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電脳スタビライザー「パドック」Mark3

 ここは矢的八十郎の個人サロンと、「帰ってきたウルトラマンFCスタビライザー」のメンバーズサロンを兼ねた掲示板です。

 掲示板開設を特撮ファン仲間中心にお知らせしたため、特撮系の話題が中心になっていますが、特撮やSFの話題だけではなく、時事ネタや教育の話題など幅広く扱っていきたいと思います。

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それでは楽しくやりましょう。

(2012/12/09追記)管理人は、最近まとまった文章を書き込む余裕がなく、日常の発言をツイッターに頼っています。最新の発言は以下をご覧ください。
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チャット会のお知らせ / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
良くも悪くも僕らの人生に大きな影響を与えたウルトラマンとの出逢いから、今日でちょうど40年です。

記念のチャット会を行いますので、お暇な方は本日夜10時に僕のサイトのチャットルームまでお越しください。 (12時頃までの予定)

http://homepage1.nifty.com/H-YAMATO/gate2.htm

なお、入室に当たっては、チャットルームのルールを良くお読みの上お願いいたします。

No.570 - 2006/07/17(Mon) 15:21:27
ウルトラマンメビウス第14話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第14話「ひとつの道」

昆虫型甲殻怪獣インセクタス(雄・雌)
マケット怪獣ウィンダム 登場

放映年月日2006/7/8

脚本:太田 愛 
監督:村石宏實
特技監督:村石宏實

第14話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

(ひえ〜(^^; SF大会会場からの入力だぁ!)

No.564 - 2006/07/08(Sat) 16:53:41

Re: ウルトラマンメビウス第14話 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 件名が作品への評価を端的に表しているかも。

 ギクシャクして一つの話とはとても思えなかった。
 理屈は通じている、テッペイ君と母親の葛藤もネタとしては悪いものではない。昆虫怪獣の生態とGUYSの攻略作戦も練りは足りないものの及第点をつけても罰は当たらないレベルだ。
 民間人やGUYS一般隊員の登場、マスコミ使いや怪獣出現の後始末まで、ディティールは『ネクサス』並みに細かく、ここまでの描写の不備を補うよう頑張っていることが感じられる。流石は太田脚本+村石監督作品で、太田作品の弱点である怪獣対決も二匹目登場やウィンダムの活躍などで十分補完され(失礼ながら太田さんらしからぬ心遣いである)、その意味では喰いたりなさはない筈だ。

 恐らく今回描かれていた物語の柱である『テッペイと母親』も『昆虫怪獣の生態』も『GUYSの対処作戦』×2もこの話の全体を貫く“軸”になっていないからだと思う。せっかく母親・息子怪獣を描いたのにその点とクゼ母子を重ね合わせる演出がなく、トリヤマ>クゼ母の幼虫リレーもリレーしただけ、GUYSに至っては怪獣にも母親にも振り回されっぱなしで終始その場限りの対処療法のみでお茶を濁している。ストーリーに骨格が生じないからドラマが鯖折り状態になり、それこそ道が一つに見えないのではなかろうか。

 その一方でディティールというか、落穂拾いというか、設定描写のレベルは非情に高く、いくつもの点で合点の行く描写が見られた。
 特にメテオール関連では、『その気になれば勝手に使える』『時間制限は自動なので変えられない』『だから運用は隊員の良心に任されている』ことなどが伺える。これまでの大雑把な描写に比すれば大きく前進した。
 またマスコミが実際に登場し、トリヤマが実際に宣伝に努め、実際に怪獣処理の様子が描かれ、メビウスが具体的な建物(中に人がいる)を実際に守って戦い、ミライ君が実際に不在を見咎められるなど、“大きな嘘を支える本当”が実際に描かれたのは大きな成果だ。

 昨日(15日)の新聞に、「小中学生の論理的思考能力が低下している」と書かれていた。その原因の一つに例えば『物語構造に欠陥を抱えた現実感の薄いフィクションの氾濫』があるとすれば、ディティールが大雑把だったり劇中の矛盾に開き直ったりする子供向けドラマはもっと糾弾されてしかるべきだと思うのだが。

 それから、これは小生の個人的倫理観による意見なのだけども、母親への想いが屈折しているテッペイ君や地球常識とはかけ離れて生きているミライ君はともかく、他の連中がこぞってテッペイ君の嘘を容認しているのはあまり感心しません。

No.569 - 2006/07/16(Sun) 01:08:17
ウルトラマンメビウス第13話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第13話「風のマリナ」

百足怪獣 ムカデンダー登場

放映年月日2006/7/1

脚本:長谷川圭一
監督:村石宏實
特技監督:村石宏實

第13話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
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(キー局ではすでに放送済です。すみません^^;)

