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No.2153に関するツリー

   機動戦士ガンダムAGE 感想ツリー 第4クール - 九条神樹 - 2012/07/15(Sun) 18:00:19 [No.2153]
☆★第49話『長き旅の終わり』☆★ - 九条神樹 - 2012/09/23(Sun) 18:24:01 [No.2244]
真のエンディングはゲームで体験してね! - 暗之云 - 2012/09/24(Mon) 01:56:26 [No.2249]
小説版 - 九条神樹 - 2012/09/29(Sat) 22:30:27 [No.2254]
旅路の果て。 - 篠原勇希 - 2012/09/23(Sun) 20:20:08 [No.2247]
キオのライバル - 九条神樹 - 2012/09/29(Sat) 21:43:59 [No.2253]
なんかもったいない。 - そうりゅう あすか - 2012/09/23(Sun) 19:25:15 [No.2246]
ゼラ・ギンス - 九条神樹 - 2012/09/29(Sat) 21:13:13 [No.2252]
☆★第48話『絶望の煌き』☆★ - 九条神樹 - 2012/09/16(Sun) 18:43:17 [No.2236]
「私は……何をやっているのだ!」 - 暗之云 - 2012/09/21(Fri) 19:08:21 [No.2239]
テコ入れや路線変更 - 九条神樹 - 2012/09/22(Sat) 17:09:13 [No.2242]
さらば、AGEビルダー!! - そうりゅう あすか - 2012/09/16(Sun) 22:20:52 [No.2238]
ウェンディのライバル - 九条神樹 - 2012/09/22(Sat) 16:31:50 [No.2241]
総員敬礼! - 篠原勇希 - 2012/09/16(Sun) 21:00:03 [No.2237]
見せ場 - 九条神樹 - 2012/09/22(Sat) 16:24:09 [No.2240]
☆★第47話『青い星 散りゆく命』☆★ - 九条神樹 - 2012/09/09(Sun) 18:02:23 [No.2230]
機械獣チックな70年代的デザインというか - 暗之云 - 2012/09/11(Tue) 20:12:18 [No.2232]
ドリルでルンルン - 九条神樹 - 2012/09/15(Sat) 16:30:45 [No.2234]
歴史は繰り返す… - 篠原勇希 - 2012/09/09(Sun) 20:13:13 [No.2231]
バーストモード - 九条神樹 - 2012/09/15(Sat) 16:09:52 [No.2233]
☆★第46話『宇宙要塞ラ・グラミス』☆★ - 九条神樹 - 2012/09/02(Sun) 18:09:35 [No.2223]
レディ! - 篠原勇希 - 2012/09/03(Mon) 02:57:33 [No.2225]
キオは、というよりアスノ家は - 九条神樹 - 2012/09/08(Sat) 17:32:36 [No.2228]
カードゲームのブラックジャックの「バースト」は - 暗之云 - 2012/09/03(Mon) 00:10:10 [No.2224]
進化とバーストモード - 九条神樹 - 2012/09/08(Sat) 17:23:50 [No.2227]
☆★第45話『破壊者シド』☆★ - 九条神樹 - 2012/08/26(Sun) 17:55:53 [No.2215]
シド。コンピューター衛星。 - 暗之云 - 2012/08/29(Wed) 00:56:48 [No.2217]
成長と進化と世代 - 九条神樹 - 2012/09/01(Sat) 17:20:16 [No.2220]
追憶の…? - 篠原勇希 - 2012/08/26(Sun) 20:18:17 [No.2216]
外伝とのすり合わせ - 九条神樹 - 2012/09/01(Sat) 17:00:40 [No.2219]
★☆第44話『別れゆく道』★☆ - 九条神樹 - 2012/08/19(Sun) 17:50:09 [No.2201]
バニハー、バニハー♪ - 篠原勇希 - 2012/08/19(Sun) 20:20:39 [No.2204]
イゼルカントの - 九条神樹 - 2012/08/25(Sat) 16:58:11 [No.2212]
要塞の名はラグランジェでなくラグラミス - 暗之云 - 2012/08/19(Sun) 18:56:23 [No.2202]
後で文化しようぜ - 九条神樹 - 2012/08/25(Sat) 16:45:58 [No.2211]
★☆第43話『迫撃!トリプル・ドム』★☆ - 九条神樹 - 2012/08/05(Sun) 18:32:38 [No.2186]
三位一体 過去・未来・現在♪ - 暗之云 - 2012/08/06(Mon) 21:30:06 [No.2189]
作品開始時 - 九条神樹 - 2012/08/11(Sat) 18:02:12 [No.2194]
私がわからないのか! - 篠原勇希 - 2012/08/05(Sun) 20:24:26 [No.2187]
フリットとアルグレアス - 九条神樹 - 2012/08/11(Sat) 17:51:35 [No.2193]
★☆第42話『ジラード・スプリガン』★☆ - 九条神樹 - 2012/07/29(Sun) 18:06:33 [No.2176]
しゃ〜… - 篠原勇希 - 2012/07/29(Sun) 19:59:36 [No.2178]
マッドーナ工房 - 九条神樹 - 2012/08/04(Sat) 14:28:50 [No.2184]
戦って、死ね。 - 暗之云 - 2012/07/29(Sun) 18:18:32 [No.2177]
生きろ。 - 九条神樹 - 2012/08/04(Sat) 14:17:31 [No.2183]
★☆第41話『「華麗なフラム』★☆ - 九条神樹 - 2012/07/22(Sun) 18:06:26 [No.2167]
加齢なフリット - 篠原勇希 - 2012/07/22(Sun) 20:32:22 [No.2169]
キオの行動 - 九条神樹 - 2012/07/28(Sat) 14:24:29 [No.2174]
スプリガンといえばMARK2 - 暗之云 - 2012/07/22(Sun) 19:06:08 [No.2168]
スプリガンと言えばオーラクルーザー - 九条神樹 - 2012/07/28(Sat) 14:14:49 [No.2173]
「地中の秘宝」に匹敵する - 暗之云 - 2012/07/29(Sun) 08:46:28 [No.2175]
★☆第40話『キオの決意 ガンダムと共に』★☆ - 九条神樹 - 2012/07/15(Sun) 18:28:02 [No.2154]
超電導の底力… - 篠原勇希 - 2012/07/15(Sun) 20:15:21 [No.2157]
Gバウンサー - 九条神樹 - 2012/07/21(Sat) 17:38:49 [No.2165]
殲滅と均衡と共存と - そうりゅう あすか - 2012/07/15(Sun) 19:17:03 [No.2156]
不殺 - 九条神樹 - 2012/07/21(Sat) 17:25:47 [No.2164]
ガイタメAGEが進化してFXに - 暗之云 - 2012/07/15(Sun) 18:34:16 [No.2155]
FXというネーミング - 九条神樹 - 2012/07/21(Sat) 17:17:37 [No.2163]



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機動戦士ガンダムAGE 感想ツリー 第4クール (親記事) - 九条神樹

ついに最終クールに入りました。
色々な意味でついに、ですね(笑)。


[No.2153] 2012/07/15(Sun) 18:00:19
★☆第40話『キオの決意 ガンダムと共に』★☆ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

最終クールの開始と共にOP/EDが変更、そして最新最後の機体・
AGE-FXが登場しました。

冒頭からいきなりよくわからない戦いが始まり、いきなりFXが
登場している展開はちょっと混乱しましたが、ちゃんと時間を
巻き戻してその過程を描写してはくれましたね(笑)。
ムーンベース云々という流れに描写・言及の積み重ねが足りない
のはいつものことではありますが(笑)、こういった、時系列を
逆にし、いきなり戦闘から開始して、視聴者に意図的に衝撃と
混乱を与えるという演出手法は、富野さんも時々やる手では
あります。
最終クールのスタートということもあり、FXを前面に押し出して
印象付けたかったということもあるのでしょうね。でもそんなに
主役メカに気を使うくらいなら、タイタスやオービタルにも
その半分くらいの配慮はしてあげてもよかったのに(笑)。

ドラマパートでは、キオとアセム、アセムとフリット、そして
キオとフリットという三パターンでのアスノ家の人々の対時。
これまで正面からフリットと話すことを避けて(逃げて)来た
アセムや、フリットのいいなりのお人形だったキオが、それぞれの
形でフリットと向き合うと言う場面でした。そしてそのどちらの
場合でも、セリフのみならず作画によっても、フリットの狂気が
強調されすぎるくらいに強調されていましたね(笑)。多少
それがいきすぎていて、むしろ笑いを誘うくらいになって
しまっていた感は無きにしも非ずな気はしますが(笑)。

ともあれ、前回イゼルカントの狂気を描いた上で、今度は地球側の
フリットの狂気を描く、というバランスによって、両者の
どちらにも正当性はないことを示し、キオの取ろうと決意した
行動に意味を持たせるということなのでしょうね。

バトルパートはFXのお披露目。主にCファンネルによる縦横無尽の
無双状態でしたが、ファンネルの戦闘ってあんまり見た目に
面白くはないんですよね。タイタスやスパロー、ダブルバレット、
そしてオービタルでさえも(笑)、見た目で引きつける魅力的な
アピールの武装や戦法はあったわけですが、FXは単に強いという
以上の魅力は今のところあまりないかも。もちろん強いのがまず
第一なのでしょうけれどね(笑)。


[No.2154] 2012/07/15(Sun) 18:28:02
ガイタメAGEが進化してFXに (No.2154への返信 / 2階層) - 暗之云

FXってどういう意味なんだろう、自衛隊のFXは次期戦闘機(Fighter-X)、SFXのFXはeffectsの略、PC-FXと鉄人28号FXはFuture-X、そして外為はForeign Exchange。一番近いのはやっぱり外為か……なんて思っていたら劇中で Follow X-rounder と説明された。まさかちゃんと意味があるとは思ってなかったのでちょっとびっくり。

