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電脳スタビライザー「パドック」Mark3

 ここは矢的八十郎の個人サロンと、「帰ってきたウルトラマンFCスタビライザー」のメンバーズサロンを兼ねた掲示板です。

 掲示板開設を特撮ファン仲間中心にお知らせしたため、特撮系の話題が中心になっていますが、特撮やSFの話題だけではなく、時事ネタや教育の話題など幅広く扱っていきたいと思います。

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それでは楽しくやりましょう。

(2012/12/09追記)管理人は、最近まとまった文章を書き込む余裕がなく、日常の発言をツイッターに頼っています。最新の発言は以下をご覧ください。
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ウルトラマンメビウス第20話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第20話「総監の伝言」

凶暴怪獣 アーストロン
マケット怪獣 ウィンダム
宇宙凶険怪獣 ケルビム 登場

放映年月日2006/8/19

脚本:長谷川圭一
監督:小原直樹
特技監督:鈴木健二

ベムスターに次いでアーストロンの登場!謎に包まれた総監が登場するのかどうかも気になるところです。

第20話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.602 - 2006/08/19(Sat) 15:23:14

Re: ウルトラマンメビウス第20話 / 小春一番 [関東]
こんにちは、新伴さんにこちらの存在をお聞きし、漫画喫茶にて拝見した上で、初めて書き込ませていただきます。

自分は怪獣が大好きという観点で、ウルトラシリーズを視聴し続けていますが、『メビウス』は折角かつての名獣が登場するのに、人間ドラマの方にばかり力点が置かれ、かませ犬のように扱われているのが非常に残念でなりません。
今回メインとなっていた総監話も何度かありますが、この作品において、総監の正体探りがそんなに重要なエピソードなのでしょうか(一部ネタバレスレッドで盛り上がっている、総監=ゾフィーなら、ちょっとだけ重要かもしれませんが…)?
以前『忍風戦隊ハリケンジャー』でシュリケンジャーの人間体をかつての戦隊出演者が次々と演じ、その正体で興味を惹くという展開がありましたが、それは彼がハリケンジャーやゴウライジャーと同じ目的で戦う第六の戦士というスタンスがきちんと描写されていたからこそ、劇中人物同様、視聴者もその正体に興味を惹かれたのだと考えます。
それと比較すると、『メビウス』において何の役に立っているのか一切描かれていない総監の正体探りに時間を割いて、怪獣の扱いはというとウインダムを躍らせたり、アーストロンを平社員のように擬人化する、怪獣をナメた扱いにしている点に今回はひどくがっかりさせられました。
隊員同士の絆を描くことをテーマに掲げている以上、(内容の薄い)人間ドラマ重視の傾向は続くのでしょうが、せめて過去怪獣の扱いを、もう少し吟味してほしいと切に願います。

No.603 - 2006/08/20(Sun) 02:45:40

どもです(^^)/>小春一番さん / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
御挨拶が遅くなりました。
改めて歓迎申し上げますm(__)m

さて、ご指摘の通り『メビウス』最大のネックは、怪獣の扱いにあると思います。
せっかくの復活怪獣が『レオ』初期の侵略星人同様、「青春チームGUYS」の乗り越えるべき目標以上の役割を与えられていないのは大変残念です。しかも『レオ』の星人たちは決して没個性ではなく、最初から明確に設定されたライバル役という制限の中で目一杯の個性を発揮していたわけですが、『メビウス』の復活怪獣はオリジナルの強さや個性を別に持ちながら、GUYSのライバルという設定に足を取られすぎてスポイルされていることは確かだと思います。

また、僕の主観ですが、新怪獣についても今一つ印象に残る敵役が登場せず、物足りなさを感じます。

僕自身は『メビウス』の薄さを感じさせる人間ドラマはこれで良いと思っていますが、怪獣の魅力やメビウスとの迫力ある死闘をGUYSの成長ドラマと両立させることは出来なくはないと思っていますので、もうしばらく期待してみようと思います。

不満を並べましたが、ここまでこの掲示板で述べられてきたように『メビウス』には評価すべき点も多々あると思います。自分もウルトラファンを長くやってきて、「大人の事情」や「舞台裏」が何となくちらついてはいますが、できるだけ楽しみながら『メビウス』後半戦にも付き合っていきたいと思います。

さて、型通りの挨拶ではありますが、本掲示版メニューのHOMEをクリックの上、当掲示板のルールをご確認ください。

それでは、今後ともよろしくお願いしますm(__)m

No.616 - 2006/09/02(Sat) 17:42:48

Re: ウルトラマンメビウス第20話 / Takuji [近畿]
たしかに、アーストロンなんかのストロングスタイル怪獣であれやられると引きますね。この間のベムスターなんかは僕的にはOKだったのですが。

GUYSのドラマに関しては、僕も今のところほどよいさじ加減だと思います。確かにつっこみ所満載なのですが、あまり小難しくなっても本来の視聴者である子供達にわかりにくいものとなってはいけないでしょう。

確かに過去のウルトラシリーズにおいては子供には分りづらいものも多々ありますし、後になってその本質を理解することもありますが、そういった作品をもってウルトラシリーズの本筋とは言えないとおもいます。マックス、メビウスのように単純明快なドラマ仕立てのなかでは、ステレオタイプな隊員像を立てることにより、今のところほど良い感じになっていると思います。

No.625 - 2006/09/09(Sat) 02:32:21
【お詫び】宇宙戦艦ヤマトクイズ / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
お詫びです。

2004年9月に和光市で開催された宇宙戦艦ヤマトオンリーの同人誌即売会「ヤマトパーティー」において、当スタビライザーもサークル参加しました。

この際、旧刊「宇宙戦艦ヤマト再入門百科」に加えて、脇役キャラクター・ゲール将軍を中心にした十数ページの小冊子を制作していたのですが、ハードディスクのクラッシュにより刊行が不可能になり、やむなく新刊予告のチラシを配布しました。
このチラシに載せた宇宙戦艦ヤマトクイズの正解を、同年10月にこの掲示板で告知する旨をお知らせしたのですが、このころ本業がバタバタしてしまい、その後は冬コミケモードに突入してしまって、そのまま今日に至るまで棚上げにしてしまいました。

今さらながらですがお詫び申し上げます。

まずは、ここにそのクイズを再録しますので、この掲示板で初めて見る方は挑戦してみてください。
後ほど正解をUPします。


1 記念すべきTV版第1作のファーストカットは?

  a かなたから迫るガミラス艦隊
  b レーダースクリーンのアップ
  c 宇宙を行く沖田艦と地球艦隊
  d 地球のアップ
  e 宇宙空間

2 完成作品(現在ソフトで視聴できるバージョン)の中で使われた台詞は?

  a 「ヤマトを守れ!ヤマトは宇宙の良心だ!」(デスラー)
  b 「進、お前、それでいいんだ…」(古代守)
  c 「本当にご苦労だった」(沖田艦長)

3 第1作TVシリーズでシナリオにあったが完成作品でカットされたのは?

  a 太陽系を突破したヤマトが銀河に出ると、前方から銀河系が迫ってくる。
  b 宇宙空間でヤマトが転覆の危機に見舞われる。
  c ブラックタイガーが波動砲口から発進する。

4 第1作劇場版は後発のシリーズのどれにもつながっていないと思われます。その理由は?

  a 古代とデスラーとの間に面識がない。
  b 南部が戦死している。
  c ラストでヤマトが退役している。

5 次の特撮キャラクターで、第1艦橋に「同じ声の人」がいないのは?

  a ザラブ星人
  b ロボット刑事K
  c アメリカンヒーロー・UFOマン
  d アイゼンボーグ・立花愛
  e ゴア

6 ある劇場映画でヤマトと共演した怪獣は?

