松原さん、こんばんは。 「魔法使いとその弟子 番外編2」を拝読させていただきました。
いい意味でシリアスさが全くなく、抱腹絶倒でした。 レイテのつっこみは短いのにツボにはまるのは、あまりにも的確過ぎるからなのでしょうか。グレースとルーという、優れたボケ役がいるからというのもあるでしょうが。ナルシストで強いのに、それが型なしになるようにしっかりとオチがついているのも楽しかったです。 特にグレースは個人的に本当に面白いキャラクターだと思います。食べ物の件しかり、インタビューしかり。「飯、食わせてくれ」という台詞は、前置きが前置きだっただけに発言のあまりのずれっぷりに声を出して笑わせていただきました。
それと「最後の物語」も拝読させていただきました。 グレースとミーナの結婚式や、最大の謎であったルーの生い立ちなど、最後に相応しいような話ばかりで引き込まれました。 誘拐犯の過ちが雪崩式に歯車をおかしくしたんですね…ルーの生い立ちはもう、何と言ったらいいのか。しかし結果的にレイテにとってもルーにとっても互いに出会ったこと自体は幸福なのだとは思いますが…。 解釈は読者によって分かれるところだと思いますが、起こった事実の中では最良の結末を迎えられたのかな、と思います。 前にも書いた気がしますが、松原さんの話はいろいろ考えさせてくれるので読み終わった後も強く印象に残ります。
本編の大団円、感動しました!前回の投稿で本編が解決したかのように書いてしまいましたが、今回の2話も含めて中身の濃い話を堪能させていただきました。とても楽しかったです! それから、今更ですが30万ヒットおめでとうございます。闇鍋企画、楽しみにしています!
それでは、連続投稿を失礼いたしました。またお邪魔させてください〜
[No.114] 2009/08/13(Thu) 01:10:33 |