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   ドキドキ!プリキュア 感想ツリー 第3クール - 九条神樹 - 2013/08/04(Sun) 09:13:44 [No.2503]
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☆★第38話『ベールのたくらみ!アイちゃんジコチュー... - 九条神樹 - 2013/10/27(Sun) 10:22:45 [No.2593]
う〜ん、なんだか回りくどいにょ - そうりゅう あすか - 2013/10/27(Sun) 22:56:05 [No.2597]
幼児誘拐 - 九条神樹 - 2013/11/09(Sat) 19:15:23 [No.2599]
☆★第37話『なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里!... - 九条神樹 - 2013/10/20(Sun) 10:02:00 [No.2592]
☆★第36話『ラケルはりきる!初恋パワー全開!』☆★ - 九条神樹 - 2013/10/13(Sun) 09:54:57 [No.2591]
☆★第35話『いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!』... - 九条神樹 - 2013/10/06(Sun) 10:00:16 [No.2586]
孤高の戦士がみんなに馴染んで、ポンコツになるとき・... - そうりゅう あすか - 2013/10/12(Sat) 11:01:48 [No.2588]
入室して付添うマナ - 九条神樹 - 2013/10/12(Sat) 17:12:00 [No.2590]
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お爺様 - 九条神樹 - 2013/09/28(Sat) 16:41:00 [No.2577]
☆★第32話『マナ倒れる!嵐の文化祭』★☆ - 九条神樹 - 2013/09/15(Sun) 09:35:11 [No.2563]
戦う王女様と幸せの王子 - そうりゅう あすか - 2013/09/15(Sun) 12:45:44 [No.2564]
確かに - 九条神樹 - 2013/09/21(Sat) 16:14:09 [No.2568]
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♪鏡よ鏡 正直割れたいか? - 暗之云 - 2013/09/08(Sun) 21:18:02 [No.2555]
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スマホだけじゃなくタブレットも必需品? - そうりゅう あすか - 2013/09/08(Sun) 14:08:13 [No.2553]
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一万年前にも - 九条神樹 - 2013/09/07(Sat) 16:32:35 [No.2547]
☆★プリキュアオールスターズNewStage みらいのとも... - 九条神樹 - 2013/08/25(Sun) 09:24:52 [No.2530]
あれ?NS1って、みゆきちゃんの初めての勇気と被って... - そうりゅう あすか - 2013/08/30(Fri) 22:39:22 [No.2535]
確かに - 九条神樹 - 2013/08/31(Sat) 16:54:54 [No.2539]
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☆★Brave29『ビックリ!!シャルルにんげん』★☆ - 暗之云 - 2013/08/19(Mon) 22:22:07 [No.2525]
ドキドキは - 九条神樹 - 2013/08/31(Sat) 16:26:24 [No.2538]
マナちゃんのお手伝いをするってことは・・・。 - そうりゅう あすか - 2013/08/18(Sun) 22:25:27 [No.2524]
弟子、というか - 九条神樹 - 2013/08/31(Sat) 16:06:27 [No.2537]
☆★第28話『胸がドキドキ!亜久里の夏休み!』★☆ - 九条神樹 - 2013/08/11(Sun) 09:55:04 [No.2511]
私が友達を作らないのはみんなお前ら(ジコチュー)が... - そうりゅう あすか - 2013/08/12(Mon) 01:14:38 [No.2513]
確かに - 九条神樹 - 2013/08/17(Sat) 17:29:30 [No.2518]
ムーンライトの設定は周到だったよなぁ(遠い目) - 暗之云 - 2013/08/12(Mon) 00:45:56 [No.2512]
五つの誓い - 九条神樹 - 2013/08/17(Sat) 16:59:36 [No.2517]
☆★第27話『バレちゃった!?キュアエースの弱点!』... - 九条神樹 - 2013/08/04(Sun) 10:10:08 [No.2504]
謎の人物の正体が判明したら、 - 暗之云 - 2013/08/08(Thu) 00:51:10 [No.2507]
キュアエースは - 九条神樹 - 2013/08/10(Sat) 16:24:10 [No.2510]
亜久里ちゃんが、躾がなっているのはおばあ様のおかげ... - そうりゅう あすか - 2013/08/04(Sun) 10:58:42 [No.2505]
制限時間 - 九条神樹 - 2013/08/10(Sat) 15:58:38 [No.2509]



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ドキドキ!プリキュア 感想ツリー 第3クール (親記事) - 九条神樹

いよいよ後半に入ってきました。

[No.2503] 2013/08/04(Sun) 09:13:44
☆★第27話『バレちゃった!?キュアエースの弱点!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

番組も折り返し、後半戦に入りました。それに伴い、OP/EDと
アイキャッチも変更に。もっとも、OPの変更個所は僅かに
とどまっていますが、これが最終バージョンというわけでは
ないでしょうから(強化形態・新必殺技があるでしょうからね)
段階的に新映像に差し変わって行くのかもしれませんね。

さて、最後の個人回は亜久里が主役。彼女の家庭環境が
明かされて、ちゃんとこの世界に実在していた人物だったんだ、と
いうことにまず驚かされ、さらにその正体が「この世界の
プリキュア」という設定にまた驚かされ、最後にカラータイマー
付きのウルトラマンだったことに驚かされ(笑)、と、なかなかに
サプライズに満ちたエピソードになっていました。

単にそういった設定説明回というだけではなく、事情を明かし
ながらも、野点のシーンで各キャラを可愛らしく描き、また
グーラとリーヴァのおかしなコンビネーションなど、コメディ回と
しても楽しめて、いいまとまりのあったお話に仕上がっていたと
思いますね。

野点では亜久里の可愛らしさだけではなく、真琴のアレっぷりも
強調されていました(笑)。真琴はピンポイントに笑いを
取るのに本当に適したキャラになっていますね(笑)。当人は
至って真面目なので、よりぽんこつさが引き立つということでも
あるのでしょうが。
真琴は芸能人だということも併せて考えると、おそらくあの
傘回し芸は、どこかのテレビ番組の収録か何かで一緒になった
芸人さんの行動を見て、あれのことに違いない、と判断して
しまった、ということなのかもしれませんね(笑)。

グーラとリーヴァのコンビ芸(笑)は、絵ヅラの気持ち悪さが
実に凄いことになっていました(笑)。ポージングだけを見ると
歴代のプリキュアたちがやってきたような合体必殺技の姿勢に
類似しており、それを美少女ではなくおっさんたちがやったら
どうなるか、というセルフパロディ的な演出であったようにも
思います(笑)。

最後の誓いは「一流のレディーであること」。でも歴代シリーズを
通じて見ても、それに該当しそうなのは、5のかれん・スイートの
アコちゃん・スマイルのれいかとドキドキのありすくらいしか
いないような気もします(笑)。まあ、単に家柄がお金持ちとか
上流階級であるということではなく、心構えというか、いい意味
での女性性ということなのかもしれませんね。

などなど色々あったとはいえ、やはりメインはエース・亜久里の
事情説明。
王女とエースの外見の類似や、王女とアイちゃんの中の人の兼役
などここまで色々匂わせて来て、亜久里自身もアイちゃんも本当に
王女様と関係がなかったらしい、というのはなかなか大胆というか
挑戦的な設定ですね。そうまでしてミスリードにこだわる必要は
どこにあるのだろうか、という根本的な疑問はやはり残り
ますが(笑)。
でも変身ものの本質的要素の一つはその正体の意外性だと考える
なら、フレッシュ以降の一連のミスリード展開もまた、変身ものの
本義に沿ったものであるとはいえるのかもしれません。

もっとも、「この世界で生まれたプリキュア」であり、トランプ
王国とは関係がないというのであれば、なぜトランプ王国由来の
クリスタルと関わっていたのか、という疑問は残ります。
あるいは、クリスタルはトランプ王国独自のものではなく、
この世界やトランプ王国など様々な世界を渡っていき、それぞれの
世界で次々とプリキュアを生み出していくような存在なのかも
しれませんが。

あとはまあ時系列的な疑問ですよね。エースがかつてキング
ジコチューと戦ってかなわなかった、という時点と、トランプ
王国に侵攻した時点の前後関係はどうなっているのか、という
ことになります。
単純に考えればキングジコチューはトランプ王国で封印されて
いるのですからそれが後、この世界でエースが戦ったのが先、と
いうことになりそうです。でもその割には、エースが敗れたのに
この世界は無事であるということが不思議な気もしますし、また
ジコチュー側の幹部の誰ひとりエースを知らなかった、というのも
ちょっと引っかかるところではありますね。キングジコチューが
単独で侵攻して来て、エースを破ったものの、そこでキングも
力尽きて撤退した、ということなのでしょうか。その後に
トランプ王国に攻め入ったとするなら、既にエースとの戦いで
消耗していたためにキングは封印された、ということになるのかも
しれませんね。

「この世界でもプリキュアが生まれ得る」というのも重要な
ポイントといえるでしょう。歴代のプリキュアすべてが異世界由来
でしたから(ハートキャッチは微妙ですが)、この世界で生まれる
プリキュア、というのは一種の革命的な発想の転換では
ありますね。
異世界からもたらされたファンタジックな力であり、一般人には
届かないからこその夢と憧れの姿なのだ、という部分を
プリキュアの本質と考えるなら、エースの素姓はその否定にも
繋がりそうです。
しかし一方、プリキュアの本質を、「女の子はみんなプリキュアに
なれる」、という点に重きを置いて考えるなら、「この世界」で
プリキュアになれてこそ本来の姿ではあるのかもしれません。
そういう意味では、プリキュアという存在は本来二律背反する
性質を持っていたのかも、などとも考えさせられます。

……とまあ色々考えてみても、アイちゃんが洗脳の力を持って
いることが既に語られていますから、亜久里の言っていることも
どこまで本当なのか、という感じではあるのですが(笑)。
亜久里自身がアイちゃんに洗脳されて、偽りの経歴をすりこまれて
いる、ということもなくはなさそうに見えて、ちょっと怖い
ですよね(笑)。


[No.2504] 2013/08/04(Sun) 10:10:08
亜久里ちゃんが、躾がなっているのはおばあ様のおかげ? (No.2504への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、エースがこっちで誕生したプリキュアなんだから「プリキュア5つの誓い」って、トランプ王国と関係なく、おばあ様の教育方針を亜久里ちゃんがプリキュアに転化しただけなんじゃ・・・?
そのことに誰も突っ込んでないのが・・・。

閑話休題

>どこまで本当なのか?
まこぴー以前に活躍していたプリキュアということに一番に突っ込むはずのまこぴーから何もないのも不思議ですね。
さらにジコチューに負けて変身不能となったあと、誰がジコチューの進撃を抑えていたのかもホント謎ですよね。
そこらへんの時系列は追々明かされるんでしょうね。

>変身時間5分
完璧超人であるエースの唯一のウィークポイントととして明示されました。
でも、敵を浄化しマナちゃんへのお説教タイムを含めて5分以上変身してたような気がしないでもないんですが・・・。

>亜久里ちゃんのおばあ様
亜久里ちゃんが、エースだということを必死に心配かけまいと秘密にしてますが、実は全部知っているというオチがありそうな気がするんです。
さらにエースが王女様そっくりなのも彼女がカギを握ってたりして?