  a ガメラ
  b ゴジラ
  c ギララ
  d バルタン星人
  e ガラモン

7 石津嵐版「宇宙戦艦ヤマト」におけるヤマト艦内の組織で実際にあったのは?

  a 宇宙言語解析班
  b 艦内治安部隊
  c 波動砲専任隊

8 第1作劇中で、ドメルがゲールに対して「しなかったこと」は?

  a 火のつかないゲールのライターを「役立たず」と皮肉った。
  b ゲールがそろえたと思われる基地の調度品を「悪趣味」と罵倒し叩き壊した。
  c 泥酔して荒れているゲールから酒を取り上げ「馬鹿者」と一喝した。

9 次のアニメ関係者で、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズを通して一度も参加していないのは?

  a 笹川ひろし
  b 富野由悠季
  c 辻真先
  d 金田伊功
  e 安彦良和

10 「宇宙戦艦ヤマト」の「TV版第1作から完結編にいたる歴史」で、ヤマトの攻撃で絶命したのは誰?

  a デスラー
  b ズォーダー
  c スカルダート
  d ベムラーゼ
  d ルガール

遅くなってすみませんでした。正解編でまたお会いしましょう。

No.619 - 2006/09/03(Sun) 12:02:11

宇宙戦艦ヤマトクイズ正解発表1 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
では、遅まきながら正解を発表します。


1 記念すべきTV版第1作のファーストカットは?

  b レーダースクリーンのアップ

いきなりの宇宙戦争シーンから始まった第1話。僕は再放送組ですが、このインパクトは忘れられません。


2 完成作品(現在ソフトで視聴できるバージョン)の中で使われた台詞は?

c 「本当にご苦労だった」(沖田艦長)

 パート1第24話で目的地を前にした沖田艦長が、クルー一同をねぎらう艦内放送の名シーンですが、TVでは「ありがとう」の部分が、劇場版第1作では上記の台詞に差し替えられていました。この劇場版はTV放送時に劇場版独自の展開だった部分がTVシリーズに準じたものに変更され、件のシーンもプリントによって「ありがとう」と「ご苦労だった」が錯綜しているようですが、現在の映像ソフトではcの台詞に落ち着いています。

 なお、aは『宇宙戦艦ヤマト完結編』において、本来はデスラー艦VSルガール円盤母艦の第2ラウンドがあり、デスラーがヤマトを救うシーンでの台詞でしたが、公開作品ではカットされたものです。
 bは『新たなる旅立ち』で、コスモタイガー隊を指揮していた古代進が、戦況から兄・守の水雷艇の援護を断念して部隊を反転させた時、結果的に見捨てられた形になった守が、進の指揮を誉めた台詞です。このあと真田技師長がコスモタイガー隊に替わって守を救う展開につながるのですが、このシーンも陽の目を見ていません。
 ヤマトシリーズは、全長版を作ってから公開に合わせてカットをほどこす例が多く、しかも関連書籍やコミカライズ作品ではカットされたシーンを公表しているため、幻のシーンが多数存在していました。a,bはその例です。

 長くなったので、第3問以降はまた改めてm(__)m

No.622 - 2006/09/08(Fri) 07:34:33
しかしウルトラマンは負けない! / バンバラバンバン [関東] [ Mail ]
本日近所のレンタル屋が半額デーのため、『帰マン』のDVDを2枚借りてきました。やっぱナックル星人前後編は何度観ても、感動と空しさで複雑な気分になりますね。思いきり車にはねられる坂田さん、車に引きずられるアキちゃん。そして道路に横たわる2人の何とも言えない空間…。ため息しきりです。逆に初代マンとセブンの新マン救援シーンは、あまり時間が長くないのに強烈なインパクト。未だにリアルタイムの印象が強くて、思わずカキコしてしまいました。
No.558 - 2006/07/04(Tue) 19:57:13

Re: しかしウルトラマンは負けない! / ゴキブリハンターメモー [四国] [ Mail ]
 バンバラバンバンさん、はじめまして。(鋼鉄ジーグ?)
 ナックル星人は、ウルトラマンが死んじゃうと小学館の学習雑誌(学年誌というのですか?)に載っていたので幼心に刺激的でした。

No.560 - 2006/07/05(Wed) 18:00:42

どもです(^^)/>ゴキブリハンターメモーさん / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
大変遅くなりましたが、歓迎申し上げます。
個人的に大変御無沙汰いたしておりますm(__)m

これは、バンバラバンバンさんへのレスにもなりますが、『帰ってきたウルトラマン』37,38話のインパクトは、本放送時から大変なものでした。
再生怪獣の登場、坂田兄妹暗殺、ウルトラマンの戦死(?)、そして初代ウルトラマンとウルトラセブンの来援と、今の視点で見ても信じられないほどの密度を持った作品で、とても一口では語り切れません。
坂田兄妹の死には功罪がいろいろとありますが、大人の事情による退場を逆手にとってこれほどインパクトのある作品にしてしまった作り手の真剣さは誰も否定できないと思います。

また、様々な特撮ネタその他で盛り上がれれば幸いです。今後ともよろしくお願いします。
(なお、発言559は削除させていただきました。書き損じについては御自分で削除していただければ幸いですので、御協力をお願いしますm(__)m)

No.618 - 2006/09/02(Sat) 20:49:28
ウルトラマンメビウス第16話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第16話「宇宙の剣豪」

宇宙剣豪ザムシャー
宇宙海人バルキー星人
サーベル暴君マグマ星人 登場

放映年月日2006/7/22

脚本:赤星政尚
監督:原口智生
特技監督:原口智生

第16話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

本日のキー局での放映は、プロ野球オールスター戦に伴い、放映時間帯が変更になります。(関東地方は16:30より)ご注意ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.572 - 2006/07/22(Sat) 14:48:59

しまった! / 矢的八十郎
オールスター戦中止のため、いつもの時間に放映されたようです・・・

ただいま出先(TT)

No.573 - 2006/07/22(Sat) 18:06:38

Re: ウルトラマンメビウス第16話 / 夕凪参謀 [関東]
 今年、というか平成ウルトラ2回目の撮りそこない(TT)

 なんで主力機で失敗するときに限って、予備機も容量不足になっているんだか…、普通の時刻も仕掛けてあったのに…

 ちなみにTHE武者の戦歴には、ファイヤー星人主従とかツルク星人とかは入ってるんでしょうか?

No.576 - 2006/07/23(Sun) 16:29:28

戦力集中一点突破 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 今回は真面目に批評を書きます。

 今回の話は非常に微妙なポジションに位置し、OKと見るべきか駄目駄目と判断すべきか迷いました。

 OK根拠
1)今回の状況は掛け値なしの地球の危機である。
2)GUYSが総力を結集している(ように見える)。
3)怪獣ザムシャ(その他)は今回の危機的状況の一翼ではあるが全体ではない。その結果視野の狭いザムシャの理屈に対するメビウス側の立場が明確になった。
4)バラバラになった彗星群を迎え撃つGUYSの動きを『絵』で説明し、実際に目で見える形で見せたことは高く評価できる。

 駄目駄目根拠
1)努力と熱意と工夫の大量投入にも拘らず、ウルトラマン側のドラマと人間側のドラマが大きく遊離している。またツルギのネタ、ヒカリのネタ、メビウスのネタまで含め、ウルトラマン側ドラマに無駄なテレが見られて気恥ずかしい。またザムシャの言い分や勝負を分けたオチの小細工が過ぎて、年少の視聴者にどこまで理解できたか心配である。
2)基本設定に反する描写がたくさんある、いちいち挙げないが。
3)状況全体の関わる場(地球、ないしはその一角)と状況の対している場(GUYS基地の敷地内)のギャップが凄まじいほどに激しい。GUYS基地以外の描写がないために説得力を大きく減じている。
4)マグマ星人(兄弟)やバルキー星人、シルバーシャークなどが特に再登場するべき意味がない。パロディのためにパロディしている印象を残した。