No.555 - 2006/07/01(Sat) 18:46:28

風邪のカドクラ / 新伴仙司 [東海]
 『メビウス』で初めてかもしれないが、はっきり褒めます。

 非情に面白かったです。ムカデンダー登場にはちょっと引き気味でしたが、展開の巧みさやキャラの使い方、メテオール導入の意味、お約束の導入までアラが少なく、最後まで楽しむことができたました。マリナをフィーチャーする物語としても良く出来ています(女性特性を無理に感じさせない、さわやかな友情譚)が、秘境脱出モノとしてもかなり出来がイイです。

 無論けなすことはいくらでも出来るが、こんなにストレートに楽しめたのは『メビウス』で初めてなので、そちらの気持ちを大切にしたいと思います。

 詳しくはまた書くかもしれませんが、一番大切なことは、ムカデンダーが怪獣として怖かったことです。


追伸:サコミズの名前に反応する人たちがカドクラの名前には反応している様子がないのは、何故なんでしょうかね。

No.566 - 2006/07/09(Sun) 10:25:49
キレンジャーカレー発売 / シェフ [関東] [ Mail ]
永谷園が戦体シリーズ30周年記念で発売するそうです。

http://www.nagatanien.co.jp/company/news/pdf/news20060705141530.pdf

大人向けだから、甘口でなく中辛なんですね。
キレンジャーカレーなら本当は大盛り用に量たっぷりにして欲しいところですが、
そこまで期待するのは酷か。

食玩のめんこになぞなぞ?
ゴレンジャーが当時のなぞなぞブームの影響で
毎回なぞなぞが出ていたことを忘れておりました。
年くったなー

No.561 - 2006/07/06(Thu) 12:59:58
生き物地球紀行『怪獣たちの晩餐』 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 今日の舞台は極東の島国、日本です
 日本近海に生息するツインテール、そのダイナミックな生態をお送りいたします。

 ツインテールの卵の成長には高熱が必要です。水中にあるときは成長も孵化もできないのです。ツインテールが天敵・グドンに襲われる危険を冒して不利な地上に出るのは、産卵のためなのです。
 一方のグドンは主食となる怪獣・ツインテールの卵の存在を、ほとんど超能力に披見しうる感知力で超遠距離から察知し、卵から孵化した直後のツインテールを捕食します。生誕間もないツインテールはグドンに襲われる前に海に入らねばなりません。卵の状態のまま成体近くまで育ってから卵の殻を割るのはそのためなのです。

 食料の足りなくなったグドンはツインテールを追って、その生活圏を海へ広げました。しかしそれは新たな天敵・ネロギラスとの接触をも引き起こしたのです。
 こうして怪獣たちの食物連鎖は、大自然の営みの一部となって、周囲の生き物達を巻き込む形で生命圏を広げていくのです。

 またひとつ、地球のかけがえのなさを発見しましたね

No.526 - 2006/05/27(Sat) 21:21:16

生き物地球紀行『大宇宙を飛ぶもの』 / 新伴仙司 [東海]
 大宇宙をゆく渡り鳥怪獣たち、今週はその驚異の能力を探りましょう。

 渡りには住環境の変化(新たな住処を探す、バルンガなど)への対応、食料探し(ベムスターなど)、繁殖地への回帰(もしくは巣分かれ、バルやフライングライドロン、虹色でんでんわになど)などの理由が考えられます。しかし宇宙には、特に理由もなく、放浪するのが好きだというだけの、渡り鳥怪獣(早川健など)もたくさんいます。

 今回取り上げる宇宙残念怪獣ディノゾールが渡りをする理由ははっきりわかっていません。しかし数十頭から集百頭の群れをなして宇宙を押し渡っていく姿は壮観の一語です(大群で宇宙を押し渡る場合には各々の動きが多少ぎこちなくなることもあります)。

 ディノゾールの旅に目的地があるかどうかは議論の分かれるところですが、その集団行動はある程度解明されています。ディノゾールの群れの前衛には数頭のディノゾールが存在し、群れの進行方向を決めています。
 ただ先行するディノゾールが何の役割を果たしているのかもよく判りません。というのは先行のディノゾールが天敵(ザキラとかボガールとかツルギとか)と遭遇して死んでも群れは方向を変えないからです。それどころか敵がいると判った群れはスピードを上げ、その場に殺到すこともあります。ところが実際に群れが現れると僅かな脅かし(花火とか)にも驚いて方向を変えてしまうこともあり、何かの都合(この世界を造る神様とか)に動かされているという説まであるくらいです。

