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No.3128に関するツリー

   Go!プリンセスプリキュア 感想ツリー 第3クール - 九条神樹 - 2015/08/09(Sun) 09:20:56 [No.3128]
★☆第39話『夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス... - 九条神樹 - 2015/11/08(Sun) 09:42:47 [No.3174]
やっぱり、超パワーアップ回は、神作画ですね〜♪ - そうりゅう あすか - 2015/11/08(Sun) 10:55:45 [No.3176]
物語的に - 九条神樹 - 2015/11/14(Sat) 20:53:04 [No.3178]
★☆第38話『怪しいワナ・・・!ひとりぼっちのプリン... - 九条神樹 - 2015/10/25(Sun) 09:51:40 [No.3167]
カナタ(仮)からはるかちゃんへの夢の否定 - そうりゅう あすか - 2015/11/08(Sun) 10:06:14 [No.3175]
いい意味で - 九条神樹 - 2015/11/14(Sat) 20:56:28 [No.3179]
★☆第37話『はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演... - 九条神樹 - 2015/10/18(Sun) 09:45:03 [No.3158]
有名すぎる悲劇をだいたいひと言のあらすじで異世界人... - そうりゅう あすか - 2015/10/18(Sun) 11:36:24 [No.3160]
そういえば - 九条神樹 - 2015/10/24(Sat) 19:46:06 [No.3165]
★☆第36話『波立つ心・・・!みなみの守りたいもの!... - 九条神樹 - 2015/10/11(Sun) 09:37:39 [No.3154]
ゲストが「あすか」なので、ちょっち、こそばゆいです... - そうりゅう あすか - 2015/10/18(Sun) 10:00:44 [No.3159]
確かに - 九条神樹 - 2015/10/24(Sat) 19:11:28 [No.3164]
今週のニンニンジャーのガジェット - 暗之云 - 2015/10/12(Mon) 23:51:58 [No.3156]
もぎたてフレッシュ - 九条神樹 - 2015/10/17(Sat) 18:45:26 [No.3157]
★☆第35話『やっと会えた・・・!カナタと失われた記... - 九条神樹 - 2015/10/04(Sun) 09:45:32 [No.3149]
ご指導ご鞭撻、よろしゅうな!って・・・あれ? - そうりゅう あすか - 2015/10/04(Sun) 11:48:21 [No.3150]
カナタ探索編 - 九条神樹 - 2015/10/10(Sat) 20:15:11 [No.3153]
★☆第34話『ピンチすぎる〜!はるかのプリンセスコン... - 九条神樹 - 2015/09/27(Sun) 09:54:02 [No.3146]
う〜ん、今回作画がネックでしたね。 - そうりゅう あすか - 2015/09/27(Sun) 19:30:12 [No.3147]
映画 - 九条神樹 - 2015/10/03(Sat) 21:39:41 [No.3148]
★☆第33話『教えてシャムール♪願い叶える幸せレッス... - 九条神樹 - 2015/09/20(Sun) 09:58:08 [No.3143]
三毛なのにクロロとはこれいかに? - そうりゅう あすか - 2015/09/20(Sun) 20:04:07 [No.3144]
クロロの扱い - 九条神樹 - 2015/09/26(Sat) 21:18:57 [No.3145]
★☆第32話『みなみの許嫁!?帰ってきたスーパーセレ... - 九条神樹 - 2015/09/13(Sun) 10:03:28 [No.3141]
☆★第31話『新学期!新たな夢と新たなる脅威!』★☆ - 九条神樹 - 2015/09/06(Sun) 09:47:45 [No.3139]
★☆第30話『未来へ!チカラの結晶、プリンセスパレス... - 九条神樹 - 2015/08/30(Sun) 09:48:39 [No.3136]
★☆第29話『ふしぎな女の子?受けつがれし伝説のキー... - 九条神樹 - 2015/08/23(Sun) 09:41:53 [No.3135]
★☆第28話『心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光!... - 九条神樹 - 2015/08/16(Sun) 09:57:49 [No.3132]
ついに解禁!夏だ!海だ!みじゅぎだぁ! - そうりゅう あすか - 2015/08/16(Sun) 16:54:42 [No.3133]
女の子は誰でも - 九条神樹 - 2015/08/22(Sat) 19:20:44 [No.3134]
★☆第27話『ガンバレゆうき!応援ひびく夏祭り!』★... - 九条神樹 - 2015/08/09(Sun) 10:10:13 [No.3129]
アイエエエ!かがくにんぽーナンデ!?(3人だけど) - そうりゅう あすか - 2015/08/09(Sun) 18:48:28 [No.3130]
はるかが選ぶ人 - 九条神樹 - 2015/08/15(Sat) 20:06:50 [No.3131]



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Go!プリンセスプリキュア 感想ツリー 第3クール (親記事) - 九条神樹

早くも折り返しを過ぎました。

[No.3128] 2015/08/09(Sun) 09:20:56
★☆第27話『ガンバレゆうき!応援ひびく夏祭り!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

久しぶりのゆうき回。彼がフローラの正体に迫るという意味
では、かなり大きなポイントとなりそうなエピソードでした。
「まあいいか」で済ませてしまってはいましたが(笑)、でも
最終的に正体バレ展開は用意されていそうな感じですかね。

ゆうきは、これまでは忘れた頃に時々登場する程度のキャラ
という印象でした(笑)。しかし今回、単に悩みを解決させると
いうだけではなく、フローラの正体に触れかけるところまでを
描くとすると、今後に向けてそれなりに大きな存在になって
いきそうです。

ゆうきがかつてはるかのプリンセスへの夢をバカにしたという
ことが、巡り巡って今のはるかを形作っているわけで、もともと
彼は重要なキャラになり得る位置にはいたんですよね。
今回も、フローラとしてゆうきに褒められたことを複雑だと言って
いましたが、はるか自身はそのことを覚えているわけではあるの
でしょう。
ゆうきはまだその時のことを直接には謝っていませんが、今後
ラスト近くにそういったイベントが用意されているのかも
しれませんね。

物語的には才能のある少年の初めての挫折を凡人であるはるかが
励ますお話。まあはるかは凡人と言っても、バレエやバイオリン
など、たいていのことは努力して結果を出しちゃうレベルでの
凄さは持っているのですが(笑)。それでも一つの対比ではあるの
でしょう。
しかし、ゆうきの側からみると、「はるかという凡人」ではなく
「フローラという超人」に励まされた形になっているわけで、
その認識の相違は面白い部分かもしれません。
まあ彼はもともと素直な子ですし、はるかがはるかとして同じ檄を
飛ばしたとしてもそれはそれで受け入れたかもしれませんが。

今回はゆうきだけではなく、親衛隊の子たちの健気さも際立って
いました。まあ、ある意味ではいわゆる都合のいい女性なのかも
しれませんが(笑)。でも、『一途に他人の夢を支えることが夢』
という彼女たちの精神性は、実は一番グランプリンセスに近いの
では?などと思ったりもします(笑)。基本的にはるかたちの夢は
みんな『(他人がどうこうではなく)自分がなんらかの位置に
立つ』というものですからね。それが悪いわけではもちろんないの
ですが。

今回は夏祭り話ということで、浴衣姿が艶やかでした。
みなみの貫録も相当なものでしたが(笑)、やはりインパクトの
あったのはトワ。その耳、出していいんだ、と(笑)。
明らかに一般基準では異質な形状をしているトワの耳なのですが、
特に誰も何も言わないというか、むしろ撮影までされてしまって
いましたね(笑)。まあお祭りの会場ですし、ちょっと変わった
メイクという程度でスルーされていたのかもですが。

そして次回。
ついにプリキュアの歴史が変わるのでしょうか(笑)。まあ
フレッシュですでに美希という先駆者はいましたけどね。


[No.3129] 2015/08/09(Sun) 10:10:13
アイエエエ!かがくにんぽーナンデ!?(3人だけど) (No.3129への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

お久しぶりです。
色々あって、カキコができませんでした。すいません。

さて、チアーズなゼツボーグが3人ということで、色々ニンジャめいた技を出してましたねぇ。
さらに「ゼツボーグだから恥ずかしくないもん」とばかりに堂々と中身を見せていたのは、解禁の次回への複線ででょうか(笑)。

>はるかちゃん
ゆうきくんとはトラウマを植え付けられてのちょっち苦手意識はまだあるようですね。
まあ今回フローラとして、接して少しは距離が縮まったかな?
去り際も花びらを飛ばしてどこぞの忍者娘っぽかったし・・・。
最後は、カナタ王子とゆうきくんを天秤にかけるんでしょうけど・・・。

>ゆいちゃん
プリキュアチームのみんながそれとなく集まって「一緒にいる幸せ」をかみしめて満喫しています。
でも、一人だけ変身できない彼女が改めてこういうことを言うとなんか、前作の誠司くんのような「悪墜ち」を心配してしまいます。

>みなみちゃん
ちゃらい男子を叱る生徒会長の貫録です。

>きららちゃん&とわちゃん
すっかり、コンビになっちゃってますね。
そういえば、フェニックスの3つ目のカギは、突然出現しても誰も突っ込みを入れてませんでしたねぇ・・・。


>如月さん
やっぱり、パフのヌイグルミを手にごろごろ転がって穴に落ちるのかしら?