AGEシステムはどこに行ったと思ったら、お腹のAの字がそれなのね。あんなに小型化できるならAGE-3の代でそうしておけと思う。

火星圏での戦闘データを反映、という台詞にはツッコミを入れたくなりましたが、まぁ敵方のビットを真似てファンネルっつーことでしょう(いや全然別物だけど)。


[No.2155] 2012/07/15(Sun) 18:34:16
殲滅と均衡と共存と (No.2154への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

じいちゃんは、大切な者を奪われすぎ敵の殲滅を。父ちゃんは友情はあっても深い溝があり超えることは出来ないから両陣営の均衡を。そして3代目は、みんな同じ人間だからと知ったから共存を願った・・・。

う〜ん、結局キオくんは、「種」のキラくんと一緒の「不殺」へ行き着いちゃうのね。

でも、今までゲーム感覚でヴェイガンのMSを人命と一緒に奪ってきた小僧が、仲間の死を経て、敵にさらわれて、敵の窮状を知っただけで「不殺」にいきなりなっちゃうのはねぇ・・・。

「エウレカセブン」のレントンみたいに自分は人を殺していたんだと自覚しゲロ吐く位の経験させないとじいちゃんの狂気に勝てないと思うんだけど。

>ファンネルの戦闘
いつも思うのだけど、射出後のMSって、どうなってるんだろう?
ファンネル射出後、FXはなんかファンネルを指揮するために踊って居るように見えたんですが・・・(笑)。

ちなみに
GNO(ガンダムネットワークオペレーション)3の場合
ビット・ファンネル系は地上でも使用可(笑)。通の人たちからリアルタイムチャットでいろんなツッコミがあり。
ただ、ターン式なので1つ機体がファンネルと別の攻撃は同時には出来ません。


>新OP
最後には、考え方の違う3人が手を取り協力しあうと示唆されていると感じたんですが・・・。
あと、Gバウンサーみたいなのが敵陣営にいたのはなぜ?

>新ED
今までは、主人公がテーマだったんですが。今回は「嫁」がテーマです。
でも、全てのガンダムが破壊されているシーンも。
これが意味するものは何でしょうね?

では


[No.2156] 2012/07/15(Sun) 19:17:03
超電導の底力… (No.2154への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…FXというとこれを(汗)

新OP、
なんか黄色いGバウンサーいる…
シャルドールシールド持ってるけど、
パイロットはゼハートといた裏切り者の連邦兵だろう。

一応Gバウンサーは主力機選定に上がった機体なので、
エース用として複数機存在していても不思議ではないはず、


本人は因縁無いのにがんこ爺さんの相手させられるフラム哀れ。
つか杖で光弾操作とは、
管理局の白い悪魔みたいになってるなファルシア。


未だAGE-1を使い続けことにも狂気を感じるフリット。
フルアーマーはフォートレスに似てるような、
パーツを使いまわしているのかも。
両腕についているのはクランシェのビームライフル?。



ファンネルの命名の由来は特に無しか。
スパロボのR-3の装備、ストライクシールドみたいな感じだから、
大気圏内でも使えそうなCビット。


…だがな、
ビット兵器とMSを同時に動かすのは手間がかかるからか。
千本桜景義みたいに手を振ってるだけって…

ライル対アニューほどのレベル期待してないけど、
長く使う主人公機にビット装備は合わないのかも。

ストライクフリーダムは戦闘自体が少ない上、
大気圏内ではドラグーンは使えないみたいだし。

三ヶ月ぶり、…やはりルウは早死していたの(涙)
一ヶ月前が火星圏なので、
片道一ヶ月に満たないような。


[No.2157] 2012/07/15(Sun) 20:15:21
FXというネーミング (No.2155への返信 / 3階層) - 九条神樹

Xラウンダーに追随できるもの、という意味はちょっと面白いかも
しれませんね。もともと、AGEシステムはガンダムの「進化」を
あらわし、その一方、Xラウンダーは人類の「退化」であると
言われてきました。その二つの相反する意味合いが重なって
ひとつの戦力になっているところに面白みもあったわけですが、
FXがXラウンダーに追随するということは、進化が退化に屈服
した、服従したということになり、それ自体、人類とガンダムの
可能性の終焉を意味すると言う深い解釈が

……まあないでしょうけど(笑)。逆に、進化が退化すらをも
取り込んで、進化のさらに前に進んだということになるのかも
しれませんね。
……そのどちらでもないのかもしれませんが(笑)。


[No.2163] 2012/07/21(Sat) 17:17:37
不殺 (No.2156への返信 / 3階層) - 九条神樹

それは「決意」であっても「覚悟」ではない、というふうに、
意地悪なものの言い方をすればできるのかもしれませんね。
キオの年齢、そしてフリットによるこれまでの洗脳状態を
考えれば、そこまでの「決意」が出来ただけでもよしとすべき
なのかもすれませんが。
まあ、キオは今まで「自分で考える」ということをしてこなかった
わけですから、不殺という手段の是非や、それが単なる自己満足
ではないかという部分はあるにせよ、とにかく「自分で自分の道を
判断した」という一点においてはその成長は見られるということに
なるのでしょう。

さらにアセムもちゃんと父親と向き合いましたから、それもまた
成長と言えるのかも(笑)。ずいぶん遅いですが、まあ成長しない
よりはした方がいいのでしょうね(笑)。
そしてフリットは……
まあフリットは最後まであのままの方がいいかも(笑)。変に
悟ったり改心したりしないで、行くとこまで行っちゃった方が、
キャラとしては面白いですよね(笑)。


[No.2164] 2012/07/21(Sat) 17:25:47
Gバウンサー (No.2157への返信 / 3階層) - 九条神樹

ウルフと因縁のあるアセムとフリットが、この機体を敵陣の中に
認めてどのような感慨を抱くのか、といったところが描かれると
面白いかもしれませんね。まあAGEにおいては、あまり機体と
パイロットのキャラクター性に関連付けが行われていないので、
そういった部分は重視していないのかもしれませんが。

そのように機体とパイロットの関係が薄い中、おっしゃるように
頑なにAGE-1を使い続けるフリットだけが異彩を放って
いますよね。それ自体が、AGEという世界にあってフリットの示す
異常性というものの現れであったりするのかもしれません。
「ガンダム」という存在に救世主の顕現を見ている程に固執して
いるのは事実上フリットだけ、ということもあるのでしょうが。
そのあたりの、「救世主ガンダム」という象徴的な概念については
もう少し掘り下げても面白かったかもしれませんね。


[No.2165] 2012/07/21(Sat) 17:38:49
★☆第41話『「華麗なフラム』★☆ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

冒頭から前回のラストをそのままなぞっているだけですでに不安
だったのですが、それに加えて怒涛のような回想シーンの
大攻勢で、作画が間にあってないのかなー、などと(笑)。
事実上、前半はほぼ総集編のような印象さえ抱いてしまい
ましたが、普段からでさえ十分な描写が足りない感があるにも
かかわらず、回想また回想を差し挟む余裕などは本来はないはず
ですよね(笑)。まあ、不殺の主人公に加え回想ラッシュというと
アレを思い出すわけで、つまりそれ自体が過去作へのオマージュと
いうメタ的表現であったのかもしれません(笑)。

ストーリー的にはフラムとゼハートの距離が近づき、その一方で
対比的にゼハートとアセムの対決が再開されると言う、ゼハートを
起点とした人間関係の動きが見られました。
まあ、フラムちゃんちょっとデレるのチョロすぎじゃないですかね
という気はしますけれど(笑)、あまり長々とデレまでの描写を
されてもあんまり本編に関係ないでしょうし、いいのかな(笑)。
そのフラムが予見したゼハートの最期というビジョンも、とても
わかりやすいフラグですが(笑)、これをどう処理して行くのかと
いうのも興味はあるところかも。

キオとアセム、二人がそれぞれフラムとゼハートに対して語り
かけた手法の違いというのも面白いところで、もちろんどちらも
最初は拒絶されるわけではありますけれど(笑)、キオは理想を
相手に訴えるいわばポジティブな視野からの語りかけに対し、
アセムはイゼルカントに騙されているというネガティブな部分から
入る、という対照的な見せ方になっていたのは、ある程度意図的な
ものなのでしょうかね。キオの純粋さとアセムのオトナとしての
スレ方のようなものが象徴的に見えたとも言えるでしょうか。

アセムはそのほか、今回フリットと会話してた時の、やたら強気な
態度が印象的でした(笑)。キオを火星に助けにいくときは、
フリットからの承認を得たくておどおどしていたことを考えると
見違えるようですね(笑)。前回、フリットと初めて正面から
向き合うという通過儀礼を経て、それなりに成長したということ
でもあるでしょうか。

そして次回、サブタイトルにもなるほどウェイトを置いて
描かれそうなのがジラード・スプリガン。今さら新キャラを
そんなに描く余裕があるのかを危惧しないではいられませんが
ここで一話割くくらいなのですからよほど重要なキャラなの
でしょう……多分(笑)。


[No.2167] 2012/07/22(Sun) 18:06:26
スプリガンといえばMARK2 (No.2167への返信 / 2階層) - 暗之云

PC-FXに続いてPCエンジンの名作タイトルが出てきましたか。思えばあれも地球と火星移民との戦争の物語でした。もっとも私は未プレイ、そもそもPCエンジン未所有ですが。

http://www5d.biglobe.ne.jp/t-suzuki/vol.9/sprigan.htm
こちらのサイトによると、

「もともと、地球政府の「火星移住計画」にはかなりの無理があった。増えすぎた地球の人口対策の為、半ば強引に民衆を火星に移住させたのだ。」

とか、ステージ3「月面攻防戦」では、

「月面基地は制圧され、火星軍の物となってしまった。」

だとか……。まぁたまたまでしょうが。

ちなみにメタルダーのスプリンガーもスプリガンに由来する、という話を聞いたような気がします(地下に秘匿されたメタルダーを守っていた)。


[No.2168] 2012/07/22(Sun) 19:06:08
加齢なフリット (No.2167への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…今回は回想シーンと戦闘ばかりなので、
いまいち印象に残りづらい話ですね…


