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No.2601に関するツリー

   ドキドキ!プリキュア 感想ツリー 第4クール - 九条神樹 - 2013/11/17(Sun) 09:03:26 [No.2601]
☆★第49話『あなたに届け!マイスイートハート!』★... - 九条神樹 - 2014/01/26(Sun) 10:23:38 [No.2637]
レジーナちゃんのプリキュア衣装は? - そうりゅう あすか - 2014/01/26(Sun) 12:00:17 [No.2638]
レジーナの場合 - 九条神樹 - 2014/02/01(Sat) 18:36:04 [No.2644]
☆★第48話『ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコ... - 九条神樹 - 2014/01/19(Sun) 10:24:17 [No.2632]
二人の父親 - 暗之云 - 2014/01/19(Sun) 20:24:40 [No.2634]
エクスプロージョン、ナウ! - 九条神樹 - 2014/01/25(Sat) 19:14:52 [No.2636]
巨大ランスにべアッガイIII(さん)を改造する人たち... - そうりゅう あすか - 2014/01/19(Sun) 13:03:27 [No.2633]
きゅーそくせんこー - 九条神樹 - 2014/01/25(Sat) 18:57:05 [No.2635]
☆★第47話『キュアハートの決意!まもりたい約束!』... - 九条神樹 - 2014/01/12(Sun) 10:04:35 [No.2629]
いろんな愛の形の説き方 - そうりゅう あすか - 2014/01/12(Sun) 12:11:49 [No.2630]
イーラの描き方 - 九条神樹 - 2014/01/18(Sat) 16:16:34 [No.2631]
☆★第46話『エースとレジーナ!誕生の真実!』★☆ - 九条神樹 - 2014/01/05(Sun) 10:14:02 [No.2625]
オチ的に「どうしてこうなった感」が・・・。 - そうりゅう あすか - 2014/01/05(Sun) 11:49:29 [No.2626]
マナの在り様 - 九条神樹 - 2014/01/11(Sat) 16:33:16 [No.2628]
☆★第45話『宿命の対決!エースVSレジーナ!』★☆ - 九条神樹 - 2013/12/22(Sun) 10:01:04 [No.2618]
そろそろ、敵の正体が明かされそう・・・。 - そうりゅう あすか - 2013/12/22(Sun) 12:27:00 [No.2619]
構成 - 九条神樹 - 2014/01/04(Sat) 16:09:23 [No.2624]
★☆第44話『ジコチューの罠!マナのいないクリスマス... - 九条神樹 - 2013/12/15(Sun) 10:00:07 [No.2615]
マナちゃんて、「一番」に目がくらむ娘だっけ? - そうりゅう あすか - 2013/12/15(Sun) 11:59:29 [No.2616]
マナの志向 - 九条神樹 - 2013/12/21(Sat) 20:29:13 [No.2617]
☆★第43話『たいせつな人へ!亜久里の授業参観!』★... - 九条神樹 - 2013/12/08(Sun) 09:40:54 [No.2610]
やっぱり、東映動画は、大監督の古巣だから、気を使っ... - そうりゅう あすか - 2013/12/08(Sun) 11:12:08 [No.2611]
実も蓋もない言い方をすると - 九条神樹 - 2013/12/14(Sat) 19:12:50 [No.2614]
☆★第42話『みんなで祝おう!はじめての誕生日!』★... - 九条神樹 - 2013/12/01(Sun) 09:29:14 [No.2607]
ようやく、亜久里ちゃんの正体に迫る伏線が出てきたよ... - そうりゅう あすか - 2013/12/01(Sun) 10:53:42 [No.2608]
亜久里と王女とレジーナと - 九条神樹 - 2013/12/07(Sat) 20:16:15 [No.2609]
☆★第41話『ありすの夢!花がつないだともだち』★☆ - 九条神樹 - 2013/11/24(Sun) 09:46:06 [No.2606]
☆★第40話『とどけたい思い!まこぴー新曲発表!』★... - 九条神樹 - 2013/11/17(Sun) 09:50:04 [No.2602]



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ドキドキ!プリキュア 感想ツリー 第4クール (親記事) - 九条神樹

とうとう最終章ですね。

[No.2601] 2013/11/17(Sun) 09:03:26
☆★第40話『とどけたい思い!まこぴー新曲発表!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

構成的には最後の個人回シリーズということになるのでしょうか。
その一番手は真琴のお話でした。
前回の予告を見た限りギャグ回になるかと思えましたが、実は
いい話系でしたね(笑)。それでも前半のギャグパートは
テンポ良く、キャラ同士の掛け合いもこなれていて軽快でした。
マナの音痴設定はまだ生きていたんですね(笑)。

復活したレジーナに対する反応を描くエピソード群として、
まず最初に、レジーナに強く反発していた真琴から描き始める、と
いうのは面白いところですね。もっとも、真琴はすでに21話の
トランプ王国での戦いでレジーナを認めているといえるでしょう
から、今回の流れにも違和感はありませんでした。
それでも他の誰でもなくまず真琴が率先してレジーナへ心を
届けたいと願う、と言うのは、彼女の変化と成長を雄弁に語る
ものだとはいえるかもしれません。
ラストでの真琴とレジーナの直接対話は圧巻でしたが、真琴は、
マナの時もそうでしたが、最初に反発して出会った子に対して
一度気を許すと、反動的にものすごく近い距離を取る傾向が
ある気はしますね(笑)。

そのラストパート、真琴として歌い始め、ソードに少しずつ
変身していって最後にレジーナと触れ合う演出は実に見事で
ゆっくりと近づいていく真琴の背後で、彼女を進ませるべく
激しく戦い続けている仲間たちとの対比といい、今回の演出の
田中祐太さんの面目躍如といったところでしょう。
ソードに一度変身していた状態からいったん変身を解除し、
また歌いながら変身していく、というのは良く考えると変な気も
するのですが(笑)、「(この世界の人間の)剣崎真琴」として
歌い始め、「(トランプ王国の)キュアソード」として最終的に
レジーナと触れ合う、という、真琴のレジーナに対して有する
二つの側面の比喩として考えることができるのかもしれません。
もっとも、心を届けるという点だけで考えるなら、むしろ逆に
ソードから始まりだんだん武装を解除していって真琴として
接する、というのも一つのありえる考えではあったかも。

真琴回であったと同時に、今回はさりげなくダビィ回でもあった
印象が(笑)。真琴を公私に渡って細々と甲斐甲斐しく世話し
フォローするダビィの姿はまさに出来る妖精の姿でした。
というよりお姉さんとかお母さんといった感じですね(笑)。
意外に真琴とダビィの私生活というのはこれまでにさほどは画面に
出て来ていなかったので、そういった意味でも楽しいお話でした。

今回は新商品と新必殺技のお披露目回でもありましたが(笑)、
キュアハートは22話でLFアローをレジーナに対して撃てなかった、
と言う場面を思い起こさせます。今回のハートはためらわずに
レジーナめがけてぶっ放してましたね(笑)。22話での挫折を
踏まえ、ハート自身の心も強化されていることを端的に示す
場面だったとも言えるのでしょう。

今回は序盤に登場していたたらこ唇の子(笑)ことハルナちゃんが
再登場し、次回はこれもありす回での暴走が印象に残る(笑)、
五星麗奈が再登場するようです。最終クールだけあって、
これまでのゲストキャラを丁寧に拾って行ってくれそうなのは
楽しみなところですね。


[No.2602] 2013/11/17(Sun) 09:50:04
☆★第41話『ありすの夢!花がつないだともだち』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

レジーナとの関係性を主として描く個人回シリーズの二回目は
ありすのお当番。

とはいえ、マナ、真琴、そして設定的にレジーナと何らかの接点が
あるであろう亜久里とは異なり、ありすと六花は、以前のレジーナ
とはそれほど密接な個人関係が描かれていなかったため、
レジーナとの絡みを前面に打ち出すのは若干説得力に欠ける気は
しなくもありません。そのためか、今回はありすと麗奈という
二人の友達の関係にスポットを当て、それを反映させるような形で
レジーナとの関わりを構成したというような作りになっていた
でしょうか。

