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No.2275に関するツリー

   スマイルプリキュア! 感想ツリー 第4クール - 九条神樹 - 2012/11/25(Sun) 09:15:01 [No.2275]
★☆#48『光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!』... - 九条神樹 - 2013/01/27(Sun) 09:54:15 [No.2303]
やっぱり、キャンディが6番目のプリキュアだったとい... - そうりゅう あすか - 2013/01/27(Sun) 14:49:07 [No.2304]
キュアキャンディ - 九条神樹 - 2013/02/02(Sat) 21:33:47 [No.2306]
★☆#47『最強ピエーロ降臨!あきらめない力と希望の... - 九条神樹 - 2013/01/20(Sun) 09:47:44 [No.2300]
ピエーロの声は玄田さんかぁ・・・。 - そうりゅう あすか - 2013/01/27(Sun) 03:39:12 [No.2302]
強化フォーム - 九条神樹 - 2013/02/02(Sat) 21:11:33 [No.2305]
★☆#46『最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!... - 九条神樹 - 2013/01/13(Sun) 09:46:53 [No.2296]
最後の試練は、同型VS同型 - そうりゅう あすか - 2013/01/20(Sun) 00:55:05 [No.2299]
ARコード - 九条神樹 - 2013/01/26(Sat) 17:37:57 [No.2301]
★☆#45『終わりの始まり!プリキュア対三幹部!!』... - 九条神樹 - 2013/01/06(Sun) 09:58:28 [No.2295]
★☆#44『笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッ... - 九条神樹 - 2012/12/23(Sun) 09:58:26 [No.2288]
土壇場での新幹部登場でもよかったのかも? - そうりゅう あすか - 2012/12/23(Sun) 12:14:46 [No.2289]
幹部の数 - 九条神樹 - 2013/01/05(Sat) 09:14:22 [No.2294]
★☆#43『れいかの道!私、留学します!!』★☆ - 九条神樹 - 2012/12/16(Sun) 09:57:10 [No.2285]
やっぱり、あそこはマルチロックオンでしょ! - そうりゅう あすか - 2012/12/16(Sun) 16:51:34 [No.2286]
CV - 九条神樹 - 2012/12/22(Sat) 17:55:37 [No.2287]
★☆#42『守りぬけ!なおと家族のたいせつな絆!!』... - 九条神樹 - 2012/12/09(Sun) 09:32:15 [No.2282]
キャンディの脳細胞破壊銃でクルクルパーに… - 暗之云 - 2012/12/09(Sun) 16:32:05 [No.2283]
ウォッチメン - 九条神樹 - 2012/12/15(Sat) 16:54:18 [No.2284]
☆★#41『私がマンガ家!?やよいがえがく将来の夢!... - 九条神樹 - 2012/12/02(Sun) 10:08:16 [No.2281]
☆★#40『熱血!あかねの宝さがし人生!!』☆★ - 九条神樹 - 2012/11/25(Sun) 10:09:51 [No.2276]
今年は新プリキュアどころか敵新幹部も無し? - 暗之云 - 2012/11/26(Mon) 00:08:59 [No.2278]
スタッフインタビューなどでは - 九条神樹 - 2012/12/01(Sat) 11:33:18 [No.2280]
ラストの個人回 - そうりゅう あすか - 2012/11/25(Sun) 14:52:35 [No.2277]
タイマンバトル - 九条神樹 - 2012/12/01(Sat) 11:16:49 [No.2279]



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スマイルプリキュア! 感想ツリー 第4クール (親記事) - 九条神樹

とうとうラストの展開に入りますね。

[No.2275] 2012/11/25(Sun) 09:15:01
☆★#40『熱血!あかねの宝さがし人生!!』☆★ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

前回からラストの個人回に入っている様子。それぞれ、OPカットを
流用したシーンを織り込んだり、ソロ変身バンクを使ったり、
また通常必殺技とは異なるバージョンアップ必殺技を使ったり
などと、キャラクター個人の物語のまとめに入っているという
感じですね。
もっとも、前回のみゆき話は基本的にギャグだったのに対し、
今回のあかね話はエピソードとしてもストーリー全体としても
シリアスで、その温度差がなかなか激しかったですが(笑)。

宝物は友人、というオーソドックスでストレートな切り口。
あかねのメイン回は、お好み焼きの隠し味の回などを見ても、
基本的に物語を捻るようなこともなく、まっすぐなメッセージを
そのままぶつけてくる感じですし、それもまたあかねの
キャラクターに似合った語り方なのでしょうね。
もっとも、これまでの一年を過ごしてきたあかねが、友人や仲間が
宝物だということに、追い込まれるまで気づかないだろうか、と
いう部分はちょっとあるかもしれませんが。……とはいえ、その
前フリの段階、皆がそれぞれの宝物を口にする場面では
全員が即物的なものを語っていましたから(笑)、それに釣られて
宝物を何か形のあるものに限られるというような先入観を
与えられてしまったというだけかもしれませんね。
人形という物質的なシンボルをまず提示しておいて、さらに無形の
仲間たちという本当に大切なものに気付くという二段構成は
そういった意味では丁寧でした。

あかねのストーリーとしてだけではなく、バッドエンド側の状況も
今回大きく動きましたね。
ウルフルンの最終出撃ということだったようですが、これからは
幹部たちが一人ずつ最後の御奉公ということになるのでしょう。
最後の機会にも失敗した幹部がどうなるのかは今回まだ示されて
いませんが、その行く末が気になるところです。
今作の三幹部は、コメディ回はとことん微笑ましい代わりに
今回のように非道な回はとことん非道なので、救済されるべきか
どうか難しいところなのかもしれませんが(笑)。まあでも、
最近の作品の流れからして、最後には和解で終わるのだろうとは
思いますけどね。ただ、視聴者の感情としては、コミカル回の
幹部たちとシリアス回の幹部たちの描写に落差がありすぎ、彼らを
どのように見ていいのか戸惑うということはあるかもしれません。
もう少し恒常的にマヌケ方面に振っておいた方がよかったのかも
しれませんね。

