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   読みました! - 氷野一樹 - 2009/08/06(Thu) 20:23:17 [No.112]
Re: 読みました! - 松原(管理人) - 2009/08/07(Fri) 17:34:43 [No.113]



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読みました! (親記事) - 氷野一樹

松原さん、こんばんは。
「魔法使いとその弟子 35〜48」を拝読させていただきました!

ミステリーとファンタジーを掛け合わせたような、独特な世界観の中で揺れ動くキャラクターたちの物語を楽しませていただきました。
レイテとガラン、人間を超越した魔法使いと誇り高きドラゴンのやり取りはもうそれだけで圧巻でした。ドラゴンのイメージとして荘厳というのがあったので、荒々しい言葉づかいをするガランにそれを連想することができませんでしたが、だからこそ正体がわかった時は「クライマックスだな」と。
グレースは普段のイメージと戦闘描写や激昂したときのイメージギャップが激しく、またレイテにはあまりない体術兼用の魔法というスタイルが新鮮でした。キャラクターの区分がはっきりしていてインパクト大です。
ストーリーの流れもわかりやすくて、新しい問題が出てくるときは適度な情報が簡潔に小出しに出たりして、長編にも関わらず混乱して流れが頭の中で途切れてしまうことが一切ありませんでした。
語る側だけでなく、語られる側の信念をもくみ取った上でのストーリー、その場にいるような錯覚を受けるほどリアリティに富んだ文章に圧倒されました。
そして、レイテらしいユーモアな終わり方の締めが、激闘が終わったことを文章での終了宣言以上に感じさせてくれました。しっかし「石のように硬いビスケット」なんでどうやったらできるんでしょうね(笑)

大長編でしたが、もっと読みたくなるような、読み応えがあって面白い小説でした。
まだ番外編が沢山あるのでそちらの方もかなり楽しみにしています。
それでは、失礼いたしました。またお邪魔させてください〜!


[No.112] 2009/08/06(Thu) 20:23:17
Re: 読みました! (No.112への返信 / 1階層) - 松原(管理人)

氷野様へ

こんにちは!

「魔法使いとその弟子」を読んでくださり、感想まで。ありがとうございますっ!

ガランは人の姿でいるときは、自分がドラゴンであることを知られたくなかったのかもしれませんね。
ドラゴンの爪や牙、そういったものすべてを誇りにしていたのでしょう(……なんて、今そんな風に思ったり)
レイテとグレースでは魔法の使い方もタイプが違いますね。その辺り、ちゃんと書き分けていたようで嬉しいです。
長い話なので、混乱しやしないかと思っていましたが、そういうこともなかったようでホッとします。
それにしても、締めは何でしんみりと行かないんでしょうかね、この師匠と弟子たちは(笑)
まあ、この師匠と弟子たちだから、私も付きあえて最後まで書けたのだと思います。
色々と風呂敷を広げたときには、最後まで書けるだろうかと心配したものですが。

読み応えがあったというお言葉に、作者は思わず昇天しそうです。
褒め殺さないでください(笑)

夏本番といった感じで、暑くなってきましたね。
お身体に、どうぞお気をつけくださいませ!
それでは、嬉しいお言葉の数々、誠にありがとうございましたっ!


[No.113] 2009/08/07(Fri) 17:34:43
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