>応援娘3人組
ゆうきくんとはるかちゃんの仲は、認めつつあるのかしら?

>次回
なん・・・だと・・・。
ついに「夏だ、海だ、みじゅぎだ!!」が解禁。
予告から察すると、とわちゃんカナヅチ?
う〜ん、こうなってくるとトワイライトの時にバラダギ様扱いされる姿を見たかったかも?
あと、文左衛門扱いはシャットさんということで・・・。

では


[No.3130] 2015/08/09(Sun) 18:48:28
はるかが選ぶ人 (No.3130への返信 / 3階層) - 九条神樹

現状ではカナタが一番そのゴールラインに近い感じですが、
今回かなりフローラとゆうきとの距離を詰めてくるような
エピソードをわざわざ挟んできたということは、ゆうきにも
まだまだ目はあるということなのでしょうかね(笑)。

カナタはやはり異世界人だというところがネックになりそうな
感じではあります。最終的にこの世界とホープキングダムが
どういった関係で落ち着くのか、という処理の部分にも関わって
くるのでしょうけど。ドキドキのトランプ王国のように、
最終話後もこの世界と普通に付き合えている展開になるなら
はるかとカナタとの関係も特に問題はないのでしょうけど。

まあ明らかに関連させたしたネーミングである「はるかカナタ」と
いう二人の名前にも、どういった意図が込められているのか、と
いうところも色々と考えられますね。結局ははるかはカナタに
手が届かないで、それでもプリンセスとして生きていくのだ、
みたいなことになりそうな気もしますし。

しかしまあ、こうやってゆうきとカナタと、はるかに関わる
二人の男性を登場させると、結局どちらかカマセになってしまう
可能性もあるわけですよね。そういう展開はどちらにとっても
可哀想かもとは思うのですが。


[No.3131] 2015/08/15(Sat) 20:06:50
★☆第28話『心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

トワとの関係を構築しようシリーズ、ラストはゆいとの
エピソード。同時に大きく話が動く契機ともなりました。

ゆいは要所要所で重要なポジションでクローズアップされますが
逆に言うと要所要所でしか動かしてもらえない子でも
あります(笑)。
事情を知っている一般人、という位置づけですが、ドキドキの
セバスチャンのような特異な技術能力があるわけでもないですから
ゆいを活躍させるのはなかなか難しいわけでもありますね。
実際、エピソードによっては、ゆいが連れて行ってもらえていない
場合だってありましたし(笑)。

そういった微妙な位置づけである、ということをゆい自身も
意識しており、「プリキュアになりたかった」とはっきりセリフで
言わせるのはなかなか踏み込んだ見せ方。
プリキュアではないからこその存在意義がある、とは客観的には
言えることではあっても、当事者から見れば、なかなかそうは
すっきりと割り切れないものでしょう。

本作は「資質を持つ者と持たざる者」という区分を、
プリンセス論の中で色々と展開していました。
その議論は、トワが善落ちしたことにより、明確な結論は棚上げ
状態になっていますけれど、「プリキュアになりたいけれど
なれない」というゆいの姿は、そのプリンセス論の一種の変奏曲で
あるのかも。
ゆいのそのセリフが、他の誰でもない生まれながらのプリンセスで
あるトワに向かって語られた、ということに、一定の意味を
見出すこともできるのかもしれませんね。

そこを乗り越え、見守り手、語り手としての位置に自己のあるべき
場所を見出したゆいの強さと達観は、ある意味、最も早く大人と
しての成長を遂げた子なのかもしれません。
「自己のあるべき場所」を絵日記という俯瞰で見せることで、
トワもまたそれに気づく、という流れはわかりやすいもので、
絵本作家を目指すゆいならではの設定を活かしたビジュアル的な
説得力がありました。

一連のトワシリーズではだいたいトワはポンコツに描かれて
いますが(笑)、今回も泳げないという欠点に思い悩むトワの姿が
可愛らしく描かれていました。
グランプリンセスの修行には水練は入っていなかったん
でしょうか、というか、トワイライト時代からカナヅチだったん
でしょうかね(笑)。
彼女はトワイライトの時にも一度海に来ていましたが、実は内心
水が怖かったのだろうか、などと思うとちょっと楽しいかも(笑)。

さて、今回のポイントはもう一点。ある意味では最も大きな
注目点ともいえるかもしれません。
ついに、水着回が解禁されました(笑)。

まあ、フレッシュの美希がちょっとだけ水着を披露していたの
ですが、そのあとはまた長く暗黒時代が続き(笑)、今回に至って
ようやくはっきりとした水着が本編内で描かれたことになります。
さすがに比較的おとなしいデザインでしたが、トワの水着などは
しっかりとカットされたボトムラインがちらちらと見えたりして
なかなか眼福でした(笑)。みなみのトップスなどもかなり大胆な
デザインでしたしね。

過去作でもホッシーワなどの敵幹部は平気で水着を出して
いたりしたこともありますし、頑なに水着を出さなかった基準は
よくわからないものだったのは確かかも。他の子供番組でも別に
そこまで自己規制している作品はありませんしね。
ちょっと過剰な反応だったような気もしますし、不自然でも
ありました。だいたい変身時の姿だってボディラインをはっきり
見せているのに、それはOKで、水着はだめなのか、というのは
やっぱり変ですからね(笑)。
色々な意味で一つのハードルを乗り越えた回になったとはいえる
でしょう(笑)。

さて、キーを奪われるという重大事態から、次は謎の少女たちが
登場。
先代プリキュアなのか、それともキーの擬人化のようなもの
なのか、関心が持たれるところです。
ディスピアも復帰するようですし、ストーリーに休む間がない
ですね。


[No.3132] 2015/08/16(Sun) 09:57:49
ついに解禁!夏だ!海だ!みじゅぎだぁ! (No.3132への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

コウシエンゼツボーグが出現している関西方面の方には申し訳ないですが、5人の容姿は眼福でありました。

>トワちゃん
まあ、カナヅチであることを恥ずかしくって言い出せないのにみなみちゃん&きららちゃんが「遠慮している」という勘違い表現は、まだ意思の疎通できてないってことでしょうかね?

>ゆいちゃん
2度目のゼツボーグ化で13個目のドレスアップキーが登場。
やっぱり、プリキュアになりたい憧れはあるようです。
ライダーの滝さんみたいに仮装でも戦えればいいのにねぇ。
次回、トワちゃんと2人で
と「今日は、あなたと私で「ふたりはプリキュア」よ!。」が見たいですね。
ちょうど強制的に3人と別れちゃうみたいだし。


>はるかちゃん&みなみちゃん&きららちゃん
全員キーを奪われるという大失態。
「変身アイテムは奪われない」という大前提も今回崩されましたね。
でも、小さいキーよりも大きなポットを奪った方が早いんじゃね?

>13番目のキー
あれ?キーは12個だったはず?

>アロマくん
彼は、魔法少女の妖精だし、まるでラノベ主人公のような妹も含めたハーレム状態の緑一点なのにラッキースケベという役得がないのはどうして?