そしてそのウルフルンとジョーカーの会話で、ピエーロとは一体
何なのかを幹部たちさえ知らない、ということが明らかに
なりました。ピエーロはただの傀儡もしくは舞台装置に過ぎず
ジョーカーこそが真の黒幕、という可能性も高そうですね。
過去作のS☆Sと似たような展開ではありますが。
また、ジョーカーがウルフルンに対して言った、以前のように
なりたいのか、という言葉も意味深なところです。
悪役として物語の中で常に退治され続けるのが嫌だから、という
ようなことなのかもしれませんが、しかしその辺の回答は
すでに劇場版である程度出てしまっているともいえるので
どう処理するのかは興味がありますね。


[No.2276] 2012/11/25(Sun) 10:09:51
ラストの個人回 (No.2276への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

それも因縁ある対峙すべきライバル役とのラスト(?)のタイマンバトルのようですね。
前回は、みゆきちゃんが変な本を拾うところから始まり、今回はパワーアップしたバレーボールアカンベーとの対決・・・。
1話からのプリキュアメンバーの集まるまでのリフレインなんでしょうかね?

また、今回のウルフルンとあかねちゃんは、中盤のバトルでもやりあった仲です。
二人のイメージは、「狼と赤ずきん」でしょうか(笑)。
でも、なんだかあかねちゃんのラス前のパワーアップに一役買ってしまった感のあるのウルフルンですね。
あのあと彼はどうなってしまうんでしょう?

次回は、順番通りやよいちゃんで敵役はアカオーニと予想。
たぶん、やよい→弥生→3月→桃ということで、イメージは「赤鬼と桃太郎」かな?
あるいは、黄色→金ということで、「鬼と金太郎」でしょうか?

では


[No.2277] 2012/11/25(Sun) 14:52:35
今年は新プリキュアどころか敵新幹部も無し? (No.2276への返信 / 2階層) - 暗之云

結局、途中参加のプリキュアはおらず、敵側にも新幹部は登場しないようですね。一応、ジョーカーは途中参加ですが新規参入というより遅れて登場という感じだし。ピエーロが覚醒しかけた後もバッドエンドの組織が再編されたりはせず、序盤以上にゆるゆるとした侵攻(なのか?)を仕掛けてきたような。

1年の長編として見た場合、メリハリがほとんど無いままここまできてしまったという印象です。もっとも、それでダレていたかというと、そんなことはないのが面白いところなんですが。

とはいえさすがに完結に向けて話が動き出した模様。とりあえずいつもどおりに撤退したウルフルンですが、次回以降どうなるやら……。これで次回、そんなキャラなんて初めからいなかったかのように扱われていたら、それはそれでかなりおっかない。


[No.2278] 2012/11/26(Mon) 00:08:59
タイマンバトル (No.2277への返信 / 3階層) - 九条神樹

ただ残念なことに、構成上とどめはロイヤルレインボーバーストで
なければならないという縛りがあって、せっかくの新技である
サニーファイヤーバーニングで決められなかった、というのは
画竜点睛を欠く的なところはあったかもしれませんね。三幹部の
最後の戦いで黒っパナを出してくる以上、設定としては仕方ない
とはいえ、やっぱり個人回で、しかも新技を出すのですから、
盛り上がり的にもそれで倒して欲しいなというのはあったり。
その点、前回のシンデレラハッピーシャワーは相手が黒っパナでは
なかったので単独撃破が可能でしたけれども。

でもまあ、先輩のスイート組なんかは、平気で新技お披露目回で
破られたりとかしてましたから、プリキュア的には問題ないのかも
しれませんが(笑)。


[No.2279] 2012/12/01(Sat) 11:16:49
スタッフインタビューなどでは (No.2278への返信 / 3階層) - 九条神樹

対象年齢の理解力を考えて、意図的に連続性のあるシリーズ構成は
行わず、ストーリー回はストーリー回、それ以外の単独回は
単独回、と割り切った組み立てをしているということのよう
ですね。
どこを切っても同じ偉大なるマンネリズムというところ
でしょうが、メタ的に考えれば、それはまさにモチーフである
「おとぎ話」の性質そのものであるとも言えるのかも。

自分としてのスマイルの現時点での全体的な感想は、
キャラクター性とエンターテインメント性が非常に高い代わりに
ストーリー性とテーマ性ではやや劣る、という感じですが、それも
一つの方向性としてアリなのかもしれません。

もっとも、ある程度の話の連続性を有していたハートキャッチが
売り上げ的には歴代一高かったことを考えると、そこまで
小さいお友だちの物語の観賞力というか理解力を低く考えなくても
いいのではないか、という気もするのですけれどね。
あるいは理解していようがなかろうが売り上げには関係ないという
ことでもあるのでしょうが(笑)。


[No.2280] 2012/12/01(Sat) 11:33:18
☆★#41『私がマンガ家!?やよいがえがく将来の夢!!』☆★ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

やよいの個人回。スマイル五人の中で最も早くやよいが明確な夢と
目標を得た回でもありましたね。一番引っ込み思案(という初期
設定)のやよいがもっとも早く将来を見据える、というのも、
なかなか面白いところです。

その「初期設定のやよい」の造形に、今回は戻っていましたね。
これまでは、基本的にやよいは調子に乗りやすく興奮しやすい
オタのアレな部分を誇張した要素で描かれることが多く(笑)、
今回のように内気で泣き虫、一人では何もできない、という
キャラ付けは本当に最初期の頃くらいだったような気もしますが
久々にその頃のやよいになっていたという感じでした。
設定に忠実、とも言えますが、その一方で、この一年でやよいが
積み重ねてきた成長や変化がリセットされているようにも見えて
しまうところはあるかもしれませんね。
アカオーニと戦うときにも、一人で戦うのが怖いと言って
いましたが、23話でも普通にタイマンして勝ってますしね(笑)。
むしろアカオーニの方が怖がるべきかも(笑)。