 その足には宇宙空間で推進力を得るための、水素を集める磁力場発生装置があります。これが作動すると理論上周囲1天文単位程度の球状の空間で生き物が被害を受け、最悪の場合死に絶えることもあります。
 放置すると惑星に降り立ち、破壊活動に至ることもあります。宇宙空間に最適化したディノゾールが何故重力の井戸の底まで降りるのか、降りねばならないのか、生物学的には誰も説明が出来ません。
 宇宙を渡るディノゾールの群れ、そこにはこの世界を成り立たせる大宇宙の都合、もとい意思が存在するのかもしれません。

 またひとつ、地球のかけがえのなさを発見しましたね

No.551 - 2006/06/24(Sat) 23:05:47

生き物地球紀行『食いしん坊怪獣万歳』 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 今回取り上げる怪獣は、その愛らしい姿で宇宙の子ども達に大人気の食いしん坊怪獣ボガールです。ボガールは宇宙警備隊、銀河連邦警察、星雲大学、科学アカデミアから改造実験帝国メスまで、ありとあらゆる研究機関から『絶滅危惧種』に指定されています。そのためボガールを狙う宇宙ハンター(ツルギとかゲリー・カーライルとか)もいるようです。

 ボガールの人気はそののどかで暢気そうな外見と、愛らしい仕草にあります。突然舌を伸ばしたりうにょうにょ踊ったり見ていて飽きることがありません。その笑い声の癒し効果か、周囲の怪獣をひきつけるのもボガールの特徴です。時には半ば死に掛けていた怪獣まで元気になって躍り出てくることもあります。

 しかしボガールの生態については研究途上であり、餌や繁殖法、成長のプロセスなど、はっきりしたことはわかっていません。先日惑星アーブにボガールが現れたとの報告もあり、宇宙の子ども達の間で『アブちゃん』の名で親しまれていました。しかしその後惑星アーブで突発事故が発生したらしく、『アブちゃん』発見の報告を送ってきた宇宙警備隊の科学調査官ヒカリ(仮称)からの続報は支離滅裂で要領を得ません(詳細は不明ですが、ボガールが何でも喰うとか破裂して細胞分裂するとか、戯言の様な話が送られてきたそうです)でした。その上惑星アーブは何が原因かわかりませんが滅亡が報告され(恐らく惑星状で内乱による最終戦争が起こったのでしょう)、せっかく発見されたボガールの『アブちゃん』も(ついでに研究員のヒカリ:仮称も)行方がトンとわかりません。

 しかしその直後、地球で落し物をした宇宙人がボガールを目撃、爆死したかと思われた『アブちゃん』が生き延びていることが確認されました。この知らせに宇宙中の子どもが安堵たということです。

 地球での『アブちゃん』は怪獣退治に協力しているという話で、賞賛の声が広がっていますが詳細は不明です。
 また一つ、地球のかけがえのなさを発見しましたね。

訂正:ボガールが『絶滅危惧種』に指定されているとお伝えしましたが、正しくは、『(周囲の生物を)絶滅(させる)危惧(のある危険な)種』の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

No.556 - 2006/07/02(Sun) 08:47:51
ウルトラマンメビウス第11話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第11話「母の奇跡」

マケット怪獣リムエレキング
マケット怪獣ウィンダム
宇宙斬鉄怪獣ディノゾール 
宇宙斬鉄怪獣ディノゾールリバース登場

放映年月日2006/6/17

脚本:赤星政尚 
監督:鈴木健二 
特技監督:鈴木健二

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No.539 - 2006/06/17(Sat) 14:30:52

Re: ウルトラマンメビウス第11話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
「ウルトラマンヒカリ」と呼ばれて、一番「ヲイ!!!!」と思っているのは、ツルギであった彼の青いウルトラマンであることは論を待たないと思う。

9話、10話を経ての、何となくおまけの回みたいながら、ヒカリ登場編です。このデザイン・・・・あまり好きじゃないです・・・・

定番ながらウィンダムの突進(何とかの一つ覚えとも言う)もみられたし、その背後でミクラスのなんとなくかわいそうな処置、またそれに伴うGUYS上部機関の見識というものをさらっと描いちゃうのは上手いと思いました。マケットは個人の持ち物では困るものね。。。。まぁ、今後またコノミのところに戻ってくるのでしょうが、いったんはそういう選引きがなされたということでしょう。

ともあれ今回の見所はミライのお説教でしょうか。ミライのキャラクター造形がよくわかるエピソードでした。ここんとこ危なかったリュウの目を覚ますというか、へたれ具合を喝破したというか。。。結局ディノゾールが絡む回はリュウの回なんですね。