では


[No.2505] 2013/08/04(Sun) 10:58:42
謎の人物の正体が判明したら、 (No.2504への返信 / 2階層) - 暗之云

フツーはこう「そうだったのかー!」という納得感があるものですが、なんというかこれは「そうだったのかぁ?」という感じ。謎が何一つ明らかにならず、逆に増えてしまった。

主要なツッコミは親発言で言い尽くされてしまったので、取り上げたいのはキャラクター設計のあり方。小学生のほうが正体では言い訳の余地無く「年上相手に説教垂れる小生意気な礼儀知らずのクソガキ」で、どうにも好感の持ちようがありません。「年上相手でも物怖じしない、対等にふるまえる」ならともかく、これではメインターゲットの幼女層にとってもキャラがつかみづらいのでは……。

定番設定でいえば「早くに両親を亡くしたため、祖母によってしっかり者に育てられた」てな感じの過去がありそうなところですが、そういうのは立花が既にいるからねえ(死んではいませんが)。


[No.2507] 2013/08/08(Thu) 00:51:10
制限時間 (No.2505への返信 / 3階層) - 九条神樹

何が問題かというと、おそらく変身しっぱなしになるであろう
映画版やオールスターズの時にどうするのか、ということ
ですよね(笑)。もちろんTV本編でのラストバトルの時も、
基本的にずっと変身状態を強いられるでしょうから、そこも
大変なのでしょうが。
そのあたりは、いずれエース自身も弱点克服エピソードがあって
無制限に変身できるような成長をするのかもしれませんね。
もっとも、歴代シリーズの先輩でもミルキィローズは同じように
スタミナ不足が弱点でしたが、映画では普通に変身しっぱなし
ですから、あまり気にしなくてもいいのかもしれません
けれど(笑)。

おばあさま。
初代のほのかのおばあちゃんや、ハートキャッチの薫子さん、
あるいはスマイルのみゆきのおばあちゃんなど、プリキュア
シリーズの歴代のおばあさまはだいたい強キャラですしね(笑)。
亜久里のおばあさまも何らかの形で重要な存在でもおかしくは
ないかもしれません。先代プリキュアというほどではないに
しても(笑)。


[No.2509] 2013/08/10(Sat) 15:58:38
キュアエースは (No.2507への返信 / 3階層) - 九条神樹

戦士としては間違いなく4人より先輩だということになるわけで、
確かなキャリアの長さ、経験の豊かさからくる立場の上位性は
年齢とは直接関わりがない、というのもまあ一つの正論では
あるでしょうね。必ずしも老幼の序に縛られない、という意味では
ジェンダー観に続くプリキュアの古い概念破壊の象徴、という
言い方もできるのかもしれません(笑)。
もっとも、その老幼の序に縛られない亜久里におばあさまがいる、
という家族構成もちょっと面白い気もするのですが(笑)。

エースがかつてキングジコチューに敗れた、と言う説明からは、
現状よりさらに昔の時点で亜久里は戦っていた、ということに
なります。今でも小4なのですから当時はいったい何歳なんだ、と
いうことになりますが(笑)、そういった幼かった亜久里が
「5つの誓い」を自ら作り出したとも思えないところで、亜久里も
また先輩プリキュアにそのように導かれたということなのかも
しれません。だとすると、今の亜久里は自分が以前してもらった
ことを精一杯伝授しようと、背伸びして頑張っている、という
ことかもしれず、だとするとちょっと可愛いかな、とも(笑)。


[No.2510] 2013/08/10(Sat) 16:24:10
☆★第28話『胸がドキドキ!亜久里の夏休み!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

スイートやスマイルなどでもあった毎年恒例の夏祭り回。
特にスイートでは、エースと同様に追加戦士であるエレンが
仲間に入った直後に夏祭り回を持って来て、そこでエレンの魅力を
描く、という構成で、今回に近いスタンスの物語でしたね。
ただ従来の夏祭り回はどちらかというとギャグ要素が強かった気が
しますが、今回はギャグというよりほのぼのの方面に方向性を
持ってきた感じです。……まあ、ほのぼのというには若干、
エルちゃんの亜久里への思い入れが強すぎる気はしますが(笑)。
六花あたりはエルちゃんと亜久里の関係を見て、かつての自分
たちを振り返り、色々と思うところがあったかもしれませんね。

前回と二話セットで亜久里の個人回というところですね。そして
キュアエースの成長というテーマも、早くもここで使ってしまうと
いうのもなかなか思い切った構成かも。
使命を重んじるあまりにオーバーワークになってしまう亜久里の
姿からは、自らの為すべきことにすべてを捧げようとする
ストイックな姿勢を感じます。小学生の身でそこまでの、ある意味
追い込まれたスタンスを持つ、あるいは持たざるを得ない、と
いうのは彼女の悲劇とも言えるのでしょう。亜久里のその姿勢に
「私もそうだった」と真琴が一言だけですが言及するのも、丁寧な
作劇ポイントだったかなという気がします。

スイーツに極端に弱い、というのも、他者とかかわらなくていい
自分の中だけで完結する楽しみだからだったのかもしれない、と
思うと哀れを催します。またそういった亜久里が「みんなで
食べる」ことの意味を見出すというのもストレートでわかりやすい
メッセージでしたね。
亜久里との関係の中で珍しくお姉さんぶりを存分に発揮している
マナたちの姿も、見ていて微笑ましいものでした。

亜久里が初めての友人を得る、という(だから「エル」ちゃん
なのかな(笑))エピソードで、それはそれでいいお話でした。
ただ、これまで三番目の誓いとして「守り守られる」ことを
口にしていた亜久里自身が、自らもエルちゃんやマナたちに
守られる部分があることを自覚していなかったというのは
ちょっと疑問ではあるかもしれませんね。
まあ、二番目の誓いとして「愛は与えるもの」がありましたが、
与えるだけではなく逆に「愛を与えられる」こともあるという
ことに、亜久里はここでようやく初めて気づいた、という流れに
なるのかもしれません。
単独の成長譚としては良くまとまっているのですが、これまで
ドヤ顔でみんなを導いてきたエースが物事の本質を理解して
いなかった、というのはどうなんだろう、ともやはり思って
しまいますが(笑)。

マナの名乗りが「みなぎる愛!キュアハート!」であるにも
かかわらず、本当の「愛」を(そのネガティヴな部分も含め)
知らないのではないか、と以前書いたような記憶があります。
それと同じように「愛の切り札!キュアエース!」もまた、
真実の「愛」がどのようなものか理解していなかった、と
いうのは、なんとなくスタッフの意図的な意地の悪さを感じる
ところではありますね(笑)。


[No.2511] 2013/08/11(Sun) 09:55:04
ムーンライトの設定は周到だったよなぁ(遠い目) (No.2511への返信 / 2階層) - 暗之云

いや過去作を持ち出すまでもなく、「ドキドキ」冒頭のソード=真琴の描写・設定あたりと比べても、エース=亜久里は唐突というか釈然としないというか……。

悲壮な決意をもって戦うことを選び、人との交わりを避けてきたが、平和な日常の中で育まれる友情もまた大切であることを知る……というのは定番の展開なんですが、エースは「そもそも何故戦ってるの?」というのがスッポリ抜け落ちてるんですよね。

元から職業的な戦士であるキュアソードには「社会的な任務と敗走に関する責任」があって、それはもう第1話から明示されていた。ていうか、異世界から来た戦士なので最低限の説明ですんなり理解できた。

対して亜久里は前回、自己申告で最低限以下の説明をしただけで、「この世界のプリキュアって何? どういう経緯でそれになったの?」とか「いつジコチューと戦ったの? ていうか視聴者の見えるとこで戦ってなかったよね? それどころかジコチューの幹部にすら知られてなかったよね?」とかがほったらかしだから、何をどう決意しているのかわからない。

そこらへんの説明不足はさておいても、ソードにとっての王女様に相当する「動機付け」が亜久里には無いのは問題でしょう。普通に考えれば「戦士でない人たちの平和な日常を守るため」なんですが、エルちゃんや夏祭りに対する態度を見るに、それも己の動機として重視していなかった感じ。

まぁ、今回改めてそれを認識したことで、戦士として一段高いレベルになった……という話で収まるのですが、そうすると今度は「その程度の戦士だったのに他の4人相手に大上段で『五つの誓い』とか言っていたのか?」という疑問に至るんだよなぁ(苦笑)。


[No.2512] 2013/08/12(Mon) 00:45:56
私が友達を作らないのはみんなお前ら(ジコチュー)が悪い! (No.2511への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、実は亜久里ちゃんって、ああいう性格ですから、普段クラスで目立たない「もこっちモード」を強いられて、その反動でマナちゃんたちに傲岸不遜をしているのかと思ってました。
でも、エルちゃんの証言から、亜久里ちゃんの「上級生に物怖じしない」とか「みんなのリーダー」、「勉強もできる」、「人当たりもよく親切」及び「オーバーワーク」って、マナちゃん、六花ちゃん、ありすちゃん及びまこぴーを小学生で全部体現しているってことですよね。
また、そういう大人びた彼女に憧れるファンとしてエルちゃんはいたようです。
そして、マナちゃんと六花ちゃんのような親友へと発展するんでしょうね・・・。

>浴衣
みじゅぎはないけど浴衣はありなんですか?

>次回
ダビィから伝授され妖精たちの人間体登場。
でも、人間体の一般生活の立場は?
シャルルは、中学校の制服着てたみたいだけど・・・?