前回のあかねの回が、皆の想いを受け取りそれを宝物としていく
流れだったのに対し、今回のやよいはあえて皆の手伝いの申し出を
断る、というのも少し意外でした。もちろん、みゆきたちが
まともにアシスタントできるとは思えませんが(笑)、それとは
別に、皆の力で、というオーソドックスな流れにしなかったのは
ある意味工夫でもあるのでしょう。今回のテーマは、一人の力で
最後まで頑張る意志の強さを見せるところにあるわけですから
それでいいのでしょうね。

もっとも、それは結局、やよいが一人では何もできないという
キャラであることを前提にして、それを乗り越えていくという話で
あるからこそですね。しかしその前提自体が、前述したように
ただの初期設定でしかなく、最近のやよいのキャラ像とは
結びつかないのではないか、という感想は持ってしまうかも。

自分の作品の中の悪役になじられ、そして自分の作品の中の
ヒロインに励まされる、というのは、ある意味ちょっと痛い感じも
しなくもないですが(笑)、理想の自分を主役として描き、そして
その理想の萌芽はすでに自分の中にあるのだ、という気づきは
落とし所としてはいい感じでした。
創作物を愛するという意味においてやよいとみゆきは似て
いますが、みゆきは「物語」を大切にし、やよいは「人物」に
想いを寄せる、という違いはあるのかもしれませんね。そして
それは彼女たちがそれぞれ、求めているものが何なのか、という
違いに起因するものでもあるのかも。
……もちろん、みゆきもピーターパンに恋するように、人物に着目
してもいるのですけどね(笑)。


[No.2281] 2012/12/02(Sun) 10:08:16
★☆#42『守りぬけ!なおと家族のたいせつな絆!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

今回はなおの個人回。

この個人回シリーズはどれもそうですが、プリキュアたちの
絶望顔を見せることに、ものすごくスタッフが気合入れて
演出してますよね(笑)。中でも、今回のなおの絶望は
随一だったのではないでしょうか(笑)。単に衝撃を受けるという
だけではなく、必死に無様に空中をもがいて間に合わない惨劇に
なんとか追いつこうとする動きの付け方により、なおの恐怖感が
よく伝わって来ている感じでした。まあやりすぎという気も
しなくもないですが(笑)。

その恐怖と絶望、さらに助かって泣きじゃくる「怖かったよぉ…」
のシーンなどに、なおの精神的な、脆さではないんでしょうけど
繊細さが伝わってきました。今回は大体の流れが、「頼れるなお
お姉ちゃん」という、いわば初期設定のなおの状態で進行して
いましたね(笑)。その点で、前回のやよいのように、初期設定
に巻き戻った感もありましたが、弟たちに危機が迫ったときの
恐怖と絶望、そして最後に安堵から泣きだすなおの姿は、やはり
いつもの繊細ななおの姿を描いており、しかもなおが家族想いで
あるからこそ、そのつなげ方に違和感もなく、初期状態と現状との
性格描写の融和を上手く成し遂げていたとも言えるかも
しれません。

そんなすぐ折れそうになってしまうなおだからこそ、決め台詞の
「勇気凛凛」という言葉の意味が重くもあるのかもしれませんね。
みゆきが決して幸運に守られた子ではないからこそ「ハッピー」を
唱えているように、なおもまた自らのうちにある人一倍の恐怖心を
見据えたうえで、それを乗り越える言葉として「勇気凛凛」の
セリフを言っているのかも。

初変身回と同じように家族を守ろうとするために変身したマーチを
さらに弟たちが守るべくアカンベェの前にたちふさがるのは、
ベタではありますがいい展開でした。夢で落とすのではなく
本当に正体バレしてもよかったかもしれませんね。別に正体が
バレたからどうだということもプリキュアにはないですし(笑)。


[No.2282] 2012/12/09(Sun) 09:32:15
キャンディの脳細胞破壊銃でクルクルパーに… (No.2282への返信 / 2階層) - 暗之云

>別に正体が
>バレたからどうだということもプリキュアにはないですし(笑)。

逆に、パーマンの正体バレペナルティは何であんなに厳しかったのかという気がしてきました。

>前回のやよいのように、初期設定
>に巻き戻った感もありましたが

またシリーズ構成の話になってしまいますが、いつものシリーズだと2クールの終わりあたりでやって、シリーズ後半に向けてプリキュアは成長&パワーアップ! ってエピソードですよね、この個別回。

それと、結果的には無事で済んだとはいえ、マーチだけの力では家族を守れなかったんですよねぇ……。戦い終わって自分自身の恐怖を吐露してましたが、己の非力さを悔やんだりはしなかったんでしょうか。まぁ5人でプリキュアだから、「仲間に助けられる」ことも重要だとはわかるんですが。

ウルフルンさんアカオーニさんは「このところ見かけない」と明言されて、むしろそっちのほうが心配です(笑)。


[No.2283] 2012/12/09(Sun) 16:32:05
ウォッチメン (No.2283への返信 / 3階層) - 九条神樹

とかだと、正体がばれたが故に、引退したヒーローがかつての敵や
暴漢から仕返しを受けて死亡してしまったりしますね。でもそれは
あくまで自分で自分の身を守るために(あるいは非合法な自警活動
をしているが故に)身を隠すのであって、他者から正体を隠せと
強要されることとは問題が違いますね(笑)。
デビルマンなんかはまさに正体が割れたが故にああいう展開に
なるわけで、その辺は正体を隠すことに納得もいきますが。

あまりそういった「ヒーローがなぜ周囲に正体を隠さなければ
ならないか」という問題に、納得できる理由を提示している
作品は少ない気もします。だいたいは(プリキュアも含め)
敵の側は正体を知っているわけですから、自分の身を守ると
いう理由でもないわけですしね(笑)。まあ、好奇の視線や
騒動が起こるのを避けるため、というのがあたりさわりのない
ところでもあるのでしょうが。