 緊迫感あふれる本編の演出が有無を言わさない流れを生み、引っ掛かりを強引にすっ飛ばしてラストまで落とし込んだ印象である。嫌いではないが評価は消して高くはない。世間の狭さと連続して舞い降りる幸運の一個連隊、過剰に投入されたマニアネタの数々にはがっかりするしかない。

 イメージ的にはこうだ。
 巨大な花瓶、ごく狭い範囲の足3本で全体を支えている。当然だが足と足の間隔は狭い。過剰な装飾のせいで花瓶は重く、そのの重心は高い。だが辛うじて重心が3本の足の間の真上の範囲にあるため、バランスが取れていて倒れない。
 倒れさえしなければ過剰装飾でもそれなりに魅力が生まれる。だからこの花瓶は嫌いではない。嫌いではないが、ちょっとのミスで土台もろとも倒れてしまうような花瓶を手放しで高く評価することは出来ない。

 戦力を一点に集中すれば巨大な破壊力を生むが、他の部分は犠牲になる。賢いやり方ではない。

 

No.582 - 2006/08/03(Thu) 23:52:13

Re: ウルトラマンメビウス第16話 / 米金敏三 [関東]
>新伴仙司さん

>>年少の視聴者にどこまで理解できたか心配である。

 自分の日記にも書きましたが、うちの娘(小学1年生)には理解できてませんでした。
 幼い頃から特撮番組は古典的名作から新作まで山ほど見せているので、うちの娘の特撮番組の鑑賞力は、日本の平均的な小学1年生の能力を上回っているんじゃないかと思うのですが(親バカ?)。

No.583 - 2006/08/04(Fri) 06:17:38

Re: ウルトラマンメビウス第16話 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
> 米金敏三 様
> 日本の平均的な小学1年生の能力を上回っている

 『上回っている』じゃなくて、『大幅に上回っている』です。恐らく3倍程度にはパワーアップされていると思います。不思議界に入ったら4倍です。将来が心配、もとい、楽しみです。いやマジで。

No.584 - 2006/08/04(Fri) 21:46:51

どもです(^^)/>米金敏三さん / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
個人的には存じ上げておりますが、こちらでは初めてになりますね。ようこそおいでくださいましたm(__)m

お嬢様への「英才教育」の件はいろいろともれ承っておりますが、我々の世代もまだまだこれからです。
こちらでもまたディープかつ初心者にも優しい特撮ヨタ話で盛り上がれればと思います。

今後ともよろしくご参加ください。

No.617 - 2006/09/02(Sat) 20:36:10
ヴァルナ星発見! / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
…って6年も前の話でした。

冥王星の分類変更に伴う一連の騒動で脚光を浴びているカイパーベルト天体群ですが、関係の記事を検索しているうちに、リストの中で気になる名前の星を見つけました。

2000年にアリゾナ大学スペースウォッチプロジェクトによって発見されたヴァルナです。

天体ナンバーは縁起のいい20000番ジャストのキリ番!
冥王星より外側に位置し、283.20年かけて太陽の周りを一周する直径約600km(文献によってかなりの誤差あり)のカイパーベルト天体で、密度は水とほぼ同じですからおそらく氷の固まりと思われます。

表面重力0.15m/s^2で地球の約65分の1、脱出速度は0.39 km/sですから音速程度で宇宙へ離脱できます。
どうやら「ヴァルナの重力に比べれば無いも同じだ」という新星拳の台詞はただのハッタリだったようですね(^_^;)

(ところどころ意味不明という方は、本サイトのトップメニューに戻られた上で、スターウルフFCプラネットヴァルナというコンテンツを参照してください)

No.615 - 2006/09/02(Sat) 17:21:50
八十郎さんへ / 小春一番 [関東]
21話の感想スレッド、まだぁ〜? ジタバタ(c唐沢なをき)。
No.609 - 2006/09/01(Fri) 05:42:43

【運営】停滞をお詫びいたします / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
まずは、ここしばらくの停止状態をお詫びいたします。

本掲示版の管理人は、決して怠け者ではありませんが、さほど根性があるほうでもありません。

今後もスレッド立てやレスポンスが滞る場合はあると思います。そういうときは本業や家事でへばっているか、何かの理由で精神的に落ち込んでいるか、シャレにならないほど忙しいか、病気や家庭の事情等のシリアスな事情のどれかです。(今回はへばってました)

というわけで、ご希望されても動けない時は動きません。ここは義務感の薄い管理人がダラダラと仕切る場所であることをご承知置きください。(無論、御協力いただいている分をお返しする努力はしていますし、続けます)

とはいうものの、早急な管理人発言やスレッド立てをご希望される状況というのもあると思いますので、そのような場合はメールで御一報ください。

以上、よろしくお願いします。

No.612 - 2006/09/02(Sat) 01:15:21
メビウス劇場版公開前に思うこと / 小春一番 [関東]
40周年記念作というイベントで、変身前の歴代4人と6兄弟が揃うというのは結構なことですが、なんとかあとひとふんばり(あと数人の役者さんへの交渉)して、メビウス&ウルトラ10兄弟(『80』終了直後の小学館の書籍では、このフレーズが使われておりました)を実現して欲しかったと、強く思います。特に、近年萩原佐代子さんがマスコミ露出したことで、ハヤタ〜ユリアンまでを揃えることが可能な状況にあっただけに、余計に惜しまれます。
ウルトラマンもしくは円谷プロ50周年の際には、その夢を叶えて欲しいと願っています。

No.610 - 2006/09/01(Fri) 19:37:48

ススメ!ウルトラ10兄弟 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 今や『10人ライダー』の全員集合が物理的に不可能であることを考えると、可能なうちに機会を見つけて試みて欲しい、と思うのはけっして贅沢な望みだと思いません。レオとユリアンが何とかなるなら後は…。

 ちなみに小生としては50周年でなくても、41周年記念で実現しても一向に構いません(^^;)。スタッフが「プレミアは特別な年に」なんて思ってるなら何とか悔い改めてもらいたいモンです。

No.611 - 2006/09/01(Fri) 23:43:19
ウルトラマンメビウス第19話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第19話「孤高のスタンドプレイヤー」

宇宙量子怪獣ディガルーグ 登場

放映年月日2006/8/12

脚本:太田 愛
監督:小原直樹
特技監督:鈴木健二

コミケットでバタバタして、スレッドを立てるのが遅れましたが、今からでも19話の御感想があれば、このスレッドにお願いします。

初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.601 - 2006/08/19(Sat) 15:18:45

Re: ウルトラマンメビウス第19話 / 小春一番 [関東]
三方向に射出する新武器を開発した途端、三つの本体を持つ怪獣が出現! 「どんだけGUYSに都合を合わせて怪獣が飛来するねん!」というのが、正直な感想です。
一ファンが、大変失礼な言い方をしますが、今回の太田さん、前回の川上さんと、以前の作品では非常にユニークな観点でシナリオを書いていた方々が、『メビウス』では非常に凡庸になった印象を拭えません。なまじ昭和ウルトラシリーズと地繋がりという設定が、自由な発想を封じ込めているような印象を強く受けました。

No.604 - 2006/08/20(Sun) 02:56:02

この御恩は生涯忘れるものではありません / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 今回登場の怪獣、えーと怪忍獣アゴンもどきには、ナイスフォロー賞を奉げたい。