では


[No.2513] 2013/08/12(Mon) 01:14:38
五つの誓い (No.2512への返信 / 3階層) - 九条神樹

前回も書きましたが、エース自身、誰かの受け売りで言っていた
だけなんじゃないかなー、という感想がますます強くなって
きますね(笑)。

実際、他の四人が「誓い」を体現することで獲得してきたあの
オーラのような現象を、エース自身は今回まで習得して
いなかった、ということなるわけですよね。そうである以上、
彼女自身、「誓い」の真の意味を理解できていなかったのでは
ないか、という観測ができます。そうであるなら、エースは
単なるメッセンジャーにすぎないのであって、「誓い」をエースに
伝授した誰かが他にいるのではないか、とも思えますよね。
そういった人物が他にいたとするなら、エース周りの不自然な点も
色々と説明できるのかもしれませんが。

まあ、もしかしたら特に何ということもなく説明されないまま
終わってしまうのかもしれませんが(笑)。物語の奇想性を重視
するあまり論理性を欠く、というのは、本作に限らず往々にして
創作で陥りがちな罠ではある気がします。


[No.2517] 2013/08/17(Sat) 16:59:36
確かに (No.2513への返信 / 3階層) - 九条神樹

おっしゃるように、亜久里のキャラ付けは他の四人のそれぞれの
特徴を一身に帯びていると言える気がしますね。まさに、
「核に電気に重力磁力」の白い鳥人のようです(笑)。
そうだとすると、亜久里のふるまいを見てそれを鏡とし、
4人それぞれが己の行動を顧みる、といったようなエピソードが
あると面白いのかも。ちょっと複雑というか難しい話になって
しまうかもしれませんが(笑)。

エルちゃんと亜久里。
変身シーンでの、「目を閉じていて欲しい」というのは
なんというか凄くエロティックでした(笑)。別にそこから
キスしちゃうんじゃないかとかそういうことではなく(笑)、
亜久里に何らかの秘密がある事ははっきり相手に示していて、
しかしそれを知られるかどうかは完全に相手への信頼のみに
委ねる、という関係性ですね。自分の秘密の暴露を、わずか
まぶた一枚に託した亜久里の、意図した無防備性とでも
いいましょうか。その微妙で絶妙な距離感がとても楽しかった
ですね(笑)。
もっとも、もしエルちゃんがあそこで目を開けて秘密を知って
しまっても、どうせアイちゃんがいて洗脳出来てしまうので
問題ないと言えばないのでしょうが(笑)。


[No.2518] 2013/08/17(Sat) 17:29:30
☆★第29話『マナのために!シャルル大変身!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

来週は劇場版オールスターズNewStage(以下NS1)の放映で
本編はお休みです。しかし、NS1でメインなのはスマイル組で、
ドキドキは当然ながら未登場なんですよね。どうせならドキドキが
メインを張ったNS2を放送すればいいのに、とも思いますが、NS2が
上映されたのは今年の早春ですから、まだ地上波に来るには早い
ですかね。

さて本編。今回は妖精たちが主役です。シャルルたちが頑張る話と
いう意味では序盤の9話とも対応している感じですかね。
妖精たちが人間体になるのは「5」シリーズのココやナッツ、
あるいはミルクやシロップ、またハートキャッチのコッペ様や
スマイルではポップとキャンディなど、多くの前例がありますね。
スマイルでは逆に人間が妖精体にもなっていましたが(笑)。

今回の主役はシャルル。正直、シャルルは他の妖精たちに比べ
これまではちょっと存在感が薄かったですよね(笑)。万能型の
マナがパートナーであるため、相手をフォローしたり相談に
乗ったり、あるいはケンカしたりすると言うイベントを起こす
ことがなかなかできず、そのためにどうしても印象が薄くなって
しまいがちだったような気がします。お世話する対象としては
アイちゃんがいますしね(笑)。

そういう意味ではマナが完璧すぎるがゆえに不遇だったシャルル
ですが、今回はきっちりストーリーにも絡んで、最後まで出番も
多く、十分なアピールができていたように思います。
完璧超人であるマナのパートナーに相応しく、シャルル自身も
人間化すると普通に有能で優しい少女でしたね。ドジっ子化させて
マナとのギャップを描く、という展開もありえたかも
しれませんが、それだと一生懸命なシャルルが痛々しく見えて
しまいますかね。

まあ、マナに似た外見を持ち、「こんなときマナだったら…」と
いう発想で行動する、というあたりは、やはりマナの巨大な
影響力を感じざるを得ないのですが(笑)。
自分自身が自由に楽しく生活するために人間になる、というのでは
なく、あくまでマナのために、マナのいわば分身体としての自分を
望む、というのは、パートナー妖精としての少し悲しい業なのかも
しれません。

もっとも妖精たち全員がそうだというのではなく、例えばラケルは
明らかに「六花と対等の立場に立つ男の子」になりたい、と
いう願望が見えましたよね(笑)。イーラの記憶喪失回での
ラケルの嫉妬などを思い返すと、そのあたりのラケルの感情は
面白いところかも。
もちろんラケルも、シャルルのように六花のお手伝いも
やりたがっていましたが、それはシャルルのように「パートナーの
ために」という部分があると同時に、頼れる男性としての自分を
見せたい、というところもあったのかもしれません。そう考えると
異性のパートナー妖精というのは、なかなか微妙な立ち位置と
いえるのかもしれませんね。

ランスはランス自身というより、むしろありすの母性を描写する
ための存在になっていた感じですかね。普段は(今回も)
アイちゃんに齧られたり、前回は金魚すくいの水に落ちたりと
色々と不遇な目に逢うことが多いランスですが(笑)、あんな
可愛い少年をそういった酷い目にあわせていたのかと思うと
ちょっと今さらながらに可哀想かも(笑)。

次回は最後の試練。一連のエース編の総仕上げ、といった感じに
なるのでしょうか。


[No.2522] 2013/08/18(Sun) 10:02:12
マナちゃんのお手伝いをするってことは・・・。 (No.2522への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

純きゅんに続く、「弟子」ってことでしょうか?

相田マナは人材の墓場ってことをすっかり忘れているシャルルちゃんですね。

また、CVが西原久美子さんなんでちょっち抜けてるドジっ子を想像しがちなんですが・・・。

でも、意外とできる子でした。マナちゃんの仕事ぶりをちゃんと見ていたんでしょうね。

まあ、ラケルくんやランスちゃんは、やっぱり弟ポジションです。

では


[No.2524] 2013/08/18(Sun) 22:25:27
☆★Brave29『ビックリ!!シャルルにんげん』★☆ (No.2522への返信 / 2階層) - 暗之云

などと1時間前の番組を引き合いに出すまでもなく、普段は動物だったり妖精だったりするキャラが人間に変身するエピソードといえば「常識知らずで話が伝わらず、予想外の行動で周囲をあたふたさせる」という展開がお決まりですが、シャルルは恐ろしくできる子だった。マナとは確かに姉妹みたいで微笑ましい。

また、お使いや人助けで大失敗して落ち込む、なんて展開だったら少々後味が悪くなっていたところだけど、直接の失敗は「闇の鼓動を察知できなかったこと」で、反省材料は「ダビィの話をちゃんと聞かなかったこと」というのもなかなか巧いところを突いてます。

それにしても、会長の承認印を押したり部活の助っ人に行ったりとかはマナでなければ出来ないとして、書類を綴じるとか第二中におつかいに行くとか、そこらへんは元々誰でもできる仕事だろうに他の生徒は何をしているんだろう?(禁句)


[No.2525] 2013/08/19(Mon) 22:22:07
☆★プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

上映時の感想を一応(笑)。
http://www5.rocketbbs.com/751/bbs.cgi?id=micky&mode=res&no=1962


[No.2530] 2013/08/25(Sun) 09:24:52
あれ?NS1って、みゆきちゃんの初めての勇気と被ってますね。 (No.2530への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

スマイルちゃんとフュージョンとの違いがありますが、基本が一緒ですね。
やっぱり、勇気をもって一歩を踏み出すのが大切です。

某もこっちさんのところにも妖精さんが現れて、コミ障害を直してあげてほしいところです。

では


[No.2535] 2013/08/30(Fri) 22:39:22
弟子、というか (No.2524への返信 / 3階層) - 九条神樹

本編でもちらっと言われていましたあ、妹といった関係に近いの
でしょうね。お姉さんに憧れる妹、というのは分かりやすいですが
シャルル自身が、ラケル・ランスとの関係ではお姉さん的
ポジションに付いているように見えます。そのお姉さんである
シャルルが、今回は「妹」になることを望む、というのが
ちょっと面白いところでしたね。

ドキドキのメンバーは全員一人っ子という珍しい構成なのは
妖精たちと疑似きょうだいの関係を描きたかったのか、とも
思うのですが、これまではそういった関係性が上手く機能
していたのはラケルと六花だけだった気がします(笑)。
しかし今回はシャルルとランスもそういった関係に上手く
落としこむことができ、ドキドキが本来狙っていた関係性が
ようやく働いた、という感じなのかもしれませんね。


[No.2537] 2013/08/31(Sat) 16:06:27
ドキドキは (No.2525への返信 / 3階層) - 九条神樹

あまり落ちこぼれのドジ話を誇張してそれで笑いを取る、という
ギャグを使いませんね。基本的に全員優等生ですし。
あえて言うならそれは真琴の役回りになっていますが(笑)、
真琴は異世界人ですから、ある程度仕方のない部分も
ありますしね。

今回、レギュラーメンバーだけでなく妖精たちのメイン回でも
そういったドジっ子ギャグを使わなかった、ということを見ると、
恐らくドジっ子を作らないというのは意図的な作劇方針でも
あるのでしょうね。前作スマイルがまさにその方法を多用して
いたことが想起されますが、スマイルとの差別化、という意味も
あるのかもしれません。もちろん方法論の差異という以上の
ことではなく、どちらがより優れている、という話では
ありませんが、「他者への笑い」に対する教育的配慮という
意味なら、ドキドキのスタンスの方がちょっと妥当……なのかな?
それもまた一面的な見方ではありますけどね。