ゼハート、
女性を落とす作用のある脳量子波みたいなもの出しているんだろうか…
あっさり堕ちたなフラム。
シャアのようにゼハート謀殺しようとしたり、
助けられてドキッ、みたいに物が欲しかったよ

フォーン・ファルシア、
お花ステッキはビームリボンか。
ギラーガスピア同様キットで再現しづらそう。

お花ビットも光弾ビットとは別にまだ存在していたのですね。


キオ、理想はわかるけど子供の理屈だな…。
戦闘中に説得しても信じられるわけがないだろうと…


ジラード・スプリガン。
乗機のティエルヴァ(公式HPのキャラより)
背中のプロヴィデンスのドラグーンみたいなもの、
やはりビットなのね。

カオスの機動兵装ポッドの方が近いかも。

予告のアデル、クランシェカスタムカラーのGバウンサーを見る限り、
頭部はティエルヴァ型が正規品で、
Gバウンサーはウルフカスタムの頭部のようですね。


[No.2169] 2012/07/22(Sun) 20:32:22
スプリガンと言えばオーラクルーザー (No.2168への返信 / 3階層) - 九条神樹

ショット・ウェポンが駆るオーラシップですが、ショットは
守護者という立場ではないですよね。むしろ掠奪者・簒奪者とも
いうべき位置にいるキャラですが、そういった正反対の立ち位置に
あるショットにあえてスプリガンという名を持たせるのが面白味と
いうところなのでしょうかね。
……まあ、オーラマシンに関しては特に深い意味はなく、
妖精関係の名称を片っ端から付けて行っただけという気も
しますが(笑)。

AGEの方のスプリガンさんはどうなのでしょうね。裏切り者である
彼女が守護者の名を持つ、というのも、相反するポジションに
いるキャラにあえて名付けるギャップを狙っているのでしょうか。
それともやっぱり特に意味はないのでしょうか(笑)。


[No.2173] 2012/07/28(Sat) 14:14:49
キオの行動 (No.2169への返信 / 3階層) - 九条神樹

フラムだけじゃなく、戦ったモブ兵士含め全員に説得を試みて
行ったら、それはそれで一貫した行動かもしれませんね(笑)。
もちろん時間的余裕が(放送時間的にも、また作品内的な意味
でも)とてもそこまでは取れないでしょうけれど。でも、真に
分かりあいたいならそこまですべきなのかも(笑)。単に
首飛ばして終わり、というだけではなくて。

ゼハート。
本人のアセムに対する感情やイゼルカントに対する感情を見ると、
ゼハート自身も結構チョロい子ではあるかもしれませんね(笑)。
感情の起伏の薄れているヴェイガンは、それだけに逆に、いったん
インパクトを与えられた相手に対しては強い感情を抱くように
なったりするのでしょうか。


[No.2174] 2012/07/28(Sat) 14:24:29
「地中の秘宝」に匹敵する (No.2173への返信 / 4階層) - 暗之云

「地上の機械」と共にある者、といえばスプリガン的かも。
>ショット・ウェポン

って、スプリガン自体が機械のひとつですけどね。

> AGEの方のスプリガンさんはどうなのでしょうね。

秘宝に匹敵する……というか秘宝そのものが出てくる作品ですから(笑)、何かそちらに関わりがあるのかも?

まぁどちらも、

>妖精関係の名称を片っ端から付けて行っただけ

> それともやっぱり特に意味はない

に同意しますが。


[No.2175] 2012/07/29(Sun) 08:46:28
★☆第42話『ジラード・スプリガン』★☆ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

ファンネルは戦闘描写としてあまり面白くない、と以前
書きましたが、ブレード型、光球、お花(笑)、そしてドリルと、
多種多様なファンネルが入り乱れている様子はちょっと楽しかった
ですね。
ティエルヴァのドリルファンネルも、とりあえず見た目の
インパクトはありますし、敵ロボのハッタリ兵器としては結構
悪くない感じかも。
また、男の名前を受け継いだジラード(女)が、「男の浪漫」で
あるというドリルを使っているという倒錯具合も面白いところかも
しれません(笑)。

ということで新キャラ・ジラード(女)のために丸々一話使った
エピソードですが、病気の弟がいるとかそう言う理由では
なかったですね(笑)。ポジション的には、それこそシャナルア
さんとまとめてしまってもよかったような気もしますが。
ストーリー的には大局に向かっている中、ジラードのように
個人の事情・感情で戦っている者もいる、そういう人間に対して
キオはどのように対することができるのか、理想論は感情論を
越えることができるのか、というエピソードになるということなの
でしょう。まあ、フリットもイゼルカントも、個人の感情で
戦っているのですが(笑)。
フリットにイゼルカント、アセムにゼハート、という対置される
キャラクターがいる中、キオだけは相手がいなかったために
キオに対応する敵キャラクターとして配置されたという意味も
あるのでしょうかね。ただ、だったらこんな土壇場で放り込むの
ではなく、やはり従前から登場させておいた方がよかったの
でしょうけれど。

他に印象に残ったのは、ジラードに執拗にいじり倒されるフラム
でしょうか(笑)。まあ恋バナが戦闘中にする会話なのかというと
絶対そうじゃないとは思いますけど……っていうか、まあ
ディーヴァのブリッジで延々ジラードの過去バナをするのも
戦闘中にやる会話ではないですが(笑)、でもまあその辺は
AGEなのでしょうがないかも(笑)。

さておき、フラムは意地を張って、あるいは照れから自分の感情を
認めていないというだけではなく、感情の薄れているヴェイガンに
とっては、そういう感情が自分の中に存在すること自体が認識
できない、ということなのかもしれませんね。そしてそれが、
かつて恋をして恋を失ったジラードにとってはある意味妬ましく、
そしてある意味もどかしい、ということがあるのかもしれません。
もっとも、現実を知っている(と思っている)ジラードにとっては
フラムも、そしてキオも、同じように理想に酔っている子どもと
して、カンに触る存在だと言う部分の方が大きいのかも
しれませんね。


[No.2176] 2012/07/29(Sun) 18:06:33
戦って、死ね。 (No.2176への返信 / 2階層) - 暗之云

これが最もしっくりくる「スプリガン」かもしれない。

回想シーンのテスト飛行、一般にイメージされるアステロイドベルトが舞台でしたが、あれって火星軌道よりさらに先ですよね……。

まぁ、アステロイドベルトにはあんなふうに小惑星が密集している、というイメージがまず誤解らしいので、なんか別のどっかなんでしょう。だとしたら何であんなデブリ空域(というには岩ばかり)をほっらたかしにしてるのか、という疑問も生じるわけですが。


[No.2177] 2012/07/29(Sun) 18:18:32
しゃ〜… (No.2176への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…前日のトランスフォーマープライムに、
ブラックウィドウみたいな人がいたせいでより一層思い出してしまった…


ジラード・スプリガン、
アセムが落ちたXラウンダー選抜試験を経たパイロットなのだろう


…テストパイロットなのに、
すでに正式採用されているGバウンサーに乗っていたのは、
Xラウンダー用機のテストベッドなのだと脳内補完。


ん〜終盤の貴重な1話を消費して短いスパンで裏切り者二度出すより、
実は生きていて連邦の強化されたシャナルアさんのほうが良かった気が…


独力でビット作られるマッドーナ工房の技術力はすごい、
だがビット飛び交う戦場はよくわからないことに(汗)


それと、
連邦の腐敗は単艦で目的地まで行かないとならないという、
無茶に対するつじつま合わせだと思っています。

ZやSEEDのように正規軍から離脱して敵対する路線ではないのなら
本筋に関わりのない横道かと…
正直この話はいらない気が…


[No.2178] 2012/07/29(Sun) 19:59:36
生きろ。 (No.2177への返信 / 3階層) - 九条神樹

頼まれなくったって生きてやる。
だからみんな死んでしまえばいいのに。

あの97〜98年あたりのアニメ作品のキャッチコピー合戦と
いうのは、今でも面白いというか、まあ今後もあまりない
だろうなと思わされるものですね(笑)。意図的なのか偶然が
重なったのかは自分は知りませんけれど、でもやっぱりある程度は
意図的なものもあるんでしょうね(笑)。

もっとも単なる対抗意識ということだけではなく、その時代の
閉塞感が生み出した生と死の認識に対する関心の深さが
各作品ごとに現れてとかそういう話もあるかもしれません。
別にそんなこともないのかもしれません(笑)。


[No.2183] 2012/08/04(Sat) 14:17:31
マッドーナ工房 (No.2178への返信 / 3階層) - 九条神樹

なんか単独で一勢力になり得そうな力を持っていそう
ですね(笑)。マッドーナをどちらが押さえるかで連邦と
ヴェイガンの優位性も変わり、そしてそれを踏まえたうえで
両天秤にかけつつマッドーナ家が暗躍する、みたいな展開も
ありえたかもしれません(笑)。
まあマッドーナ工房は基本的に歴代アスノ家に対する癒しの場と
して用意されている感がありますから、あんまりそういった
政治的陰謀の舞台にはなりにくいのでしょうけど。

連邦の腐敗。
粛清委員会を組織したフリットも、現時点で権力を握る
アルグレアスも、どっちもろくに綱紀を正せていないということを
間接的に語ることで、この二人の歪みを見せると言う意味も
あったりはするのかもしれませんね。今さら念押しされるまでも
なくそれは視聴者は分かっているかもしれませんが(笑)。


[No.2184] 2012/08/04(Sat) 14:28:50
★☆第43話『迫撃!トリプル・ドム』★☆ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

……いやまあお約束ということで(笑)。
正確には『壮絶トリプルガンダム』ですね。
タイトル通り、三機のガンダムがそれぞれの相手と乱戦を演じると
いう、シチュエーションだけで見ると(笑)、結構美味しい
展開でした。
まあ実際、キオをフリットが、フリットをアセムが、そして
アセムがフリットをそれぞれサポートする場面などは、三機の
主役メカの共演らしい共演になっていたと思います。……ただ
まあ、せっかくのそういったシーンであるのに、ちょっと演出的に
間延びしてる感はなくもなかったですが。