 まずその能力、あたかも新兵器、えーと、何たらショットに合わせたかのような三位一体分身術を駆使して、特に何するでもなくデモンストレーションをして見せるその潔さには感心させられる。登場のタイミングではGUYSの内紛で攻撃してもらえそうもないと知るやさっさと姿を消し、作戦を立てる時間と内紛の精神的決着をつける時間をくれるところなど、その慈悲深さには伏して感謝すべきである。出現場所でも、最初は都市部に降り立って見せながら、次は何たらショットで狙いやすい(攻撃の結果が視聴者に伝わりやすい)平坦な荒野に出現し、この点でもGUYSの都合にあわせてフォローをしてくれている。ついでに言えば、衛星軌道上にまで撤退しておきながら再度ほぼ同じ場所(日本列島の中央部という意味では誤差の範囲)に出現しており、この怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどきの気配りの深さには特筆すべきものがある。
 その上GUYSの攻撃で完全にとどめを刺されるような気の訊かないこともせず、きちんとメビウスの、えーと、何たらバージョンに倒されるところなど、見世物というものの構造をよく理解している。プロレスでは相手の技を全部受けて、その上で勝ってみせるのが正しい道なのだそうだが、今回の怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどきはそれを無言で実践して見せてくれた、まさにプロのやられ役だ。食餌がどうとか繁殖がこうとか、生物的な現実感が全くないのも潔い。多分、今回の怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどきを送ってきたのは、イヂワルなヤプール人とは真逆の、ご都合星人なのだろう。

 徹頭徹尾、GUYSのドラマ(^^;)の都合にあわせた行動を取るこの怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどきの頑張りと場を読む能力を、とかく演技力や気配りに不自由なGUYS役者陣は見習うべきである。

 ありがとう、今回の怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどき。
 君の名は絶対に忘れない、絶対に、絶対に忘れないよ。

No.605 - 2006/08/20(Sun) 11:50:40

Re: ウルトラマンメビウス第19話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
いやいや、ちゃいます、ちゃいます、違います。
あれこそがテッペイくんの「こんなこともあろうかと!」なんですよ。ああいう怪獣の出現を予め予期していた彼は人知れず新兵器の開発をしていたんですね〜〜。いや〜〜、お仕事熱心だなぁ〜〜。。。。

それに今回の怪獣、えーと、怪忍獣アゴンもどきby 新伴先生 にしたって、そうですよ。分身の術はなんにしても疲れる・・・街中でやった日にはそれこそ疲労困憊です。だから彼はすごすごと疲れを癒しに退場したのであって、GUYSの微笑ましいエピソードなど知る由もなしです。ね、だから次の出現は疲労度の少ない平坦な荒野に出現したのであって、彼に意図などあろうはずもありません。え?なんであの場所か??そりゃ、GUYSオーシャンやGUYSスぺーシーの涙ぐましい努力のおかげじゃないですか。彼らはCREW GUYSを怪獣退治の専門家として認知しているからこそ、わざわざあそこまで追い込んだんですよ。ね、ね、そうでしょ。。。。。。

まぁ、しかし、この回がどうあれ、今週のエピソードには敵うまい(^^;;

No.607 - 2006/08/27(Sun) 14:18:10
メビウスで「怪獣使いと少年」!! / Takuji [近畿] [ Mail ]
http://webmagazine.gentosha.co.jp/shukawaminato/shukawaminato.html

この作家さん、結構好きな人です。
なかなか上手い小説を書くと思いますが、果たしてどんなものが出来るのでしょうか。ともあれ僕は期待してます。

・・・・メビウス各話の感想もぼちぼち書かなきゃ・・ああ、でもテッペイくんが良いなぁ・・最近いい演技してますよ。そのうち「そんなこともあろうかと!」って言い出すんだろうな。

No.593 - 2006/08/09(Wed) 13:38:58

Re: メビウスで「怪獣使いと少年」!! / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
情報ありがとうございます。

朱川湊人さんと言う方は今まで存じ上げなかったのですが、直木賞受賞作家がホームページで公開された情報と言うことで、すでにネット上では話題になっていますね。

もともと名作と言われている作品への解答編というものは、風当たりが強くなるものですが、「いくつも考えられる解答の一つ」が真摯な姿勢で明示され、同時にエンタテイメントとして面白いものであれば、それはそれでOKと思います。(そう割り切れば、『ノンマルトの使者』の解答編たる『私は地球人』も好きな作品です。あそこで終わりにしておけば…)

僕的な希望としては、旧作の解決編を必要以上に意識せず、「ウルトラマンメビウス」というシリーズの一本として面白いものを期待したいと思います。
『怪獣使いと少年』の陰鬱で泥臭い舞台や演出は'70年代なればこそリアリティを持ち得たわけで、そのまま21世紀に持ち込んだら返っておかしなことになるはずですから、そのあたりを上手に料理して欲しいですね。

No.594 - 2006/08/09(Wed) 15:04:37

Re: メビウスで「怪獣使いと少年」!! / 乃ディ
メビウスを未だ一回とて完遂し見た前例ない者として、どのような期待談を申したら良いか考えあぐねておりましたが、「少年」のその後の成長と、街の(世の)変遷を描くのもまた面白いかと、これは思います。「少年」の背景に流れるBGMは物哀しいオカリナの調べ、それはセブン「ノンマルトの使者」で亡き真市(シンイチ)少年の奏でるオカリナ曲と同じものでした。この曲は、是非に次の作品でも用いて欲しいと思います。時代背景は全く異なり、ドラマ作りも容易ではないかとお察し致しますが、あのオカリナ曲の印象が大変に痛烈です。あと、「少年」に対し、当たり前に優しく接したパン屋さんのお姐さんは、その後どうなったのでしょう?いまも、第一パンを売る店先で、パン屋のオバさんになっているのかな。
No.599 - 2006/08/18(Fri) 07:14:52

「怪獣使いと少年」に対する僕の思い / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
ちょっと本音を書いておきます。

自分の「怪獣使いと少年」に対する評価は複雑なものがあります。

力作であり価値のある異色作ということは間違いないと思いますが、『帰ってきたウルトラマン』あるいは『ウルトラシリーズ』の一作としてみた場合は、力が入りすぎて暴投している感があり、傑作と呼ぶにはためらいがあります。

この作品が、実社会の問題や作者の思いをウルトラマンという素材に託して、視聴者に強い印象を与えた作品であることは、見た方の誰もが思うことでしょう。

しかし、映像面で現実の異邦人差別をモデルに生々しく描きすぎたため、本来もっとグローバル、ユニバーサルであったはずの「ウルトラシリーズにおけるテーマ性」が小さくまとまってしまったと思うのです。つまり、ウルトラにおける地球人と宇宙人、あるいは地球人と怪獣のドラマが、様々な国々あるいは生き物同士の問題へと普遍化できるのに対し、この作品ではドラマがモチーフとなった問題(これはこれで重要なものですが)だけに固定されやすい印象を受けるのです。

また、子どもの頃にこの作品を見た時も今も、現実世界とは状況が異なり怪獣や侵略星人の脅威にさらされているウルトラ世界の中での、メイツ星人のあえて誤解を生むような行動や、町の人たちの悪役的な描写に違和感を覚えています。

本作品が『帰ってきたウルトラマン』の中ではイレギュラーな作品であり、『帰ってきたウルトラマン』本来のエッセンスが希薄であることは言うまでもないでしょう。(とは言え、この作品は『セブン』でも『タロウ』でも『コスモス』でもなし得ない『帰マン』ならではの作品であることが不思議なのですが)

上記の理由により、本作の価値や素晴らしさは理解しつつも、この作品を『帰ってきたウルトラマン』の代表作として紹介したり、ウルトラシリーズのテーマ性を代表するサンプルとして扱うことには、僕は強い違和感を感じています。
予定されている「続編」が、単に話題作の異色性を受け継ぐ物だけのものではなく、全51話の『帰ってきたウルトラマン』を理解し、その中の1エピソードとしての「怪獣使いと少年」に一つの解答を出す作品であればと思います。