[No.2538] 2013/08/31(Sat) 16:26:24
確かに (No.2535への返信 / 3階層) - 九条神樹

おっしゃるように、ストーリーのフォーマットとしては
スマイルのみゆきと類似していますね。「女の子は誰でも
プリキュアになれる」のがスマイルとNS1の共通項ですが、
周囲との関係性についてもそういった類似性があるわけですね。

NS1は、キャラクター単位で考えると、あゆみ(エコー)を主役に
据えるという意味では、これまでのオールスター映画とは異なり、
スマイルのファンの人にはちょっと物足りない部分があったかも
知れません。しかしこうして見ると、テーマというか、スタッフが
小さいお友だちに伝えたかったこと、という根本の部分は、
まさしくNS1とスマイルはきちんと同じ方向を向いていると
いうことができるのでしょうね。


[No.2539] 2013/08/31(Sat) 16:54:54
☆★第30話『最後の試練!伝説のプリキュア!』☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

新商品……いや新アイテム(笑)、マジカルラブリーパッドを
獲得、さらにドキドキ世界の過去背景についても語られた
エピソードでした。

「一万年前のプリキュア」という言葉の響きにはなかなか
インパクトがありますね。ハートキャッチ世界でもプリキュアは
過去から連綿と受け継がれていた存在ですが、さすがに一万年と
いうスパンではなかった気がします。もっとも、どの作品世界でも
プリキュアは「伝説の戦士」扱いですから、語られていないだけで
すべての世界でこういったレジェンド級は存在しているのかも
しれませんが。
そういった長い歴史の裏付けから、妖精メランが「最近の
プリキュアは」という言い方をしていたのがなかなかシュールで
面白いところでした(笑)。

マジカルラブリーパッドとミラクルドラゴングレイブ、そして
エターナルゴールデンクラウン、という、名前を覚えるだけでも
実にめんどくさい三種の神器ですが(笑)、その一つ、
グレイブはアン王女の所有していたものであることも明かされ
ました。今回、パッドが過去の所有者であるキュアエンプレスに
認められて所有を許されたことを考えると、王女もまた
プリキュアとしての試練に打ち勝ってグレイブを獲得したの
だろうか、とも思え、だとすると王女もプリキュアなのかとも
考えられるところですね。あるいは、王女自身が一万年前の
プリキュア本人である可能性さえもあるのかもしれません。
まあ、エンプレスとメランも、プリキュアであるかどうかではなく
マナたちの諦めない心を認めてくれた、と考えれば、プリキュアで
あるかどうかではなく、そういった心の持ちようによって
プリキュアではなくてもアイテムを譲ってもらえるのかも
しれませんが。

展開としては普通に一回負けてしまう、というのがちょっと意外。
一回というか、事実上二回目も負けていますしね。敗北した後の
マナのめげない反応を描きたかったのでしょうし、それはマナが
挫折を経て得た「五つの誓い」でもあったわけで、「誓い」編の
エピソードをちゃんと絡めてきているなというところですね。
食事シーンのマナはいかにも彼女らしいタフネスハートを存分に
見せてくれており、彼女が逆境にあって輝くキャラだということを
改めて感じさせてくれました。
また、敗北と言っても、全員炎でアフロになっているという
描写のユルさ(笑)で、必要以上にシビアな重い雰囲気には
しなかったのも、演出上効果的だったかもしれませんね。

メランが挑戦者であるマナたちと一緒にカレーを食べて
その胃袋を掴まれる(笑)というのはいい場面ではあるのですが、
皆で一緒に食べることが楽しい、というメッセージは、つい
この間の、亜久里の夏祭り回と同じですから、ちょっと表現が
被ってしまったかなというところ。もっとも、「みんなで食べる
食事」というシチュエーション自体、今回マナも言っていたように
レジーナに関するキーとなる要素でもありますから、ある程度
意図的に被らせて来ているのかもしれません。

ラストは意識を失いながらも立ち向かうハート、という、少年
漫画的なノリのバトルでした(笑)。ただ、せっかく「誓い」編で
各人がオーラをまとえるようになったのに、今回オーラをまとって
いたのがハートだけだったようなのはちょっと残念かも。
また、最後の止めとして「殴りに行く」という行動を取ることも
なんとなくしっくりしない気も少しします。まあ普段からさんざん
敵をぶん殴っていますから今さらなのですが(笑)、メランは
敵ではなくあくまで試練の相手、と考えると、力で解決しようと
いう姿勢が求められるものだろうか、ともちょっと思うところ
かもしれません。もっとも、最後は力尽きてハートの拳が
届かなかったのではなく、あえて寸止めだったのかもとも受け取れ
ますけれどね。その場合はあとで悔しがっているマナの姿が少し
不自然ですが(笑)。

今回はドラゴンを見て喜んでいたり、またLFリフレクションの
センターになったりなど、ありすの行動も目立っていました。
また「恐竜は火を噴きません!」と全力突っ込んでいる六花も
可愛らしく、それぞれに見せ場があった感じですが、やっぱり
一人だけ完全なアフロになっていた真琴のインパクトに
かなうものはなかったですかね(笑)。


[No.2540] 2013/09/01(Sun) 10:14:33
う〜ん、トランプ王国って・・・。 (No.2540への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

地球とは違う別次元の世界から、地球のどこかにある(あった?)王国に置き換えられつつあるような気がします。
亜久里ちゃんから始まったまこぴー以前のプリキュアといい、「地球」での3種の神器といい、1万年前からの伝説のプリキュアといい、もう本流がトランプ王国での伝説のプリキュアじゃなくなってますにょ。

>3種の神器
3つしかないので使えるのは3人までということになって、5人から2人ハブられます。
槍はエースの得物として確定(?)してますので、効果としては変身時間延長があり得そうですね。
鏡は、ロゼッタの防御や攻撃反射の強化が考えられそう。
ティアラは、ダイヤモンドの作戦参謀としての戦略強化でしょうか?
となるとまこぴーとマナちゃんが・・・(爆)。

>キュアエンプレス
1万年前でもスパッツがあるんだねぇ(超爆)。
まあ、4千年前にも学ランがあった例もあるし・・・。

では


[No.2541] 2013/09/01(Sun) 11:56:11
だーかーら,亜久里はいつプリキュアになったの? (No.2540への返信 / 2階層) - 暗之云

いつどうしてプリキュアに覚醒した? どこで誰に1万年前のプリキュアとか三種の神器の話を聞いたの?

途中までは、何かしらの偶然か運命でメランに出会って、そこで伝説を知らさせてプリキュアになったのだ…と思って観ていたら、以前ここを訪ねた理由が既に「水晶の鏡」を求めてで、メランの力でプリキュアになったわけではないという。

意図的にでしょうが、「亜久里をメランの元に導いた不思議な力とは何か」「メランにソデにされた後どうやってプリキュアになったのか」の説明を飛ばしているから、どうにもモヤモヤする。今回は絶好の説明の機会だったのに……。ていうか今回説明しなかったということは、ストーリーが大詰めになるまでほったらかし(orこのまま説明無し)なんだろうなぁ。うーむ。

「ともに鍛え上げられる仲間を見つけようと思いました」って、いやいやアンタとは全く無関係に4人はプリキュアになってたし、ジコチューと戦ってたのはアンタじゃなくて4人だし! 水晶の鏡が手に入るとどうなるのかの説明もしていないから、特訓の目的はジコチュー相手の戦闘力強化でなく「伝説の戦士と認められること」だと言われても「ハァ?」てなもんで。

そんなこんなで、シリーズ構成上は山ほど疑問符が付く展開でしたが、次回(から次々回にかけて?)は大ピンチ&新アイテム登場という中盤の山場のようでちょっと期待して待つ。


[No.2545] 2013/09/01(Sun) 20:05:50
一万年前にも (No.2541への返信 / 3階層) - 九条神樹

SUZUKIのバイクがあった宇宙刑事シャイダーとかね(笑)。
いやこれはちょっと違いますが。
逆に考えると、現代まで伝わるファッションの元祖が一万年前の
プリキュアだった、ということなのかもしれませんね(笑)。
人間の文明の多くの部分が実は一万年前のプリキュアによって
作り出されたものであった!とか(ネタとしてですが)考えると、
ちょっと面白いかも。

ドキドキにおいて、世界がこの世界とトランプ王国の他にも複数
あるということは以前に語られていますが、それらすべての世界が
一万年前は同じ世界であり、一万年前の戦いの結果幾つもの世界に
分岐した、とか考えることもできるかもしれませんね。まあ詳しい
ことはいずれもっとはっきり語られるまでなにも分かりませんが、
それまで勝手に色々妄想しておくのは楽しいと思います(笑)。
まあ、そういった設定周りがいずれはっきり語られるかどうかは
分かりませんけどね(笑)。このまま流されちゃうかも
しれないし(笑)。


[No.2547] 2013/09/07(Sat) 16:32:35
亜久里の知識 (No.2545への返信 / 3階層) - 九条神樹

彼女に先だって存在した何者かがいるのでないとすれば、亜久里に
一万年前のプリキュアの存在や神器について教えたのは
アイちゃんであるかもしれません。アイちゃんは色々と
デウスエクスマキナな存在なので、この子を出されるとそこで
納得せざるを得ないといいますか(笑)。
もっとも、きゅぴらっぱーなアイちゃんがどうやってそういった
詳しい知識を亜久里に与え得たのか、というのは問題かも
しれませんが(笑)。
アイちゃんがかつての戦闘で卵に戻った、というのは語られて
いましたが、それ以前のアイちゃんの姿は大人だったのかな?
まあたとえ会話はできずとも概念伝達くらいはできそうでは
ありますが(笑)。

そういえば、アイちゃんとメランとの絡みももう少し見て
みたかったですね。メランから見てさえアイちゃんは特殊な
存在であるのか、それともアイちゃんでさえメランから見て
まだまだヒヨッコなのか、そして二人(匹?)の関係は、とか
興味深いところは色々あるのですが。まあさすがに尺が
足りなくはありますが、メランがアイちゃんを見て何かしらの
反応をする、といった程度の描写はあっても良かったかも。


[No.2548] 2013/09/07(Sat) 16:46:05
☆★第31話『大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド』☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

サブタイトル通り、新アイテムラブリーパッド入手回。
神器は三つでプリキュアは五人、どうするのかと思ったら
鏡を五つに割る、というのはなかなか面白い発想ですね(笑)。
鏡を割るというのもちょっと縁起が悪い気もしますが(笑)。