>海藤家
前回のプライベートビーチとは違うところのようですね。
ティナちゃんが居ないし。
どんだけお金持ちなんだ。

>次回
謎の3人の少女はいったい・・・。
ロックくんの変装に400ニコル!

では


[No.3133] 2015/08/16(Sun) 16:54:42
女の子は誰でも (No.3133への返信 / 3階層) - 九条神樹

プリキュアになれる、というのは、プリキュアシリーズの
一つのテーマ的な部分でもありました。もちろん実際には
『なれない子』も多く存在するわけで、例えばフレッシュの
ミユキさんとかそんな感じでしたけどね。
ただ、今回のように明確に『なりたいけどなれなかった』という
描写を織り込んでくるというのは、なかなか大胆な、シリーズ
全体への切り込み方であるのかもしれません。

劇場版NSシリーズの主人公であるあゆみは、プリキュアに憧れて
いるけど「なれない子」でしたが、結局はプリキュアになることが
できました。
そこではいわば『女の子は誰でもプリキュアになれる』幻想を維持
する方向の物語作りをしていたわけですが、今回のゆいの処理は
『なりたくてもなれない子もいる』『でもそれでも意味はある』
という、大袈裟に言うと新しい方向性にシフトしていったのかな、
という気もします。

このあたり、もっと掘り下げてみたい気もしますが、でもあまり
こだわりすぎると重たくなりすぎるかな、とも思うので、
今回くらいでちょうどいいのかもしれませんね(笑)。


[No.3134] 2015/08/22(Sat) 19:20:44
★☆第29話『ふしぎな女の子?受けつがれし伝説のキー!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

新アイテムの販促回。とはいえ、流れとしては前回を受けて次回へ
つなぐ、一連の中盤のクライマックスに位置付けられ、販促回
だからと言って特に浮いた感じはなかったように思います。

本編は、先代プリキュアの記憶の作り上げた世界に迷い込んだ
はるかたち、という舞台で繰り広げられたエピソードに
なりました。
先代はいずれもなかなか印象的なキャラで、今回限りだとすると
ちょっともったいない感がありますね(笑)。

先代フローラはストレートな正統派美少女。
プリキュアシリーズで、「主人公キャラが正統派美少女」という
デザインって意外に少ない気がします。だいたいはるかのような
小動物系というか(笑)。あるいはなぎさや咲のような活動的な子、
という感じですかね。
そのまんまの美少女キャラだと、やはり一年シリーズを引っ張って
いくためにはインパクトが足りないのかもしれず、そういう
意味では、先代フローラはゲストプリキュアだからこそできる
デザインと言えるかもしれません。

先代トゥインクルはフェミニンな容姿のサバサバ系という感じで、
そのギャップが面白く、仮に『先代プリンセスプリキュア』の
番組があったとしたら、いいキャラになりそうでした(笑)。
先代マーメイドのイメージだけは当代のマーメイドとあまり
変わっていないかも。まあ、ゲストキャラをあまり濃いキャラに
してしまうのも問題でしょうしね。

展開的に仕方ないのですが、今回トワがいなかったことで
名乗りシーンが三人バージョンだったのは、やっぱりちょっと
寂しい気はしますね。
まあ、四人バージョンの名乗りで「Go!」としか言わない
スカーレットもそれはそれでなんだか……とは思うのですが(笑)。

しかし先代プリキュアたちはグランプリンセスになれたの
でしょうかね。グランプリンセス絡みの展開が終盤にあると
したら、もう一度その意味を教えてくれるような形での
再登場もあり得るのかも?

さて、内容としては、キーを奪われたはるかたちが、失意の中から
立ち上がるまでを描いたもの。

「プリキュアになりたくてもなれない」状況を描いたという
意味では、前回のゆいの問題とリンクしているともいえそうです。
ゆいの秘められた思いを知ったのはトワだけで、はるかたちは
ゆいの失意と決意を知らない、というのが、さりげなく今回の
お話に効いている気もしますね。

プリキュアの力だけに頼ることなく、自ら絶望に立ち向かう
勇気を得たはるかたちですが、考えようによってはそれは既に
ゆいが得ていたものともいえ、彼女の特異性が際立つ形になって
いるかもしれません。

次回は全編バトル展開になりそうです。ロックの行く末もそろそろ
気になりはじめますね。


[No.3135] 2015/08/23(Sun) 09:41:53
★☆第30話『未来へ!チカラの結晶、プリンセスパレス!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

新商品の販促会兼ロックとの決着回。
と言ってもロック自身はまだ生存しているようで、その処理が
気になるところでもありますね。

クローズを倒した時に見せたようなフローラの悲しげな表情が、
今回ロックを倒した時には見られなかったのはやや残念。
そのあたりは押さえておくべき描写だったのではないかという
気もします。

さて本編は、クローズ戦を思い出させる迫力あるアクションが
堪能でき、中盤の一つの山場にふさわしい画面作りがなされて
いました。
相変わらず脚の描写にこだわりを持ってるなという感じで(笑)、
構図もアオリ気味に足を強調したものが多かった気も。まあ
フェティッシュな意味だけではなく(笑)、そのほうが殺陣の
迫力も増しますかね。
こうしたパースを強調した戦闘は、特撮などの実写ではなかなか
見せづらく、アニメならではの楽しみ方なのかなという気も
します。

仲間はいらず、自分は王になるのだという主張を前面に押し出した
ロック。従来から、行動の端々からそういった彼の考え方の片鱗は
うかがえてはいました。とはいえ、もう少しはっきりとあらかじめ
明示していてもよかったかもしれませんね。

「王」になるというロックの目標は、「プリンセス」になるという
はるかたちの夢と対応させうるもの。それだけに、「王」と
「プリンセス」の理想の違い、その在り方の違いについて
論じてほしかった気もします。意図的になのかどうなのか、
「王」というロックの単語に対してフローラたちは特に反応して
おらず、その辺はちょっと残念だったかも。

その代わり、「他者はどうでもいい」というロックの考えに
対して、はるかたちの「みんながいるからここまで来られた」と
いう部分での対比は鮮やかに成されていました。今回のポイントは
王・プリンセス論よりも仲間論にあったといえるのでしょうね。
プリンセスパレスの起動条件自体、みんなの心が一つになったから
出現した、というものでしたから、そういう意味では一貫した
構成だったのでしょう。

パフ・アロマ・ゆいにもそれぞれの描写が割り振られ、「みんなの
力」という表現に説得力を与えていましたが、逆にいうと
みなみときららのキャラとしての存在感は、その分割を食った
ところもあったかも(笑)。「ここは俺に任せて先に行け」の
パターンが、スカーレットとアロマにしか適用されなかった
ですからね。全員が一回ずつそのパターンを使えればよかったの
かもですが、まあ時間が足りなすぎますね(笑)。

プリンセスパレスでの新必殺技はいかにも「プリンセス」らしい
華やかでお姫様感あふれたものですが、技としてのビジュアル的な
インパクトにはちょっと欠けていたかも。
まあ、巨女召喚してぶん殴るとか、でっかいバラで食い殺すとか
まで行くとやりすぎかなという気はしますけどね(笑)。

次回、なんとあの男が復活?
やはり改めて救済浄化の流れになるのでしょうか。


[No.3136] 2015/08/30(Sun) 09:48:39
☆★第31話『新学期!新たな夢と新たなる脅威!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

新学期ということで学校生活の再開と同時に、ストーリー上も
様々な新展開要素が盛り込まれたエピソードになりました。
……盛り込みすぎて、ちょっとざっくり片づけすぎた要素も
なくはなかったですが(笑)。おもにロックの部分が(笑)。

ロックの正体が妖精で、操られていただけだった、というのは
比較的重要な部分と思われます。それだけに、回想で、しかも
かなりさらっと流すだけと言うのは、ちょっと視聴者に対して
不親切だった部分はあるかもしれませんね。一話見逃した?と
思ってしまう視聴者もいるかも(笑)。
せめてアバンでその描写をきっちりするべきだったかも
しれませんね。

まあ、今回のメインはやはりクローズの復活。
再生怪人のくせに強い(笑)という、インパクトの強い再登場
でした。
クローズを浄化できないまま倒してしまったことは、やはり
作品上も引っかかる部分でしたから、改めて改心させるという
流れになるのかもしれません。