No.600 - 2006/08/19(Sat) 11:01:02

Re: メビウスで「怪獣使いと少年」!! / 乃ディ
ビートルズが大好きと自認し公言する方が、最高傑作は「ヘルター・スケルター」と言いふらまったら、恐らく大多数の「ビートルズ・フリーク」達は、ただ戸惑うばかりが本音でしょう。
好みは主観、評価は客観、批評は俯瞰、これを混同するや、第三者は引き気味となるばかり。好みは胸中に置いて、でもやっぱり、好きは好きで結構なことと笑いたいもの。
どんな続編であったとて、それは個人の見方が為した賜物と心得え楽しむ。

No.606 - 2006/08/23(Wed) 17:43:05
祝!新刊売れ行き新記録達成\(^o^)/ / しろいるか
今回の夏コミケにて、「RETURN EXTRA 2006年夏の号」は
一日の販売冊数歴代記録を更新し、89冊(執筆・協力者配布分は別)が読者の皆様のもとに
送り出されていきました。
地味ぃ〜な、解説・評論系弱小コピー誌としては
「ちょっと快挙」です(^^♪。
もともとの印刷部数が少ないため、コミケ会場では当日
「後程、関係者に配る分が無くなってしまうと困るので、
コミケ会場内での販売は、ここに在庫があっても90冊で中止します。」
という異例の会長通達が発令されました。

実は、今回のコピー作業(コミケ前日^^;)時に、矢的氏咄嗟の判断で
「冬コミケでのバックナンバー販売用も視野に入れて、予めいつもより20部、多めに刷っておこう」
という事にしておいたのですが…冬コミケ在庫用の予備まではけてしまいました。
本を欲しい方が目の前にいらっしゃるのに売れないという事態を
偶然、ギリギリ回避できたのも、何かラッキー。
「本日の販売目標数」が、時間経過と共に、まったりと静かにクリアされていくので、
その度に「それではっ!」と、それがどんどん上方修正されていく(笑)
現場もお祭り気分で楽しかったです。

月並みな表現でもやっぱり「みんなで、力を合わせたから、出来たことですね(^O^)/」
という言い方がぴったりくる気がいたします。

何はともあれ、お疲れさまでしたー!!

No.596 - 2006/08/13(Sun) 16:40:14

Re: 祝!新刊売れ行き新記録達成\(^o^)/ / Takuji [近畿]
お疲れ様でした&おめでとうございます!>ALL

客足も好調で、なかなかぼ〜〜っとする機会がなかったですね。折からの雷雨で最後の追い込みに水が差されるかと思いきや、最後までずっと客足もとぎれずにとうとう新記録の達成。

オフ会も含め個人的には反省する点しきりなのですが、メイン誌がしっかり売れると周辺も好調ということで、こちらの新刊も完売。ありがたいことでした。

No.597 - 2006/08/14(Mon) 00:03:05

Re: 祝!新刊売れ行き新記録達成\(^o^)/ / バンバラバンバン [関東] [ Mail ]
お疲れさまです。お世話になりました。そして新記録おめでとうございます!
当日は、居候させて頂いたウチの本も早々とはけまして良かったです。しろいるかさんの経理部長ぶりもお見事でした♪

No.598 - 2006/08/16(Wed) 17:52:04
ウルトラマンメビウス第18話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第18話「ウルトラマンの重圧」

宇宙大怪獣 ベムスター登場

放映年月日2006/8/5

脚本:川上英幸
監督:佐野智樹
特技監督:北浦嗣巳

いよいよ我らが「帰ってきたウルトラマン」とも因縁の深いベムスターの登場で、話数もちょうど18話です。

第18話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.586 - 2006/08/05(Sat) 10:40:22

帰ってきたベムスター / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
帰マンファンおまちかね(?)の宇宙大怪獣ベムスター登場です。

お約束の宇宙ステーション襲撃に、ナックル星人の再生ベムスターまでしっかりカウントされたドキュメントMAT、そして強力怪獣であるベムスターの存在をミライ=メビウスへのプレッシャーに結びつけたドラマと、再登場怪獣はこのように使えと言うお手本のようなストーリーでした。
ヒカリのいない地球を一人で守らねばというミライのあせりや、そこから派生したGUYSメンバーのメビウスへの不信感などの試練をくぐって、メビウスと地球人との絆が一段深まるという展開も、ウルトラシリーズの王道を行っていて快いものでした。

この話でのネックは、結果最優先であるはずの地球防衛という舞台において「メビウスに出し抜かれたGUYSの不満」が浮いているという点です。しかし、これはこれで「メビウス」という番組のポイントは現実に準じたリアルな地球防衛ではなく、地球防衛を一つのモチーフにした青年たちの成長ドラマと割り切れるかどうかで評価が分かれるところでしょう。(『レオ』でのゲンの精神修養的な特訓、『コスモス』における怪獣保護などもこれに当たると思います)もちろん僕的には充分OKですが。

追伸:リュウがウルトラマンメビウスをGUYSの仲間として認めるラストシーンは、陽の目を見ることがなかった「ウルトラセブン」第1話ラストで「謎の超人をウルトラ警備隊7番目の仲間“ウルトラセブン”と命名するNGシーン」を思わせました。

No.595 - 2006/08/11(Fri) 10:12:17
【運営】掲示板ルール改訂 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
当掲示板に集う皆様にお知らせします。

先頃の、スペル星人の名称表記に関わる討論(http://www5.rocketbbs.com/15/bbs.cgi?id=PADOC03&mode=pickup&no=550)を受けて、掲示板ルールを一部改訂しました。
また、当掲示板には非公開情報に触れやすい立場のメンバーも多い状況を考えて、業界内情報についてのルールも追加しました。

具体的には次の2項目です。

●伏字は禁止。伏せなければならないものは最初から書かず、不穏当と取られやすい用語が必要な場合は、書き手の責任において明確に書いてください。(スペル星人をス○ル星人と表記するのは、ファンの間で定着しているという意見もありますので、管理人は個人的に嫌いな表記ですがOKとします)

●非公開の業界内情報および、そうした情報から派生した見解については、以下の3つの方法から選んでください。
1 スッパリと書かない。情報から派生した見解も忘れる。
2 「御本人の了解を得て書きます」「詳しくは書けませんが、信頼できる関係者からの情報です」等々、明かせる範囲を明示して書く。
3 「以下は自分の憶測ですが」「監督の意図がその通りであったと仮定して書きます」など文章のテクニックを駆使して、情報源に迷惑をかけたり、読み手を惑わせたりしない形で書く。

皆様の御理解と御協力をお願いします。

No.591 - 2006/08/07(Mon) 10:30:17

Re: 【運営】、から / 乃ディ
好事家の論議が高尚に及ぶのは常道と考えます。また、私のような畑ちがいな者(特撮ビギナー)が、門前の小僧的な見聞に授かり、これも大変、光栄に存じます。編集や執筆の妙は、どこまで見せるか、開示するかの匙加減と思います。表記また表現、そして情報源に関し、幾多もの感情論に及ぶ部分や経緯もままあろうとお察し致しますが、今後も貴重なご教示をお願い申し上げます。先の私の「文化遺産論」は、いささか感傷論的に過ぎた向きもあり、客観性を欠いた点へのご指摘を戴き、また痛み入ります。スペル星人コスチュームは、マスクとスーツのコスプレ・セットを私も自分の体型に合わせたものを、レース・クイーンの衣裳専門デザイナーさんの工房に製作してもらったのですが、元「まんだらけ」のコスプレ店員だった「声」さんの演じるコスプレみたいに、それは可愛いものです。真面目に楽しむ(遊びのある心得)が、絶妙に粋なのかと、いまひとたび自戒致しました。
No.592 - 2006/08/08(Tue) 08:30:02
ウルトラマンメビウス第17話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第17話「誓いのフォーメーション」