ということで今回のメインゲストは五星麗奈。13話以来の
登場ですが、13話の終わり方がちょっと不十分だったため
そのフォローとして持って来られたエピソードでもあるの
でしょう。個人的には13話の時点で、麗奈は実はありすと友達に
なりたがっているということは伝わっていましたので、
実はいい子だった、という意味のフォローではなく、本当に
ありすと心を通わせる展開にするためのフォローですね。
もっとも、13話でも構成次第でそれはできたのではないかという
気もするのですが(笑)。

冒頭で、実はありすは学校に通っていたという衝撃の事実が
明かされました(笑)。一人だけ学校が違うありすの学生生活は
まったく描写されず、完全に謎のままですので、学校に行って
いるということが語られただけでも驚きですね(笑)。
だとするなら、ありすの初めての学校生活描写をベースにして、
そこで麗奈とのドラマを作っても良かったのではないか、と
いう気もしますけれどね。ありす一人だけ別学校という設定は、
結局最後までほとんど有意味に機能することはなかったと思えて
しまうのは残念なところです。

幼い頃のありすに麗奈が花の応急処置法を教えた、というのは
面白い場面でした。ありすはイメージ的に、何によらず
教える側であって教えられる側ではないように思えますが、
そこをあえて捻って逆転させて配置した、というところは工夫した
ポジショニングですね。それはまた、幼い頃のありすが
身に着けていた(着けさせられていた)教養の偏りをさらっと
伺わせる、少し寂しいお話でもあるかもしれません。

前半はいい友達話。そして後半は宇宙へ(笑)。なんだかすごい
話の飛躍で良く繋がりが分かりませんが、一つにはまず
ロゼッタとレジーナを二人きりで対話させるための舞台作り、と
いうこともあったのでしょうし、二つ目には、ありすの個人回
なのだから、なんか四葉財閥らしいとんでもないことを
やらなければいけない、という強迫観念めいたものが
スタッフの中にあったのかもしれません(笑)。終盤のこの時期
まで来て、何も無理にお金持ちキャラを強調する必要はないのでは
ないかという気はするのですけどね(笑)。
まあプリキュアの宇宙戦闘という比較的珍しい絵ヅラが
見られたのは良かったと言えるのでしょうか(笑)。

花と花ことば、宇宙戦、そして巨大な樹木、というお題からは
なんとなくハートキャッチを思い出しもするところでした(笑)。
愛の強調、という点も、「喰らえこの愛」を想起させる……と
いうのはちょっと強引かもですが(笑)。


[No.2606] 2013/11/24(Sun) 09:46:06
☆★第42話『みんなで祝おう!はじめての誕生日!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

次回作の話題がネット上で流れ始めましたね。次回作も楽しみ
ですが、ドキドキがどのようなラストを迎えるのかも興味深い
ところです。

今回は亜久里の主役回。さらに来週も亜久里回のようで、彼女の
プッシュぶりが目立ちますね。流れとしては真琴回・ありす回と
来たので、六花回が来るかとも思ったのですが。

その亜久里にまつわるなかなかシビアな設定が明らかに。
養子であり誕生日を知らない、というのは、言葉にすると
小学生キャラに背負わせるには結構ヘビーな状況ですが
亜久里自身のあっけらかんとした性格と、そして真琴も同じような
境遇だというクッションを挟むことで、その重さを緩和して
いる構成になっていました。

サプライズパーティを計画するマナたちの挙動不審ぶりも
そういった重い設定を払拭するためか楽しくコミカルでしたが、
やはりこういったギャグ展開で真価を発揮するのは真琴
ですね(笑)。「私は剣崎真琴などというものではありません
(棒読み)」ってごまかし方はさすがに素敵すぎる場面
でした(笑)。
ありすパートではセバスチャンのとっさのアドリブ力が
光りましたが、ありすは意外に突発事態への対応力が低い、と
いうこともあるのかもしれませんね(笑)。

今回注意を引いたのはスイーツに対するレジーナの対応。
その反応は亜久里そのものであり、やはりレジーナと亜久里は
いわば陰と陽のような繋がりがあるのではないか、という
観測が強くなります。冒頭で亜久里が王女の夢を見ていた、という
ことから王女との絡みも考えると、なんとなく、亜久里・
レジーナ・王女の三人の関係性の全体像が見え始めて来ている
ようにも思えますね。

その王女の夢では、キングジコチューとの対話も今回のポイントに
なりそうなところでした。やはり明確に何らかの思うところが
ある上でキングジコチューはこのような行動を取っているらしく
またそれは王女自身にも思い当たる節がありそうですね。
レジーナと王女の関係を考えてみるとき、レジーナをキングが
溺愛している、という描写にまた別の意味が生まれて来そうにも
思えます。

今回は買い物で以前は苦手だったニンジンを買ってきている
亜久里や、また料理が苦手だった真琴が見事なケーキを作ったり
妖精たちが人間体になっていたりなど、従来のエピソードにあった
小ネタをちょこちょこ拾ってきているのも楽しいところでした。
しかし、それなら亜久里の誕生日パーティに、28話のエルちゃんを
呼んでいても良かったのではないかなとも思いますね(笑)。
次回が亜久里の学校話のようなので、そこでエルちゃんは
登場するのかもしれませんが。


[No.2607] 2013/12/01(Sun) 09:29:14
ようやく、亜久里ちゃんの正体に迫る伏線が出てきたようです。 (No.2607への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、亜久里ちゃんって養子だったんですか、「円亜久里」もおばあさまがつけた可能性が高いようですね。
事情を知ってたのにマナママも今まで黙ってるなんて人が悪いですね。もう少し早く明かしてほしかったところです。
さらに誕生日が不明・・・?
なんか、某猫の話がインスパイアされてる気もしないではないですが・・・。
でも、おばあさまに引き取られた時期とか、プリキュアに覚醒した時期、過去にエースを破ったジコチュー等のまだ回収できてない伏線をいつ回収するかですよね。

>別の意味が生まれる
一国を収める指導者が「女王」ではなく、なぜ「王女」なのかというところですね。
また、王女様に対してキングジコチューが「愛」について説いていましたから、彼女とジョー岡田さんとの婚約が一つのターニングポイントなのかも?
う〜ん、なんだか敵組織と助けを求める亡国が実は同じだったオチが見えてきちゃった気がします。

>六花ちゃん
まこぴー、ありすちゃんときてふつうは六花ちゃんがお当番なのが本筋なのに・・・。
まあ、六花ちゃんの転機となったかるたクィーンを絡めてレジーナちゃんの話へ持ってくのに、「かるた」というキーワードはちょっち時期的に無理があるのかなぁ。

>サプライズパーティ
本来は、異世界人であり、芸能活動が忙しいまこぴーが受けるべきものなんでしょうね。
こういうのって世間知らずのネタとしては王道なんだもん。
まこぴーのほっかむり姿も見てみたかったにゃ〜。

では


[No.2608] 2013/12/01(Sun) 10:53:42
亜久里と王女とレジーナと (No.2608への返信 / 3階層) - 九条神樹

4クール目はこの関係性が強い縦軸になってラストへ収斂して
いきそうな感じですね。いってみればこの三人がストーリー上の
主役とも言えるのかもしれません。
テーマ上の主役とストーリー上の主役が別だった作品というと
ハートキャッチを思い出すところですが、亜久里も王女も
ハートキャッチのゆりと比べ、メインとして物語を牽引するには
少し押しが弱いかなという気はします。その分をレジーナが
背負っているというところはあるのかもしれませんが、
レジーナ自身、中盤はほとんど寝てましたから(笑)、そこは
構成的にもっと前面に出しておいてもよかったのかも
しれませんね。

そして亜久里やレジーナがメインになっている分、

>本来は、異世界人であり、芸能活動が忙しいまこぴーが受けるべきものなんでしょうね。

おっしゃるように真琴が割を食ってしまっているところは
あるのかも。立ち位置的には真琴はもっと中心的なポジションに
なるのかと序盤は思っていましたが、あまりそうはならなかった
ですね。現状のように可愛い生き物というポジションで
弄られているのもそれはそれでいいのですが(笑)。