もっとも、クローズを倒した時に顔を曇らせたフローラが、
今回再登場したクローズ相手に全くためらわず攻撃を仕掛けに
行ったのは、ちょっとどうなんだろうなという気もします(笑)。
また、そのフローラの悲しみ自体、クローズを倒した回以降では
全く触れられることなくスルーされてきたのも、あまり落ち着きが
良くはないですね。
そのあたりははるかのキャラ描写の深いところにも関わってくる
話ですし、もう少し丁寧に見せてもよかったかも。

はるかの描写ということで言えば、今回はゲストキャラのはなえに
対して将来の夢を見つけてあげていました。
夢を応援する、あるいは夢を守るというだけではなく、夢を与える
という側に回ったはるかの成長ぶりは見て取れますね。冒頭の、
先生に褒められたという場面もまたはるかの成長を語るものと
しての予備的描写の意味もあったのでしょう。

花を武器にするゼツボーグに対し怒るフローラに、「花は枯れる
もの」と、相変わらずの正論を言ってくるクローズ(笑)。
それに対し「花は何度でも咲く」と返すフローラの言葉は
主人公らしい強さを示すものでした。しかし、そこへさらに
もう一段、「絶望も同じように何度でも現れる」と再び返した
クローズの言葉はなかなか面白く、絶望の戦士としての彼の
存在の大きさを語るものであったように思います。

もう一点のポイントはやはりカナタ。
はるかの夢という見せ方で再登場への準備が為されましたが、
ラストに登場した謎のシルエットとの関係も気になるところ
ですね(笑)。
妙に強いクローズの再生ボディが実はカナタを使っていた、とか
だったらちょっと怖かったですが、さすがにそれはなさそう
ですかね。

次回はみなみの許嫁話。
「自分にとって迷惑な夢でもプリキュアとしては守らなければ
ならない」というのは、深く考えると結構シビアな問題かも(笑)。


[No.3139] 2015/09/06(Sun) 09:47:45
★☆第32話『みなみの許嫁!?帰ってきたスーパーセレブ!」★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

自称許嫁に振り回されるみなみの主役回。
コメディリリーフのキミマロが大暴れするエピソードになるかと
思っていましたが、その内実は、キミマロを当て馬にした、
はるかとみなみのカップリング回でした(笑)。

本来はソサエティの異なる、上流階級のみなみ・きらら(そして
トワ)と凡人のはるか、という組み合わせのズレからくる面白さは
本作の最初からの骨子ですね。
ただ、もう折り返しを過ぎた今の時期に、もう一度繰り返すような
話なのかな、という感はなくもないかも。はるかも、ここまで来て
まだみなみの仲間としての自分に自信が持てないでいるの
だろうか、という気はします。もっと初期の、1クール目あたり
なら落ち着きがよかった話かも。

ストーリー的には前述のように、キミマロを踏み台にして
はるかとみなみの交流が描かれたお話なのですが(笑)、いわゆる
百合的なはるみなという絡みは作品内でそれほど大プッシュされて
きたわけでもなく見えます。もちろん、みなみがお化け怖い回とか
それっぽいエピソードもあることはあったのですが、基本的には
「みなみからはるかへの感情」、という表現だったように
思います。

はるかには基本的にカナタ(あるいはゆうき)がいるので、
なかなか百合推しにはしづらい空気ではあるのかも。

ですので、キミマロの許嫁が自称だと知ってホッとするはるか
(しかもそれをアロマに突っ込ませるという明確化)という
今回の描写は、「はるかの方からみなみへの感情」をはっきり
描いたという点でも興味深いものがありますね。

キミマロをただの嫌われ役にせず、彼なりの誠実さと真摯さを
きっちり見せていたの好感の持てるところです。
はるかをみなみから遠ざけよう、という今回最大のヤバい部分も、
これを最初に言いだしたのは、キミマロ本人ではなくて、お付きの
人なんですよね。そういったセリフ配分も配慮されているなという
感想を持ちます。

ただ全体的には、キミマロをネタにして弾けるギャグ回というには
ちょっとパワーが足りず、またはるかとみなみの交流を深める回と
いうには今度は逆にキミマロが目立ちすぎて、ややどっちつかずに
なってしまったような気もします。
良く言えば、ゲストキャラをしっかり立たせた上で、その絡みで
既存キャラの絆を深めるという、バランスの取れたエピソード、と
いうこともできますが。

次回は何とシャムールのメイン回?
プリンセスレッスンもあまり有効に活用されていませんが、
主役回となればちゃんと目立てるかな?


[No.3141] 2015/09/13(Sun) 10:03:28
★☆第33話『教えてシャムール♪願い叶える幸せレッスン!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

今回はまさかのミス・シャムール回。
まあ実際、シャムールもプリンセスレッスンも、作中ではあまり
有効に使われていたとはいいがたい部分もありますので(笑)、
そういったバランスの調整という意味ではいいエピソードに
なったと言えるかも。

シャムールのメイン回と合わせて、元ロックである妖精クロロの
描写を行った回でもあります。しかしクロロに関しては、以前
ロックからクロロに戻ったという描写も回想でさらっと
流されたりと、なんとなくしっくり落ち着いていない印象。
今回も一応クロロが柱の一つではありますが、さほどうまく
掘り下げができていたともいえない気がして、妙な座りの悪さを
感じもします。かといって全く描写しなければ、やっぱりそれは
変なわけですけど。

まあ、普段語られないシャムールの一日、という部分にスポットを
置いて見ると、なかなか楽しい回でした。
メイクという今回のポイントも確かにプリンセスとしてのレッスン
らしく、それをシャットのメイクと合わせて話を作ったあたりは
上手く持って来たなという感じ。

何よりも、例え敵であっても落ち込んでいたら相談に乗る、という
シャムールの姿勢は教師としてふさわしいものであり、彼女の
包容力の大きさを強く印象付けました。まあ展開自体は完全に
ギャグなのですけど(笑)。でもそのギャグ展開が不自然ではないと
いうのは、シャムールとシャットという二人のキャラクターが
それぞれ持つ説得力と言えるでしょうか。
さらに、その教師であるシャムールにおいて、最後に自分も
色々なことを学んでいる、というセリフを言わせたことも
良い後味を残しましたね。

いずれの点に置いても、「グランプリンセスとしてどうある
べきか」というあるべき論に関し、かなり具体的な概念の提示が
見られたエピソードでもあると言えるでしょう。

シャットの扱いは本当に便利キャラになっており(笑)、彼を
登場させるだけで話が膨らむようなポジションになって
きましたね。
シリアス一直線のクローズとは対照的で、お互いの存在がお互いを
引き立てているというような効果を生んでいるでしょうか。
こういうキャラになった以上シャットの生存は可能性が高いと
思われますが、クローズの方はどう処理するのか、という部分に
関しても興味が高まるところです。

次回は今回に引き続きはるかのメイクのお話に?(笑)
そういえば確かに、今回だけでははるかのメイク問題は解決して
いませんでしたね(笑)。


[No.3143] 2015/09/20(Sun) 09:58:08
三毛なのにクロロとはこれいかに? (No.3143への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

う〜ん、ミス・シャムールって、パッドから時々抜け出しているんだったら、人間体で町の人々となじみになっている設定の方がなんかしっくりくるし、わざわざライバル視しているグループが猫じゃなくても和装と洋装のお店にしておけば、もう少しはっちゃけたお話になっていたのかも?
当然、和装組がキララちゃん&トワちゃん、洋装組がはるかちゃん&みなみちゃんというギャップありの方向で・・・。

まあ、あれだけ自信過剰だったロックくんのなれの果て・・・もとい光墜ちしたクロロくんを絡ませるエピも必要とは思うのですけど、やっぱり、別の回の方で、プリキュア側での決意と後方支援を見せてもらいたいですにょ。

>はるかちゃん
プリキュア側の「狂言回し」ですね。
いちいちリアクション付きで驚いてます。

>みなみちゃん、キララちゃん、トワちゃん
差しさわりのない進行に参加しています。

>ゆいちゃん
もう、パフのお守でただ居るだけ状態。

>シャットさん
ホント、敵側での「狂言回し」が確定してますね。
クローズさんが真面目(?)に悪役しているキツさを上手く中和してますもん。

>次回
はるかちゃんは、ナチュラルメイクを取得できるか?