再生怪獣サラマンドラ 登場

放映年月日2006/7/15

脚本:赤星政尚
監督:佐野智樹
特技監督:北浦嗣巳

第17話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.581 - 2006/07/29(Sat) 18:09:18

たった一つの「何でやねん?」 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
今さらながらですが、ウルトラマンヒカリとのダブルウルトラマンはこの番組にとって両刃の剣だったのではなかと思います。

すでに複数のウルトラマン(タイプチェンジ)が当たり前になっている現状や、営業上の理由もあって、二人目のウルトラマンが必要。そこで、GUYSの前隊長かつ敵にも人類にも容赦のない非情の戦士としてストーリーに波風を立てながら、対立する主役としてのメビウス=ミライ、そして新生GUYSになじみきれないリュウのキャラクターを補完していくという構図は良くできていたと思います。
また、ミライとセリザワというお互いに正体を知る組み合わせを作り、二人の会話からメビウスとヒカリの内面を表現するという効果もあったと思います。もともとがウルトラマン本人である戦士は、ジョーニアス&超一郎やグレート&シンドーのように脳内会話で本音を出し合うことは出来ないので、モノローグや敵宇宙人との会話ぐらいしか自分の内面をさらけ出せません。そのため、お互いの正体を知るウルトラマンを二人配置して、その掛け合いから互いの本音を表現していくのは適切だったと思います。(これは『レオ』におけるダンとゲンの二人が近いでしょうか)

しかしながら、ヒカリの個性が強すぎたためメビウスのキャラクターが相対的に弱くなってしまったのは、多くの方の同意するところと思います。
すでに、ミライのキャラクターも充分に表現されているので、このへんで主役強化のためにヒカリが退場するのは、ちょうど良いタイミングだったと思います。
そして、セリザワ=ヒカリが安心してGUYSに後事を託すために、フォーメーションヤマトを持ち出してのGUYSの善戦(“科学警備隊スクランブルテーマ”が流用ではなく“ワンダバ”が入っていることは、最初あまりにも自然すぎて気がつきませんでした^^;)
ラスト、心から“ウルトラ5つの誓い”を唱和して(注1)、セリザワ=ヒカリを見送るGUYS一同、そしてサコミズを“隊長”と呼ぶリュウ。ウルトラ21番目の特捜チーム(注2)GUYSはここに真の誕生を見たと言うべきでしょう。

とは言うものの、すでに多くの方が指摘している通り、ここでヒカリがM78星雲へ戻る理由が説明されていないのが、この話の最大のネックです。
過去のウルトラシリーズでも、肝心なポイントが説明されていないため、完成度を大きく損ねてしまった作品がいくつかありました(注3)が、本作もそのグループに入ってしまったようです。

この点は、後のエピソードでいくらでも補完出来るはずなので、期待しましょう。

注1:ひょっとしたら“ウルトラ5つの誓い”は、本家である帰マン最終回よりも効果的に使われたのかも知れません。

注2:変遷を重ねたウルトラ警備隊や、SRC所属の各種チームはそれぞれまとめて一つにカウントしました。メビウスの世界観を尊重すると8番目のチームになることは承知しております。

注3:ウルトラマンが空からの攻撃を行えない理由が説明されなかった『帰マン』4話「必殺!流星キック」や、80であるはずの猛が何故か変身しないまま宇宙生物にハイジャックされた宇宙船の中で死を覚悟する『80』23話「SOS!!宇宙アメーバの大侵略 」など。

No.589 - 2006/08/07(Mon) 01:17:40
ウルトラマンメビウス第15話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第15話「不死鳥の砦」


マケット怪獣 リムエレキング
宇宙礫岩怪獣 グロマイト 登場

放映年月日2006/7/15

脚本:谷崎あきら
監督:北浦嗣巳
特技監督:北浦嗣巳

第15話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

(本業激務の余波で、今日は昼間から爆睡していました。今回もキー局ではすでに放送済です。すみません^^;)

No.567 - 2006/07/15(Sat) 20:53:50

GUYS整備課インタビュー記録 / 新伴仙司 [東海]
久川「インタビュアーの久川です、今回は常に地球防衛の最前線で整備畑を歩み続けたウルトラメカの頑固親父・アライソ整備主任にお話をお聞きしました」
アライソ「よぉ、セラんトコのアヤちゃんじゃねぇか。UGMニュースの取材以来だナ。最近声聞かねぇから心配してたんだぜ。まぁ何でも聞いてくんな」
久川「はぁどぉも、最初の担当はジェットビートルだということですが」
アライソ「正確に言やサブビートルの方だナ。俺もペーペーだったからよ、メイン機体の方は触らせてもらえなかった。だが最初に整備した機体はパトロール中に墜落してナぁ」
久川「え、最初の整備で戦死者が?」
アライソ「俺もそう思って青くなったもんさ。そん時は幸い搭乗者は奇跡的にぴんぴんしてやがったがな、竜ヶ森湖で生存が確認されるまでは生きた心地がなかった」
久川「それは大変な初陣でしたね」
アライソ「その時からよ、俺が脱出装置の充実にこだわるようになったのは。その後もビートルは何度も墜ちやがった。だが射出座席もねぇビートルじゃパラシュートで降りるのもかなりの骨だ。脱出成功は一度だけだった。今のすかたん馬鹿に劣らねぇ吶喊馬鹿だったがきちんと脱出してくれた。あんときは嬉しかったね」
久川「“今のすかたん馬鹿”ってGUYSのリュ…」
アライソ「その点ガンフェニックスは良く出来てる。コクピット自体が飛行能力を備え、脱出出来るんだからてぇしたもんだ。ただなぁ、中途半端に戦闘機能が残ってるのは気にくわねぇ。戦闘終了の踏ん切りがつかねぇすかたん馬鹿が出るンじゃねぇか、ってな」
久川「…、しかしビートルでは一度しか脱出下成功していないとすると…」
アライソ「それが人を馬鹿にした話でよぉ、他のビートル落としたやつは毎回同じ、ほれあの竜ヶ森湖の野郎さ。こいつが怪我はするのに毎回生きて戻りやがってよ。不死身とか名乗ってやがったぜ」
久川「はぁ…、すみませんこの記事続きます」

No.571 - 2006/07/22(Sat) 11:39:36

GUYS整備課インタビュー記録?U / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
久川「引き続いてアライソ主任のお話を伺います」
アライソ「…ってな訳で、ビートルの稼動全機…たって3機だが、とにかく全機飛ばすために俺たちゃ大わらわ、出動後は整備員一同地下の仮眠室で大イビキよ。その間に本部が燃えちまったってんだから大笑いだったぜ…、って聞いてンのかいアヤちゃん」
久川「はいはい、で、脱出システムなんですが」
アライソ「あぁ、ダメだった。次の隊長さんがまた頑固でよ」
久川「ホークシリーズには搭載されなかったんですか」
アライソ「どいつもこいつも不時着ばっか上手くなりゃがって。ホーク1号は約2機、2号も2機、3号は3機墜落大破してるが、脱出成功が確認されてるのは3号で一回だけだ」
久川「一応脱出システムは搭載されたんですね」
アライソ「隊長さんが腕に自信ありすぎて、隊員が誰も使わねぇんだよ。困った隊長さんだったな。そうそう、一度潜航艇から上機嫌で降りてきたんで、海の国でも征服してきたか?って訊いたら急に青い顔になっちまって、何かあったのかなぁ」
久川「えーと記録ではグローリア号を撃沈したときかしらん」
アライソ「とにかく宇宙戦闘機の隊長さんの方が部下想いでよ、宇宙戦闘機なのに射出座席とパラシュートなぞ積ませてくれたんだぜ」
久川「宇宙で使い道があるんですか?」
アライソ「地上降下中に使ったらしいぜ」
久川「ほー、それは凄いですね。ところでホークでも脱出成功が一度だけだということは…」
アライソ「それがよぉ、思い出しても腹が立つぜ」
久川「はい?」
アライソ「2号を2機、3号を2機、墜としたすっとこどっこいは同じヤツでよ、どぉやったか知らねぇが涼しい顔して帰ってきやがった。あまり不気味なんで隊長さんが墜落機に閉じ込めたり何処かに置き去りにしたりしたけどその都度生還して来やがったって話なんだゼ」
久川「コワいですね〜」
アライソ「そーゆー腕のないヤツに限って出世しやがっ…、まぁこの話は後だ。とにかくそんな訳でホークシリーズでも人死には出しちゃいねぇんだ」
久川「驚きですねぇ」