大局的な物語でいえばルナベース攻略戦、キオの物語という観点
から見れば、彼の目指した和解が初手から挫かれたという挫折を
描いたものということになるのでしょう。キオの意図が通じない
のではなく、通じた上でさらにそれを全否定するジラードの
姿は、キオの抱いていた幻想に冷や水をぶっかけるものでしたが
その現実を通過した上でさらにキオは前へ進めるのか、という
お話になっていくのでしょうね。

Xラウンダー能力が暴走し、NT-Dが発動(笑)したジラードを
止める役を最終的に誰にやらせるべきか、というのは色々と
展開が考えられる部分だったでしょうね。キオにとどめを刺させて
自らの理想と現実との乖離に涙させる、という流れもあり得た
でしょうし、また、唯一あの場でXラウンダーではないという
設定を重視し、またキオへの父親としての立場を強調するという
意味で、アセムが動くと言うパターンもあったかもしれません。
本編では汚れ役としてのフリットがそのポジションを全う
しましたが、それはそれで劇中での立ち位置を忠実に守った行動と
いえるのでしょうね。事実、おそらく今回のことがきっかけに
なって、キオは己の道を歩み始めると言うことになるのでしょう。

あとはまあ今回も色々な部分で色々とアレがナニでしたが
AGEなのでということで(笑)。


[No.2186] 2012/08/05(Sun) 18:32:38
私がわからないのか! (No.2186への返信 / 2階層) - 篠原勇希

キオ「私がわからないのかファンネル!」
…サイコミュジャックですか?、
AGE世界のビットは脳波で遠隔操作しているのだろう。
ミューセルで強化人間化したジラードが、
より強い脳波で他の伝達を阻害しているのかも


今回はセリック・アビスの優秀さと
時間差の指示はアレグリアス司令の発案かと、
…元司令は殲滅しか頭にないし。


ゼハートはジラードに好意を持っていたからかばったのではなく、
同胞を死なせたくなかったのだろう。
その姿勢にすっかりフラム心酔しているようで…
ルナベース司令の始末もそんな一端が。
しかしフラム工口い


しかしスーパーパイロットは毎度蚊帳の外…。


[No.2187] 2012/08/05(Sun) 20:24:26
三位一体 過去・未来・現在♪ (No.2186への返信 / 2階層) - 暗之云

無駄な瞬間なんてない構成♪ かどうかはともかく。
……オリンピックの最中に「世界一もただの通過点♪」とか聞くと
なんかそれでいいのかと思ったりしますが、それもさておき。

それにしてもAGEシステムとは何なんですかね。FXにはまず単純に
いって換装ウェアの設定がありませんし、仮に換装したならファンネルの
9割が無くなってしまうんですが、AGEシステムを積んでどうするんだろう?

例えばこう、火星から帰ってきた最初のうちに使うのは、ボディと頭は
AGE-3だけど、両腕と腰から下とコアファイターはFX、というガンダムに
していおいて、後からFXが完成するとか、そういう段取りをとれば
いいのにと思ってしまいます。

AGE-1にしても、なんでノーマル+増加装甲なんだか……。
胴部に装甲を補うのはいいとしても、手足は総とっかえというのが
基本設定なんだから、あくまで「新ウェア」として重装甲ウェアを
出して欲しかったところ。



……実は時間帯変更で録り逃してしまい、感想も一回休みだと思っていた
のですが、考えてみればこのところ本編とは無関係なことしか書いて
いなかったので特に影響はなかったのでした。


[No.2189] 2012/08/06(Mon) 21:30:06
フリットとアルグレアス (No.2187への返信 / 3階層) - 九条神樹

この二人の関係は見ていると面白いというか、フリットの
エキセントリックな言動があまりに極端すぎて、逆にフリットの
信奉者たるアルグレアスからさえ善解という名の曲解をされて
いるという、傍から見ると結構喜劇っぽいですよね(笑)。

それはつまり、一番のフリットの信者からさえフリットはまともに
理解されていない、という悲劇でもあるのかもしれませんが。
そんな中で、息子アセムはすでに別の道を行き、さらに自分の
お人形として作り上げたキオにまでも見放されると言うことに
なった時、フリットは自分の孤独に愕然とするのかもしれません。
もっとも、誰ひとり自分に真の意味での理解者がいないからと
言っても、フリットは今さら生き方を変えはしないのでしょう
けれどね。しない、と言うより、できない、と言うべきかも
しれませんが。


[No.2193] 2012/08/11(Sat) 17:51:35
作品開始時 (No.2189への返信 / 3階層) - 九条神樹

自分はAGE1,2,3がそれぞれ別機体だとは思っていなくて、てっきり
同一のベース機がウェア換装などにより「進化」していくのかと
考えていました。が、AGE1からAGE2が全くの別機体だったという
時点で、単にAGEシステムは状況に応じた新しいメカを作り上げる
ものであって、ウェア換装などはその一つのあらわれにすぎない、
ということなのだろうと理解しました。
なので、まあウェア換装ができなくても特に「設定としての」
AGEシステム的には問題はないのでしょう(笑)。FXで対応
できない状況になったら、さらに新しい機体を作ると言う形で
システムは機能するということなのでしょうしね。

もっとも、ウェア換装は「玩具としての」AGEシステムの目玉
であることは事実でしょうから、その玩具的セールスポイントを
FXは最初から廃棄しているように見えますし、それは確かに
ひとつの問題部分ではあるとは言えるのでしょうね(笑)。


[No.2194] 2012/08/11(Sat) 18:02:12
★☆第44話『別れゆく道』★☆ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

タイトル通り、キオとフリットの明確な別離が語られた回。
それでもなおウェンディの「家族なんだから」の言葉が残りますが
家族なんだからいずれはフリットとも再び手を取り合えるのか、
それとも家族であっても譲れない一線をお互いに墨守し合うことに
なるのか、ウェンディのそのセリフの今後への影響が興味深い
ところです。

そしてまた、一瞬(ほんとに一瞬(笑))、アセムの言葉に
動かされ、プロジェクトエデンの真相を知りイゼルカントに迫った
ゼハートが、騙される形ではなく今度ははっきりと自分の意思で
その計画を受け継いだという展開も、またゼハートとアセムの
「別れゆく道」ということなのでしょうね。

戦場ではイゼルカントに騙されているというアセムの言葉を退けた
ゼハートが、それでも後では自らその真意を調査するだけの
心の揺らぎを与えられていた、と言う部分には、彼ら二人の
結びつきの強さを感じもしますが、でもそこであっさり
イゼルカントに言いくるめられてしまうゼハートの姿は少し
残念かも(笑)。
まあ、ゼハートは今まで自分で考えると言うことをしてこなかった
人ですからね……そのぶんだけ思考思想に深みがなく、自分の
立つべき位置を持たない人ですから、たとえ一時は不審に思っても
チョロっとした説得でまた元鞘に収まってしまう、というのは
ありうることかもしれません。そしてそれは、一度洗脳された
ものが、そこから抜け出るのがいかに難しいかと言うことを
思わされます。

そしてそれは連邦側のアルグレアスも同じようなものかも
しれません(笑)。前回、フリットの真意は決して殲滅ではなく、
基地丸ごと破壊すると言うのはただの便法であるはずだと
考えていた彼が、今回のフリットの、「捕虜であっても処刑」と
いう発言に、さすがに引き始めたのも面白いところ
でしたね(笑)。

バトルシーンはレグルス対シド。
大詰めのここにきてそのバトルに意味はあるのかとも思わなくは
ありませんが、まあシドの変則的な戦闘シーンに期待するところ
なのでしょうかね。

今回は自らを狂人と認めるイゼルカントといい、また救世主
コンプレックスが異常に増大してきているフリットといい、
何かに取り憑かれたような狂気が全般に蔓延していた回でしたが
そんな中でエイナス艦長は相変わらずの癒しでした(笑)。
いずれは成長するのかとも覆っていましたが、もう成長しないまま
ずっと癒しキャラでいてくれた方がいいのかも(笑)。


[No.2201] 2012/08/19(Sun) 17:50:09
要塞の名はラグランジェでなくラグラミス (No.2201への返信 / 2階層) - 暗之云

でもここで話題にするのはラグランジュ点。

前々回の感想に「アステロイドベルトがあるのは火星軌道よりさらに先」と書いたら、今回「地球圏の小惑星帯」だと言われちゃいました。うーむ、あるならあるで仕方ないけど、どうしてそれがあるかとかは全然考えてないんだろうなぁ……。

例えばガンダム用語としてもより使用頻度が高い「暗礁宙域」ならば、ラグランジュ点に集めた(集まった)デブリだと捉えられたし、一般視聴者にも普通に意味が伝わる。それをどうして「地球圏の小惑星帯」なんて言ってしまうんだ。


[No.2202] 2012/08/19(Sun) 18:56:23
バニハー、バニハー♪ (No.2201への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…てっきりザナルドが真意知ってヴェイガン乗っ取るという、
ドラグナーな展開が来るのかと思っていたのですが。

ゼハートはそのままイゼルカント様の夢(妄想)
受け継ぐのか…
…三世代編になってから毎回思うけど、
話数大丈夫なんだろか。
EXA-DBのことは次回で決着つけるのだろうけど…。

砂漠戦の時の三人の生き残りとか、
ルウの兄ちゃんのこととか…
課題山積みなんですけど…

今回の話は2クールぐらいで消化するべきかと(汗)


あのシドはウィービックと相打ちになったのとは別個体だと思う。
分身みたいなビットはいなくても、
Gサイフォスの自爆しか手がなかった相手、
レギルスの火力でいけるのだろうか?。