[No.2609] 2013/12/07(Sat) 20:16:15
☆★第43話『たいせつな人へ!亜久里の授業参観!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

前話に引き続きの亜久里回。彼女の設定周りがさらに詳しく
語られたエピソードでした。小学生どころか1歳だったん
ですね(笑)。まるでイスカンダル人と地球人とのハーフとかの
ようです(笑)。ありすが言っていた通り、かぐや姫がモチーフに
なっているキャラクターなのでしょうね。だからこそ育ての親が
おばあさん、ということなのかも。

亜久里とエースの記憶の齟齬についてもはっきりと作中で
述べられ、このあたりが明確になった時に作品全体の概要も
判明する、ということになるのでしょう。王女との関係も
セリフとしてわかりやすく前面に打ち出されてきており、
そろそろ大詰めなのだなといった感を強くさせます。
亜久里・レジーナ・王女周りは小さいお友だち向けとしては
ちょっと面倒くさい関係性かなと思わなくもないですが、
視聴者的な反応としてはどうなんでしょうね。

そういった設定周りの解説回でもあったと同時に、亜久里と
お婆様の絆を強く描いた、彼女の個人回としても綺麗にまとまった
エピソードであったようにも思います。エルちゃんとの夏祭り回も
そうでしたが、エースは基本的に強キャラであり、その挙動も
指導者然としているだけに、逆に周囲の人々に守られるパターンの
話になると、そのギャップでキャラクターが立つ気がしますね。
ジコチューに絵を消されて涙目になっているエースの表情は
結構レアものっぽく、いいものが見られました(笑)。同時に、
あのエースがそこまで動揺する、という部分においてお婆様への
強い思慕を明確に描写もできていましたね。

正体がバレて雨の中をさまよう亜久里が、六花に対して時間を
巻き戻す機械を作れないかと頼み込んだのはいかにも小学生らしい
発想で微笑ましいところ。いや本人にとっては微笑ましい
どころではないのですが(笑)。
しかしその辺はアイちゃんのきゅぴらっぱーで全部カタが付く
話でもありますし、また作中でも一応言及していましたが、
結局それに関しては曖昧に流していましたね。アイちゃんを
これまでちょっと万能にしすぎたため、逆に今回のように
「なぜアイちゃんを使わないのか」という状況になると
苦しくなってしまうのは、やや構成的に問題だったかも
しれません。

その他、お泊まり会でパジャマパーティをしているマナたちの姿も
可愛らしかったですが、ババ抜きでは例によって真琴が負けて
いましたね(笑)。カルタの時もそうでしたが、基本的に真琴は
勝負事に弱いようです(笑)。真琴はトランプ王国の人間ですが、
別にトランプに強いわけではないんですね(笑)。

次回は六花のお当番回かな?六花の単独回というよりは、マナとの
関係性において描かれるようにも見えますが。


[No.2610] 2013/12/08(Sun) 09:40:54
やっぱり、東映動画は、大監督の古巣だから、気を使ってる?(超爆) (No.2610への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

小さなお友達に亜久里ちゃんの謎を説明するのに家具屋さん(笑)のお話を持ってくるとは・・・。
もう一人の大監督の映画が公開中なのは単なる偶然なんでしょうかねぇ・・・。
あたしは、人間になる猫の話から持ってきたんじゃね?と思ってるんですが。
まあ、どっちにしろ結論的には、亜久里ちゃんの記憶違いで済まされて、現地調達プリキュア1号は、マナちゃんになっちゃいそうですにゃ。
ただ、亜久里ちゃんがプリキュアになる前に会ったというメランさん話はどうなってるのかなぁ・・・。

閑話休題

>イスカンダル人と地球人のハーフ
亜久里ちゃんみたいに一瞬で成長じゃなく、徐々に成長していったんでしょうね。
やっぱり、2199の劇場版でも出てくるんでしょうか?

>小さなお友達向けとしては、ちょっとめんどくさい
そうですよね。
サプライズとしての5人目の候補を、小さなお友達(大きなお友達も含む)のミスリードを狙う、「ドキドキ」を仕掛けたんだけど、風呂敷を広げすぎちゃった感があるんですよね。
もし、3人が元同一人物であったと仮定した場合、最終回で確実に2人は消えてしまうことになっちゃいます。
この収集をどうつけるんでしょうか・・・。

>亜久里ちゃん回
主役であるとともにレジーナちゃんに親子の愛を伝える回でもありました。
彼女の胸はまたチリチリし始めたようです。

次回は六花ちゃんがレジーナちゃんの心に訴える番ですかね。
しかし、全国中学校の生徒会長のコンテストとは・・・。
なんか、ご当地生徒会長の特異性に期待です。
もしかして、いつききゅんやれいかちゃんが、ゲストで登場したり・・・って実行委員は少佐とルフィーじゃん(笑)。

ただ、東海地区は、系列局であるメ〜テレがクライマックスがダブルブッキングのオチのドラマを以前に放送してますから、パンチとしたらちょっち弱いかな。

では


[No.2611] 2013/12/08(Sun) 11:12:08
実も蓋もない言い方をすると (No.2611への返信 / 3階層) - 九条神樹

今後のプリキュアオールスターズの映画や商品展開的に、
キュアエース/亜久里の存在を消すということはまずないん
だろうなあ、とは思えるんですよね(笑)。そんなメタな視点から
展開を考えちゃ、ほんとはいけないんでしょうけれど(笑)。

そうするとレジーナと王女の存在が危うくなりますが、
そのあたりをどのように納得できるように展開するのか、と
いうのは興味深いところ。マナや真琴がそれを受け入れられるのか
どうか、ということも含めてですね。
もっとも、三人が合一して統一人格になるというパターンもあるの
かもしれませんが、その場合でもメインの人格は、やはり
オールスターズ的に亜久里のままのような気もします。

あるいはアイちゃんのきゅぴらっぱーで、三人それぞれ独自に
存続できるようになる、などのご都合展開でも、プリキュア
なので構わないのではないかとも思いますけれどね。というか
アイちゃんの正体についてもきちんと説明を付ける必要が
出て来ていますが。


[No.2614] 2013/12/14(Sat) 19:12:50
★☆第44話『ジコチューの罠!マナのいないクリスマス!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

六花のお当番回。シリーズ構成的には、真琴回・ありす回と来て
亜久里回を二回挟んだ後に六花回ですから、ちょっとバランスが
悪い感じではありますね。今回をクリスマスに合わせ、また
レジーナとの関係を明確に進展させるためには、六花回を最後に
持ってくるように配置するしかなかった、ということでも
あるのでしょうが。

キーパーソンであるマナを外すことでプリキュアを弱体化
できるのではないか、という発想は妥当なところ。いや今回は
思いっきり失敗はしましたが(笑)、7話や31話などを見ると
基本的にはみんながギリギリまで追い詰められたところで状況を
打開できるのはやはりマナしかいないわけなので、レジーナの
考えは、その着想自体としては間違っていないと思います(笑)。
ただ、単にマナを外すだけではなく、より絶望的な状況に
追い込んで初めてそれは効果がある、というところまで考えが
至らなかったということですかね(笑)。

さて、本編は六花が主役。というよりは、やはりマナとの関係に
おいて語られました。マナと六花の強固な絆と相互の想いが
これでもかと言わんばかりにクローズアップされ続け、
「好き」や「愛してる」というセリフも乱れ撃たれる、
ある意味ものすごいエピソードになっていたと思います(笑)。
個人的には、こういったお話が大好物であることは全く否定する
ものではありません(笑)。むしろ最近は少しマナと六花の
こういった場面が少なかっただけに、旱天の慈雨という感じさえ
ありました(笑)。

ただそういった自分の趣味嗜好とは別に、少し落ちついて
考えて見ると(笑)、結局六花は最後までマナへの強烈な思慕と
いう根本的な意識部分から脱却することができないまま終わる、と
いうことになり、それは六花の成長物語として一年のシリーズを
見たときに、果たして妥当なものと言えるのだろうか、とも
思えなくもありません。六花はこれまでに自分の夢について悩む
エピソードがいくつかあり、その自立も見えていただけに、
結局ラストでまたマナの元へ戻る、という展開はちょっと考え
させられるものはありますね。