[No.2284] 2012/12/15(Sat) 16:54:18
★☆#43『れいかの道!私、留学します!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

れいかのお当番回。
新必殺技でジョーカーを圧倒したあとに、ハイパーアカンベェは
ロイヤルレインボーバーストで倒す、という構成で、これなら
まあ不自然ではないですよね。やはりこれまでの三人の個人回は
せっかくの新技を披露したにもかかわらず物語的に役に立って
いない、というのは問題のあるところだったでしょうし。

そのビューティとジョーカーの戦闘シーンは、彼女らしい
テクニカルなアクションで楽しめました。ジョーカーの支配空間が
途中からすべてビューティのために機能していたのは、やはり
ビューティが乗っ取っちゃったんでしょうね(笑)。シンプルな
戦闘力の増大という感じだったこれまでの子たちに比べ、
ビューティの覚醒モードはフィールドのコントロールや
ハッキングという方面にも拡大している、と考えることもできるの
かもしれません。ビューティならそれくらいやるかも、とも思えて
しまいますしね(笑)。

物語は留学とプリキュアの間で悩むれいかのお話。
学区の帰り道、岐路で別れるみゆきたちとれいかの姿は象徴的で
おジャ魔女どれみのあの話を思い出したりも。
まあ、設定的には図書館の瞬間移動があるので、そこまでみゆき
たちが落ち込む理由はないのではないか、とはどうしても思って
しまうところですが(笑)。
秘密基地としての図書館自体もあまり機能していませんし、
瞬間移動も結局事実上ほとんど使用されなかったことを考えると、
図書館の設定自体が不要だったのかもしれませんね。あるいは、
図書館の瞬間移動があるけれど、それと友達と別れることとは
別である旨の言及などがあれば、まだエクスキューズになったかも
しれません。

ジョーカーの檻に隔てられ、その両方で泣きじゃくるみゆきたちと
れいかの姿は、年齢相応の幼さを感じさせてくれました。
この場合、みゆきたちはともかく(笑)、れいかがその幼さを
見せた、ということが重要なのかもしれませんね。友達と一緒に
いたいから留学をやめるという決定も、我がままというか幼稚な
感情ではありますが、これまでずっと、ある意味自分を抑え、
背伸びをして頑張っていたれいかが、その背伸びをやめて、普通の
「幼さ」を示すということ自体が「成長」である、という、
ちょっとした逆説になっている気もします。

ジョーカーの煽り方も彼らしく一風変わっていて面白かった
ですね。これまでの三人とは異なり精神的な、しかも祝福すると
いう手法で落としにかかってくるのはさすがのいやらしさでした。
もっとも慎重を期し過ぎたのかそれとも調子にのっちゃったのか、
みゆきたちまでを支配空間に招いちゃったのはやっぱり敗北フラグ
でしたが(笑)。

次回はみゆきの最終個人回になるのかな。他の四人の個人回は
シリアスだっただけに、さすがにあのシンデレラ回が最終個人回
扱いというわけではないんですね(笑)。


[No.2285] 2012/12/16(Sun) 09:57:10
やっぱり、あそこはマルチロックオンでしょ! (No.2285への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、ビューティの戦闘シーンはどう見ても、アンリミテッド・ブレード・ワークスの固有結界を使ってるような感じですにょ。
プリヤみたく、「アーチャー」のカードを「夢幻召喚」したんでしょうか、れいかちゃん?

そして、2つの「道」の一つだけの「道」を説くジョーカーに対し、「道」は一つだけでない悟ったビューティが撃つべき矢は、分身したすべてのジョーカーにマルチロックオンでしょうに・・・。
あと、双剣から弓に変形するのは、プロトの「アーチャー」ですがな。

よくよく、考えてみると、ジョーカーのようなトリックスターって、なんで「石田彰さん」じゃなかったんだろうかと、今さら思ってしまいます。
今回の様にれいかちゃんを言葉巧みに籠絡させる甘いボイスはうってつけなんだけどなぁ・・・。

結局、ジョーカーは生き残ったようですが・・・。

次回、敵方にお相手が居なかったみゆきちゃんですが、何かありそうですね。

では


[No.2286] 2012/12/16(Sun) 16:51:34
CV (No.2286への返信 / 3階層) - 九条神樹

石田さんはハートキャッチのムーンライトの妖精コロンの役を
既にやっているということもあるのかな?数話しか登場して
いませんが印象に残る役ですしね。

もっとも、プリキュアでは複数作で何役も、それも重要な役で
演じている声優さんは珍しくないですけどね。れいかの
おじいちゃんの西村知道さんも、フレッシュのラスボスを
やってらっしゃいましたし、なによりれいかの西村ちなみさん
自身、プリキュア5の劇場版で、ダークドリームを演じて
いらっしゃったりもしますしね(笑)。
次回作「ドキドキ」もそろそろキャストが発表される頃でしょうが
従来作の出演歴があるかどうかも気になるところかも。


[No.2287] 2012/12/22(Sat) 17:55:37
★☆#44『笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッピー!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

個人回シリーズの締めはみゆき。
彼女に笑顔を教えた初めての友達、というモチーフは劇場版と同じ
ものですね。みゆきがシンデレラになるという以前の展開も、
同じく劇場版と被っていましたから、その二回を合わせて、
劇場版をTV用に翻案したエピソードということもできるの
でしょう。

主人公の過去回想というのは、特にその性格描写の源泉となって
いる場合は必ず入れておくべきものでしょうが、ラスト間近の
ここで、というのもちょっと意外と言えば意外な構成かも
しれません。
もう少し早めにこのエピソードを入れた方がすっきりするかなと
いう気もしますが、でも、最終決戦前になってみゆきが自らの
オリジンを見つめ直し、回答を得たところでラストへ臨むのだ、
と考えれば、このタイミングで今回の話があってもいいのかも
しれませんね。