[No.2204] 2012/08/19(Sun) 20:20:39
後で文化しようぜ (No.2202への返信 / 3階層) - 九条神樹

っていうのはラプラミズ。って言うかカムジン(笑)。

ガンダムがSFかどうか、というのはずいぶん懐かしい議論
ですが(笑)、SFかどうかはともかく、ある程度厳密なタームの
使い方が求められ、そこから外れると雰囲気を壊してしまう
可能性が高い作品ではありますね。そういったタームの使い方、
取り扱い方の繊細さが求められるのは、何もSFに限らず、
ファンタジーなどでも同じことではありますが。

あるいはAGEの対象年齢から考えて、比較的年齢の低い視聴者にも
一般的に感覚として伝わりやすい単語を、厳密には妥当ではないと
してもあえて使う、という選択肢はあるのかもしれません。
そこまで一種の覚悟を決めて作っているのなら、それはそれで
いいのかもしれませんが。
でも別にそういうわけでもないのかもしれません(笑)。


[No.2211] 2012/08/25(Sat) 16:45:58
イゼルカントの (No.2204への返信 / 3階層) - 九条神樹

真意を知って内紛が起きる、という展開はあっても良かったかも
しれませんね。でもそれだとやっぱり話数が足りなくなりそう
ですね(笑)。
ヴェイガンサイドに限らず、連邦側も、フリットについていけない
人たちが出て来てひっかきまわしてもドロドロになって面白そう
です。もちろん話数があればということになりますが(笑)。

仮に内紛が起きた場合、イゼルカントはためらわず切り捨てる
でしょうが、フリットの場合はどうするのでしょうね。地球種か
ヴェイガンかの二者択一でフリットの世界は出来上がっています
から(笑)、地球種でありながら(つまりヴェイガンに対抗
しながら)しかし自分にも従わない、という勢力が発生した場合、
それに対してはフリットがどのように反応するのか、ちょっと
興味の湧くところではあります。キオの存在がそれに近くなるの
でしょうが、現段階ではあくまでキオ一個人が子供っぽく反抗して
いるに過ぎないと捉えているかもしれません。しかしそれが一つの
勢力になったら、フリットはやはり殲滅を命じるのでしょうかね。


[No.2212] 2012/08/25(Sat) 16:58:11
☆★第45話『破壊者シド』☆★ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

シドに対しゼハートとアセムの共闘が為された今回。先走りに
なりますが、シドが生き残っているということは、つまり
この共闘が最終展開の、ある意味でひな型になっていくと言う
ことなのかもしれませんね。共通の敵を作り出してそれを倒して
終わり、というのは、妥当な落とし所かもしれませんが、安直とも
言え(笑)、ちょっと物足りなさを覚えるかもしれません。
もちろん最後まで見届けてみないと何ともいえませんが。

ということで今回は全編に渡ったバトル展開。作画は結構迫力が
あったのですが、やっていることと言えば、単にまったく動かない
シドがホーミングレーザーをビュンビュン撃つだけ、そして
レギルスがそれをギュンギュンかわしているだけ、ということに
大部分のリソースをつぎ込んでいた印象で、演出としてのバトル
そのものに特に面白い工夫がみられたわけではなかったのが
残念なところかもしれません。無論、レギルスの本気モードや
ビットシールドなど、それなりの見せ場はあったのですけどね。

ストーリー的にはここに来てアセムとゼハートに再びスポットが
当たって来ています。特にゼハートは明確にイゼルカントの
後継者たることを自覚し、したがって物語自体の結末にも大きく
関わってくることにもなるのでしょう。しかし、三世代の物語
なのに、最終世代ではなく第二世代のキャラクターを最後のキーに
する、というポジショニングは構成上どうなのでしょうね。
だったら無理にキオ編に入らずとも、アセム編の延長として展開
させていれば済んだのではないかとも思えなくもないかも。

ゼハートは意志だけでなくイゼルカントの狂気すら同時に
受け継いだように見え、順調にタガが外れていく様子が描かれて
いますが、イゼルカントのように自身の狂気を認めるだけの
客観的視野はあるのでしょうかね。まあ認めたからいいという
ものでもないでしょうが(笑)、単に力を手に入れたこと、そして
選ぶべき立場に立ったことでエゴが増大していっているという
だけなら、彼こそまさに排除されるべき人類そのものであると
いう皮肉になるのかもしれません。


[No.2215] 2012/08/26(Sun) 17:55:53
追憶の…? (No.2215への返信 / 2階層) - 篠原勇希

尺のせいだと思うけどアセム撃墜のシーン、
追憶のシドとだいぶ違う。


シドの子機(ビット?)
とウィービックの存在まるごとカットとは。
あれではただアセムが撃墜されて、
調査隊が適当にAGEシステムだけ回収してアセム放置したように…


レギルス、
というか光弾ビットは本人のやる気次第なのですね。
ツインアイとかウイング展開はちとあっさり気味、
ビット大量放出のために変身でも良かったかと。

そしてパイロットのゼハート。
あまりにもあっさりとイゼルカントに篭絡されて、
悪役路線に行ってしまうのがあまりにももったいない。


そしてシドラスボスフラグですね。
あらすじによると次の宇宙要塞攻略戦で終わり、
決着を付ける前にシド乱入で有耶無耶フラグが…


[No.2216] 2012/08/26(Sun) 20:18:17
シド。コンピューター衛星。 (No.2215への返信 / 2階層) - 暗之云

このシドが未確認飛行物体の接近を察知すると、ただちにEXADBの全防衛機構に通達……。まぁガンダム的には、EXADBの設定もあって、まず「∀ガンダム」のシド爺さんが思い出されるところです。

このシド、「EXA-DBの力を利用し、生物のように成長を続けている。まさしくモンスターだ」「どれほどの力を持っているのか、想像も付かない」などと言われてましたが……。ええと、「生物のように成長」するだけなら「生物の進化の仕組みを応用した」AGEシステムにはおよそ敵わないのでは?(苦笑) 

いやまぁ、『クロスボーンガンダム』が「新たな人類」への進化を否定して「人間のまま」の環境適応変化を是としたように、シドの設定には「成長が進化を上回る」という含みがあるかもしれません。
別にそういうわけでもないのかもしれません(←オイ)。


[No.2217] 2012/08/29(Wed) 00:56:48
外伝とのすり合わせ (No.2216への返信 / 3階層) - 九条神樹

どこまできちんと統一して描くのかというのは難しいところなの
でしょうね。特に同時進行的に展開している場合だと、ある程度
大まかな部分の整合性を取って、あとは自由に描くと言う場合が
多いのでしょうか。その辺を上手くぼかして、どうとでも取れる
ように見せるのがテクニックなのかもしれませんが。

ゼハートの方向性。
アセム編でのアセムが自分の進むべきを見失ってフラフラして
おり、一方ゼハートは一応ブレなかったのと、現時点での
アセムは一応自分の信念に基づいて進んでおり、一方ゼハートは
イゼルカントに疑いを抱いたと思ったらあっさり言いくるめ
られる(笑)というフラつきぶりは、ある種の対になっているの
かもしれませんね。さすがにマッハで転向しすぎという気も
しますが、でも、長々と苦悶葛藤されても、それはそれで
鬱陶しいのかなあ(笑)。


[No.2219] 2012/09/01(Sat) 17:00:40
成長と進化と世代 (No.2217への返信 / 3階層) - 九条神樹

このあたりのタームを意図的に比較対象として並べて来ていると
すると、AGEの本来目指したかったモチーフやテーマがなんとなく
見えるような気もします。実際、時を重ねて可能性を広げていくと
言う意味では同じそれらの言葉の、それぞれの本質性がどのように
異なり、また同じであるのか、そういった部分をもっと突っ込んで
語ってみれば、意外とAGEも考えさせられる作品になりえたのかも
しれません。……まあかなり深く考察しないといけないかも
知れませんが(笑)。

ただ現状、もっとも初期から登場しているAGEシステムの「進化」
というキーワードも、ただ時々新メカを作るだけの便利屋さん
以上の存在として語られてはいないということを見ると、その辺を
AGEに求めるのは難しいかもしれませんが。まあ、進化とかに
うっかり本格的に手を出すと、石川賢的な虚無ってるワールドに
たどり着きかねませんかね(笑)。


[No.2220] 2012/09/01(Sat) 17:20:16
☆★第46話『宇宙要塞ラ・グラミス』☆★ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

タイトルにア・バオア・クーって書こうかと思いましたが
まあ一応原題通りに(笑)。

ところでゲーム版が発売され、そのラストの展開がすでに
ネット上に出回っていますね。ゲーム版のラストとアニメ版の
ラストが同じものなのか、それとも異なるのか、という部分も
含めて注目していきたいと思います。

さて本編は、セカンドムーンも合流したラ・グラミスと連邦艦隊の
最終決戦。出撃・開戦までにAパートを全部使い、これまでの
AGEの唐突な展開に比べれば、さすがに最終決戦らしく、
それまでの流れを一応丁寧には描いているのかなという感じ
ですね(笑)。

敵味方双方の最終戦にかける思いがそれぞれ描かれ、また敵味方
双方の死亡フラグもそれぞれ立たせて(笑)、物語は最終盤へと
展開していきます。中でも、フラムはちょっと切なかったですね。
ゼハートがフラムの気持ちに気付いているのか、それとも気づいて
いないのかで別れのシーンの意味合いがまた異なってきますが
気づいてなさそうな気もしますね(笑)。気づいた上で「部下だ」
とはっきり言えるキャラではない気もします。もっとも、
ゼハートはこれまでも常に自分の本当の気持ちに仮面を被って
きた人ですから、「部下」という言葉もまた仮面であったかも
知れません。あえて優しい嘘をついて鼓舞する、というのも
人心掌握の手としてはありうるかもしれませんが、少なくとも
ゼハートは、それができるほど器用ではない、ということは
確かなのでしょう。

バトルシーンは最終戦の第一幕だけあってそれなりの迫力が
用意されていました。まあ、V-MAX同士がぶつかってるだけ
だよね、と言う見方もできるのですけど(笑)、FXとレギルスの
本気モードの激突は見応えがあったと言っていいでしょうね。
周囲の人間すべてに反対されながらもなお不殺の戦いを続ける
キオですが、その彼がバーストモードへの移行をどういう流れで
認めるのか、というのが次回のポイントになるのでしょう。
バーストであっても完全に制御して見せるのか、それとも
戦いをやめさせるためにも避けて通れない撃破はありうるのだと
いう展開になるのでしょうか。