もちろん、今回のセリフで言及されていたように、高校生や
社会人になった時のことを六花はもう考えており、その時は
マナとは一緒にいられないのではないか、という気持ちが既に
あるということ、またそれを乗り越えてラストに言った
「離れていても離れていない」というセリフが、彼女の中の
一つの答えでもあるのでしょうが。しかしそれは逆に言うと、
そこまで突き詰めて考えないとマナとの関係を整理できない
六花の、言ってみればアンバランスな心理状況を物語るものでも
あると言えてしまうかもしれません。

さて、六花以外にも、今回はレジーナがはっきり自分の気持ちを
認めた、という意味でも重要なエピソードでした。そして、
レジーナにその感情を認めるよう促したのが六花である、と
いうのがまた面白い配置ですね。というのも、六花にはあの
印象深い10話の嫉妬回があるわけで(笑)、マナへの独占欲と
いうものが尋常ではないことが語られているわけですが、
それを乗り越え、あえて自分からレジーナとマナとの関係を
取り持つ(笑)というところに、六花の成長が見える、と
言うこともできそうですね。ハーレムを容認できるように
なった、というか(笑)。冒頭にも書きましたが、だからこそ
六花の個人回が構成全体の最後に置かれなければならなかった、
ということでもあるのでしょう。

さて、本編が六花・レジーナ・マナの濃厚なお話(笑)だった
ためにうっかり忘れそうになりますが、マーモとイーラの
無理やり感あふれる変装も楽しいところでした(笑)。ベールの
ジョーへの変装はあっさり見破ったマナたちがなぜ今回は
騙されたのか、とも思えなくもないですが(笑)。


[No.2615] 2013/12/15(Sun) 10:00:07
マナちゃんて、「一番」に目がくらむ娘だっけ? (No.2615への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

アバンで見せた「是非、あたしがならなくては!」とジコチューなりかけのマナちゃんこそが「偽物」なんじゃ・・・。
さらに初期に見せた「プリキュア情報を徹底的にクシャポイ」できる四葉財閥の情報網を持つありすちゃんが大会のことを知らないとは!
亜久里ちゃんの時といい、その情報網は穴だらけじゃな。
もっとも、相手に軍曹や少佐兼キャスターがいるんじゃ、電脳戦と事象操作で負けてますけど(爆)。

閑話休題

>六花ちゃん
六花ちゃんといえば「カエル」です。
プライズゲームで、カエルのヌイグルミを狙ってましたね。
さて、レジーナちゃんにトドメとばかりに「離れていても心はつながっている」と説得しています。

でも、レジーナちゃんじゃなく、レジーナ軍曹が彼女の目の前に現れたら・・・。
説得も何も「はにゃ〜ん」となって何もできなかったりして?

>マナちゃん
みんなに気を使えるしっかり者なのに肝心なところでポカをするどこぞの赤い魔術師さんに似ていますにょ。
ベールさんの時はマフラーが決め手だったのに、今回は「一番」に目が曇ってしまったんでしょう。

>ありすちゃん
六花ちゃんお当番回なので、四葉の財力は発動なし。
単に居るだけになっちゃった。

>亜久里ちゃん
六花ちゃんの(中略)単に居るだけ2号。

>ダビーさん
みんなの保護者兼カメラマンとして活躍です。

>レジーナちゃん
悪モードでもコミカルになっちゃうのは、さすが軍曹さんですね。
将を射んとする者はまず馬を射よごとく、先に六花ちゃんのハートをがっちり射るには「レジーナ軍曹」で登場しなくちゃね。

>ジョー岡田さん
いきなりのクリスマスサプライズ!
ラストは、正装だったから、セバスチャンさんと共に現れたかと思っちゃいました。

次回、亜久里ちゃんとレジーナちゃんに決着が?
敵陣地へ、ティアラを持って行ったのはだれ?

では


[No.2616] 2013/12/15(Sun) 11:59:29
マナの志向 (No.2616への返信 / 3階層) - 九条神樹

考えてみると、完璧超人であるはずのマナには、実は逆に一番と
呼べるものがあまりないのかもしれませんね。知力では六花、
歌唱力では真琴、情報力や財力ではありすにそれぞれ及びません。
なんでもできるけれど、これといった決め手となる取り柄が
ないマナだからこそ、「一番」という言葉に過剰に反応すると
いうことはあり得るのかもしれません。もしそこまでレジーナが
読んでいたのだとすれば、思っていた以上に恐ろしい作戦だった、
ということになるかも(笑)。

離れていても心はつながっている。
いい言葉に聞こえますが、六花が、いずれマナとの社会的な別離が
ありうるという覚悟を決めていた場面の後でこのセリフがあったと
考えると、ちょっと怖いかも(笑)。マナとはいずれ物理的に
別れることがあっても、心理的にはもう決して離れないという
宣言であり、それは六花が自立どころか逆ベクトルにふっきれて
永遠のマナへの依存を自ら認めたもの、とも取れなくもない気が
してしまうから、ですかね(笑)。


[No.2617] 2013/12/21(Sat) 20:29:13
☆★第45話『宿命の対決!エースVSレジーナ!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

最終戦に向けての第1ラウンド、というところでしょうか。
ギャグシーンもほぼなく、全編シリアスに進行した急展開と
なりました。

いやまあ、そんなハードな雰囲気の中で、ジョーの各種の行動は
明らかにギャグでしたが(笑)。トランプ王国でのバトルで
縦もから滑り落ちそうになりながらソードを励ましたり、
ソードにおんぶしてもらいながらカッコいいこと言ったり(笑)。
その辺のジョーの使い方は明らかにスタッフも狙ってやっていると
思われますが、普段なら真琴の方がそういったボケ役に回される
ところを、ジョーがいるとそちらに比重が傾くんだ、というのも
面白い部分でしたね(笑)。今回の真琴はシリアスな役回り
ですから、ボケ役には出来なかったということでしょうか……
でもそれを言ったら、ジョーだって同様にシビアなポジションに
いるはずなんですけどね(笑)。

さて、本編はついに亜久里とレジーナの関係が明かされました。
王女の体と3分割かと思っていましたが、王女自身は幻影
だったわけですね。光と影、という相互関係自体はシンプルですが
そこに幻の王女という要素を加えて捻ってみたというところ
でしょうか。

サブタイトルにもあり、劇中でも亜久里が頻繁に口にしていた
「宿命」。しかし、本編ではレジーナの登場・活躍時期と、
亜久里の登場・活躍時期が綺麗に入れ替わっているため、
その二人の因縁というほどの絡みが直接的にはあまり描写されて
おらず、終盤になって宿命を持ちだすのはちょっと唐突かなと
感じる構成だったかもしれません。まあその分、4クール目で
多少接触はありましたので、そこで描写を拾っていたという
ことでもあるでしょうかね。しかし23話でレジーナを入れ替わりで
一時退場させず、中盤でより頻繁に亜久里と関わらせても
良かったのではないかとは思います。
ジョーや王女の扱いも含め、ドキドキは大河ストーリー性を
重んじている割には、縦軸があまりしっかりと構築されて
いないかも、と言うとちょっと言いすぎかもしれませんが(笑)。

ストーリー的なキーパーソンは亜久里が背負う形になっていますが
光と影は必ず相反する存在であり対立しなければならないのか、と
いう部分でおそらくマナが関わり、それが彼女の主人公としての
在り様になるのではないか、と思われますね。
しかし今回、亜久里は、マナがこの事実を知ったら戦いを止める
だろう、とも言っていました。単純に和解や説得ができれば
それで話が済むというものではなく、そういったマナの行動を
予測した上でそれでも戦いに赴かざるを得ない何事かの理由が
まだあるのかもしれませんね。


[No.2618] 2013/12/22(Sun) 10:01:04
そろそろ、敵の正体が明かされそう・・・。 (No.2618への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

今回は、トランプ王国関連なので、「関係者のみ」でトランプ王国へ乗り込み。
本来は、主人公が背負うべき「宿命」を亜久里ちゃんが担ってしまったようですね。
こういう展開なら、六花ちゃんの回を入れずにそのまま続けたらよかったと思うのはあたしだけでしょうか?