ストーリーとしては、幼い頃は今と真逆の内気で引っ込み思案
だったみゆきが、謎の少女に導かれて小さな勇気を出すきっかけを
得た、というものでした。その謎の少女の正体は最後まで明かされ
ませんでしたが、「山のみんな」たちがいる田舎のおばあちゃんの
家という、以前にも登場した舞台を使うことで、そのような
不思議なことが起きても特に不自然ではない、というような
雰囲気があらかじめ下準備されていたというところですね。

少女の正体が「山のみんな」の類なのか、それともみゆき自身の
心の内奥に既に潜んでいた彼女の勇気そのものの具象なのか、と
いうのは解釈のしようによってどうとでも取れそうです。
前者なら友達のあり方とその大切さを学んだ、ということで、
全編に渡って友情押しだった今回の雰囲気には合うでしょうね。
もちろん意図的にどうとでも取れる形にぼかして終わらせたと
いうことなのでしょうし、それはそれで妥当ではあるの
でしょう。あんまりキッチリと全部説明しちゃっても味気ない
でしょうしね。

全体の流れとしてはちょっと平板であったかなという気はして
しまうところですが、でも幼いみゆきの、人の輪の中に入って
いけない表情の付け方とかは素直に可愛らしかったですね(笑)。
あの幼少時から今のように弾け切ってしまうのも、それはそれで
反動が大きすぎるような気もしますが(笑)。

次回からはいよいよ最終決戦。
宇宙からピエーロの卵が、というのもなんか凄いですね(笑)。
ハートキャッチのデューン襲来を思い出したりも。


[No.2288] 2012/12/23(Sun) 09:58:26
土壇場での新幹部登場でもよかったのかも? (No.2288への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、前回、ビューティとジョーカーのほぼ主人公級と言ってもいいくらいの戦闘をやっちゃったし、ハッピー自体、シンデレラの時にピン変身で戦闘をしているからなぁ・・・。
さらに、みゆきちゃんが、ハッピーとなるきっかけはウルフルンなんだけど、彼自体サニーの個人回で決着ついているから、ハッピーのパワーアップで再び登用するのもねぇ・・・。

やっぱり、ライバル幹部が少ないんだから、そこの配分でジョーカーを超える新幹部が、主人公側のリーダーであるハッピーに欲しかったかなと。

>謎の少女
う〜ん、あたし的には説明不足かなと。「山のみんな」であれ「勇気の具象」であれ、今の仲間であるプリキュアみんなのとの回想のあとにその子の名前を思い出すとともに、赤の戦士「キュア・スマイル」として具現化し、暴走ウルフルンからハッピーを後ろから支える演出が欲しかったかも?
せっかく、みゆきちゃん作の絵本が「スマイルちゃんとハッピーちゃん」になっているんですから!

>ウルフルン
サニーの時に排水の陣で臨んで戦っていたハズなのに・・・。
ほかの幹部も次回さらにパワーアップしてのご登場のようです。

>ピエーロ
ようやく、次回ラスボスが登場ですね。
声も姿を現さず、ジョーカー=ピエーロ説もあったけど・・・。

>プリキュア
最終戦に向けてのハイパーアルティメットな姿が次回登場のようです。

では


[No.2289] 2012/12/23(Sun) 12:14:46
幹部の数 (No.2289への返信 / 3階層) - 九条神樹

というよりは、プリキュア側の数が5人とするのは多かった、と
いった方がいいのかもしれませんね。もちろん、特撮にせよ
アニメにせよ、チーム構成を五人とするのはよくあることなの
ですが(それ以上も含めて)、だからと言ってそれがストーリーを
回す上で常に最適解の人数と言えるかというとそうでもない
でしょうしね。4人でさえうまく回しきれなかったハートキャッチ
なんかもあるくらいですし(笑)。もちろんそのあたりは
シリーズ構成さんをはじめスタッフさんたちの手腕にかかって
くるわけなのでしょうが。、

その点、次回作のドキドキは4人構成のようですが、追加戦士が
ある展開になるようだとやっぱり誰か埋もれちゃうかも(笑)。


[No.2294] 2013/01/05(Sat) 09:14:22
★☆#45『終わりの始まり!プリキュア対三幹部!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

最終戦の第一ラウンド。
いきなりキャンディの正体が明示されたりと、なかなか唐突な
展開ではじまりました(笑)。いや、キャンディがミラクル
ジュエルに関係あること自体は少ずつ情報は出されていました
けどね。何より、語尾がミラクルの「クル」ですし(笑)。ただ
いきなりポンと宝石そのものになっちゃうのはやっぱりビックリ
しますね(笑)。

物語はサブタイトル通り、三幹部との最終決戦と和解。バトルでは
やはり23話を越える迫力や緊迫感を作り得なかったのは少し
残念でもあり、またアレを先にやっちゃったんだから仕方ないかと
いうところでもあるでしょうか。
ただ、マーチが初めてマジョリーナと戦った際に分身攻撃を
見破れなかったのを踏まえて、23話ではマーチシュート乱弾で
分身を破った、それをさらに今回の前提とし、マジョリーナは
幻影を使ってマーチシュート乱弾をさらに破った、という
細かい展開はちょっと面白かったですね。知性派マジョリーナの
面目躍如というところでしょうか。

三幹部の正体は大方の予想通りというところですね。ただ、
悪役がいなければ物語が成立しないという意味で重要な存在
なのだというテーゼ自体はすでに劇場版で、それも悪役たち自身が
自覚する形で言及されているために、インパクトとしては
薄れてしまった感があるのは少し残念なところでした。作画も少し
残念でした(笑)。また出来うるなら、ハッピーだけが慈母的
存在になるというよりは、プリキュア5人全員との関係で和解して
欲しかった気もしなくもないですけどね。

もっとも、孤独で仲間や友達を作れなかった痛みをやよいが少し
わかる、というのはさりげに重いセリフではありました。「少し」
というのがまた絶妙な線引きですよね。言明はされません
でしたが、みゆきやれいかもまたやよいと同様に感じるところも
あったかもしれません。特にみゆきは前回の話とのつながりで、
三幹部に言った「友達になってほしいな」のセリフが効果をあげて
いると言える気がします。