では


[No.3144] 2015/09/20(Sun) 20:04:07
クロロの扱い (No.3144への返信 / 3階層) - 九条神樹

クロロはロックであった時の記憶がないわけですね。
それはクロロに免罪符を与えるためには必要なことかも
しれませんが、もう一度クロロとしてのキャラ立てを
し直さなければならない、ということも意味するような気も
しますね。既に3クール目も半ばの現時点で、そこに取る尺が
あるのだろうか、と思わなくもありません。

まあ今回がそのためのクロロメインエピソードだったのかも
ですが、それにしてはあまり十分に目立ってはいなかった気も
しますね。シャムールの存在感が大きいので(笑)。

ゆいとクロロと、ポジション的にちょっと微妙なkチャラが
二人そろったというのは何らかの意味があるのかなという気は
しますが。それこそ最終戦で、クロロの力でゆいが変身する
展開にとか……ないかな(笑)。


[No.3145] 2015/09/26(Sat) 21:18:57
★☆第34話『ピンチすぎる〜!はるかのプリンセスコンテスト!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

カナタの捜索はもちろん、メイクの問題を引き継ぎ、前回からの
継続性が強いエピソードでした。
もっとも、前回はシャムールがメイクの良さを教えるという
お話でしたが、今回はメイクよりももっと大事なのは笑顔、と
いう流れになっていたのは、若干不調和気味かも
しれません(笑)。まあ、ケースバイケースな話ではあるの
でしょうけどね。

きららのメイン回でしたが、きらら単独というよりは、きららと
はるかの関係性に重点を置いて構成されたエピソードになって
いました。
その意味では前々回32話のみなみ回に対応されるものでしょう。
ただ、32話のみなみの許嫁のようなゲストキャラをおかずに、
シンプルにきららとはるかの二人だけにスポットを当てていた分、
輪郭がはっきりして、よくまとまったお話になっていたと
思います。

はるかの保護者(笑)としてのきららとみなみのポジションは
強調されてきましたが、はるかもただ見守られているだけでは
なく、独力で歩いて行ける子だと描かれてバランスが取れて
いました。はるかの吸収力というか対応力は、前々から
すごいものがあったのですけどね(笑)。

はるかだけではなく、心に余裕ができたきららの姿なども丁寧に
描写されており、それぞれの成長を丹念に拾った回という感じ
でした。
はるかのことは気になりつつも、仕事自体は完璧にこなすきららの
姿はやはりプロ意識に満ちたもの。はるかの素人感丸出しで、
それゆえに存在感のあったモデルと相互に引き立てあった形の
描写になっていたのかもしれません。

安易にはるかがグランプリという形にならなかったのも妥当な
ところでしょう。
ただ、書類選考のあのはるかの写真で通るくらいなら、むしろ
この大会で求められているのは、キレイ系の子ではなくて
はるかのようなキャラクターではないかという気もするの
ですが(笑)。

トゥインクルは久しぶりのソロバンク変身。改めて見てみると、
やはり作画も演出も、トゥインクルの変身は気合の入り方が
違いますね(笑)。

しかし、驚いたのは次回予告。
……カナタ、もう見つかるんだ(笑)。
てっきり、今回の冒頭のような星占いパターンで何話か引っ張り
続けるのかと思っていましたが、結構展開が早いですね。


[No.3146] 2015/09/27(Sun) 09:54:02
う〜ん、今回作画がネックでしたね。 (No.3146への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

ところどころはるかちゃんが太ましかったり、かんたん作画だったりとちょっちいまいち感がありましたにょ。
まあ、プリキュアシリーズの十八番「走れメロス」的なタイムリミットのお話も今回は斜め上を行く展開で、楽しかったですけどね。

>はるかちゃん
歴代ピンクのDNAは受け継がれてますね。ピンチの時こそ本領発揮ですもん。

>きららちゃん
今回は、はるかちゃんのサポートに徹してますね。
社長さんから変わったって言われてテレテレ。

>みなみちゃん&トワちゃん
みなみちゃんはみんなの保護者です。
トワちゃんははるかちゃんの優しさに付け入る策士です。

>ゆいちゃん
ナイスフォローのグッジョブです。

>かなた王子
バイトでチョコレート王子の中の人だったってオチが欲しかったですね。

>次回
やっぱり、行方不明の王子様は記憶喪失ってのが定番なんですかね?

では「


[No.3147] 2015/09/27(Sun) 19:30:12
映画 (No.3147への返信 / 3階層) - 九条神樹

プリキュアシリーズは年に二本も映画を作っていますから、作画
リソース的な意味でも結構大変なんだろうな、とは思います。
フィリピンの作画チームも、最近はさすがにかなり良くなって
きているとは思いますけど、やっぱり現場は厳しいのでしょうね。
今年の映画は三本立てになっていますが、現場的にはそれは
手間がかかることなのか、それとも多少は楽になっているのか、
素人にはわかりかねるところではありますが。

はるかが追いつめられると逆にパワーを出す、というのは、
ドレスづくりなどのエピソードでも見えていたことで、彼女の
本質なのでしょうね。
「プリンセス」という概念が、そういったバイタリティあふれる
存在であるべきかどうか、というのはあまり問題ではなくて(笑)
それははるかの、「人」としての魅力の部分なのでしょうね。


[No.3148] 2015/10/03(Sat) 21:39:41
★☆第35話『やっと会えた・・・!カナタと失われた記憶!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

やっと会えたカナタは記憶を失っていた、という王道展開。
カナタが記憶を保ったそのままの状態で仲間になると、頼りに
なりすぎますしね(笑)。
もっとも、ディスピアが先に復活した際、カナタに関して
自信ありげな様子だったのは気になるところ。ただのハッタリ
だったとしたら、ディスピアちょっと情けないですし(笑)、
もしかしたら、カナタに何らかの埋伏の毒が仕込まれていたり
するのかもしれません。

カナタの記憶を取り戻そうと四苦八苦するはるかたち、という
本編。目の前にでプリキュア変身や思い出のバイオリン、また
初めて出会った場所の再訪など、できることは全部一話で
詰め込んじゃいましたね。
そして、そこまでやってもまだ思い出さない、というのは
それこそまさにゼツボーしそうな状況かもしれません。
ストップとフリーズは、むしろそっちの方向でゼツボーグを
生むべきだったかも(笑)。

バイオリン職人の錦戸さんの再登場や、錦戸さんに対してちゃんと
謝罪するトワ、また出会いの場所をもう一度訪れるなど、今回は
これまでのストーリーを丁寧に再回収してきたお話でした。
錦戸さんに謝罪できたトワでしたが、カナタにはまだ謝ることが
できない、という部分は、うまく相互に引き立てあった要素に
なっていましたね。

かつてはるかがカナタに勇気づけられた場所で、今度ははるかが
カナタを励ます、という立場を変えたリフレインも効果的
でした。さらに、今度は自分が、小さな女の子に対して
「プリンセスになる」という夢を後押しする、という形で、
はるかの成長を象徴的に綺麗に描いており、総じて今回は
描写が細やかで丁寧であった印象を受けます。

ただ今回はこれでいいとしても、今後のカナタの立ち位置は
どうなるんだろうという感じはしますけれど。終盤には
もちろんキーになるのでしょうが、しばらくは放置になるのかな?


[No.3149] 2015/10/04(Sun) 09:45:32
ご指導ご鞭撻、よろしゅうな!って・・・あれ? (No.3149への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

まあ、状況証拠がか〜な〜りそろっているから、カナタ王子が「鳥や犬や猫がしゃべってる〜〜〜!!!」っていう前フリがなかったけど、もし、そっくりさんな一般人だったという選択肢はなかったのかな?