さて、クラウンのおかげで時間制限なしの変身ができるようになったエースさんであります。
レジーナちゃんとのタイマン勝負は、ほぼ互角なんですが、どう見てもJSとJKが喧嘩しているようにみえちゃうかも?

そして、アン王女の光と影だった亜久里ちゃんとレジーナちゃん・・・。
次回、不在だったトランプ王が登場し、ジョー岡田さんの地方への左遷がようやく判明するようです(←そっちかい!)

では


[No.2619] 2013/12/22(Sun) 12:27:00
構成 (No.2619への返信 / 3階層) - 九条神樹

シリーズ全体を亜久里を中心とした視点で見ると、仰るように
亜久里の個人回2話と六花の個人回の順番を入れ替えた方が綺麗に
まとまっていたということになるのでしょうね。

ただ六花の個人回は同時にレジーナの心中を吐露する話でも
あったため、レジーナ視点でシリーズをまとめようとすると、
本編のように、亜久里回の後で六花回を一度挟んでしまう、と
いう構成にせざるを得なかったのかもしれません。

そのあたりは、亜久里とレジ−ナのどちらにウエイトを置いて
ドキドキの物語が語られているのか、という点において考える
参考にもなりそうな気はしますね。


[No.2624] 2014/01/04(Sat) 16:09:23
☆★第46話『エースとレジーナ!誕生の真実!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

新作ハピネスチャージの予告が初めて流れました。ベストの黒色が
デザイン的にはなかなかインパクトがありますね。オールスターズ
NS3とも合わせ、どんな作品になるのか楽しみです。

さてドキドキ本編はクライマックス直前。ネタばらしというか
設定解説のエピソードでした。キングジコチューの正体は
トランプ王国の国王にジャネジーがとりついたもので
アン王女の心の二つの部分が亜久里とレジーナに分かれており
その器がアイちゃんだった、という関係でしたね。

キングジコチューのネーミングが、ジコチューのキングであると
いう意味と、トランプ王国のキングがジコチューになったという
意味のダブルミーニングだったのはちょっと面白いところですね。
娘のために禁忌に手を染める、という行動は、つい先ごろまで
放送されていた30分前の番組にもそんなことをしたお父さんが
いましたが(笑)、やはり究極の選択の一つではあるのでしょう。

そのキングの行動は、表現的にはプシュケーが黒く染まる形で
表されてはいましたが、レジーナの言葉通り、それは大いなる
愛情の一つの形でもあって、一概に否定や浄化の対象となるべき
ものともいいがたいものかもしれません。自己中という概念の
価値相対化は、ドキドキの作中でも幾度か匂わされていましたが
(プリキュアの中にもジコチューの心があると明示した24話など)
それが前面に打ち出されたという感じですね。レジーナの瞳が
蒼く戻った上でなおキングジコチューサイドに付く、という
ある意味衝撃的な展開からも、ジコチューを否定しきるものでは
ないと言う製作側のスタンスが見える気がします。

もっとも、巨視的に見ればやはり王の行動には疑問が残る
でしょうし、またキングジコチューを倒しきれなかった王女の
戦い方や、さらにベールに問い詰められ回答を出しきれずに
一時の逃避とも言うべき自己の分割を図った彼女の行為も
色々と問題は残りそうですけれどね(笑)。とはいえ、
いわば作中に置いて絶対視・神聖視されてきたアン王女の、
善悪を問われて答えを出しきれない迷いや弱さ、と言った部分を
このクライマックスで描くというのも面白いところでは
ありました。

それはつまり愛情に基づく行為だからと言ってすべてが善果を
産むわけではないことを意味しますね。
ジコチューと愛は表裏一体という言葉の通り、自己中が必ず
否定されるべきものでないと同時に、愛もまた必ずしも全面肯定
されるべきものでもないのではないか、というスタンスは、
愛の戦士たるプリキュアという作品において、なかなか
大胆な問題提起とも言えるのかもしれませんね。
そういった愛のネガティヴな側面を描く、という部分は
ドキドキにおいては、10話の嫉妬回や、22話でのレジーナの
疎外感など、シリーズ一貫して提示していたテーマでも
ありますけれど。


[No.2625] 2014/01/05(Sun) 10:14:02
オチ的に「どうしてこうなった感」が・・・。 (No.2625への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、ラストに来てプリキュア定番の救うべき「トランプ王国」と倒すべき敵である「キングジコチュー」がこんな形でからんでいたとは・・・。
また、王女様が謎の病に倒れたため、ジョー岡田さんは左遷・・・。
さらにプシュケーが抜けた王女様が卵化→アイちゃん・・・。
ということは、ジコチュー化したトランプ王国の人々は砂漠化した土地のどこかにその身体を隠しているんでしょうか?
一応、劇中のみんなが、腑に落ちた結果なんですが、あたし的にはどうしてこうなった感が・・・。

あのあと、あの混乱の中ジョー岡田さんはどうやって地球にたどり着いたんだろう?

閑話休題

さて、キングジコチューはトランプ国王にジャネジーが取り付くことで、誕生したけどジコチュー一味は誕生前から存在していたようですね。
キングジコチューに忠誠を誓うときに影となっていたまだ登場してない2名が最終話までにどういう登場するんでしょうかねぇ?

>レジーナちゃん
元に戻っても、パパへの愛情が優先してやってることは同じなんですけど・・・?
あと、キングジコチューは、レジーナちゃんをどうやって「娘」と認識したんでしょう?
やっぱり王女のテレパシーでが届いていたんでしょうか?

>マナちゃん
「結論は出て無いけどとにかく行動の観る前」に飛んじゃう性格は一年近くたっても変わってませんね。
この性格が災いして「いつかジコチュー化しちゃうんじゃないの」のドキドキ感は常にあったんですけど・・・。

>亜久里ちゃん
ベールさんの甘言で高貴な正義感が亜久里ちゃん側に残っちゃったんでしょうね。
今のキュアエースなら、正義のためであるなら躊躇なくキングジコチューにトドメをさせそうですけど、寸でのところでマナちゃんに邪魔されちゃうんでしょうね。

>ハピネスチャージプリキュア
10周年とうたってますね。
東映動画のHPにてCV等がいろいろ公開されてます。
TVの番宣で原点回帰と思いきや初期追加とアウトローがいるようです。
またNS3のポスターにキュアハニーがいるのにキュアフォーチュンがいないのも大きなお友達の憶測が飛び交っていそうですにゃ。

では


[No.2626] 2014/01/05(Sun) 11:49:29
マナの在り様 (No.2626への返信 / 3階層) - 九条神樹

ドキドキは、親発言にも書きましたが10話や22話など
「愛」のネガティヴな部分を大胆に明示して問題提起していると
言う点において評価されるべき作品ではあると思います。
しかし、そういった愛の暗い部分は、視聴者に対しては発信され
ましたが、それを劇中レベルで考えたときに、まさに愛の
体現者である主人公のマナが理解しているのか、という部分に
ついてはちょっと疑問符が付くところですね。むしろ、マナ自身を
愛のダークサイドに直面させることを意図的に避けているかの
ような構成にも見えます。

だからこそ、「ここまで愛されたことがあるか」というレジーナの
今回のセリフ、いわば愛の暗黒面を見せられたマナがどういった
対応をするのかに注目したいところですね。
まあマナは頭がいい割に、落ち込むことはあってもあまり
悩まないので(笑)、単純明快な解答を出してしまうような気も
しますし、またその方がマナらしいのかもしれませんが(笑)。


[No.2628] 2014/01/11(Sat) 16:33:16
☆★第47話『キュアハートの決意!まもりたい約束!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

