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昨日、術後4年目の検診に行ってきました。 MRIの画像には、白い腫瘍の影はかけらも見えませんでした。 結果、次の定期健診は2年後でよいでしょう、ということにまりました。 ”聴神経腫瘍”という病気からは卒業ということなのだと思います。 結局、あとは後遺症とのお付き合い。 担当医は一応問診の時に顔面麻痺耳のことなど聞いてはくれますが やはり脳外科の先生ですから、専門外のことになりますもんね。 「瞼が垂れてきて…」というと、苦笑されました。 健側も垂れてるじゃない…と言いたかったのだと思います。 加齢とともに健側の瞼も垂れてきてるのは自分でもわかっているのですが、 健側は意識すれば上がる。患側はどんなにしてもそのまま。健側を上げた時の無残な顔。(・・;) こういう微妙な、本人にしかわからない麻痺の状態は経験した人にしかわかってはもらえないと痛感します。 耳もしかりです。 そとから見て耳鳴りや片耳失聴なんてわかりませんからね。 耳鳴り…どんな音がする?とかって問診で聞かれますけど、 どう表現してよいかわからない類の雑音。それにそれを聞いて何の解決になるのだろう…とかって思ってしまいます。 と、後遺症の関して、おそらく死ぬまでの付き合いになるのだろう…という無念感が先行するとこんな思いに。 だけど、10時間にも及ぶ手術をしてくださったDr. そして脳神経外科の手術としては腫瘍全摘という内容。 患者に後遺症を起こさせようなんて思って執刀してくれたわけではないのだから 感謝する気持ちを持たなければ… という思いも。 こんなシーソーみたいな気持ちの揺れ動きをしながら これからも過ごしていくのだと思います。 時々前向き 時々沈没。 [No.1869] 2015/07/25(Sat) 11:10:07 |
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