次回はバッドエンドプリキュアとの対決。
ダーク系プリキュアの元祖といえば劇場版プリキュア5のダーク5
ですが、この作品でダークドリームを演じておられた西村ちなみ
さんが今回は光の側のビューティを演じてダーク側と戦う、という
のも面白いですね(笑)。


[No.2295] 2013/01/06(Sun) 09:58:28
★☆#46『最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

自分のダークサイドとの戦いというモチーフは、劇場版の
プリキュア5やハートキャッチの試練など、歴代でも何度か
用いられてきましたね。スマイルではその素材をどのように
料理するかという部分に注目しましたが、バッドエンドプリキュア
たちとの戦いにはあまり尺が取られず、自分自身との暗部との
対峙というシチュエーションはあまり深く掘り下げられなかった
のは少し残念かもしれません。

バッドエンドハッピーの「他人が不幸になるのを見て自分が幸福を
感じる」というキャラ付けは、単純な悪堕ちハッピーという
だけでなく、人間の幸福感がどこから由来するのか、といった
黒いものを感じさせてちょっと面白かったのですけどね。また、
外見の美しさにこだわるBEビューティと内面の美しさを大切にする
ビューティも一応対置されていましたが、他の三人はただの
ニセ物以上の存在感はあまり見られなかった気がして、ちょっと
もったいなかったですね。それぞれ、ビジュアル的にはかなり
訴求力があっただけに(笑)。
それでも、これまでの個人回で披露されたパワーアップ必殺技で
ちゃんと倒す、というのは、個人回でのそれぞれの消化不良を
解消してくれたものではありましたね。もっとも、倒すのではなく
自分のダークサイドだからこそ、分かりあって浄化あるいは同化
するという展開でも良かったかもしれません。

BEハッピーを倒す際、ハッピーが「ネガティヴな私」と言って
いたのが印象的。その「ネガティヴな私」とはBEハッピーを
一次的には指し、それはBEハッピーの在り方が、単なる自分の
ニセモノというだけではなく、ハッピー自身の中にもありうる
淀んだ感情の可能性を自ら認め、しかしそれを乗り越えた、という
ことになるのでしょう。さらに二次的には、BEハッピーという
具体的な相手ではなく、まさに自分自身の中にあるネガティヴな
部分に対して、自分自身が叱咤した、とも受け取れるかも
しれませんね。
もっとも、「これまでも目の前のことに全力で頑張ってきた!」と
語るハッピーのセリフ、それ自体は素晴らしいものですけど、
でも夏休みの宿題サボって全部やり残してたよね、というのが
どうしても脳裏をよぎってしまいもしますが(笑)。

今回BEプリキュアたちのパートに時間が取れなかったのは、
キャンディがクイーンの娘であることや、クイーンが既に
亡くなっていること、またジョーカーがミラクルジュエルを
欲するのは使うためではなく破壊するため、など、さまざまな
設定が一気に語られたためでもありました。いずれもそれなりに
意表を突くもので面白かったのですが、それだけに一気に
詰め込み過ぎかもという気もしますね。BEプリキュア回で一話、
そして真相暴露回で一話、という構成ならばと思いもしますが
それだと延々設定を語っているだけで動きの少ない回になって
しまう恐れもあったと考えれば仕方ないのかな。

また意外といえば、ジョーカーが素直に退場してしまったのも
実は結構意外ですね(笑)。大方の視聴者が、ピエーロの正体
または真の黒幕がジョーカーなのではないか、という推測を
していたのではないかと思われますが、そこはあえて外して
来たというところでしょうか。いつもながらに三ツ矢さんの怪演が
光る回でしたが、ラスボスではないのなら、ここまで存在感を
強調し過ぎなくても良かったかもしれませんね(笑)。


[No.2296] 2013/01/13(Sun) 09:46:53
最後の試練は、同型VS同型 (No.2296への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

>自分のダークサイドとの戦い
これと同様に最後の試練で使われるのが、墜落した心地よい世界からの脱出だけど、これは以前にこのスマプリでは使われちゃってますね。

まあ、双方とも「自分」との闘いではありますにょ。

>ジョーカー
ほかの幹部をそそのかしたのもこの人なんですが、あたしは、ピエーロ以外でも〜っとびっくりするような真の正体があるような気がします。

>ドキプリ
先日、ラジオで言っていたんですが、商品展開で新たなる技術が導入されらしいですね。
なんでも「AR」のコードがTシャツ仕込んであって、スマホで専用アプリを起動させると画面に現実ではいないはずのプリキュアが着ている小さなお友達の傍ら映るんだとか。
世の中の技術革新はすごいですね。

では


[No.2299] 2013/01/20(Sun) 00:55:05
★☆#47『最強ピエーロ降臨!あきらめない力と希望の光!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

スマイルの最終形態・ウルトラフォームが登場。なので、その
発現シーンもウルトラマンという実に分かりやすいネタで(笑)。
ピースがチョキで登場していたのはブレないキャラで良かった
ですね(笑)。

さて、復活したピエーロとのラストバトル第一章。さすがに
戦闘シーンは作画演出ともに迫力満点で、個人技と共に合体技も
披露、絵的には非常に見応えのあるバトルパートでした。自分の
射た矢より早く敵陣を駆け抜けるビューティとか(笑)。
ウルトラフォームになってからのピエーロ様フルボッコタイムも
凄絶で、ちょっとピエーロ様が可哀想になるほどでしたね(笑)。

その反面、ストーリー的にはなんとなくしっくりこない部分も
あった気もします。ピエーロの正体が、負の感情の総体と
いうのは、まあありがちではありますが、敵の正体として
そう悪くもないとは思うのですけどね。ただ、例えば前作
スイートのラスボス・ノイズが、ストーリー全体のバックボーンで
ある「音楽」に関わる存在であったのに対し、ピエーロは、
「おとぎ話」というスマイル全体を貫く骨子とは、あまり
かかわりのない部分で正体を設定されたというのは、なんとなく
肩すかしのような気もします。