人間界に迫るキングジコチューと、それに立ち向かう
プリキュアたち、という素敵にヒーロー映画というか怪獣映画的な
シーンから始まりました(笑)。オールスターズNS1の冒頭も
こんな感じでしたが、プリキュアという作品の根底にはやはり
ヒーローものの因子がしっかり刻まれているのだな、と感じる
ところでもありますね。プリキュアシリーズの最終決戦は異世界で
行われることが比較的多いように思いますが、人々の目の前で戦う
プリキュア、という構図も、視聴者のテンションが上がる効果を
生み出すような気がします。

今回明かされたトランプ王国滅亡の理由。危機に追いやられた
王国の人々が勝手にプシュケーを黒化させてジコチュー化して
しまった、というものでした。なかなかシビアな設定で、
製作側の人の心に対するシニカルな態度が伺えるところでも
あります。それを自己中といえばいえるのでしょうが、
哀れむべき弱さでもあるのでしょうけれどね。
そのトランプ王国の人々に対し、大貝町の皆さんが助けあいを
していた、というのはいいシーンではあるのですが、対比的に
トランプ王国の人々はそんなにダメ人間ばっかりだったのか、と
いう話にもなってしまいそうな気はします(笑)。もっとも
大貝町の人々は一年に渡るプリキュアたちの活躍の影響で
知らず知らず黄金の精神が広がっていたからだ、ということ
かもしれませんけれどね。

今回の本筋はまずハートとレジーナの和解。マナが好きだという
レジーナの本心はすでに44話で六花によって引き出されて
いましたので、ここに至る道は作られていたというところですね。
ただ、劇的な展開にするなら、44話ではなく今回でようやく
レジーナが本心を認める、という展開にしても良かったかも
しれません。
まあこれまでも、「マナが好きだけれどパパも好きだから
パパの味方をする」という言い方をしていましたから、
今回の「パパも好きだけれどマナも好き」というのは言い方の
順番を変えただけにとどまります(笑)。しかし、その言い方の
順番を変えたということ自体に大きな意味があるのでしょうね。

個人的にもうひとつ注目したかったのは、キングジコチューに
対してダイヤモンドが言った、「自分にもそういう心(独占欲)に
覚えがある」というセリフ。もちろんあの10話を下敷きにしている
わけでしょうが、10話は六花のメインエピソードであるだけでなく
キングジコチューの内面を描き、さらに愛の本質について語る
ための、作品全体の骨子を支える重要なエピソードにもなって
いた、ということですね。
……いやまあ後からの当てはめなんでしょうけれど(笑)、
それでも上手くこの場面に当てはまっていたことは確かなように
思います。

また六花自身の心情変化についても、このセリフでようやく解決が
なされた、と見ることができるでしょう。10話ラストでは、六花は
嫉妬心は誰にでもある、自分だけではないんだ、と気付いたに
とどまり、ではその心をどのように克服するのか、という
部分については10話内でも、またその後の話でも特に語られ
なかったため、消化不良感がないわけではありませんでした。
無論、レジーナを必死で説得しようとしていた行動から、
六花の心が変わったことを見て取ることはできましたけれどね。
しかしセリフとして明確に、彼女が嫉妬心・独占欲と折り合いを
付けることができた、と語られたことで、六花のストーリーも
ここできちんと畳まれたのだな、と感じることができました。

さて、ラスト二話ですが、次回でキングジコチュー戦は片が
付きそうな気もしますね。最終回はさらにもう一戦あるのか、
それとも後日談になるのかな?


[No.2629] 2014/01/12(Sun) 10:04:35
いろんな愛の形の説き方 (No.2629への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

今回は最終回へ向けての味方になりそうな敵の「いい人」の表現ですね。
イーラくんは、レジーナちゃんや六花ちゃんに対するちょっとした一言で生存フラグ確定ですね。
特にダイヤモンドへの「お前を倒すのは俺だ!(はぁと)」はねぇ・・・。

>大貝町の皆さんが助け合い。
プリキュア側のアナウンスが何もなくても皆さんが自主的に人助けをしているのは、大貝町の人々の人柄なんでしょうね。

>大貝中学校
ようやく、物語当初マナちゃんにちょっかい出してた男の子の伏線を次回に回収しそうです。
この一年何もなかったのがねぇ・・・。

では


[No.2630] 2014/01/12(Sun) 12:11:49
イーラの描き方 (No.2630への返信 / 3階層) - 九条神樹

六花との関係もですが、レジーナとの絡みも、イーラはなかなか
美味しいポジションを貰っていますよね(笑)。年齢的にも
レジーナと組ませやすく、動かしやすい、ということも
あるのかもしれません。レジーナのプシュケーの色合いを見定め
彼女の本心を見極めておきながら、しかもマナの元へと走った
レジーナのあり方の方が自然であるかのように受け入れてた
イーラは、もうほぼ人の心を得ていると考えてもいいの
でしょうね。

その一方で、マーモにはあまりそういった心情変化が語られ
なかったのがやや残念かも。基本的にマーモはギャグキャラで
一貫していますので、そういった意味では生存できると考えて
いいのでしょうが(笑)、イーラのようにより深く人の心に触れる
ようなエピソードや描写を彼女にも作ってあげて欲しかった気は
します。


[No.2631] 2014/01/18(Sat) 16:16:34
☆★第48話『ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

キングジコチューとの決戦。しかし次回にはまだベールとの
ラストバトルが残っているようですね。次回を見てみないと
分かりませんが、そういった二段構成にする必然性は
あったのかどうか、というのは気になるところです。今回が
それなりにきっちりとまとまっていただけに、ベールを
適当に(笑)改心させて、今回のバトルで最終話、という形でも
特に物語上問題はないようには見えるかも。プリキュアSSが
同じように敵幹部がラスボスでしたが、あれはボスが最初から
傀儡だったという展開なのでドキドキの流れとは異なりますしね。

改心、という部分でいうと、やはりマーモも具体的な心情変化は
描かれませんでした。イーラが丁寧に描写されているだけに
もったいないところではありますね。おそらくマーモも生存は
できるのでしょうけれど、そこに至るまでの説得力という意味では
イーラに裂いた描写の半分でもマーモに使ってあげればいいのに、
と思わなくもありません。
まあ、マーモは純粋に小物じみた自己中キャラですから(笑)、
これ以上戦うことに利益がないと知ればあっさり戦いを放棄しても
おかしくないとはいえ、それはそれで説得的ではあるのかも
しれませんね(笑)。

さて本編。
全世界に自分の正体をバラすマナの姿がまず最初のインパクト
でした(笑)。ドキドキの場合、周囲の人間を危険に
巻き込まないために、という理由で正体を隠していたわけですが、
これが最終決戦なのですからもうバラしても問題ないことには
なるのかも。もっともマナの場合、そういった理屈で物事を考えて
いたのではないでしょうけれどね(笑)。
かつてトランプ王国でレジーナを助けたときもそうでしたが、
マナは「生徒会長相田マナである自分」という存在に、自分自身で
強く依拠しているところがあるように見えます。マナの正体暴露
宣言も、自分自身に対して、自分は生徒会長相田マナなのだから
大丈夫」という自己暗示を掛けていたと解することもできるかも
しれませんね。

冒頭で「私は大貝中学生徒会長相田マナよ!」と宣言し、
そしてラストでは「私はみなぎる愛キュアハートだから!」と
対応させていたのは面白いところですね。
王様を救いに行く、という行動原理自体は、「レジーナの友達」と
しての「マナ」の行為。そして、ジコチュー細胞と戦う行動は
「伝説の戦士」である「キュアハート」の行為、と言う役割分担を
為していたというところでしょうか。もちろん、マナ自身が明確に
そういった使いわけを意識していたわけではないかも
しれませんけれど、物語的にはそのような解し方ができるかも
しれませんね。

次なるインパクトはロゼッタバルーンによる巨大ランス(笑)。
よりによってラストバトルでギャグ展開というのは何とも
チャレンジングな作りですね(笑)。キングジコチューがお約束の
ようにランスの耳食べてましたし(笑)。
捉え方によってはこうしたコミカルなバトルを入れるのは
全体のバランスを崩す危険性もあったかもしれませんが、
直後にプリキュアたちが次々と脱落していくシビアな展開が
入るため、その衝撃を和らげるクッションとして挿入されたもの
なのかもしれません。