>はるかちゃん
プリンセスVSプリンセス戦をタイマンで戦ってますね。

>トワちゃん
カナタ王子がらみだと泣き顔が多いですね。

>みなみちゃん、キララちゃん及びゆいちゃん
ナイスサポートです。

>カナタ王子
1話では記憶は戻らないようで・・・。
まあ、ポジションとするとジョー岡田さんとかブルーさんのようなみんなを見守るお兄さんってとこかしら?(ライダーでいう藤兵衛さんね。)
でも、ゆいちゃんの役割とかぶる気がします。
あと、錦戸さんのところに居候ですかね。

>ゼツボーグ
トワちゃんも持ってるけど、ドリルをドリルとして使う発想はなかったですね。
また、錠前がメガネに見えて、メガネプリンセスとも見えなくはないですね。

>次回
みなみちゃんが主役のようですね。
ティナちゃんも登場のようです。
また、ゲストはどこかの魔法科高校の姐さんを彷彿しています。

では


[No.3150] 2015/10/04(Sun) 11:48:21
カナタ探索編 (No.3150への返信 / 3階層) - 九条神樹

とでもいうべきシリーズが展開されるのかと思いmしたが、割と
簡単にカナタが見つかり、そして簡単に本人と特定されて
しまいましたね。いやもちろん、たとえば今回のカナタが、
ディスピアの魔力か何かで作られた代わり身だとか、そういう
可能性もあるのかもしれませんが(笑)。

ただいずれにせよ、カナタ関連ではあまり引っ張らなかったな、と
いうのはちょっと意外なところかもしれませんね。物語の
ウェイトの置き方として、カナタ関連はあり程度重視しても
いいのでは、という感じはあるのですが。

まあもちろん、現状の扱いでも十分カナタはポイントになっていますけれどね。
あまり行方がどうの、という部分で引っ張るより、出会って
それからどうするのか、というところを重視したのでしょうかね。
それはある意味、引きにはなるけれど中身は伴いにくい行方探し
展開よりも、真摯なお話の作り方ともいえるのかも。


[No.3153] 2015/10/10(Sat) 20:15:11
★☆第36話『波立つ心・・・!みなみの守りたいもの!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

みなみの個人回。
夢をテーマにする本作の中で、みなみの夢は少し希薄な
感じがする、というのは視聴者も多く感じていたところだと
思います。
あまり触れずにそのまま流すのかと思っていましたが、ちゃんと
そのポイントを押さえて描写してくるエピソードが用意されて
いましたね。

グループの中に入って人のために尽くすというみなみの希望は
みなみ自身のやりたいことなのか、という問いかけは、いつか
誰かがしなければならないものであったでしょう。
それを為せるのは、ある程度大人で、また外部の人間であるのが
妥当でもあるでしょうし、今回のゲストキャラ・北風あすかは
適任な位置づけとしてうまく造形された感じでした。
「みなみ」に対する「北風」というネーミングも示唆的ですね。

海藤グループに入るという従来のみなみの夢自体を否定する
ものではなく、それも十分価値があるとはっきり示した上で、
別の選択肢を提示するという流れも、強引にみなみの考えを
変えようとするものではなく、好印象でした。

今回だけでみなみは答えを出さず、あくまでその気持ちに
さざなみを立てるだけにとどまっていたのも、無理やりな
急展開ではなく、じっくり今後を描いて行こうという意図を
感じますね。
あすかといったん別の道に分かれ、それでも一瞬振り返る
ラストシーンのみなみの姿は印象的でした。

おそらく、このみなみの物語はさらなる展開が用意されている
ものと思われますね。あすかもいずれ再登場しそう。
迷った末にやはり海藤グループに入る、という展開でも構わない
わけで、選択肢の幅をもって考える、ということ自体が重要な
わけですね。

本筋のみなみ関連以外では、はるか一行に同道するようになった
カナタの存在が目を引きます。でも、スタッフ的には結構
カナタの扱いに困ってるかなという感じも(笑)。
ゆいも意図的に役割を振らないと埋没してしまいがちな位置ですし
そこに同じよううに(現状では)一般人枠のカナタをもう一人
増やすのは大変そうですね(笑)。

そのゆい、今回はちゃんとみなみの家族に会わせてもらえ
ました。……以前は一人だけハブられていましたからね(笑)。
はるかが海藤家のセレブな雰囲気に飲まれていたのに、以前の
経験値もないゆいがそれほどでもなかったのは、ゆいの大物ぶりを
示すものでもあるでしょうか(笑)。

次回ははるかたちが演劇をするお話。
ロミオとジュリエットは今週のニンニンジャーのガジェット
でした。一週、タイミングが惜しかったですね(笑)。


[No.3154] 2015/10/11(Sun) 09:37:39
今週のニンニンジャーのガジェット (No.3154への返信 / 2階層) - 暗之云

> ロミオとジュリエットは今週のニンニンジャーのガジェット

しかも声はキュアピーチの中の人(沖佳苗)という…。

閑話休題、

> 海藤グループに入るという従来のみなみの夢自体を否定する
> ものではなく、それも十分価値があるとはっきり示した上で、
> 別の選択肢を提示するという流れ


ここは余計なストレスを感じずに済んだ半面、「ヌルい」という印象も少々ありました。両親も知っている(認めている)海洋学者と位置付けられたから、仮にみなみがそちらの道に向かうとしても両親の強硬な反対などは無さげな感じです。

まあストーリー全体の中ではメインと言い難いみなみの成長物語への時間配分を考えると、これくらいが妥当かもしれません。


[No.3156] 2015/10/12(Mon) 23:51:58
もぎたてフレッシュ (No.3156への返信 / 3階層) - 九条神樹

思えばキュアピーチことラブも、敵幹部であるイース/せつなとの
ロミオとジュリエット的な関係を築いていましたね(笑)。
こちらはハッピーエンドでしたが。

みなみの進路。
これまでずっと抱いていた目標が一話でころっと変わって
しまっても、それはそれでやっぱり不自然かなという気は
するかも。
まあみなみはあれでもまだ中2ですし、そのくらいシンプルでも
いいのかもですが(笑)。
ただ、キャラクター性ということで考えれば、みなみはじっくり
自分の中で熟成させながら考えをまとめていくタイプかなという
感じはしますし、そういう意味ではみなみの個性に合わせた
見せ方という気はします。

この流れはおそらくもう一話くらい使ってくれるかな、という
期待がありますし、そこでの着地の仕方も楽しみにしたいところ
ではありますね。


[No.3157] 2015/10/17(Sat) 18:45:26
★☆第37話『はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

終盤の捻りによって秀逸な完成度になったエピソードでした。
カナタがそのまま平野くんの代役として出場して終わり、という
だけでは陳腐以下のお話になっていたかもしれませんね。
ですが、きっちりとクラスみんなの団結と平野くんの存在を尊重し
最後までやり遂げた結末により、綺麗にまとまった展開に
仕上がっていました。

はるかが冒頭でジュリエット役に選ばれたときに、クラスの
みんなにはそれぞれやりたいことがある、という描写を
さしはさんでいたのも、この展開へ向けて効いていましたね。
まあ、ジュリエット役やりたくないからみんな裏方に
逃げたのでは、と見えなくもなかったですが(笑)。

今回はカナタとはるかの関係を深めるエピソード。それだけに、
そのカナタをあえてロミオにしなかった、という変化球は
意外性もあり、ストーリー的にも誰の株も下げずに終わった
感心すべきポイントでした。
カナタが好意からとはいえ平野くんの役を奪ってしまっていたら、
カナタの評価は下がってしまっていたかもしれませんね。
しかし平野くんが演じるべき、という主張を、カナタと親しい
はるかの口から言わせる、という描写は、彼女の主人公性を
際立たせていました。

舞台上で転んでしまった平野ロミオに咄嗟のアドリブで駆け寄る
はるかの姿は、演出家のりこの言う通り「ジュリエットを理解
した」役者の行動であると同時に、舞台の完成に向けて必死な
はるか自身の姿でもあったでしょう。
思わずガラスの仮面始まったかと思いましたが(笑)。

そのようにカナタを舞台からは外した作劇でありながら、
ラストシーンも含め、要所要所できちんとカナタとはるかの
関わりを作っており、この二人の存在感をしっかりと打ち出しても
いましたね。

ドラマパートに時間を割いた分、バトルパートは短くなってしまう
わけですが、その短いという制約を逆に利用したカウントダウン
展開も、緊迫感を持たせ、画面作り的にも視聴者を引き込む
いい工夫でした。
ゼツボーグでも機械が濡れたら壊れるのか、というのはちょっと
面白いところでしたが(笑)。

そのように完成度の高いエピソードだったのですが、次回予告で
登場した謎の誰かさんの姿で全部持って行かれた感が(笑)。
復活後の彼はずっとシリアス担当だったのに(笑)。


[No.3158] 2015/10/18(Sun) 09:45:03
ゲストが「あすか」なので、ちょっち、こそばゆいですね(笑)。 (No.3154への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

カキコが遅れてすいません。
さて、ゲストの北風先生はメジャーな海洋学者で学術一辺倒という感じでしたが、やっぱり、パーティ会場には、作業着姿ではなく女子力全開なフォーマルなドレスで登場して欲しかったかも。
だって、みなみちゃんの心をゆらすキャラであるなら、大人の女性としても礼儀を踏まえているところが欲しいところですもん。

>みなみちゃん
昔からの夢と新たなる夢の可能性の天秤ですね。
まあ、あのお父さんだったら、修業期間として、数年の自由は認めてくれそうですし、現代のようにネットが網羅されていれば、執務室以外でも決算や決済はできると思うんだけど・・・?