No.574 - 2006/07/22(Sat) 22:17:14

GUYS整備課インタビュー記録?V / 新伴仙司 [東海]
久川「引き続いてアライソ主任のお話を伺います」
アライソ「…そりゃアルファ号みたいな鉛筆がそのマンマで飛ぶ訳ぁねぇやな。アン頃は管理も滅茶苦茶でよ、使ってんだよ、得体の知れねぇ拾った部品、だからメテオールの使用自体にこだわりがあるってこっちゃ…、って聞いてンのかいアヤちゃん」
久川「はいはい、で脱出システムが完備するまでには結局戦死者はいないんですね」
アライソ「あたぼうよ」
久川「凄いですね、結局戦死ゼロですか!」
アライソ「それがそーでもねぇんだ。射出座席が搭載されたアローの頃になって俺の飛行機で唯一の戦死者が出ちまったんだ」
久川「唯一ですか?」
アライソ「あぁぁ唯一だ。アン頃は隊長がお馬鹿さんでよ、三流宇宙人に何度も同じ手口で騙されてたんだぜ」
久川「へー、連続詐欺被害者みたいですね」
アライソ「厳しくて外見は立派な人だったがな。それが戦闘員を全部引き連れて出動してる間に海底基地が襲われて、装備も基地もみんな海の底よ。辛うじて原子炉の緊急停止は間に合ったけど、武器の一つも持ち出せやしねぇ」
久川「海底基地、そりゃ危険ですよね。苦労して海の底なんかに建設する前に気づかなかったんでしょうか」
アライソ「後の祭りよ。で使用中で不時着してた一機を修理して使うことになったんだが燃料がほとんど残ってなくてなぁ」
久川「えー、怪獣対策でしょう。普通優先的に回ってきませんか?燃料ぐらい」
アライソ「知らねぇよ、政治的な妨害があったって話だが俺はそんなきな臭い話は聞きたかねぇんだ。問題はそれで唯一残ったアローで牽制に掛かったあんぽんたんが特攻しやがって」
久川「カミカゼアタック!」
アライソ「それが唯一の戦死者だ」
久川「えーと、死体は…」
アライソ「見つからなかった。で、こっからが怪談話なんだが…」
久川「へ?」
アライソ「このあんぽんたん、死後も何度か目撃されてんだよ」
久川「え、そそそそそれって…」
アライソ「何だか新兵器もって帰ってきたとか、ZATの誰かと肩組んで走ってたとか、MACステーションで堂々と指揮を執ってたとか…」
久川「えーと、えーと、あ、確かにMATのOBをMACが参謀扱いで臨時雇用したって記録がありますね。…でででも、そんなことって…」
アライソ「俺はMACン時は左遷されてたんで直接そのあんぽんたんの顔は確認してないんだがな。まぁ俺達の仕事にゃ怪談話は付きモンだからな」

No.575 - 2006/07/23(Sun) 11:42:42

GUYS整備課インタビュー記録 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
久川「引き続いてアライソ主任のお話を伺います」
アライソ「…んな戦艦みたいな飛行機がぽこぽこ落ちりゃ地上は焼け野原だわ金は掛かるわ。でそのうち外見だけ同じではるかに小さい廉価版が納品されるようになったんだ。しかもよく見ると箱型だった主翼が中抜きになってんだ、つまり複葉機にされて…、って聞いてンのかいアヤちゃん」
久川「はいはい、でMATの後半以降には全ての航空兵器に脱出装置が搭載されたんですね」
アライソ「TACやZATじゃ間違いなく搭載されてたよ。特にZATの脱出装置は憂愁だったよ。何しろあの頃はエンジン整備が必要ねぇから俺達の仕事の大半はペンキ塗りと脱出装置の点検だったんだ」
久川「…、エンジン整備の必要がない?」
アライソ「そうだよ、ZATメカ見ろよ、あんなに翼に大穴開けちゃって、アレでまともに飛ぶ筈ぁねぇだろ」
久川「とてつもなく嫌な予感がするんですけど」
アライソ「ZATメカはなぁ、ありゃエンジンで飛んでるんじゃねぇんだ。鹵獲した宇宙人の技術で飛んでるんだよ」
久川「あぁぁぁ、悪い予感が当たった!」
アライソ「原理はさっぱり判らねぇが、あの色でああいう穴あきの翼にすると浮くんだよ、空に」
久川「原理不明?空に浮くぅぅ??」
アライソ「あのトライカラーは見るからに趣味が悪くて評判悪かったけど、仕方ねぇんだよ。色を変えると浮かねぇんだもん。何らかの呪術的な魔力で浮いてるとまで言われたんだぜ、あの頃」
久川「道理でコンドルもスワローも簡単に大気圏外まで出動したと思ったわ。…え、何?色を変えると浮かないんですって?」
アライソ「そうなんだ、だから機体が怪獣の火に炙られて焦げたり、溶解液を被って表面が溶けたりするともうすぐ墜落する、つまり脱出する場面ってこった。まぁエンジンがついてないから爆発もしねぇ。地上に墜としても思うほど被害は拡がらねぇのさ」
久川「そぉいう問題ですか!」
アライソ「そうはイカの何とかってヤツだナ。でっへっへっへ…」

