であった
ウルフ・エニアクル大佐(二階級特進)に哀悼を込めて(`・ω・´)ゞ

シールドのシグルブレイド等、
Gバウンサーのギミックを披露しての燃え尽きた最期でした。


…だが、やはりちと積み重ねが足りないところも〜
そこが少し残念。

オブライト中尉のフラグを全うしてましったのかもしれしませんが


フォトンリングレイ、
一見重力レンズに見えるのですが。
説明からすると境界面にたまったエネルギーを、
後ろから突っついて爆発させているのかと。


あいも変わらずヴェイガンの力押しな作戦もアレですね…
バリアありきだからの作戦だと思うけど…

さすがにアレでは成功しても内部からの破壊工作されるだろうと。


デシル。
最後の最後まで…
魔少年からまるでダメなおっさんに進化しましたか(合掌)

アセム編29話までらしいから、この攻防が決戦なのかと。


[No.1995] 2012/04/08(Sun) 20:35:57
「ウルフ隊長のことか―――っ!!!」 (No.1994への返信 / 2階層) - 暗之云

てな感じでスーパーパイロ人アセムが覚醒。デシルは「読めない…何故だ、Xラウンダーでもないくせに!?」というが、それは視聴者も訊きたいナゾだ。

Xラウンダーではないというだけで、超人に違いないじゃんスーパーパイロット。過程をすっ飛ばして突如覚醒して、非凡な能力を発揮できるようになった、という点はXラウンダーと同等だ。

そうじゃなくて、「先天的な能力には恵まれなかった者が努力なり工夫なり策略なりで超人Xラウンダーをやり込める」って流れにしなきゃダメでしょ。でなけりゃ、「やっぱりXラウンダーにはかなわず満身創痍になるけれど、それでも執念と捨て身の覚悟でウルフの仇を討つ」とかさあ。一体何を描きたいんだか……。

シリーズ初期から毎回のことで、しかも改善の兆しがないからあえて指摘することではないが、今回もやはり前回から話がつながっていない。「ヴェイガンの大艦隊が光学ステルスを解除して突如出現、奇襲にビックリ!」という前回のヒキは中々のインパクトだったのに、何故に地球連邦軍は迎撃準備ができてるんだ? ていうか奇襲に成功できたはずのヴェイガンは何でフォトンリングレイの準備ができるまで待ってるの? 無眼鉄の盾とか情報漏洩とか以前の問題の気が……。

マジシャンズ2/4の死は全く意味不明。ユリンの時は「ファンネルを飛ばす媒介としてXラウンダーが要るんだろなー」と想像できたけど、ただAGE-2にしがみつかせるだけなら始めから無人機を飛ばしておけばいいだろ……。

とまぁ、話は相変わらず箸にも棒にもかからなかったのですが、ダブルパレットの二刀流(超ロングショットになっても剣先がフレームに収まらない、とかこれくらいやり過ぎでちょうど良い)をはじめ、MS戦には中々見応えがありました。

>……そんな中で一人だけ夢をかなえるのがオブライトだった
そういえば最後にちゃっかり「幸せのコーラサワー」に改名した御仁もいらっしゃいました。『00』はまぁ、他のキャラ達も最後はそれなりにハッピーでしたけどね。


[No.1996] 2012/04/08(Sun) 23:41:44
グルーデックと並んで (No.1995への返信 / 3階層) - 九条神樹

ウルフはAGEのキャラクターの中でも好悪、あるいはその行動の
是非は別として、描写と言う意味では比較的輪郭のはっきりした
存在でしたね。その二人が続けて退場してしまうということに
少しもったいなさを感じもします。もったいないと感じるだけ
存在感はあるわけで、他のキャラだったら退場しても別にどうとも
思わないでしょうしね(笑)。

デシルももう少し復讐鬼としてのエキセントリックな言動を
強調して見せてくれてもよかったかも。アセム編での登場も少し
遅かったですしね。デシルはフリットが今のようになってしまった
原因を作った存在でもあるわけですから、その彼が今の世代にも
なお登場させた以上は、相互の憎悪をあおる、00でいうところの
「世界の歪み」的な象徴としての描き方が為されればよかった
ようにも思います。ただのはた迷惑な小者で終わってしまったのは
グルーデックたちとは別の意味でもったいなかったかも(笑)。


[No.1999] 2012/04/14(Sat) 14:18:50
たった一つのシンプルな答えだ (No.1996への返信 / 3階層) - 九条神樹

てめーは俺を怒らせた。
あるいは、その時不思議なことが起こった怒りの王子でもいいです
けど、まあ怒りでパワーアップするのは少年漫画ではお約束の
展開ですからそれはそれでいいとは思うのですが
ただ、そういった感情的・主観的な能力と、数値的・客観的な
パイロット能力との描写の温度差のようなものがあったために
なんだかぎこちなく見えてしまったと言うことはあるの
でしょうね。
あるいは描写を素直に解し、感情を強く刺激されることがX領域に
近い力を生みだすとか(笑)。フリットがユリンを失った時も
そうでしたしね。

ウルフの求めていたものはまさに経験と鍛錬でたどり着くべき
ところだったのでしょうが、一時的な感情の爆発でスーパー化
してしまうのは、ウルフの言っていたスーパーパイロットとは
また異なるものなのかもしれませんね。だとすれば、アセムは
結局ラウンダーにもなれずウルフの言い遺したスーパーパイロット
でもない、鬼っ子のような存在になり果ててしまっているのかも。


[No.2000] 2012/04/14(Sat) 14:35:46
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