[No.2223] 2012/09/02(Sun) 18:09:35
カードゲームのブラックジャックの「バースト」は (No.2223への返信 / 2階層) - 暗之云

「バースト」は「破産」という意味(英語では"bust"が一般的だそうですが)。FXバーストモードとはつまり「FX(外国為替取引)で破産しちゃった状態」とかそういう意味に通じますから、まぁ好きこのんで使うものではないでしょう。

……ていうかウェア換装はおろかAGEビルダーさえももう出番がないのね……。

>成長と進化と世代
>それらの言葉の、それぞれの本質性がどのように
>異なり、また同じであるのか、そういった部分をもっと突っ込んで
>語ってみれば


特にアセム編には、そのあたりの掘り下げができる地盤があったから(フリット編のキャラたちとアセムたちとの世代対立、Xラウンダーの資質の欠落を成長で補うという図式、Xラウンダーは退化かもしれないという言及etc.)、地表をなでただけで終わったのが惜しまれます。


[No.2224] 2012/09/03(Mon) 00:10:10
レディ! (No.2223への返信 / 2階層) - 篠原勇希

バーストモード、
ウッドピットの説明だと、
トランザムやNT-Dのようなものなのだろう。
機体性能の上昇は悪いことではないと思うけど、
キオのかたくなさはやはり子供っぽすぎる…

だが自力V-MAXできるので必要ないのかもしれない
…レギルスはレッドパワーということで(汗)



…アビス少佐、フラグ立てすぎです。
このままではやばい方向に一直線です。


ザナルド、
良き人類の選別とか言いつつも…
ゼハートは自軍の掌握していなかったのかと。
あからさまに不満持っていて直訴していた人ですから。


ディーンと副官、
ゼハートの(実質)お下がり機ですね。

ギラーガもゼイドラも落とされてないから…
さすがに別物だと思いますけどね…


[No.2225] 2012/09/03(Mon) 02:57:33
進化とバーストモード (No.2224への返信 / 3階層) - 九条神樹

自分は真っ先にデジモンセイバーズを思いだしました(笑)。
キオが敵をぶん殴って得たエネルギーでFXがバースト化したら
それはそれで面白いかもしれませんね(笑)。

テーマ。
AGEにはテーマを客観的巨視的に語れるキャラクターが乏しい、と
言うのは厳しいところですね。もちろん、テーマは人の口で
語られるよりは全体を通して伝えるべきものであるのでしょうが、
三分割された物語の中では主人公一人ひとりの周辺事情を追って
行くのがやはりせいぜいといったところで、作品全体の深い
掘り下げをする余裕がなかなか持てないということはあるかも
しれません。であれば次善として、進化や成長や世代といった
語るべき部分を誰かにはっきり語らせてしまう、というのも
手ではあるのでしょうが、そこを考えているキャラクターが
特にいない以上それも難しいのかもしれませんね。


[No.2227] 2012/09/08(Sat) 17:23:50
キオは、というよりアスノ家は (No.2225への返信 / 3階層) - 九条神樹

あまり自分の行動に疑問疑念を抱かない人たちですね(笑)。
もちろん、信念を貫くひとたちである、という意味では悪いこと
ではないのかもしれませんが、反面、おっしゃるように、自分の
考えに頑なに固執してしまい柔軟性を欠く、といった部分がある
ことも否定できないかもしれません。

まあ柔軟過ぎて、ゼハートのようにイゼルカントにあっさり懐柔
されると言うのも問題なのかもしれませんが(笑)。そういえば
フラムもあっさりゼハートに惚れるあたりは結構柔軟な方なの
ですかね(笑)。つまり、地球種は全体的に頑なで、ヴェイガンは
柔軟な人が多い、ということになったり?……まあ、最も物事への
偏執的なこだわりを見せるのがイゼルカントであるという時点で
それはないですかね(笑)。


[No.2228] 2012/09/08(Sat) 17:32:36
☆★第47話『青い星 散りゆく命』☆★ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

キャラクターの整理回その1。というほど整理されきったわけでも
ありませんが、セリックとディーンが退場ということに
なりました。……ああそういえばもう一人、今回退場した名前あり
パイロットで、ファントム3の生き残りもいましたね(笑)。

前回の引きからして、そのゴドムの乗るグルドリンは、ある程度
活躍するのかと思っていましたが、結局セリックのかませ役として
使われただけだったのは少し残念かも。あの見るからに機械獣
チックな70年代的デザイン(笑)は、結構印象に残ったんです
けどね。ビームラムかと思いきや、ビームまるごと飛ばす、と
いうのも意表を突いた攻撃で、敵役メカとしては面白い存在感
でした。それだけに、ハッタリだけで弱い弱いと劇中でもさんざん
言われ、そしてその通りあっさり倒されてしまったのは
もったいない使い方だったかもしれませんね。まあ、グルドリンの
性能を一目で見抜いたセリックの能力の高さを見せる演出でも
あったのでしょうが。

わかりやすい死亡フラグを立てていたセリックの退場は想定の
範囲内でしたが、セリックを助けようとし、そして爆散後に
真っ先に敬礼をしたフリットの姿が印象に残りました。フリットが
異常性を有するのは、あくまでヴェイガンに対してだけであると
いうことですね。フリットが壊れてしまったのは、大切なものを
失った情の深さ故にだったと考えれば、本質的には彼の仲間を思う
部分は今も変わっていないということになるのでしょう。
まあ、構わずに撃て!とか言っちゃった方がネタにはなる
でしょうが(笑)、でもフリットの目指すものはやはり救世主です
からね。狂ってはいますが(笑)。

もう一人退場したディーンですが、これはキオがザナルドに対して
怒りのスーパーモード(笑)を発動させるためのエサとしての
存在でしかありませんでしたね。再登場即死亡ではちょっと
あっさり過ぎたという印象はぬぐえません。まあテーマ的にも、
キオは決して許せない敵に出会ったとき、それでも相手を殺さずに
いられるのか、というのは重要なポイントであって、そこへ導く
役割を果たしたという意味では大きな意味のある退場をしたとも
言えるのかもしれませんが。

バーストモードは怒りに駆られたキオがついに自己制御を失った
ことで発現しましたが、理性を感情が押し潰した状態、つまり
アグレッシブビーストモード……というか(笑)、野獣と化した
状態での使用であり、Xラウンダーが人間的には退化である、と
いうことを改めて示すものであるともいえるのかもしれませんね。
そのバーストモードを、ケモノにならず人のまま、理性を保った
状態で使いこなすことができれば、Xラウンダーの力を逆に進化の
方向で使う、という見せ方で、作品全体を締めることができるの
かも。


[No.2230] 2012/09/09(Sun) 18:02:23
歴史は繰り返す… (No.2230への返信 / 2階層) - 篠原勇希

バーストモード発動は、
ユリンを失ったフリットのイメージと重なる。
…というかダクザ中佐を(敬礼)


さすがに勢いで他人巻き込まなかったけど、
Xラウンダーの飲まれていたのですね…


しかしバーストモードはトランザムやNT-Dみたいなもの、
でわかってくれることを期待しているよな…

スラスターからもビーム刃出ているから原理が分からん。
ウッドピットは原理説明しているカットをオーバーラップしてくれれば。
サブモニターがカウントダウンしているので、
時間制限あるみたいだけど。



グルドリン、
同じカタパルトからディーンのジルスペインが発進しているので、
大きさわかっていたはずなのに。
ギアスのジークフリードくらいの大型機かと思っていた、
…けどボールくらいしか無いのね。

…ダナジンより弱そうなんだけど…
こんな情けないMS作るしか無いくらい、
ヴェイガンが疲弊しているとかのセリフがほしいです。

…どうせならディーンが乗ったほうが…ドリルだし。


セリック・アビス。
…最期が事故とは…


[No.2231] 2012/09/09(Sun) 20:13:13
機械獣チックな70年代的デザインというか (No.2230への返信 / 2階層) - 暗之云

「鉄人28号」チックな60年代デザインというか……。

いやいや、これはこれで宇宙戦兵器として合理的な形状じゃないか? と思ったら、いきなりビームでドリルを形成して、しかもそれを飛ばしたので吹いちゃいました。

「おそらく武器はあの先端のドリル状のビームだけ」と言いだすセリックも可笑しかった。その台詞の直前に、腕を使って連邦のMSひねりつぶしているだろ!?

そして実際、その腕に捕まっちゃうからなぁセリック。もっとも、そこからとどめのゼロ距離射撃を食らわせたのだから、あれはミスリードの台詞だったのかもしれない。

FXバーストモードは成型色変更&ビーム刃追加で……プレミアムバンダイ限定かな。「00」の頃ならトランザムモードも一般販売だったけど。ていうか出るのかバーストモード?