ストーリー的にはリーヴァとグーラのラストバトルでも
ありました。それと同時に、ベールが久しぶりにその凄みを
見せ付けてもくれましたね。以前携帯電話に変身していたとは
思えない強キャラ感を漂わせてくれていました(笑)。こうなると
最終的にはベールがラスボスあるいは準ラスボス的な位置に
来るのだろうな、とも予想されますが、だったらこれまでにも
あまり間抜けな役回りはさせない方が良かったかも(笑)。

ポイントとしては、敗北し号泣するハートの言葉に注目しました。
以前の感想で、「意地悪に考えると、「結局はマナたちは
当事者ではない」と言うことなのかも」と書いたことがあります。
今回、故郷を滅ぼされたソードや妖精たちの気持ちが本当には
分かっていなかった、とはっきり認めたマナの悔恨は、そういった
かつての彼女の少し浮いた言動は意図的な伏線で、スタッフ側も
その部分をきちんとマナの成長物語として回収して来ているの
だな、という感じで感心するところでした。

で、泣くだけ泣いたら速攻自力で立ち直る、まるでどこかの
柱の男のようなマナ(笑)。マナの挫折はすでに23話で描いて
いますので、ここでまたもう一回本格的に心が折れても展開被りに
なるだけでもありますしね。逆に言うと、23話ですでに折れて
そこから立ち直っているからこそ、今回の危機にあっても
リカバリできる真の強さを身に着けていた、ということでも
あるかもしれません。それはまさに今回復唱したように、
プリキュア五つの誓いを言葉ではなく心で理解していた!という
ことでもあるのでしょう。

そしてその、「他者から与えられたもの」である五つの誓いを
さらに自分で乗り越え、六つ目の誓いを自ら見出した、という
ところで「誓い」編は真に完結したと言えるのかもしれません。
先人の導きに従い、しかしそれに依拠するのみではなく、新たな
高い意識をさらに作り出すという点で、マナの主人公性が本当の
意味で発揮されていると言えるのでしょうね。


[No.2552] 2013/09/08(Sun) 09:57:46
スマホだけじゃなくタブレットも必需品? (No.2552への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

パワーアップは、衣装の変更でなく、アイテムの増加のようですね。
しかも、1つが「割れた」で全員にいきわたるというなんという公平さがありますにゃ。

>神器は3つ
だけど、ティアラも槍も5分割の可能性が・・・。

>最強幹部退場
ベールさんが漁夫の利で2人のジャネジーを吸い上げたら消滅・・・。
だから、初期幹部も味方に寝返ろうとするとジャネジー消滅で消えてしまうことに!!
少佐もルフィーもやばいじゃん。

>次回
マナちゃん倒れる!
さすがの最強主人公も風邪にはかてなかった?
ジコチュー側も新アイテムを手に入れたようで・・・。
どうなる?

では


[No.2553] 2013/09/08(Sun) 14:08:13
♪鏡よ鏡 正直割れたいか? (No.2552への返信 / 2階層) - 暗之云

リーヴァ「いらない お前 いらない」

てな感じで、絶体絶命の危機から立ち直り、新アイテムを入手する回でしたが……。「強い思いで成長できるなら私たちはもっと強くなれる」「だって〜負けるわけ無いんだから」「気持ちでは負けません」……正直こういうのウンザリです。展開も人物造形も単純過ぎて、話作りを放棄しているとしか評価しようが無い。これで「実はマナは躁病」という裏設定があるなら面白いのですが。

ラストのベールさんがかっこよかったのでまだ視聴は続けるけど、正直つらくなってきた。


[No.2555] 2013/09/08(Sun) 21:18:02
ジャネジー (No.2553への返信 / 3階層) - 九条神樹

幹部たちがジャネジーそれ自体でできているとすると、ベール
あるいはキングにそれを吸収されたら消滅してしまう、という
だけでなく、あるいはプリキュアの浄化技を食らった場合でも、
綺麗な本体(笑)が残るわけではなく、あとかたなく消えて
しまうのではないか、とも思えますね。
そうなるとなかなかマーモやイーラを救うのは大変なことに
なってくるかも。

というか、まず何よりもレジーナですけどね。もし仮に幹部たちは
浄化すると消えてしまう、としたなら、22話でハートがレジーナに
対しLFアローを撃てなかったのは、結果的に見るとそれで
よかったのかもしれません。
まあレジーナが幹部たちと同じような存在なのかどうかは
分かりませんし、そもそも浄化技の効果についてもあくまで
仮定に過ぎないのですけど(笑)。


[No.2558] 2013/09/14(Sat) 16:32:25
展開 (No.2555への返信 / 3階層) - 九条神樹

基本的にプリキュアは精神論が基調になってしまうので(笑)
それを表現上どう扱うかというのは難しいところではありますね。
「あきらめない」をテーマにした展開は、前回の試練を受けての
ことであり、それを一貫していると取ることもできるでしょうし、
毎回同じことを言っているだけ、と受け取ることもできるかも
しれません。
マナの異様にポジティヴな精神はまあ気持ち悪いのですが(笑)、
それでも彼女は23話で一度バッキリと折れており、そこから
成長した、というワンクッションを挟んでいる分、まだ説得力は
あるようにも思います。

問題なのはむしろ、こういった立ち直りが必要な場面では常に
マナの号令に引きずられているのみに見える、他の子たちの
描き方かもしれません。まあマナが主人公ですので、どうしても
決めの場面は彼女を中心に描かざるを得ないということはあるの
でしょうけどね。誰かがマナに対して手を差し伸べる、という
表現もいつかは為されなければならないのではないかとも
思えるところです。


[No.2559] 2013/09/14(Sat) 16:51:24
強気で楽天的な台詞を口にするマナ、 (No.2559への返信 / 4階層) - 暗之云

けれどその手は小さく震えていた。

(マナも内心はまだギリギリで、
自らの言葉でなんとか支えていた)
そんな心情を推し量って六花はマナの手を取り、
けれど言葉は軽く、
「まったく、いつも無茶ばかり言うけど
今度は本当に無茶ぶりね」」

……これくらいの演出があればなあと思います。
映像上は震えてるマナの手を1カット加えるだけで
済むし。

> 問題なのはむしろ、こういった立ち直りが必要な場面では常に
> マナの号令に引きずられているのみに見える、他の子たちの
> 描き方かもしれません。まあマナが主人公ですので、どうしても
> 決めの場面は彼女を中心に描かざるを得ないということはあるの
> でしょうけどね。誰かがマナに対して手を差し伸べる、という
> 表現もいつかは為されなければならないのではないかとも
> 思えるところです。


[No.2562] 2013/09/14(Sat) 19:17:33
☆★第32話『マナ倒れる!嵐の文化祭』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

マナの代名詞である「幸せの王子」を掘り下げて描写した
エピソード。幸せの王子という言葉は多用されていたものの、
その内容自体はこれまでのストーリーの中できちんと紹介した
ことがありませんでしたから、視聴者の小さいお友だち向けに
分かりやすいように配慮した回ということでもあったのかも
しれませんね。
人を支える性格のマナと、叱咤督励する性格の亜久里というのは
確かに幸せの王子のエピソード解釈において対極に位置する
キャラですから、この二人をメインに持ってきた構成も
納得できるところです。まあ、幸せの王子回であるなら、もっと
六花も絡んで欲しかった気はするのですけどね(笑)。

さて、マナと亜久里をメインに据えると言うポジショニング自体は
そのように理解されますが、本筋の展開においてはどうなの
でしょうかね。
生徒たちのケツを蹴飛ばして回っていた亜久里が、最終的には
「マナが正しかった」というのはなんだか違う気がします。
少なくとも、亜久里の叱咤があったからこそ生徒たちが自立
したのであって、それはマナのやり方によって得られた、あるいは
得られたであろう結果ではないはずですね。……いやまあ、
小学生に叱られるというのはどうなんだろうというのは
置いといて(笑)。

今回はむしろマナの方が、自分の過剰な人助けへの強迫観念を
自省すべきエピソードになるべきだったところでしょう。
現実問題として、当日に倒れて一番みんなに迷惑をかける結果に
なっていますし、また以前の回でも、首を突っ込み過ぎて結局
六花に尻ぬぐいをさせているように、他者にも面倒をかけるわけ
ですしね。そういった負の面をもたらすこともあるマナの
お助け衝動の不自然さを、一度きっちり整理して欲しかった気は
します。
そこはどうしても、主人公であるマナが間違っていない、という
方向に描かなければいけないという事情なのかもですが。

もちろん、マナがこれまで身を粉にしてみんなのために働く姿を
生徒たちが見てきた、それが生徒たち自身の心の中にも、
いつしか献身と助け合いの種をまいていたのだ、という展開自体は
分かりますし、メッセージとしてはそれもアリだとは思うの
ですけどね。しかし、種をまいても芽が出なければ意味がなく、
そして芽を出させたのは亜久里の檄であったというのもまた事実
なのではないかと思います。
そういう意味では、「マナが正しかった」ではなく、せめて
「マナも正しかった」であるべきなのではないかとも思えますね。

まあでも、絵本を読んで本気で心配になってしまう亜久里は
ちょっと可愛らしかったですが(笑)。


[No.2563] 2013/09/15(Sun) 09:35:11
戦う王女様と幸せの王子 (No.2563への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、このシナリオって、亜久里ちゃんのポジションに復活した王女様を据えても違和感がないお話ですよね。
イイ大人である王女様が、世間知らずゆえ、地球の「幸せの王子」を図書館の絵本で知るというシチュがパンチの効いたコメディになると思うゾ。
あと、エースというキャラが居なかったら、まこぴーが収まっていた可能性がありますね。

閑話休題

>亜久里ちゃん
普通の学園モノであるなら、大貝第二中学校の伝説の元生徒会長として、現政権の弱点を指摘しまくる役柄としてはピッタリですね。
見た目は小学生にしか見えないというのもステレオタイプのギャグにかなってます。
現生徒会長であるマナちゃんの言葉を聞いてさりげなく去っていく・・・。
そして、あの子はいったい誰なんだろうということになって、最後に生徒会室の壁に飾ってる写真で正体がわかるというお話が出来上がっちゃいますにょ(笑)。

>六花ちゃん
亜久里ちゃんは、王子の最後に衝撃は受けてもツバメの最後まで言及してませんし、マナちゃんの王子に対しツバメがだれかということも途中参加だから知らない様ですね。
あとに残った何もできない副会長の代わりに八面六臂の活躍をする六花ちゃんのシーンがあれば、

亜「あなたも休んだらどうですか?これではマナの二の舞にになってしまいますわ!」
六「いいの、私は幸せの王子のツバメだから・・・。」

とマナちゃんと六花ちゃんの関係を亜久里ちゃんが知る機会ができただろうに・・・。

>まこぴー
学級が主催する喫茶店のウエイトレスに現役スターであるまこぴーを使える贅沢さ。
こういう機会でないとまこぴーがスターだということをすっかり忘れがちですね(爆)。

>ありすちゃん
今回地味にマナちゃんの看病という役割でしたけど、来週は主役回ですね。

>マナちゃんに何かと突っかかる男の子
なぜ、マナちゃんに突っかかるのか?
1話で「これは何かある」とみんなが思ったのにいまだに何もないんだもん。
これも亜久里ちゃんがなぜプリキュアになったのと同じようにスルーされちゃうのかな?