ロゼッタに続き、ダイヤモンド・ソードと「ここは俺に任せて
先に行け」パターン。王道ではありますが王道であるがゆえに
使いやすい展開でもあるでしょう。
ダイヤモンドが自らごと敵すべてを氷結させた場面は、
セーラームーン無印のラスト展開を思いだしたりも。もっとも、
そこで一度は本気で死なせるのがセラムン、その話のうちに
生還するのがプリキュア、という作風の違いがはっきり分かる
ところでもありますね。
最後まで王子のツバメとしてツバメの役割に殉じる六花の
姿は胸を打ちますが、ラケルもまたそのとき同時に自らを
犠牲にする覚悟を決めていたことになる、というのも
見逃せないポイントかもしれません。

ソードは今回はバトル的にもテーマ的にも大きな役割を果たし
ました。ジコチュー細胞との戦いに約束通り追いついて
ハートを守るソードは、かつてトランプ王国での戦いで誰も
守れなかった、という姿の対になるものでしょう。そして
トランプ王国民が王を許すのか、という重い問いかけに対しても
はっきり答えることができる唯一の人物でもありますね。

「愛に罪はなく、悪いのはそれを利用した存在」というソードの
言葉は一面の真理でもあり、そしてそれがドキドキにおける
国王へ免罪符を与えるための、作品としての回答でもあるの
でしょう。しかし論点のすり替えではないか、という思いも
ちょっと捨てきれないところではあります(笑)。国王の場合、
自分から進んで封印を解きに行っているわけですし、それは
利用されたと言っていいものかどうかという気はしますね(笑)。

またそういった作中描写の問題とは別に、作品のテーマとして
「愛に罪はない」ではなく、「愛にもまた罪はありうる」と
いう部分まで踏み込んで欲しかった、という気もします。
ドキドキはこれまで、愛のネガティヴな部分を描写することを
ためらわない作品であっただけに、最後の最後で愛の価値を
全面的にポジティブ評価をしてしまうのは、テーマとして
後退した感があり、やや残念なところかもしれません。

とはいえ、まだ最終回が残っていますからね。
物語としてもテーマとしてもどのような決着が待っているのか、
楽しみに待ちたいと思います。


[No.2632] 2014/01/19(Sun) 10:24:17
巨大ランスにべアッガイIII(さん)を改造する人たちが続出? (No.2632への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

でも、巨大ヌイグルミよりもMS風味を加えてほしかったな。
乗ってる中の人つながりで口から榴弾砲打つとか、戦闘モードに展開するとかね。ダメカナ?

閑話休題

>ここは俺に任せて
殿を務める人物がいう「後で必ず追いつく」や「あとは任せた」は、死亡フラグでもあるし、生存フラグでもあるんですよね。
東映系は、死んだふり(笑)が王道なんですけどね。
六花ちゃんの場合、プシケーを捕えてるから生存だし、まこぴーは、中ボスクラスが相手だったから生存なんでしょうね。
また、妖精たちの自ら犠牲の覚悟の力も加わっての最終パワーアップ必殺技ですね。

>まだ最終回が残ってる。
マナちゃんのキュアハート最終形態も残っているようですし、ようやく回収したマナちゃんにちょっかい出す男の子との関係も残ってます。
また、3人に分裂したアン王女の件もの残ってます。
果たして、大団円はどうなるのかな?

では


[No.2633] 2014/01/19(Sun) 13:03:27
二人の父親 (No.2632への返信 / 2階層) - 暗之云

「キョウリュウジャー」には、地球を守るという大義のためには親友を殺し、息子との対決さえ躊躇わない父親が登場する一方、「プリキュア」は娘を救うために国民を犠牲にしたけど父親ってそういうものなんだから赦すべき、という話になっていて好対照でした。これはそもそもの「男児向け・女児向け」の差ですかね。であるなら、対象年齢層はさして変わらないはずだしどちらも「戦って何とかする」作品なのにジェンダーの差は明確に出ていて、ちょっと興味深いです。ダンテツはあれかなぁ、デーボスが人間の感情を蓄えて完全復活を遂げたのに対して、感情を押し殺してでも果たすべき使命があるという位置付けなのかなぁ。

>そういった二段構成にする必然性は
>あったのかどうか、というのは気になるところです。


ていうかベールは、キングのキングジコチュー化を未然に防いでいればナンバーワンになれたんじゃないの? という疑問が前回あたりからずっと頭の片隅にあります。「キングジコチューの力をとりこむ必要があった」と理由付けるには今回のキングジコチューの姿はあまりにみすぼらしく、当のベールがそう言っちゃってますしねぇ。


[No.2634] 2014/01/19(Sun) 20:24:40
きゅーそくせんこー (No.2633への返信 / 3階層) - 九条神樹

巨大ランスが空を飛んでいれば、中の人的には陸海空を制覇した
ことになったのですが……と言っても、ロゼッタ含めドキドキの
メンバーは素で空が飛べますから、すでに制覇しているとも
いえますかね(笑)。

メンバーがバラバラになって各個に戦うというパターンは、
フレッシュやハートキャッチの最終盤でも行われましたが
今回のダイヤモンドのような悲壮感は初めてで、少しドキッと
しました。元々の六花のキャラ自体、ツバメ宣言を始めとして
マナのためなら平気で死にそうな感じを漂わせている子だった
から、ということもあったかもしれませんね(笑)。
プリキュアなので平気で生還するわけですが、ラストシーンで
当たり前のようにそこにいるのはちょっとギャグだった
かも(笑)。氷が溶けて蘇生するソーンを入れて欲しかった
ところかもしれません。尺の都合もあったのでしょうけどね。


[No.2635] 2014/01/25(Sat) 18:57:05
エクスプロージョン、ナウ! (No.2634への返信 / 3階層) - 九条神樹

少し前にも書きましたが、キング(キョウリュウではなく
トランプ王国の)の行為は、そのままウィザードの白い魔法使いの
行為でもあり、その作品内での評価の仕方が全く異なっていると
いうのも面白いところでした。まあ白い魔法使いが自らの意志で
サバトを開いたのと、王様がジコチューに憑依されて王国を
滅ぼしたのとでは違うとも言えるのでしょうが、そのきっかけ
自体はやはり王様の自己判断であったので、完全に許されて
しまうのもどうなのだろうという気はしなくもありません(笑)。

キョウリュウを書いている三条さんは、かの名作、ダイの大冒険の
原作でもありますが、ダイ大においても竜騎将バランとダイの
父子相克劇がありましたね。三条さんの中での一つの普遍モチーフ
でもあるかもしれません。

もう一つ考えると、作品自体が男児向け。女児向けと言うことの
他に、親が対峙する問題のその対象が息子か娘か、という部分も
あるのでしょうかね。キョウリュウ、ダイ大など、「父親:息子」
の場合はぶつかり合いとなり、白い魔法使いやドキドキのように
「父親:娘」の場合は庇護する対象として描かれる、と捉える
こともできるかもしれませんね。
ついでながら、「「息子」が戦って「母親」を乗り越える」
珍しい作品として、「ピグマリオ」を思い出したりもします。


[No.2636] 2014/01/25(Sat) 19:14:52
☆★第49話『あなたに届け!マイスイートハート!』★☆ (No.2601への返信 / 1階層) - 九条神樹

最終回を迎えました。
やはり前回でラストにしても良かったのではないか、という気は
しなくもありません(笑)。あるいは今回をまるまる後日談に
使うとかね。バトル的な意味でもメッセージ的な部分においても、
前回が盛り上がりすぎただけに、ちょっと今回は慌ただしく
流された感じでのエンディングとなってしまった気もします。

開始十秒でプロトジコチューに飲み込まれるベールは、やはり
小物ポジションで落ちついたか、という妙な納得感も(笑)。
ベールはシリーズを通じて大物的な雰囲気と小物の位置を
行ったり来たりしていた、ある意味では座りの良くないキャラ
でしたが、最終的にはラストシーンのネズミめいた姿が
その本性ということになるのでしょうね(笑)。
さらに言えば、プロトジコチューが、キングジコチューと比べて
正直それほど怖く見えなかったのも、憑依した依り代が
王様かベールかという器の差だった、ということもあるかも
しれません(笑)。