>みなみパパ
みんなを守るためなら責任者としてゼツボーグに立ち向かえる人物のようです。
瞬時に敵と理解って立ち向かうってことは、今は引退したけど、昔はヒーローしていたんでしょうか?
海の道を司る男として?(笑)

>みなみママ
名前が「ますみ」となってました。
スタッフの遊びが入っていますね。

>プリキュアチーム
ゆいちゃん今回はバブられなくってよかったね。

では


[No.3159] 2015/10/18(Sun) 10:00:44
有名すぎる悲劇をだいたいひと言のあらすじで異世界人に解説。 (No.3158への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

みなみちゃんときららちゃんってば、はるかちゃんのようにざっくりではありますが、あらすじを言わないと・・・異世界人のカナタ王子にシンデレラとか竹取物語といっても全く知らないんだからねぇ・・・。
ほら、聞いてるそばからカナタ王子はポカンとしてるし・・・。

閑話休題

今回は、時々遠坂さんやアイエフちゃんの声が飛び交っていると思ったら・・・。
ゲストの古屋さんのCVって、植田佳奈さんだったんですね。
ただ、ノーマルのキャラがゆいちゃんとかぶっていますにょ。
いっそのこと、ゆいちゃんを古屋さんに置き換えて、「ゆいちゃんってこんなキャラだっけ?」と彼女が普段見せない姿をみたたかったにゃ〜。

閑話休題2

たしか、はるかちゃんの天敵(笑)のゆうきくんもクラスメートだったはず。
はるかちゃんのメイン回にするんだったら、彼がロミオ役にぴったりなのにあえて、ゲストの平野くんにしたのはどうしてなんでしょ?
ゆうきくんは、カナタ王子のライバル(?)なんだからそれだけ印象をづけを強化しないとねぇ・・・。

>はるかちゃん
今までのプリキュア演出だったら、絶対にカナタ王子に振っていたと思うんだけど・・・。
また、カナタ王子が不在であれば、ゆうきくんが「俺が手伝ってやるよ。」と練習に付き合って、代わりにロミオをやっていたかも?

>ゆいちゃん
今回はどう見ても、ゆいちゃんが監督も兼ねるはずのシナリオです。

>ゆうきくん
今回はどう考えてもロミオ役です。

>カナタ王子
やっぱり、頼れるお兄さんのポジションですね。

>みなみちゃん、きららちゃん、とわちゃん
完全に脇です。

>次回
う〜ん、件の男の子ってどっからどう見てもクローズさんなのはバレバレなんですけど、なんか制服を着崩し過ぎで(校則違反!)、ヤンキーっぽいのは、きららちゃん以外は警戒して受け付けないんじゃ?

また、夢を応援されなかったトワちゃんは?(まさかのボッチ扱い?)

では


[No.3160] 2015/10/18(Sun) 11:36:24
確かに (No.3159への返信 / 3階層) - 九条神樹

パーティ会場でのあすかは、ちょっと場にそぐわない感じだった
かもしれませんね(笑)。
もっとも、みなみにとっては、そういった「型にはまらない」
あすかの姿にも感銘を受けたのかもしれませんが。はるかとはまた
違った意味で、みなみにとっては自分の世界と価値観を壊して
くれる人物像があすかだったのでしょうね。

みなみの家族も割とキャパシティが大きい感じでした。
あすかを上げるからと言って別にみなみの家族を下げるわけでも
ない、という作風が気持ちいいし、優しいですね。
そのように、みなみにとっては特に障害がないということが、
逆に完全に自分の意思だけで道を開かなければならないという、
ある意味で障害なのかもしれませんけれど。


[No.3164] 2015/10/24(Sat) 19:11:28
そういえば (No.3160への返信 / 3階層) - 九条神樹

ゆうきの使いどころに関してだけは、今回は問題が残ったかも
しれませんね(笑)。ゆうきをロミオ役に配意すれば、より
はっきりはるかとの関係性が描けたのでしょうけれど。でも
ゆうきではそれほど必死に芝居に打ち込む、という動機づけに
説得力が欠けそうですし、難しいところだったのかも。
でも、それでも今回は、何らかの形でゆうきを登場させるべき
エピソードではあったかもしれませんね。
まあ、ゆうきは終盤に何らかの形で主役エピソードがあるのかも
しれませんけれど。

きららとトワ。
シンデレラというと、スマイルの劇中で絵本の世界に入った時の
ことを思い出しますが、あの時はみゆきとれいかでシンデレラと
王子さまでしたね。
今回もきららとトワでそう配役すればいいのに、とちょっと
思わなくもなかったですけど、まあそれはちょっと濃すぎる
かな(笑)。


[No.3165] 2015/10/24(Sat) 19:46:06
★☆第38話『怪しいワナ・・・!ひとりぼっちのプリンセス!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

黒須くん登場でコミカルな話になるのかと思いきや、意外に
シビアで重い展開になりました。いや黒須くん自体は面白かったの
ですが(笑)。実在しない絵本展のチラシとか、黒須くんが自分で
作ったんだろうなー、とか(笑)。

夢は呪いに似ている、とは某有名なセリフ。
思えば、今回の冒頭のゼツボーグがヒーローロボ型であったと
いうのも、夢と呪いの表裏を象徴的に示したものともいえるのかも
しれません。

その夢のために孤立することもある、という事実を突きつけた
のは、これまでも正論でぶん殴ってきたクローズらしい精神攻撃
でした。
実際クローズの黒須としての行動は、その表面を見れば完全に
夢を応援するナイスガイそのもので(笑)、その行動自体は
筋が通って見えるのが面白いところでしたね。
悪の幹部が夢を応援し、それが結果的に味方の弱体化につながる、
という流れだけでも捻ってあって楽しいのですが、そこから
さらにもう一段の展開を用意してある構成。

夢によって孤立したというクローズの言葉を自力で跳ね返す
はるかの成長はクローズ自身も認めた通りで、はるかの強さを
示すもの。
しかし、彼女は敵によってではなく、最大の味方によって、
しかも善意でとどめを刺される、という非常に皮肉な展開が
待っていました。
悪意に対しては無敵なはるかに致命的な毒を与えたのは善意、と
いう素敵な嫌味(笑)は、ヒロイン像の何たるかについても考え
させてくれますね。

カナタが記憶喪失という設定は、過去の経緯を十分に知らないまま
目の前の過酷な戦いを見せられてしまったら、そういう反応も
するだろう、という流れを導き出すために妥当なものであったと
いえるでしょうね。
もちろん、戦うのをやめてプリンセスになることを諦めれば
目の前の事態が改善する、というわけではないのですけれど。
でもカナタ自身がかなりいっぱいいっぱいであるということは
示されていましたし、何よりもはるかのことを純粋に思っての
行動であるということが、余計にその言葉を重くしています。

他の人とは異なり、明らかに現実離れしているはるかの夢は、
それを励ましてくれる人がいたからという点に置いて支えられて
いたというのは、確かに危ういバランスでした。そこを突いてくる
今回の展開は、いい意味で悪趣味で(笑)、そして同時に、必要な
ポイントでもあったと言えるでしょうね。