では


[No.2564] 2013/09/15(Sun) 12:45:44
確かに (No.2564への返信 / 3階層) - 九条神樹

亜久里はマナと六花の関係についてはまだ良く知らないはず
ですし、ここでそれを紹介しても良かったかもしれませんね。
傍から見ていると、マナの在りようも相当あぶなっかしいですが、
それにも増して六花のツバメな行動は色々問題ありそうな気も
しますし(笑)。その辺を亜久里に突っ込んでもらうというのも、
話の作り方としては膨らんだかもしれませんね。

マナに突っかかる子。
マナの人徳と能力は認めつつも、その不自然なまでの献身ぶりを
どうにも認めたくない人がいる、というのはある意味自然な
ことかもしれませんね。マナの生き方というのは確かに
すばらしいとしても、その一方で反感を買っても仕方ないところが
ある気がします。仲間たちは基本的にマナ万歳ですから(笑)、
ゲストキャラでそういった、マナに対するアンチテーゼのような
姿勢を持つ子をさりげなく織り交ぜてくるのは妥当かも。
まあ、そこまで深い話ではなく、単に素直になれない子という
だけのことかもしれませんが(笑)。


[No.2568] 2013/09/21(Sat) 16:14:09
☆★第33話『ありすパパ登場!四葉家おとまり会!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

ありすのお当番回。本編のほとんどが回想シーンで占められ、
付け足しのようにノルマの戦闘シーンが入る、というような、少し
イレギュラーな構成でしたが、そのバトルパートもロゼッタの
動きがしっかり描き込まれて、なかなか見応えのある形に
仕上がっていました。
またありすの家族構成についてもようやく触れられ、やっと
彼女の背景が見えてきたかなという感じですね。時期的にかなり
遅かったのは否めませんが(笑)。

幼いころのありすは体が弱く友達がいなかった、という
お嬢様キャラとしては定番のパターンを当てはめてきました。
ありす個人の掘り下げが今までにもう一つ弱かっただけに、
彼女のキャラクターを描写する要素としては良く機能したと
いえるでしょうね。シチュエーション自体は比較的ありふれた
ものではあっても、これまでのありすの描写にはそれすら
足りなかったとも言えるわけですしね(笑)。
もっとも、幼いころにそんな病弱で、早く走ることも
できなかったのに、それからわずか数年で中学生の男の子を
ぶちのめすほどの武道の達人になったのだろうか、という部分は
ちょっと疑問ではありますが(笑)。

ありすの人格形成にもマナが強く影響していた、という作りは、
結局この物語のすべてがマナを中心に回っているのだという感を
強くするところでもあります(笑)。だからこそ主人公でもあるの
でしょうけどね。まあ、ありすの幼少時のキャラを深窓の令嬢型に
設定した以上、その殻を破る王子様ポジションが登場しなければ
ならないわけですから、妥当ではあるのでしょう。
マナに影響されたとはいえ、マナの「人を笑顔にしたい」という
願望があくまで天然の善意にとどまっているのに対し、ありすは
それを具体的な行動目標と捉え直しているという点では、この
二人の性格の差異がよくあらわれているとは言えるのかも
しれません。

マナの存在が大きく、六花の影が少し薄いかなと思っていたら、
屋敷からの脱走シーンで六花が縦横無尽に活躍していたのは
いいバランスでした(笑)。もちろんマナのような人間的影響力
ではなく、単に頭のいい子、というだけの便利屋的役回りに
過ぎませんでしたが、出番がないよりはいいですからね。
しかし、六花は努力型の秀才キャラのような印象をこれまでは
受けていましたが、僅かな時間で屋敷のからくりのすべてを把握
したところを見ると、むしろ直感型の天才キャラ、という感じかも
しれませんね(笑)。

真琴と亜久里は完全においてきぼりでしたが、これは今回の話の
構成上仕方がなく、また各個人のお当番回ではそれ以外の子の
出番は減るものですからやむを得ないところでもあるでしょうね。
ただ、形式的にはありすの昔話を真琴と亜久里が聞いている、と
いう状況ですから、完全に回想だけで進行するのではなく、時折
現在に戻して真琴や亜久里に口を挟ませるなどしても良かったかも
しれませんね。

戦闘シーンはロゼッタ無双。単に派手でよく動くというだけでなく
バリアを足場にして跳躍したり、また割れたバリアを手に持って
殴り付けるなどの工夫が見られて、見ていて楽しく堪能できる
バトルでしたね。真二つに割れたロゼッタリフレクションが
形状的に扇のように見えるのも、偶然か意図的か、お嬢様キャラと
いうロゼッタの属性を上手く反映していた感じです。
逆さまに落下しながらの決めポーズに新技というのも、余裕ある
ロゼッタらしい雰囲気を作り出していたと言えるかも(笑)。

ラストはロゼッタの正体に気付きながらも知らないふりの
ありすパパというニクい見せ方で締め。ありすの体を過度に心配
していた幼少時との綺麗な対比でした。そういう意味では、
ありすだけではなくありすパパの成長譚でもあったのかも
しれませんね。


[No.2571] 2013/09/22(Sun) 09:59:19
う〜ん、「四葉財閥の社長」って・・・? (No.2571への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

なんか、スケールが大きいんだか小さいんだかよくわかりませんにょ。
こち亀の中川さんのお父さんってどんな呼ばれ方してましたっけ?

閑話休題

>ありすパパ
お父様が豪快さんで娘をできあいすぎるということが分かったけど、もっとも武術を習うことに影響があったと思われるおじい様は?
ありすちゃんが6歳の時は家長として健在だったはずなのに・・・、もう存在を忘れ去られちゃってる?
う〜ん、折角の設定なんだから、対峙するセバスチャンさんとお父様の間にユパ様のように割って入る登場仕方もアリなんじゃね?

>ありすちゃん
リフレクションを扇状に使うシーンにバルザイの偏月刀とみるかダイターンファンとみるか・・・(笑)
あと、ロゼッタバルーンは、キュアピースのじゃんけんに匹敵するドキドキ感がありそうですね。

次回、アイちゃんにまたまた変な設定が付加されそうです。
どんどん、トランプ王国との関係が乖離していきそうですにょ。

では


[No.2572] 2013/09/22(Sun) 10:53:29
お爺様 (No.2572への返信 / 3階層) - 九条神樹

今回はありすパパメイン回のはずだったのに意外と出番が
少なかったことを考えると、この上お爺様まで登場したら、
ますますありすパパの存在感が薄れてしまったかも、という気は
しますね(笑)。

ポジション的にも、ありすパパとセバスチャンがそれぞれ
ありすに対する距離感と愛情の示し方という意味で対になっている
描かれ方をしていましたから、お爺様を組み込む構造は少し
難しかったといこともあるかもしれません。でもせっかくですから
やはりお爺様も見てみたかったですよね(笑)。ラストに
セリフだけとはいえありすママも登場したわけですから、お爺様も
登場してありす一家が揃う、という形式の方が、まとめ方としては
綺麗ではあったかもしれませんね。


[No.2577] 2013/09/28(Sat) 16:41:00
☆★第34話『ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

一応六花のお当番回ということになるのでしょうが、前回の
ありす回と異なり、特に六花がメインを張る必然性もなく、
またそれほどしっかり六花のキャラとリンクもしていなかった
ように見える回になっていた気がします。
そもそもアイちゃんのパートナーは亜久里ですから、六花が
出張ってくるというのはあまりかみ合わない話ですね。それを
言ったらアイちゃんが普段はマナの家で暮らしているという設定も
そうなのですが(笑)。亜久里が普段は小学生、という設定が
ここで足を引っ張った形になってしまったかもしれません。

それでもダイヤモンドの新必殺技・ダイヤモンドスワークルの
バンクはキュートかつコケティッシュでかなり魅力的でした
けどね(笑)。とはいっても、残り話数を考えると、あと何度
使われるのだろうか、という気もしますが(笑)。

さて本編はアイちゃんの子育て話。
主力商品のアイちゃんが赤ちゃん型である以上は、商品展開上
必要になるエピソードではあります(笑)。
序盤の9話あたりでも、アイちゃんのお世話というのは一つの
キーになる要素でしたし、それ以降もちょくちょくアイちゃんの
面倒を見るマナたちという描写は為されては来ていましたが
「アイちゃんがむずかる」という日常生活部分の要素と
「ジコチューの強大化」というメインストーリーに関わる要素を
関連させて展開してきたのは一つの工夫かもしれませんね。

アイちゃんのお世話にぐったりしているマナや六花たちに、
それぞれのママが、幼かった頃の苦労話をして聞かせると言うのは
その部分単独で見るといい話になるのかもしれません。しかし
現在のアイちゃんは謎のきゅぴらっぱーによって、マナの妹という
洗脳が為されているはずですから、マナのお母さんがマナに
アイちゃんのお世話を丸投げしているのは、育児放棄ということに
なってしまって不自然ではあるんですよね(笑)。もっとも、
アイちゃんが行ったのは『お母さんたちではなくマナたちに
自分の世話をさせる』という概念まで含んだ洗脳だったのかも
しれませんが(笑)。まあその辺は展開上どうしても無理が
出てくるのは仕方ない部分ですし、小学生が花ちゃんのお世話を
任されていたどれみよりはまだ、しっかり者のマナや六花が
お世話するのは分かる話かもしれませんね(笑)。