[No.2232] 2012/09/11(Tue) 20:12:18
バーストモード (No.2231への返信 / 3階層) - 九条神樹

全身がビームブレードというのは、あまり意表を突かれは
しませんでしたけれども、まあ最終モードっぽいハッタリは
効いていた、という感じでしょうかね。タイタスが1部ラストで
特攻するときにも同じような全身ビームになっていましたが、
これを踏まえての「進化」である、ということであれば、AGE
システムもちゃんと色々考えてるんだな、というところかも
しれません(笑)。

セリックは、ディーンほどではないにせよ、やはり死ぬために
死んだという要請を強く感じざるを得ないですね。そこに戦士の
無常や儚さを感じるかというと特にそういうわけでもないわけ
ですが、戦場のホームズの名を冠するなら、強敵とバリツで
相討ちぐらいの展開でもよかったかもしれません(笑)。


[No.2233] 2012/09/15(Sat) 16:09:52
ドリルでルンルン (No.2232への返信 / 3階層) - 九条神樹

あの形状は何だったんでしょうね。いや面白いから嫌いじゃないん
ですけど(笑)。
ヴェイガンの精神が形になったようなモビルスーツだ!
という感じででもあるのでしょうかね(笑)。脚部がないという
ことは踏みしめるべき大地を奪われたことを現し、頭部がないと
いうことは感情をなくしていることを示すと共に、盲目的に
イゼルカントに従う彼らの姿を象徴してとかなんとかかんとか。
ドリルは何でしょうかね…イゼルカントの鼻を模したとか(笑)。

事実上特攻兵器的な使い方しかできないであろうグルドリンを、
戦力差的にそれほど押されているとも言えないヴェイガンが
持ち出してきたというのも面白いところかもしれませんが
まあ技術者が単なる趣味で作った機体として片付けるのが
一番いいのかもしれません(笑)。


[No.2234] 2012/09/15(Sat) 16:30:45
☆★第48話『絶望の煌き』☆★ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

キャラクター整理回その2。バーゲンセール的な感じで、
だいたいの名ありキャラクターを一気に整理できたエピソードに
なるでしょうか(笑)。
そういったキャラ整理に重点を置くと、どうしてもアスノ家と
ゼハートの周囲の描写に偏重してしまうわけですね。なので
終局にもかかわらず、戦場全体が今現在どのように推移し、
どういった状況の元にあるのか、といったことがあまり
見えなかったわけですが、まあその辺は大して意味ないのかも
しれません(笑)。一応、ガンダムとディーヴァ周りが連邦の
最重要ポイントでしょうから、最低限そこさえ見せておけば
いいのかもしれませんね。

フラムと相討ちになったオブライトはまさかの大金星。
カッコよかったとは思いますが、キャラクターの物語における
ウェイト的に、フラムはオブライトに討たれるようなポジション
なのだろうか、とは疑問に思えてはしまいますね。仮に
死に場面をセリックと入れ替わる形ならまだバランスは取れた
かも。とはいえ、ディーヴァを「家」と見るオブライトを、
ディーヴァと共に逝かせるのが眼目だったのでしょうから、
どうしてもこの場で死ななければならなかったということに
なるのでしょうかね。

フラム、そしてゼハートもそうですが、最後の戦闘で見せたのは
実に情念の凄まじい塊とも言うべき姿。感情が薄れていっている
はずのヴェイガンであるフラムやゼハートがそのような激烈な
感情に支配されて戦っている、ということは、ヴェイガンが
人に戻りつつある、ということの示唆であるのかもしれませんね。

で、一応フラムの死とディーヴァの撃沈あたりで一エピソードと
しては十分な気もしましたが、そこからの数分で怒涛のように
ゼハートも片付けられました(笑)。
中盤以降の本作を牽引してきた最重要キャラクターの一人の死を
見せるにしてはずいぶんとあっけない感が否めませんが、でも
味方を巻き添えにしてまでガンダムを沈めようとし、そしてそれが
失敗した時に、実質彼の心はもう死んでいたのでしょう。つまり
今回は全編掛けてゼハートの心を殺していったお話で、肉体的な
死は最期のひとかけらに過ぎないものであるのかもしれません。
死者の言葉にすがって自分を正当化しようとし、またその
死者たちに嘲笑される……と妄想しているゼハートの姿は、彼が
すでに完全に壊れていることを明示するものでした。

フラムが自分を愛してくれていたことを知っていたことも最期に
語り、またアセムに対する感情も吐露してゼハートは散っていき
ましたが、そうした自分の感情を認められず、感情に従え
なかったことが彼の破滅を招いたということにもなるでしょうか。
まあ、感情に従いすぎるフリットみたいになるのもまた問題なの
ですが(笑)。

あ、キオは今回特に何もしませんでした。
まあ来週頑張れ。最終回だし(笑)。


[No.2236] 2012/09/16(Sun) 18:43:17
総員敬礼! (No.2236への返信 / 2階層) - 篠原勇希

…オブライトさん。
これでディーヴァ艦載機はガンダム以外全滅。
セリック・アビスという量産機乗りの最期が切ない。

…時間ができたらクランシェカスタムと、
ジェノアOカスタム作らないと。
AGEでそう決意したのは初めてです。


一応は立派最期だったディーヴァ艦載機部隊に比べ、
…ヴェイガン陣はなんかな…

自分自身に酔っていたフラム。
ディーヴァが退艦して離脱する時間あったのに、
巻き添え食らったザナルド。

そして指揮官のに逆上して自滅したゼハート。
選民思想を持っていたゼハートが淘汰されるとは、
皮肉ならかななり酷い。


今回はディーヴァ轟沈までの方が良かったと思う、
逆上して自滅したようにしか見えなかったゼハートにとっても。


[No.2237] 2012/09/16(Sun) 21:00:03
さらば、AGEビルダー!! (No.2236への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

ディーヴァのメンテナンス格納庫に固定されてるとはいえ、何十年もガンダムのウェアを開発してるんだから、最終回のすべてのガンダムをグレードアップするウェアを忌の際に吐き出すようにこれとともに脱出する演出が欲しかったですね。
でも、次回が最終回だから、フリットじいちゃんもそこにこだわりなく敬礼で済ませちゃってるのもなぁ・・・。
次回予告でAGE−1は手足がもげちゃってるシーンがあったけど大丈夫か?

>フラム
当初登場した時は、ウェンディのライバルかと思ってたけど、結局はゼハートくんのお相手だったわけです。
う〜ん、キオくんに年齢の近い女性がまったく絡まなかったのがねぇ・・・。
みんな、一回りぐらいの年の差なんだもん。対抗馬がなしのウェンディの一人勝ちです。

では


[No.2238] 2012/09/16(Sun) 22:20:52
「私は……何をやっているのだ!」 (No.2236への返信 / 2階層) - 暗之云

イゼルカント(日野晃博)の意志を受け、ヴェイガンの民(旧来のマーケット)を裏切って、味方(玩具・プラモの商品展開)をも犠牲にしてエデン(新世代マーケット)を目指したものの、何も得られなかったゼハート(山口晋)の心の叫びを聞いた。

「私は……何をやっているのだ!」

そしてそれをあざ笑う死者たち(我々)。

まぁ実状はイゼルカント=バンナムグループの偉い人、ゼハート=日野かもしれないけど、同じバンダイの看板のひとつ「戦隊シリーズ」を見るに、やはりより現場に近いレベルでの舵取りの問題だろうと思います。

このところの「ゴーバスターズ」を見ていて、しみじみ思うのは、「不振なタイトルは不振なりにテコ入れするものだよなぁ」ということ。ガンダムAGEも30話あたりでイゼルカントもゼハートも退場させて、新作の劇場公開に合わせて(30話はちょうど5月で時期もピッタリ)ユニコーンがゲスト出演、くらいのことをやってもよかったんじゃないでしょうか。

ま、テコ入れでビジネス的に成功したタイトルってほとんどないし、アニメ作品としてのクオリティは当然下がるんですけどね。前者はともかく、後者については底を打ってるんだから、なりふり構わずあがいてみるべきだったと思います。


[No.2239] 2012/09/21(Fri) 19:08:21
見せ場 (No.2237への返信 / 3階層) - 九条神樹

主役機以外の見せ場をカッコ良く見せてくれるのはよかった
ですね。主役機でさえカッコ良く見せてもらえない機体も
あったりするわけですし(笑)。武装・兵装という点では
目立った特徴がなくとも、芝居の付け方でいくらでも印象に残る
個性が出せるわけですね。そういった意味でも、ロボアニメに
おけるロボはキャラの一つ、ということができるのでしょう。

ザナルドはせっかくキオの撃墜から脱出できた命を無駄に捨てて
しまいましたね。どうせならキオに落とさせた方が良かったような
気も。もちろん不殺の覚悟には触れるわけですが、どうしても
許せない敵に対して、キオは(理性を失ったバーストモードでは
なく、通常の状態であったなら)どう対処するのか、という部分の
作品としての答えを見てみたかったですね。


[No.2240] 2012/09/22(Sat) 16:24:09
ウェンディのライバル (No.2238への返信 / 3階層) - 九条神樹

まあ、ウェンディ自身さえまともにキオとの絡みが描けて
いなかったのに、ましてやライバル出して描き切れるかどうかと
いうのは難しいところだったかもしれませんね(笑)。
とはいえ、一応、フリット世代・アセム世代ではそれぞれ、
ユリン・アリーサというライバル(?)が登場していたわけ
ですから、平仄を合わせる意味ではキオ世代でもライバルがいても
よかったのかもしれません。それに、ライバルがいることで
かえってウェンディが描写される、という可能性もあったかも
しれませんしね(笑)。

キオのまわりの女性がみんな年上だったというのは意図的なの
でしょうかね。まあVのウッソなんかもシャクティ以外はみんな
年上のお姉さんでしたが(笑)。キオ自身が幼い(年齢だけでは
なく、精神的にも)という部分を強調するために、年上の
お姉さん、というポジショニングをしたのかもしれませんね。
まあこの作品、精神的に幼い大人も多い気もしますが(笑)。


[No.2241] 2012/09/22(Sat) 16:31:50
テコ入れや路線変更 (No.2239への返信 / 3階層) - 九条神樹

そのあたり、特撮ではよく聞く話題ですね(笑)。個人的には
基本的に好ましくないとは思いますし、まともに上手くいくこと
などほとんどないだろうにな、とも思うのですが、でも初代
仮面ライダーというもの凄い成功例が厳然としてそびえたって
いるというのが何とも(笑)。

アニメではそういった方針の変更がなされる前に打ち切られちゃう
場合が多いような気もします。アニメで路線変更があった場合と
しては、商業的な問題よりも、監督が変わったとかそういう場合が
多いような気もしますね。内容が不十分という意味で変更があった
アニメ作品だと、近年では蒼穹のファフナーとかになるのかな。
これは脚本家の変更でしたが(笑)。