誰かのためにではなく自分のために、という部分で、はるかが
再起しうるのか、というところが次回の見どころになるの
でしょうか。

カナタに美味しいところを持って行かれてしまったクローズ
ですが(笑)、彼の作戦もなかなか丁寧で興味深いものでした。
特に、ゆいまでをはるかから引き離した、という部分が面白い
ですね。クローズが以前一度敗れた時、その原因ともいえる存在
だったのは、まぎれもないゆいでした。そこを思い出すと、確かに
ゆいに対して警戒しても不自然ではないわけですね。

ゆいは黒須くんのデートの誘いに対してけっこう反応して
いましたが、もしクローズが改心するような流れなら、ゆいとの
関係もキーになるのかもしれませんね。

しかし、いいところで次回は一週お休み。
長い二週間になりそうですね(笑)。


[No.3167] 2015/10/25(Sun) 09:51:40
★☆第39話『夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!』★☆ (No.3128への返信 / 1階層) - 九条神樹

ニンニンジャーもでしたが、続きが気になるところで一週
待たされる焦らし展開でしたね(笑)。
さて、本編はタイトル通りの復活回。戦闘時もプリキュアネーム
ではなく、本名で呼び合う姿が象徴的な、「はるかとしての」
復活でした。
変身できた時のはるかの名乗りがむしろ抑え目で静かだった
ことが、なおさら視聴者の感情を揺り動かす効果を上げて
いましたね。

夢に向かって頑張るきっかけをくれたカナタによってその夢を
否定されたはるか。しかし、夢は自分の中にあり、そして
これまでに築いてきた多くの出会いや経験がその礎となっている、
という気づきからの自力復活を成し遂げました。

今のはるかの後押しをしてくれたのが、幼いころのはるかの
ビジョンだった、という描写も印象的。夢をバカにされて泣いて
いた、しかしそれでもプリンセスになりたいと思ったかつての姿が
今のはるかを奮い立たせるという見せ方で、今だけではなく、
昔のはるかをも同時に救済を与えたということができるかも
しれません。

トワもはるかに対し、自力で立ち直っちゃうなんて、と言って
いましたが(笑)、誰かに与えられたものではなく自分自身の夢で
あることへの気づきなのですから、あくまで自分で立ち上がるべき
流れだったわけで、妥当な見せ方でしたね。

そしてそのはるかの夢に励まされてカナタも復活。
かつてはるかの夢を応援してくれたカナタに、今度ははるかの
方から夢を与える、という対応になっているわけですね。
王子様に助けられているだけがプリンセスなのではなく、
王子様さえ助けてこそのプリンセス、という見方もできるかも
しれませんね(笑)。

しかし、今回示されたのは、あくまで夢の大切さと、そして
それを抱き続けることへの勇気、でしかないとも言えます。
その肝心の夢の中身、「プリンセスとは何か」については
やっぱり漠然としたままで、今一つ具体的になっていないようにも
見えますね。

もっとも、今回の話を全体として見れば、「夢を抱き続けることが
できる人がプリンセスである」という捉え方もできそうです。
プリンセスになることが夢であるはるか、そしてその夢を見続けて
いること自体がプリンセスの条件、であれば、まさにはるかの
プリンセスへの夢は自家発電あるいは永久機関の様相を呈し、
そこに彼女のパワーの根源を見ることができるのかも。

ストーリー的な部分だけではなく、今回はアクションも非常に
見ごたえがあり、さすがに3クール目のクライマックスに
ふさわしい内容だっと思えます。
ストップとフリーズを花弁で包んで放り投げたり、スティックを
消されてからのマーメイド・トゥインクルのスティックを得ての
二刀流など、工夫された殺陣が楽しく、引き込まれるものが
ありましたね。

クローズも相変わらずの顔芸を見せてくれて(笑)、プリキュア
たちに負けない存在感を示してくれていました。今回は
プリキュアたちのパワーアップ回なわけですから、対抗する
敵役にも一定の怖さや迫力がないと、うまく引き立たないわけ
ですからね。そういう意味では、シャットは何だったんだろうと
いう感じではありますが(笑)。

次回は再びホープキングダムへ。事態の経緯が語られそうです。
シリアスな感じの内容になりそう、と思わせておいて、トワの
ぽんこつ顔がいいバランスを取っていましたが(笑)。


[No.3174] 2015/11/08(Sun) 09:42:47
カナタ(仮)からはるかちゃんへの夢の否定 (No.3167への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

超パワーアップの前の主人公の精神的ズンドコ落としの回ですね。
それもトドメは、クローズさんからではなく味方と思われたカナタ(仮)の一言だったとは・・・。
カナタ(仮)は、はるかちゃんたちからはカナタであっても本人は自分が何者か理解らない人物だってことを忘れがちでした。

とんだ伏線があったものです。

夢を否定され、変身解除で一人さまようはるかちゃんの明日はどっちだ!

では


[No.3175] 2015/11/08(Sun) 10:06:14
やっぱり、超パワーアップ回は、神作画ですね〜♪ (No.3174への返信 / 2階層) - そうりゅう あすか

はるかちゃんの精神的ズンドコから復活までのテンポの良いバトルシーン、花びらがこれでもかと舞い散るシーン、お顔のウェザリングからチーク増量と枚挙をいとわない神作画の嵐ですにょ。

そして、さらにカナタ(仮)からカナタ王子への完全復活!!

もうこれで何も怖くない?

>はるかちゃん
ズンドコのバッフクラン顔から満点の笑みまで、色々見せていただいて眼福でした。
復活の変身シーンもXライダーの変身みたく徐々に変わっていくも良いです。
でも、こういう時こそ「プリキュア変身者」から生まれるゼツボーグを経て、超パワーアップを見せてもらえたらいいなと・・・。

>みなみちゃん、きららちゃん及びとわちゃん
あの後、はるかちゃんのズンドコ中、色々かまったんでしょうね。そのシーンがなかったけど。
それでもダメだったというのがよくわかります。

>ゆいちゃん
こういう時こそ、1回限りのはるかちゃんゼツボーグを倒すためにキュアフローラ代行で、変身させてあげたいですよね。
ただ、はるかちゃんとは同室で一番近しいだったはずなのに朝みんなと鉢合わせして一緒に探しに行くというのは・・・。
単なる演出ミスかそれとも・・・?

>カナタ王子
ようやくの完全復活です。

>クローズさん
カナタ王子を知らなかった?

>シャットさん
やっぱり、お相手はとわちゃん。
因縁は何かあるのかな?

>次回
ホープキングダムで何かが起こる?

では


[No.3176] 2015/11/08(Sun) 10:55:45
物語的に (No.3176への返信 / 3階層) - 九条神樹

かなり大きなクライマックスでしたからね。演出も作画もそれに
合わせて、しっかりとキレのある描写を用意してくれ、堪能する
ことができた回でした。
夢の存在は誰かによるものではなく自分自身が源泉なのだという
気付きは、そのまま最終回に持って行ってもいいほどの
テーマ性で、本作の一つの集約点でもあったのでしょうね。

ただ実際ここまではるかが覚悟完了してしまうと、仰るような
「プリキュアから生まれる絶望」はなかなかもう見られないかも
しれませんね。まあ、今回のいばらの森がそのはるかの絶望に
よって育まれたものではあったのですが。
プリキュアから怪物が生まれるパターンは、ハートキャッチ以降は
意図的に抑えているのかなという気もします。見てみたい気も
するのですけどね(笑)。


[No.3178] 2015/11/14(Sat) 20:53:04
いい意味で (No.3175への返信 / 3階層) - 九条神樹

凄くいやらしい展開ですよね、最大の味方によって絶望
させられるって(笑)。しかも悪意からではなく、カナタの純粋な
思いやりの心が結果的に最悪を生み出してしまった、というのが
また輪をかけていやらしいところです(笑)。スタッフはこの展開を
打ち合わせていた時に、きっとすごくいい笑顔をしていたに
違いありません(笑)。

もっとも、はるかは、いつかはカナタによる動機づけから卒業し、
自分自身の夢としてとらえ直さなければいけなかったのは確か。
それを考えると、自然に出てくる展開ともいえるのかも
しれませんね。


[No.3179] 2015/11/14(Sat) 20:56:28
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