設定的な問題で言うと、亜久里はアイちゃんのパートナーで
ありながらあまりにもアイちゃんの能力について知らなさすぎでは
ないか、という部分も気にはなりますけれどね。皮肉な言い方を
すると、亜久里はアイちゃんを単なる変身アイテムとしてしか
見ておらず、意思疎通をしてこなかったことが露呈された、と
いうことになるかもしれませんが、まあアイちゃんは赤ちゃん
ですし、色々聞きだすこと自体は難しいのも事実ではあるかも
しれません。というか、仮に色々と質問しても、アイちゃんの方が
きゅぴらっぱーでその記憶を忘れさせるとか言うことをして
きたかもしれませんね(笑)。

アイちゃんをあやしているマナの元に訪れ、その世話を代わる
六花の姿は、マナと六花の関係をさりげなく描いて印象に残る
場面でした。でも六花に続いて真琴やありすも交代要員として
来てくれた方が綺麗にまとまったような気もしますけどね(笑)。


[No.2580] 2013/09/29(Sun) 09:55:22
☆★第35話『いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!』☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

前回から引き続いてのアイちゃん子育てエピソード。
合わせて、アイちゃんの能力についての説明と、王女様と
エースの外見が相似していることへの言及が(やっと)
為されました(笑)。エース登場から3ヶ月もたっているのに、
今さら似ているとか言い出すのかなあ、という気は正直するの
ですが(笑)、でも真琴なので仕方ないかなあという気も
します(笑)。いやまあ、マナたちも王女の姿は見ているので
気付かなかったという点では同レベルなのですが……というか
亜久里本人もですね(笑)。きゅぴらっぱーされているのかも
しれませんが(笑)。

ということで本編はその真琴のお当番回。
歯医者さんネタというのはある意味定番でもありますが、
真琴は異世界人であるだけに、初めて知る虫歯の痛みと
歯医者さんの恐怖の描写が自然でしたね。他の子なら
さすがに中2であの怖がりようはないだろうとかは思えます
けれど……いやスマイル組ならあるかな(笑)。
しかしトランプ王国には虫歯がないんですね…なかなか理想的な
世界かもしれません(笑)。

ともあれ、ころころ変わる真琴の表情や仕草が可愛らしく、
全面的に真琴を愛でる回として楽しめたお話でした。作画も良く
スタッフも真琴いじりを十分楽しんでいるなというのが伝わって
きますね(笑)。
真琴はドキドキのマスコット的ポジションに落ちついた代わりに、
もうすっかりクール系の孤高の戦士的な面影は跡形もなくなって
しまいましたけれど、こっちの方が似合ってもいるし、立場的にも
美味しいかなあという気も(笑)。
ドキドキは最初は全員優等生的なポジションの、ある意味挑戦的な
構成で始まったわけですが、こうして見るとやはりポンコツ系の
キャラがいた方が話はきちんと転がるのかな、という感想も
出てくるところですね。

真琴パートは面白かったのですが、アイちゃん絡みで時間を取って
しまった分、コメディ回としては十分弾け切れなかった憾みが
少し残るところ。ラストもアイちゃんの歯磨きでいい話風に
締めるよりは、今度はマーモが虫歯になっていたなどの笑いで
締めた方が、今回の全体の雰囲気には合っていたような気も
します。まあ、「アイちゃんのママ」としての教育的側面を
重視するというのも、今回のメインテーマではありますけれどね。
ドキドキはなんとなく、かつてのゲーム回といい、お笑い回で
お笑いに徹しきれないことがある気がします。

次回は妖精たちの人間体再び。一回限りかと思っていたら
ちゃんと設定を使って行くのは丁寧ですね。


[No.2586] 2013/10/06(Sun) 10:00:16
お母さんトーク炸裂!マナちゃんと六花ちゃんの過去がバレる(笑) (No.2580への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、ジョーさんが居なくなって、アイちゃんの居場所は、マナちゃんの家になったけど、マナちゃんの妹って設定は早計だったのかも。
ホント、マナちゃんのお母さんがアイちゃんの子育てことをマナちゃんに責任があるような感じがするんだもん。
また、六花ちゃんのお母さんも六花ちゃんにも子育ての責任があるような感じだし・・・。
なんか、久井諒子先生のマンガにあった、見た目「人間」の小動物を育てているお話を思い出しちゃったにょ。
子育ての先人たるどれみちゃんたちは、マジョリカさんの保護のもと、秘密の子育てが可能であったのでよかったんだけどねぇ・・・。

では


[No.2587] 2013/10/12(Sat) 09:54:11
孤高の戦士がみんなに馴染んで、ポンコツになるとき・・・。 (No.2586への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

やっぱり、「王道」として昔の自分を取り戻すために足掻くエピがありそうなんですが・・・。果たして?

閑話休題

う〜ん、まこぴーがこっちの世界に来て世間に疎いってことで、彼女に「歯医者さん怖い」が植えつけられるお話だったんですが・・・。
なんだか変な感じなんです。
虫歯の治療をしたことが無い六花ちゃんが「恐怖」だと言ったり、治療に関係ないマナちゃんが入室して解説したりとねぇ・・・。
やっぱり、まこぴーがどんな治療をするのか知らずに診療室に入って、となりの人が「キュゥィ〜〜ン」で歯を削っているのを見て「恐怖」に駆られて逃げ出すのが正当なんじゃ・・・。
もっとも、あんまり怖く描きすぎたりギャグに走りすぎると「大人の事情」が発動しちゃうかも(笑)。

>マーモが虫歯
あの歯医者さんに行って、まこぴーと同じように恐怖に駆られて逃げ出すオチでもよかったと思いますにょ。

では


[No.2588] 2013/10/12(Sat) 11:01:48
育児系玩具 (No.2587への返信 / 3階層) - 九条神樹

を、どのように作品中に取り込むかはなかなか難しいところ
ですよね。
普通に扱ったのではどうしても、物語上は、主人公たちのような
子どもが面倒を見るという不自然さをぬぐえないわけですし。

その点、赤ちゃんを妖精という設定にすれば、そういった部分の
フォローはできるわけですね。ところがアイちゃんは確かに
妖精ではあるのですが、外見が明らかに人間の赤ちゃんなので
結局中学生が赤ちゃんの面倒を見ている、という違和感に戻って
きてしまってますね(笑)。その辺はアニメスタッフというよりは
玩具企画の方の問題なのでしょうが。


[No.2589] 2013/10/12(Sat) 16:57:00
入室して付添うマナ (No.2588への返信 / 3階層) - 九条神樹

まあここは明らかにおかしい点ではありましたね(笑)。
せめてダビィなら…とも思いますが、でもそれもやっぱり
変かな(笑)。まあこの辺はギャグパートですので、あまり
シビアに突っ込まなくてもいいかもしれませんが。

真琴がポンコツになってしまったのはもう今さら取り戻しようが
ないといいますか、前作スマイルで、なおが当初は凛々しい子
だったのに、キャラ立てのため一度ぽんこつ化したら
とどまることを知らず落ちていったのと同じパターンのような
気もしますね(笑)。
まあ日常はポンコツでも戦闘時に決めてくれたらそれでもいいの
ですが、戦闘時でもキュアソードの見所らしい見どころというのが
パッと思いつかない、というあたりがなんとも不憫かも(笑)。


[No.2590] 2013/10/12(Sat) 17:12:00
☆★第36話『ラケルはりきる!初恋パワー全開!』☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

妖精の人間化能力を使ったエピソードとしては29話に続くお話。
前回はシャルルが主人公でしたが、今回はラケルを主人公に
据えてきました。今後ランスやダビィの主役話もあるかも
しれませんね。でも残り話数的にはちょっと厳しいかな。
今回は人間化能力以外にも、六花の百人一首好きなどの
かつて語られた設定が上手く拾われていましたね。

さてそのラケルの、今回はサブタイトル通り初恋話でした。
八島さんの存在を意識し始めた時のラケルの反応、動機や発熱と
言った症状からして、実は本当に風邪でした、という勘違いオチに
なるかと思っていましたが、ガチな初恋話でしたね(笑)。
テンポ良く笑いどころも諸所に盛り込み、楽しい話では
ありましたが、ラケルの意識の対象が六花から八島さんに移って
しまった、という設定自体になんとなく釈然としないものを
感じはします。

もっとも、そのラケルの感情が、八島さんへの一時的な憧れと言う
変遷を経て、結局最後はまた六花に戻ってくる、というのは、
ある意味生々しい思春期の描写とは言えるのかも
しれません(笑)。
そういった生々しい(あるいは生臭い(笑))感情を、「妖精」と
いうクッションを挟むことによって、過度にドロドロしないように
配慮したお話、ということもできるかもしれませんね。

もっともこのお話、ラケルを見守り、彼が帰ってくるのを
待っていてくれ、そしてラケルが傷ついたら受け止めてくれると
いう六花のポジションに注目しても面白いかもしれません。
ちょっと意地悪な言い方をすると、六花は実に「都合のいい女」と
いうことになりそうです。そしてそれはラケルに対してだけでは
なく、マナとの関係においてもまさにそうなのではないか、とも
思えますね。
さらに考えると、マナがラケルを案じる六花に対し、「ラケルが
一番大切なのは六花だから大丈夫」と断言したのも、実は
マナ本人が六花を、いわば帰るべき湊として「都合良く」使って
いることに、意識的か無意識的か、仮託した言葉かもしれません。
そもそも、ラケルの恋の行方に対しはっきり断定できるほどには、
マナが恋を知っているようには見えませんしね(笑)。

ラケルの恋を案じるダビィとそれを応援するシャルルの
ぶつかり合いも面白いところでした。どちらもラケルのためを
思っていることには変わりないのですが、その姿勢に、保護者的
存在のダビィと年の近いきょうだいとしてのシャルルの立場の
違いがよく現れていたように思います。ついでに、そのどちらの
味方かと聞かれて悩んでしまう真琴もポンコツ可愛かった
ですね(笑)。ソードは今回その他にも、お尻ぱんち(笑)を
かましたダイヤモンドを受け止めきれずヒールキックを頭に
食らっていたりなど、相変わらず弄られキャラとして立って
いました(笑)。