しかしZZや08、0083など、ガンダムシリーズでは路線変更という
印象を受ける作品が多いような気がするというのも、なんだか
考えさせられることかもしれませんね。素人には判断しかねる部分
ですけれども、多分ガンダムというコンテンツは、路線を変えるに
しても維持するにしても、どちらにせよ扱いの凄いめんどくさい
代物なんだろうなとは思います(笑)。


[No.2242] 2012/09/22(Sat) 17:09:13
☆★第49話『長き旅の終わり』☆★ (No.2153への返信 / 1階層) - 九条神樹

素晴らしい戦いでしたね。……大相撲千秋楽は(笑)。

まあそれはともかく、視聴者にとっても長き旅の終わりとなる
最終回です。流れとしては事前のゲーム版とほぼ同じという感じ
でしたね。
見どころとしてはフリットの落とし所をどうするかだったわけ
ですが、結局無難に改心エンドという形になりましたね。
いっそのこと最後まで狂気を貫かせて、キオやアセムに打倒
させてもよかったかもしれませんが(笑)、まあそこまで
思い切ったこともなかなかできませんかね。それに、キオの願いは
みんな救いたいと言うことなのですから、フリットも救われ
なければいけないわけでしょう。救世主たるフリットをさらに
救ったのがキオ、という位置付けになるのでしょうね。

フリットがユリンの幻に導かれてすぐに考えを改めてしまったのは
ちょっと…というかかなり…拍子抜けではありますが、イメージ
シーンでの独白によれば、フリット自身もヴェイガンが苦しんで
いることを、内心あるいは無意識下では認めていたということに
なるのでしょう。その気づきに対して最後のひと押しをして
くれたのがユリンや、散っていった人たちの魂というわけ
でしょうかね。ユリンたちも、もっと早く諭してくれても
よかったんじゃない?という気もしますが(笑)、ギリギリの
状態にならないとフリットの心も動かないほどに頑なではあったの
でしょう。

というか、プラズマミサイルを撃とうとしているフリットを
みんなモニターで見ていながら、その行為に誰ひとり何も
言わないと言うのは、やはりフリットはその周囲の人間にも
あまりにも恵まれていなかったという感が強くなります(笑)。
ユリンたちという死者ではなく、彼の周囲の生きた人間たちが
誰か何かを言ってあげていればという気もしますね。そんな中で
フリットに正面から向き合ったおそらく最初の人間がキオである、
ということを強調するための配置なのでしょうが。

結局終わってみればフリットが最後まで一貫してまで物語の中心
だったという位置付けになっていましたね。そうと割り切るなら
また別の全体構成もあり得たようには思いますが、三世代という
言葉の魔力に製作側が引きずられてしまった部分もあるのかも
しれません。

ラスボスはヴェイガンギア・シド。シドを取り込んだと言うか、
シドの方が取り込んだようにしか見えませんでしたが、まあ
物語を形式上終わらせるための舞台装置でしかないメカなので、
どっちでもいいですかね(笑)。トリプルガンダムとの戦いは
それなりに最終回っぽい感じはしましたけどね。

まあ色々言いだすと色々きりがないのですが、疲れるので(笑)、
終わったんだからいいやとしましょう(笑)。
一年間お付き合いくださりありがとうございました。
……ほんとにありがとうございました(笑)。


[No.2244] 2012/09/23(Sun) 18:24:01
なんかもったいない。 (No.2244への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

でも、フリットじいちゃんの改心からの下りが、あたしの涙腺を刺激して、感涙しちゃったのはホントです。

ただ、もうちょっち欲しかったのは、改心したフリットじいちゃんと感情のない地球連邦のせん滅を目的に作られたいわば自分の鏡であるゼラ・ギンスとの対峙ですね。
さらにフリットじいちゃんが瀕死の重傷を追うものの、ゼラ・ギンスを無傷で助けるくらいの演出ぐらいあれば、みな納得の最終回となっただろうに。

あと、残り三十年をナレーションで済ませちゃうのはねぇ。
OPと前CMを削って、アスノ家の4代目のさわりを見せてくれてもいいじゃない?

では

九条さん1年間スレ立ち上げお疲れ様でした。


[No.2246] 2012/09/23(Sun) 19:25:15
旅路の果て。 (No.2244への返信 / 2階層) - 篠原勇希

締めとしては悪くない、
ちとナレベースで決着つけ過ぎではあるけど。


ゼラ・ガント、
灰原ユウヤかとおもったらカズくんだったのね、
…ダンボール戦機と違う。
ラスボスとして縁があまりにもないのが残念。
それこそ古きもの象徴みたいな物として扱ったほうが。


ただやっぱり色々ともったいないな〜。
…とりあえず世代間を分けると未消化が多くなってしまうので…。

一世代に2クールは欲しかったですね。
半年間くらい間を置いて気長にやったほうが製品寿命も。
…プラモ作る時間が足りない。

せっかくモブ量産機同士の戦いとか、
良いとこもあったんだけどね〜。


そしてキオ、
ライバル不在でかなりの不遇でした。


融和を目指す主人公なら、
敵とのロマンスとかがあってくれれば…


最後までフリットの話でした。


一年間お疲れ様でした。


[No.2247] 2012/09/23(Sun) 20:20:08
真のエンディングはゲームで体験してね! (No.2244への返信 / 2階層) - 暗之云

……てな感じの、あのね商法かディケイドかという幕切れを予想していたので、それよりはよかったです。

1年4クールのシリーズを振り返って、総評を一言でいえば「素人の作品だった」に尽きます。作画やキャストはプロなりの仕事をしていたと思いますが、脚本・構成に関して言えば「力が足りない」というより、そもそも「基礎が無い」。なので感想を書くことが虚しくなってしまいました。

まぁ「物語の大枠は悪くない。ポテンシャルは大きかった」とか、「○○というキャラを生み出したことだけは評価したい」とかいう誉め方は可能ですが(私には○○に該当するキャラさえいない・苦笑)、これって新人賞佳作入選作の講評みたいなもんで、たいがいの創作に当てはまる評価ですからね。

ただ、ノベライズ版の評判を聞くに、「大枠は悪くない」というのは実際そのとおりのようです。私はまず積ん読の山を崩して、これも評判の良い「UN-GO」を読んで、その後で読むか読まないかを考えましょう。

1年間お疲れ様でした。
いやホントにお疲れ様でした(笑)。
私はもう気楽なもんで、途中でマトモな感想は投げちゃいましたが、ツリー主催だとそういうわけにもいきませんからね。


[No.2249] 2012/09/24(Mon) 01:56:26
ゼラ・ギンス (No.2246への返信 / 3階層) - 九条神樹

彼はおっしゃるようにフリットに擬せられるポジションであると
同時に、また、イゼルカントによって作られた戦うための存在、と
いう意味で、フリットによって作られた(洗脳教育された)
戦うための存在であるキオとも対置されるキャラクターであったの
かもしれませんね。ただどちらにせよ、フリットやキオとの
直接的な絡みがほとんどなく、結局そのキャラクターとしての
意義を十分に発揮できたとは言い難いのが残念なところだった
でしょうか。

アスノ家四代目。
確かに、受け継がれる世代としての物語なら最後に四代目を
登場せるのも妥当だったかもしれませんね。ハートキャッチ
プリキュアの最終回とか思い出しますが(笑)、あれも
受け継がれる戦士の物語であり、ラストには新たな世代の戦士・
ふたばが登場して物語を締めていました。一方、AGEのラストを
締めたのは、新しい世代ではなくもっとも古い世代のフリットの
像であった、というのが、なんとなく本作における「世代」と
いう言葉の解釈を考えさせられるところかもしれませんね。


ではこれまでお付き合いありがとうございました。
またの機会があればよろしくお願いいたします。


[No.2252] 2012/09/29(Sat) 21:13:13
キオのライバル (No.2247への返信 / 3階層) - 九条神樹

キオが立ち向かうべき相手はヴェイガンではなくフリットで
あった、……あるいはさらにフリット個人より巨大な、戦争それ
自体であった、というのが物語的な帰結になるのでしょうが、
それゆえに、バトルパートなどでは明確で具体的な「敵」を見せる
ことができず、なんとなく曖昧な感じになってしまったという
ことはあるかもしれませんね。キオ自身がパイロットとして戦場に
出る以上、テーマを背負うものとして以外の個人的な宿敵も
あっても良かったのかもしれません。

未消化。
尺の問題ももちろんあったのでしょうけど、最初から全体の物語を
俯瞰して緻密に構成していればなんとかなったような気もしなくも
ないですよね(笑)。描写すべき部分と不要な要素との峻別が
ちょっと不徹底だったのかなという気もします。必要なキャラと
不要なキャラの区別も不十分でしたかね(笑)。そのあたり、
もう少し練り込まれていればという気がします。


ではお付き合いありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。


[No.2253] 2012/09/29(Sat) 21:43:59
小説版 (No.2249への返信 / 3階層) - 九条神樹

未読ですが、なかなかいいという評判は自分も聞きますね。
ただ、後付けの二次創作で本編の穴を埋めてフォローすると言う
のは、かなり作品の完成度に補正が掛かるので、それをもって
素材はよかったんだけど料理の仕方がね、と言い切れるかどうかは
よくわからないところかも知れません。読んでみないとなんとも
言えませんが(笑)。ただ逆に言えば、どんな素材でも調理の仕方
次第ではそれなりの出来にはなるはずだ、と言うことでもあるかも
しれませんね。そこはやはり語り手のセンスの問題に最終的には
帰結してしまうのでしょう。

まともな感想。
いや自分もあんまりまともな感想言ってきたつもりもないの
ですが(笑)、ただ、穴があればある程、その穴に対してどうにか
理屈付けをして意味を持たせると言う知的遊戯が好きなのは
確かかもしれませんね(笑)。それ自体、結構歪んだ観賞の仕方で
あるかもしれないと言う自覚はありますが(笑)。


ではお付き合いありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いいたします。


[No.2254] 2012/09/29(Sat) 22:30:27
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