No.577 - 2006/07/24(Mon) 00:49:06

GUYS整備課インタビュー記録?X / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
久川「引き続いてアライソ主任のお話をお伺いしてもイイのかどうか、何だか心配になってきました」
アライソ「…一番は何たってUGMン時の女子部だナ。キャップがコーチを引き受けてかなり厳しく特訓してたぜ。必殺X攻撃とかイナズマ落しとか、そうそうフォーメーションヤマトもあの頃からの十八番(オハコ)だナ。航空技術世界大会で…、って聞いてンのかいアヤちゃん」
久川「はいはい、お話がUGMになってるんですけど、MACでのお話もお聞かせください」
アライソ「そぉは言ってもなぁ、MACン時にゃ俺は隊長と喧嘩してよ、地上基地に左遷されてたんだよ。だからMACのことは噂でしか知らねぇんだ」
久川「喧嘩?左遷?何があったんですか」
アライソ「それがその時MACの隊長に任命されたすっとこどっこいが、ほれホークを5機も墜としたあの逆エースでよぉ」
久川「ああ、ウルトラ警備隊の隊員からMACの隊長に出世したんですよね」
アライソ「それが隊長になって間もなくMACの活動と無関係に事故か何かで足を折って、それ以降あのすっとこどっこい奴、かたち…」
久川「あぎゃー!ななな何を言い出すんです。公共の電波に不適切な言葉を載せないでください!」
アライソ「イイじゃねぇか、自己責任だ」
久川「自己責任ってのは自分一人で責任取れるところでやってください!他人を巻き込みそうなところでは控えてください!」
アライソ「わぁったよ、びっ…でもない、『片足が不自由な人』になりやがってなぁ」
久川「へー、『カタアシガフジユウナヒト』に、なっちゃったんで、すかー」
アライソ「アヤちゃん、棒読みだぜ」
久川「で、で、で、何で喧嘩で左遷なんですか?」
アライソ「あ?…あ、あぁ、あのすっとこどっこい、急にエンジンの出力を倍にしろと言い出しやがってよぉ」
久川「エンジン出力を?…出力だけですか」
アライソ「そりゃリミッターの設定を変えるだけだからエンジン出力を倍にすることぐらい簡単だ。でもそんなことをしても」
久川「バランスが崩れるだけですよね」
アライソ「俺は早速あのかたち…」
久川「がー!ぐるる」
アライソ「すっとこどっこいのトコへ怒鳴り込んだ」
久川「それで喧嘩ですか、左遷も無理ないですね」
アライソ「俺が一番腹立ったのは、すっとこどっこいはエンジン出力を倍にするだけでは意味がないことをちゃんと知ってやがった、ってことだ」
久川「それってどういう…」
アライソ「野郎は隊員の気休めのためにそんな指示を出しやがったんだ。時間稼ぎにしかならないような戦いに隊員を駈り出すために、俺の仕事が使われたんだよ!」
久川「…隊員を犠牲にするための小細工…」
アライソ「その後も意味のねぇ特訓を強要されたって話は日常茶飯事よ。といっても俺は地上基地で腐ってたから、あくまで噂だがな」
久川「意味のない特訓って?」
アライソ「一番ビックリしたのは新人隊員をジープで轢き殺そうと追い掛け回したって話だがな」
久川「さ、殺人未遂…?」
アライソ「さぁな、で俺は地上基地にいて、それで難を逃れることが出来たんだ」
久川「えーと、『逆さ金魚鉢襲撃事件』ですね」
アライソ「緊張感のない事件名だなぁ。MACステーションは太陽系内を飛ぶウルトラマンをキャッチできる性能を持つ。その警備網を一瞬に破ってステーションに金魚鉢がかぶさった」
久川「生存者は1名だそうですね。悲惨です」
アライソ「俺は偶然生き残ったって訳よ」

No.579 - 2006/07/26(Wed) 00:03:43

GUYS整備課インタビュー記録F / 新伴仙司 [東海]
久川「そろそろインタビューを打ち切らないと、編集が苦労しそうな気がする、アライソ主任のお話です」
アライソ「…たまたま生き残っちまったってのは内心忸怩たるモンがあらぁ。でもMACの連中についちゃある意味で全滅の原因は隊長にあるんだぜ、あのすっとこどっこいのかたち…」
久川「アヤちゃんチェぇぇぇぇック!だからどーしてそーゆー支障のある言葉を使うんですか!」
アライソ「なんでぇ、聞いてたンかアヤちゃん」
久川「そりゃそーです」
アライソ「イイじゃねぇか、言葉だけ飾るのは性に合わねぇんだ、俺は」
久川「インタビューを編集する方の身になってください!」
アライソ「そぉは言ってもなぁ…」
久川「そんなことよりMACの全滅が何ですって?」
アライソ「ああ、MACの全滅はあのすっとこどっこい隊長の責任もあるって言ってんのサ。隊員たちが全然脱出できなかったのは隊長の責任だってんだよ」
久川「確か記録では隊員の誕生パーティをしていて…」
アライソ「別に油断してたってんじゃないさ。MACの監視網はでっかい遊星が太陽系に進入していたって非常事態でも、光速で飛行するウルトラマンの地球接近をキャッチしてる。つまりMACステーションってのは例えウルトラマンが襲ってきても迎撃体制をとるくらいの時間の余裕を持って相手をキャッチできるのさ」
久川「な、なるほど」
アライソ「それがキンキラ円盤はその防衛網をほとんど一瞬で突破してMACステーションに覆いかぶさってんだ。パーティやってようがお月見やってようが、迎え撃つ余裕なんかなかったろうぜ」
久川「じゃ何がまずかったんですか。報告書では発進ゲートが一つしかないのは構造上の欠点だって…」
アライソ「MACステーションの発進ゲートは一つじゃねぇ。実はもう一つが使えなかったってのが問題なのさ」
久川「もう一つ…って、ああマッキー1号ですね」
アライソ「そうよ、最高速度0.4光速の宇宙戦艦さ。こいつが動く状態なら覆いかぶさってきた逆さ金魚鉢を粉砕して脱出することも出来たんだ」
久川「そういわれてみれば…、でも1号の発進記録はツルク星人との戦闘が最後ですね」
アライソ「そうさ、俺がステーションを降りちまったからな」
久川「ヱ!」
アライソ「宇宙ステーションに合体した状態の宇宙戦艦を整備できるなんざ、俺か近藤班長くらいなもんだ」
久川「近藤、近藤、あ、MATの整備主任だった近藤班長」
アライソ「この頃はとっくに引退してたからな。で、俺までステーションを降りちまったから、マッキー1号は整備不良で使えなくなっちまったんだ」
久川「えーと、確か地球で初めての亜光速エンジン搭載の宇宙船でしたよね、マッキー1号」
アライソ「ZATの宇宙船にも搭載されてたんだが、0.4光速なんて速過ぎて怖くて使えなくてヨ」
久川「ははは、怖くて、ですか」
アライソ「下手すりゃ地上へ亜光速で突っ込んじまうんだモンよ。それを一応飛ばしたんだから、あのすっとこどっこい隊長もそれなりに有能だったってこった」
久川「でもアライソさんがステーションを降りてしまったから…」
アライソ「俺がステーションで仕事してりゃ、MACは1号で脱出、全員生き残ったかも知れないんだ」
久川「…、えーと、あの、そうそう、今のガンフェニックスのメテオールってアライソさんが完成させたんでしょう」
アライソ「あ、ああ、そうだ。セリザワの野郎と二人で組んで、メテオール記録から差し障りのない技術を抜き出して、必死で解析したんだぜ」
久川「差し障り…って?」
アライソ「まぁ主に権利関係だナ」
久川「権利関係…って、あのー」
アライソ「将来宇宙と付き合うことになってから、使用量を請求されたら大変だって話が出てよ」
久川「し、使用料金…」
アライソ「実はメテオールに一つだけ『寄付』って記述のある飛行技術があってナ」
久川「いや『寄付』と云われても…」
アライソ「UGMン時に富士山麓で回収した宇宙船でナ、直後に女性隊員が一人殉職して、そのドサクサに誰かが記録にそう記述したらしいんだ」
久川「誰がそんな冗談を…」
アライソ「後でキャップの認印が押されてたから、冗談じゃないと思うぜ」
久川「イトウキャップの?」
アライソ「オオヤマキャップとイトウチーフの連名認印だった。冗談にしちゃ念が入ってるよな」
久川「うーん、これって記事にしてイイのかしら」
アライソ「それこそメテオールらしい謎ってヤツなんじゃねぇか」
久川「深入りしないうちに、切り上げた方がイイのかしら」
アライソ「もう十分深入りしてると思うがね」
久川「まぁそーゆー訳で、メテオールの深い謎を覗き見したところで、今回のインタビューを終わります。ありがとうございました」
アライソ「ああ、思い出話も楽しかったぜ」
久川「GUYS整備班のアライソ主任でした!」

No.580 - 2006/07/29(Sat) 00:48:13
劇場版ウルトラシリーズ再発売 / バンバラバンバン [関東] [ Mail ]
以前3つのBOXで発売された劇場版ウルトラシリーズですが、どうやら9月のメビウス劇場版に合わせで、セパレート売りが決まりました。あの上げ底BOXがイヤで、BOX-1しか買わなかったので、これは朗報。…ですが、『帰マン』劇場版収録DVDはラインナップされていないようです。すごく欲しいのに…。
No.578 - 2006/07/24(Mon) 20:02:30
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