バトルパートもラケルの奮闘が目立ち、というか目立ちすぎ(笑)
なんだかド根性ガエルのようになっていましたね(笑)。
妖精の主導でプリキュアの身体が引きずり回される、というのは
面白い演出でしたが、妖精の都合で強引に戦わされるプリキュアの
立場のブラックな比喩になっていたりするかも(笑)。


[No.2591] 2013/10/13(Sun) 09:54:57
☆★第37話『なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里!』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

亜久里の主役話。いつも大人びた亜久里の、子供らしい好き嫌いを
描くギャップ萌え的なエピソードと言えるでしょうか(笑)。
プリキュアシリーズ初代プロデューサーの鷲尾さんの時代は、
食べ物の好き嫌いはあまり出さないようにしていたそうですが、
プロデューサーが変わったフレッシュ以降は、普通にそういった
エピソードが作られていますね。フレッシュでの、せつなとラブの
好き嫌いの話などが印象に残っているところです。
どちらも教育的配慮ということなのでしょうが、「最初から
好き嫌いがない」のと、「嫌いな食べ物だけど食べられるように
なる」のとでは、どちらが小さなお友だちに対していい影響を
与えるのだろうか、というのは難しいところかもしれませんね。

さて、本編は珍しく亜久里をコメディリリーフとして使い、また
ハートキャッチの番くんを思い出せるような、暑苦しい
熱血農業青年(笑)角野さんを登場させて、教育話でありながら
押しつけがましくないコミカルなエピソードに仕上がっていたと
思います。まあ角野さんの存在感が強すぎて、亜久里を含めた
他のキャラがかすんでしまいそうでしたが(笑)。

亜久里は割と珍しく、自ら「まだ小学生だから(好き嫌いが
ある)」という言い訳を持ちだしていましたが(笑)、彼女が
自らの幼児性を認めた場面というのは比較的レアな気がしますね。
肩肘張って背伸びしていた従来のスタンスから、マナたちと
付き合うことによって等身大の小学生らしさを取り戻しつつある、
ということにもなるのでしょうか。
小学生の亜久里としてではなく、大人びたキュアエースとしても
ニンジンに怯えている場面はコミカルであるだけでなく、
ちょっとした倒錯的なエロティシズムを感じたりも(笑)。

前々回の歯医者さんを踏まえて、亜久里が真琴に逆説教される
場面というのもなかなか面白いところでしたが、まあ年齢差的には
これが本来当たり前の関係ではありますね(笑)。
また亜久里のニンジン嫌いを治そうと各員が頑張る流れでは、
理論型の六花と直感・行動型のマナの対比がよく出ていました。
その一方で、どうしてもありすはこうした展開では持ち味を
出しづらいのかな、とも思えてしまいますね。もちろん毎回
きっちり全員分の出番を作るのは難しいことでしょうから
各話の傾向によっては割りを食う子が出てくるのもやむを得ないの
でしょうが。

ラストシーンではついに復活しそうなレジーナが再登場。
しかしそれよりも、次回予告でのベールたちの姿がインパクト
強すぎましたね(笑)。こういったアホ路線で行動してくれる
なら、もしかしたらベールも改心・生存の目があったり
しないかな?(笑)


[No.2592] 2013/10/20(Sun) 10:02:00
☆★第38話『ベールのたくらみ!アイちゃんジコチューになる!?』★☆ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

アイちゃん育児話の集大成ということになるのでしょうか。
アイちゃんからマナたちへの信頼と愛情がはっきり語られた
エピソードでした。
前半はコミカルに、中盤はいい話っぽく、そして終盤は主に
ベールが変なことに(笑)と、色々と起伏に富んだテンポのいい
回でもありましたね。

キュアエースの力の源であり、またジコチュー達のジャネジーを
抑制しているアイちゃんをターゲットに絞った、というのは
自然な発想であり、適切なタクティクスでもありますね。
アイちゃんを直接攻撃すれば驚異のきゅぴらっぱーで迎撃されて
しまうでしょうから、あくまで搦め手からの籠絡、とということに
なるのも妥当というところでしょう。
相田家に乗りこむくらいならそのままマナを襲っちゃえば
いいのに、と思わなくもありませんが(笑)、その時点では
まだアイちゃんはマナたちを嫌っていませんでしたから、
マナを襲ったらやはりきゅぴらっぱーされてしまう可能性も
あったのでしょうね。

しかしそのようにアイちゃんをキーパーソンに据えつつも、今回の
主役は完全にベールでした(笑)。冒頭、育児書を読むところから
始まり、全身タイツに指人形、ボーリングの的にハートの付いた
果たし状、最後は超ベール人に覚醒(笑)と、まさに獅子奮迅の
大活躍で、今回の印象のほとんどを持って行ってしまった気が
しますね(笑)。
主役側のキャラ、それも赤ちゃんを悪の道に引きずり込む、という
展開は、一歩間違うと印象の悪い話になりかねないのでしょうが、
こうしてギャグ方面に振ることで、そうしたイメージを中和する
ことに成功したとも言えるのでしょう。
マーモやイーラはともかく、ベールは、その野心や非常な遣り口
から、改心生存は難しいかもしれない、危惧していましたけれども
今回のように完全にギャグキャラとして突っ走ってくれるなら
生存できるかもしれませんね(笑)。

アイちゃんの異変に一人気付いたのがシャルルだった、という
ことで、シャルルのメインエピソードになるのかもと思いましたが
特にその後の展開には寄与しなかった、という構成は、難があると
言えばいえるかもしれません。
もっとも、シャルルは限定された主役回以外はほとんど目立つ
ことができないでいる子ですので、隙あれば強引に出番を盛り込む
くらいのことをしてあげてもいいかもしれませんね(笑)。

ラストはレジーナの完全復活。
最終戦へ向けての機運も高まっていきそうですね。


[No.2593] 2013/10/27(Sun) 10:22:45
う〜ん、なんだか回りくどいにょ (No.2593への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

毎晩誘い出してるよりも、マナちゃんの家から行方不明になったってことで、みんなが大騒ぎするってほうがアクティブで楽しい回になったと思うんです。
犯人はちゃんとわかっているし、アイちゃんのわがままに振り回されるか夜泣きに悩む3人組も楽しめるという2倍お得な回になったと思うんだけどなぁ・・・。
でも、アイちゃんが居ないと亜久里ちゃんが変身できないという・・・。
これって、亜久里ちゃん登場前のエピソードだよね。

そして、満を持してレジーナちゃん登場。
N○Kのサラメシがいそがしかったのかな?

では


[No.2597] 2013/10/27(Sun) 22:56:05
幼児誘拐 (No.2597への返信 / 3階層) - 九条神樹

ということになると、ちょっと小さいお友だち向けの作品としては
生臭くなりすぎてしまうかもしれませんね(笑)。もちろん
夜な夜な遊びに連れ回すのも、教育上としてはあまり良くない
ことには変わりないかもしれませんが(笑)。

亜久里とアイちゃんの関係はご指摘のようにあまり上手く描けて
いませんね。アイちゃんの母親代わりをするポジションのマナと
アイちゃんのパートナーとしての亜久里が別々だというのは
やはり構成的に不自然になることが多いとはいえるのでしょうね。
素直にアイちゃんをマナのパートナーとして製作した方が色々と
上手くまとまったような気もするのですが、その辺は玩具的な
大人の事情の都合だったのでしょうか。
あるいは物語的に、アイちゃんと亜久里の関係にさらにまだ
何らかの秘められた要素がある、ということもあるのかも
しれませんけどね。


[No.2599] 2013/11/09(Sat) 19:15:23
★☆第39話『会いに来たよ!レジーナふたたび!』☆★ (No.2503への返信 / 1階層) - 九条神樹

タイトル通りのレジーナ本格復活回。
前回の次回予告でちょっとした話題になっていた悪い顔(笑)の
ジョーの正体、という部分で前半を引っ張り、後半はレジーナとの
再会と槍の帰趨、という構成になっていました。

ベールが変装したジョーの姿に手もなく騙されたと思いきや
初手から見破った上で逆手に取っていたドキドキチームの手腕は
見事で、全員が優等生という本作の特色が、こういった場面では
遺憾なく発揮されますね。まったくの意志疎通ないままに瞬時に
ベールへの逆ドッキリの芝居を開始したあたりも、チームとして
阿吽の呼吸が形成できるようになっていたということでしょうか。
今回は「プリキュアたちが強くなった」ことを一貫して訴えて
いましたが、個々人の能力だけではなく、こうした無言の
意志疎通といったチームとしての力の底上げも為されていたことを
示すものでもあるかもしれません。

ベールの変装にマフラーの落ち度があったというのは、見た目に
分かりやすいニセモノの記号ですが、王女の呼び方と転移能力
という微かな手掛かりだけで看破するというのも、マナたちの
優秀さを際立たせるという意味では一案だったかもしれません。
マフラーそのまんまってのはやっぱり間抜けですし(笑)。
もっとも、そんな間抜けキャラとして描かれるようになった以上
ベールは生き残れるかも、という気はしますが(笑)。

後半はレジーナとの再会。
「強くなった」という今回冒頭からの言及が、慢心や思い上がり
ではなく現実だということを示したキュアハートの能力は
ちょっと見ていて空恐ろしくなるものさえありました(笑)。
何が怖いって全力で拒絶する相手に対して、笑いながら迫って
くるんですよね(笑)。真剣な表情ならまだしも。
キングジコチューとさえ対話をしようとするキュアハートたち
ですが、その対話の在り方が、このレジーナに対した時のように
純粋善意をただ相手にぶつけるだけで、引くことも相手の都合や
心情を考えることもしない、と言う手法であれば、それは
果たして本当に心を通じ合わせると言えるのだろうか、という
疑問は浮かびます。今回のちょっと怖いハート(笑)の描写を
見ると、スタッフも承知の上で、現在のハートのひたむきな愛情は
どこかずれているかもしれない、という見せ方をしているのでは
ないかとも思えるところではありますが。

槍がジコチューだけはなくプリキュアにさえ抜けず、しかし
レジーナにはすんなり抜けたこと、そして亜久里がトランプ王国に
不思議な郷愁を感じたこと、は、明確な今後への伏線なの
でしょう。OPでもエースとレジーナは絡んでいますが、亜久里と
レジーナ、アイちゃんに関しては、終盤へ向けての何らかの
大きな謎がまだ隠されているのでしょうね。


[No.2600] 2013/11/10(Sun) 09:34:27
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