もちろん、おとぎ話はすべてハッピーである、というみゆきの
一話の主張から、「ハッピー」の部分を強調して考えれば
そのハッピーの対置としての「絶望」がラスボスというのも
まったく的外れではないのでしょうが。
ただ、そうだとしても、では絶望に対抗する希望の正体とは何か、
という問いかけに対し、「それは友達」、という解を出して
しまうと、やっぱりそれは直接にはおとぎ話とは関係なくなって
しまう気もしますね。
まあ、あまりおとぎ話にこだわる必要もないのかもしれませんが。
ハートキャッチやフレッシュなんかのラスボスが、それぞれ
花やダンスに関わっていたかというと、別にそうでもない
ですしね(笑)。

その部分を除いて考えれば、転校という「友達のいない」状態から
始まり、そして幼少時にも同じように「友達を作りづらかった」と
いう過去を持ったみゆきの物語として、また全員との関係でも
「まだ絆は堅ないけど」というセリフをはっきり言わせていた
スマイルが、ラストに至って「友達が希望」という答えを
見出した、というのは、一年を通じて彼女たちの成長と気付きを
描いた物語として一貫していたとは言えるのでしょう。
三幹部との和解も「友達になろう」という語りかけであったわけ
ですし、「友達」というのがスマイルの、おとぎ話モチーフとは
別の、もう一つのテーマではあったわけですね。

次回はいよいよ最終回。
AパートでケリがついてBパートは後日談、のような構成かな?


[No.2300] 2013/01/20(Sun) 09:47:44
ARコード (No.2299への返信 / 3階層) - 九条神樹

仮面ライダーウィザードのシャツではもう導入されていますね。
世の親御さんたちはますます出費がかさんでいきます(笑)。
でも、ヒーローやヒロインと一緒の写真、というのは、やはり
小さいお友だちの夢でもあるでしょうし、それを「特設ステージに
行って僕と握手!」とかしなくても簡単に実現できるというのは、
楽しいことなのでしょうね。
まあ、大きいお友だちも積極的に使いそうな機能のような気も
しますが(笑)。

自分との戦い。
おっしゃるように、怠け玉の回も自分に突きつけられた自分の陰、
という同じモチーフと考えることもできるわけですね。
だとすると、怠け玉の時と今回のBEプリキュアのそれぞれの
「自己との戦い」をリンクさせて演出する(たとえばみゆきなら
怠け玉の回で一度他者の不幸を願いかけてしまう)ということも
考えられたかもしれません。
ただまあ、あまりストーリー性を重視しない方針とスタッフさんが
言いきっているスマイルでは、そういった物語作りは難しかった
かもしれませんね。


[No.2301] 2013/01/26(Sat) 17:37:57
ピエーロの声は玄田さんかぁ・・・。 (No.2300への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

でも、同じ日の日曜洋画劇場でコンボイたいちょ(笑)をアテてるんですよね。
小さなお友達は混乱しなかったんでしょうか・・・。
あと、顔の造形がどう見ても永井豪イズムが炸裂してますにゃ(超爆)


閑話休題

>ウルトラフォーム
敵のインフレと共にフォームのインフレも近年のバトル系魔法少女で多くなってますね。
2段変身は当たり前、3段、4段ときたらもう何や何やら・・・。

>後日譚
みゆきちゃんの最初の友達「スマイルちゃん」の正体明しとか、キャンディが人間体となって転校してくるとか・・・。ダメかな?
まあ、3幹部のその後とかはありそうな気がします。

では


[No.2302] 2013/01/27(Sun) 03:39:12
★☆#48『光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!』★☆ (No.2275への返信 / 1階層) - 九条神樹

ついに最終回。
ピエーロとのラストバトル、というよりは、「自分の中の絶望」
とのバトルという感じでしたかね。ピエーロはあくまで、
「絶望」を用意するための舞台装置でしかなく、キャラクター的な
個性はほとんどない存在でした。「(みゆきたちは)本当の絶望や
悲しみを知らない」とピエーロが言った時は、もしかしたら
ピエーロ自身、過去に何か激しく絶望するようなことがあって
それによって今のようになったのか、とも思いましたが、
考えて見ればピエーロの正体は負の感情の総体であるというのは
前回語られていましたので、そういった内面の掘り下げは
あり得なかったですかね。

もっとも、「絶望を導くためだけの舞台装置」に徹することも
それはそれでアリなのかもしれません。無機的・非人間的なモノと
言う部分を強調して「絶望」を示すことで、それに立ち向かう
みゆきたちの人間性が強調される、ということもあるでしょうし。
また、「絶望」した者はその人間性を失ってしまうのだ、という
示唆でもあり、さらに、敵を無機的な装置とすることで、
スマイルが最終的には、他者ではなく自己の中のネガティヴな
部分との対峙と超克をテーゼとして示したということでも
あるのかもしれませんね。

最後の変身の代償として妖精たちと別れなければならない、という
展開は、劇場版オールスターズDX3と同じもので、ストーリー的
には悪くないのですが、やはり既視感を覚えてしまうのは
ちょっと残念なところかも。もっとも、DX3の時はスマイル組は
いませんでしたから、同じストーリーをスマイルで語ったら
どうなるか、という意味でのセルフリメイクでもあったのかも
しれませんね。ラストの巨大ハッピーも、ハートキャッチラストの
ムゲンシルエットを思わせるものでしたが(笑)。

キャンディとの別離を心に決めるシーンは、福圓さんたち
声優さんの力量に改めて感じいるところでしたね。
展開も、「できることを全部やる。絶対に未来をあきらめない」の
同じパターンを、別離を知る前と知ったあとに繰り返して使い、
それぞれの内心の変化、決意の重さの違いを描くというのは
効果的でした。みゆきたちは、最終回に至ってなおも完成せず
成長を続ける子たちであることを示している、ともいえるのかも
しれませんね。