マナに説得されている時の、横入りしたり座席を独り占めしたり
しているプロトジコチューのイメージシーンは、前回の
巨大ランスに続く挑戦的なギャグシーンといえるでしょう(笑)。
ジコチューという行為は本来道化じみた矮小なもの、小物じみた
行為なのである、という表現であるかもしれませんね。
ラストに浄化され、「らーぶらーぶらーぶ」を言わされる
プロトジコチューには、セーラームーン無印でクンツァイトが
消える時の「意地でもリフレッシュなどとは叫ばんぞ!」を
思い出したりも(笑)。

もっとも、自己中な心があって悩んだり苦しんだりするからこそ
人は成長するのだ、という回答を出すならば、プロトを浄化せずに
プロトとさえ和解する、という展開を見せても良かったかも
しれません。自己中な心の全否定ではないという方向ならば
ジコチューにはジコチューとしての存在意義もあるわけですしね。

まあ、三幹部が人間にもならずジコチューとしてそのまま
生き延びた、というラストが、自己中な心の存在を肯定するという
象徴でもあるのでしょう。
そういう意味では、三幹部はジコチューのままであり続けなければ
いけない、ということになり、ラストのイーラの六花へ向ける
まなざしが切ない意味を持つことにもなります。

ジコチューな心、という意味では、マナのプシュケーが抽出され
黒化された時にはちょっと期待しました(笑)。マナ自身の
ジコチューという、この作品における最大のといってもいい
問いかけをどう処理するのかと思ったからですが、結局特に
何もなく自己回復してしまったのはちょっと肩透かしかも(笑)。
もちろん、他のみんなの呼びかけがあったからだ、という
ことにはなりますし、それは本作で求められていた「みんなに
支えられるマナ」の現れでもあるわけですけどね。
それでも、自己の内部の弱さや暗黒面と、あるいは重要な何かを
欠落させた存在としての自分とはっきり対峙して乗り越える
マナの姿を見せてほしかった気はします。
おそらくシリーズを通じてマナという人物描写において
一番欠けており、一番欲しかったのはそこの部分だったのでは
ないかな、とも思うんですよね。

後日談パートはありすの最初で最後の制服姿など色々とネタが
盛り込まれ、こちらの方が本編と言う感じでした(笑)。
王女との離別と自立、そして歌う意味を本当に見つけた真琴の
姿は、本作が彼女の物語として語られてもいたのだということを
改めて教えてくれるものでもありますね。
また、王様が引退した、というのは事実上、今回の事件の責任を
取って廃位されたということなのかもしれません(笑)。

王政から共和制への移行、というのも、プリキュアのような
ファンタジックな作品においては比較的珍しいオチの付け方かも
しれません。それは人間界とトランプ共和国が繋がったという
現象とも合わせ、夢の世界が現実に浸食あるいは同化されつつ
あることを示し、作品として、夢見る時間はこれで終わり、という
比喩を示したものであったりするかも(笑)。
もっとも、すべてが終わってもまだプリキュアは存在し、
人々のために活躍し続ける(し続けなければならない)、と
いうのはある意味、「夢は終わらない」ことを示したネバーエンド
でもありますね。

さて、トータルで本作を見てみると、前作スマイルが一話完結性を
重視し、エンターテインメント性・キャラクター性にウェイトを
置いてストーリー性はある程度犠牲にしたのに対し、ドキドキは
明確に大河ストーリー性に振れた構成であった、という対比が
興味深いところでした。もっとも、そのストーリー性が必ずしも
全面的に成功したかどうかは考慮の余地があるとはいえます。
実際、ジョーの処遇や、中盤から終盤にかけての王女関連の、
ちょっと整理されきっていたとは言い難い話作りなどは
もったいない部分もありましたしね。
また愛と自己中のテーマ的な部分においても、これまで何度か
書いたように、せっかくある程度深いところまで踏み込んだの
だから、もう一歩が欲しかったと思うところもありますね。
とはいえ、それは逆にいえば、愛についてかなり深いところまで
踏み込んできた大胆さと意欲は評価されるところだという
ことにもなるでしょうか。


では、一年間お付き合いありがとうございました。
よろしければハピネスチャージにもお付きあい頂ければ幸いです。


[No.2637] 2014/01/26(Sun) 10:23:38
レジーナちゃんのプリキュア衣装は? (No.2637への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

チームドキドキで、世界の危機からみんなを守る「国際救助隊」の一員なんだから、最後の最後で変身衣装を設定したらいいのにねぇ。たとえばキュアジョーカーでエースと対をなす黒と赤を基調で。
それがだめなら、せめてエンジェルモードで羽を生やすとか?
ダメかな

閑話休題

>マナちゃん
最後は主人公のかかと落としで決めました。
ラスボスの仕留めかたは、「サバ折り(ハトプリ)」、「重力パンチ(ビビッド)」を各先輩が使ってますから、残った足技とすればこれが妥当なんでしょうね。

ただ、九条さんがおっしゃるようにプシケーが黒に染まりジコチューに変化し、みんながあきらめかけたとき、マナちゃんの意志が残っていたため、ジコチューからパルテノンモードに進化してプロトジコチューを攻撃するプロットがほしかったですよね。

プロトジコチューを倒すにはジコチューと同じ「概念」で戦う・・・。

だからエースの

「たとえ肉体が滅びようとも(中略)想いの力は不滅です。」

がより生きてきますにゃ。

>なん・・・だと・・・?
マナちゃんのあまりにも強い言葉の衝撃に、思わずブ○ーチの「慣用句」がでちゃったプロトジコチューさんですね(笑)。
その後の「ラブラブ・・・」を言うまいと口を押える可愛さもありました。

>3幹部
結局、生き残りました。
人知れず退場する姿が「妖怪人間ベム」を彷彿しています。
六花ちゃんを見つめるイーラくんが涙を誘います。
でも、彼だけでも浄化され「人」として大貝中学に通わせても良かったんじゃないかな。

>ありすちゃんの制服
チームあんこうでもメンタルモデルでもない黒を基調としたセーラー服でしたね。
全身設定を「娘タ○プ」にでも出せばいいのに。

>レジーナちゃん
小学生ぐらいの設定ってことで、亜久里ちゃんと同学年と思いきや・・・。
大貝中学に進学したんだね。

>純きゅん
師匠には及ばないけど生徒かいちょになったようですね。

>妖精さんたち
みんなの公認となって活躍のようです。

>チームドキドキ
レジーナちゃんも加わっての国際救助隊をしているようですね。

>青い鳥さん
結局、ジョナサンさんのペットぐらいしか判明してません。

九条さん一年間お疲れ様でした。
ハピネスでも参加させていただきますのでよろしくお願いします。

では


[No.2638] 2014/01/26(Sun) 12:00:17
レジーナの場合 (No.2638への返信 / 3階層) - 九条神樹

彼女の魔法のような特殊能力がどの程度のものかはその範囲が
示されていませんが、少なくとも衣装をパッと変えるくらいの
ことは簡単にできそうですよね(笑)。もしレジーナが自ら望む
なら、プリキュアたちと同じようなデザインの衣装に変身して
共に活動をする、ということもできそうです。それをしない、と
いうのは、レジーナはは自らの数奇な出生の由来を彼女なりに
尊重し、あえてプリキュアではない服装のままで活動している、
ということなのかもしれません。

視聴者サービス的には、ラストシーンくらいはプリキュア的
アレンジの衣装で飛んでいても良かったかも知れません
けどね(笑)。ただその場合、オールスターズにプリキュアとして
登場できるのか、という問題が新たに出てきそうです(笑)。
ほぼ同様のポジションであったSSの満・薫は結局プリキュア扱い
されませんでしたしね…。

ではお付き合いありがとうございました。
ハピネスチャージでもよろしくお願いいたします。


[No.2644] 2014/02/01(Sat) 18:36:04
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