ラストは予定調和とはいえキャンディが戻って来てハッピーエンド
ですが、「お星さまにいっぱいお願いしたら戻れた」というのは
なんかよくわからないというかあっさりしすぎかも(笑)。
再会の直前のシーンで、みゆきがキャンディの絵本を描いていた
わけですから、それを織り込み、「みゆきによって新たな物語が
作り出されることで、キャンディが戻ってこられる可能性が
世界に生み出された」とかのほうが、多少説得的ではあったかも
しれません(笑)。


一年を通じ、スマイルはギャグ・コメディ回では高い完成度の
エピソードが頻発し、エンターテインメント性という部分では
歴代作品の中でも有数の出来になっていたように思います。
その反面、全体構成やストーリー性といった部分においては
ちょっと残念な部分も目立ち、そういう意味では評価の上下幅が
非常に広く揺れる作品になっていた気もしますね。
とはいえ、みゆきたちのキャラクター性という点では印象深く、
その部分に全力を傾注したという特化型のスタッフの製作姿勢は
ある意味潔い割り切り、あるいは開き直り(笑)とでもいうべき
ものではあったかもしれません。
次回作ドキドキではそのあたりをどう処理してくるのかが
楽しみでもありますね。


それでは一年間ありがとうございました。
またドキドキのスレでもお会いできればと思います(笑)。


[No.2303] 2013/01/27(Sun) 09:54:15
やっぱり、キャンディが6番目のプリキュアだったということ。 (No.2303への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

ウルトラフォームのウルトラレインボーバーストよりもキャンディが加わった、6人でのミラクルレインボーバーストの方がベクトルが大きかったってことなんでしょうね。
そして、殲滅するのではなく包容力で絶望を希望に変えたんでしょう。
でも、何の説明もないからサバ折してるようにしか見えないにょ(超爆)。

>巨大ハッピー
あたしが思うに、ムゲンシルエット→まどかアルティメットフォーム→ミラクルレインボーバーストへと先祖返りした巨大な絶望から世界を救うさらに巨大な希望という演出ってことなんでしょうにゃ。
もっとも、一番巨大な最終人型フォームはグレンラガンの最終形態かな?。

>別れと再会
あれだけ泣いて別れたのに1話を彷彿とするまたキャンディと再会とは・・・。
「さよならドラ○もん」オチじゃん。
ついでに3幹部も妖精の姿で再会させておけばよかったのに。
でも、3幹部は出演してないのにEDロールで名前があったのはなぜでしょう?
もしかして、「おまけを見たきゃ、DVD買え」ですか?

>ギャグ・コメディ回
単体話としてはホント完成度の高い、スーパーロボット回あり、実在の漫才師さんの客演ありの楽しい回がありました。

>キャラクター
今回は、仲間との友情がテーマだったから、あかねちゃんの以外のキャラの「恋バナ」がほとんど無かった気がします。
折角、設定されている男の子(生徒会長やゲストでメインとなるクラスの男子等)いたのにねぇ・・・。
あかねちゃんだけブラックの系列だからの役得?
あ、ポップ君は、チームプリキュアのマネージャーさんだから・・・。

>ドキドキ
プリキュア初のブラックの系列の生徒会長です。
でも、人望があるだけの何もしないどこぞのばかいちょ扱いは、しないと思うけど・・・。果たして?

九条さん、1年間お疲れ様でした。
また、ドキドキでも参加させていただきますので、よろしくお願いします。

では


[No.2304] 2013/01/27(Sun) 14:49:07
強化フォーム (No.2302への返信 / 3階層) - 九条神樹

スマイルの特徴というか忘れがたい印象深さという点では、やはり
ビューティの一連の強化形態でしょうか(笑)。コスチュームは
美しいのですが、あの髪型は何がどうしてしまったのかと、
見慣れた今になってもやはり思わずにはいられませんね(笑)。
ウルトラフォームになったらさらに盛られていって、もう
収拾つかなくなってる感じですが(笑)。

インパクトという意味では確かに十分成功してはいるのですが
正直ちょっと色モノに走りすぎたかなというところはあるかも
しれません。ヒロインらしさという意味では、やはり外しては
いけないラインというのはある気はしますよね。
ただ、そういったとんでもない外見であっても、れいかなら
あるかもしれない、と思わせてしまうだけのキャラ付けに
成功していたというのもまた事実なのかもしれませんが(笑)。


[No.2305] 2013/02/02(Sat) 21:11:33
キュアキャンディ (No.2304への返信 / 3階層) - 九条神樹

「6人目」と呼んでも差し支えないキャラを、商品展開できない
最終段階で登場させるというのは、なかなか冒険的な試みかも、と
いう気もしましたね。
まあ、プリキュアSSでの満・薫なんかも、ある意味、ラストにだけ
登場するプリキュア(的存在)の先例ではありますし、ハート
キャッチにもキュアフラワー(おばあちゃん)がいましたから
斬新というほどではないのですけど、それでも面白い展開では
ありました。人間化しても「クル」の語尾がそのままだったのは
賛否ありそうですけれど(笑)。

三幹部、そしてメルヘンランドのその後の姿は見てみたかった
ですね。みゆきは三幹部と「友達になる」ことで和解したわけ
ですし。欲をいえばマジョリーナとおまわりさんの後日談も
あればよかったかなとも思うところかも(笑)。妖精に戻って
しまいましたから簡単には会えないかもしれませんが、でも
ポップは人間体にもなれますし、マジョリーナも人化出来ても
いいですよね(笑)。
一方ウルフルンはウルフルンで、みゆきの田舎のおばあちゃんの
家で暮らすような展開でも良かったかな、とか、これまでに登場
したゲストキャラクターと三幹部との絡みは色々と想像が膨らみも
しますし、またそれだけにあまり触れられずに残念なところでも
あります。まあ、とてもそれだけの尺はなかったというのは
分かりますが(笑)。


では一年間ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。


[No.2306] 2013/02/02(Sat) 21:33:47
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