そしてまたGUYSクルー単独作戦の方が、上部機関の立てた作戦行動よりも遙かに優れていることも明らかになってきました。良いことなのかどうなのかはわかりませんが。

ただ、気になったのは戦闘場面でこれ見よがしに出てくる車やロープウェイ。あれってその周辺に人がいるっていうことでしょうか。それなら何とも中途半端な演出と気になってしょうがありません。今までいっさい一般市民を描いてこなかったメビウスにおいて、ああいう退避行動的な画を挿入されると違和感があります。それに作戦行動自体が穴だらけで、周囲の退避を含む徹底ぶりが全く見られない印象を与え、ミライがリュウを諭した意味がなくなってしまうのではないでしょうか。これで「人の命を守るため」といわれても・・・・ちょっとした描写でしたが僕にはあまり理解できるものではありませんでした。どなたか説明してくださることを期待します。

No.541 - 2006/06/18(Sun) 02:56:14

Re: ウルトラマンメビウス第11話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
ああっと、蛇足ながらラストのシーンでなにげにリュウを小突いているテッペイ君が好きです(^^;;
No.544 - 2006/06/18(Sun) 03:16:30

ディティールアップ!基地○○!! / 新伴仙司 [東海]
 GUYS基地と現場をつなぐモノ、ここまでそれはスーパーマードック号(じゃない、ガンフェニックスだ)だけでした。一応毎回登場していた基地の全景はミニチュアのみで、別アングルすらありません。辛うじて毎度基地の周囲を周っている(?)らしい謎の車両がありましたが、レベル的にはジャガーバルカンと同レベルです(ジャガーバルカンでは乗り込みの合成がミニチュアと本編の橋渡しになっており、GUYSより上です)。
 今回基地の周囲でランニングをするGUYS隊員の目線で、実景に合成されたGUYS基地が描かれたことで、やっとGUYSは『戦隊シリーズ』の特撮レベルをクリアしたといえる、かも知れません。

 どちらにしろ『メビウス』が特撮パートと日常パートの間のグレーゾーンを十分描いていないことは確かですから、話題の『何故か動いているゴンドラ』と並び、基地の全景?Uはそのグレーゾーンを少しでも埋めようとする努力の一つなのではないでしょうか。

 その努力が実っているかどうかは議論の分かれるところでありましょう。っつーか、ネットで読む限り賛否の『賛』が見当たらないよーな気がするのは小生だけでしょうか?

No.552 - 2006/06/25(Sun) 23:32:53
ウルトラマンメビウス第10話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第10話「GUYSの誇り」

高次元捕食体 ボガールモンス登場

放映年月日2006/6/10

脚本:川上英幸 
監督:小原直樹 
特技監督:菊地雄一

第10話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
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No.532 - 2006/06/10(Sat) 12:09:56

Re: ウルトラマンメビウス第10話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
あわわ・・・
10話スレが消えそうだ・・(^^;

というわけで、「GUYSの誇り」です。
前半はベタベタな展開で、リュウの葛藤が物語を引っ張っていきます。この男、ここに来てウロが出始めているのが見ていて痛々しかったり・・・
でもこういう下手な展開は決してきらいじゃありません。こねくり回して複雑なストーリー展開をするよりいっそ爽快。

9話、10話と前後編でツルギを描いた訳ですが、もう少し引っ張ってもよかったかな・・・・ボガール編の終了とともに退場(もちろん再登場なんですが)キャラとして少し弱いかも・・

で、結局何が言いたいのかというと、ネクサスのころから言っていた、「ウルトラマン」であること、「ウルトラマン」と呼ばれるための条件、とか言うこと。
ツルギは「ウルトラマンの心は捨てた」といい、ミライは「捨てられるわけがない」という。
そこには「ウルトラマン」と呼ばれるためにはどのようにあるべきかを再確認させてくれる何かがあると思うのです。この前後編はそれを語りかけるためのみに存在するのかもしれません。

本編で言うと、せっかくGUYSオーシャンの大規模な作戦行動なのにまったくその姿、存在感が感じられないなど、残念なところもありますが(というかわざと閉じた世界にしているように思えてならなくなった・・・)10話という節目に相応しい作品だったのではないでしょうか。

というか、これまたまとめてどこかに書きます。

No.540 - 2006/06/18(Sun) 02:31:29

GUYSオーシャンインタビュー記録 / 新伴仙司 [東海]
久川「インタビュアーの久川です、今回は人類の敵・ボガール殲滅作戦を立案された、GUYSオーシャンのケアレ・スミス作戦参謀にお話をお聞きしました」
スミス「ワラシGUYSオーシャンスミスでス。ワラシの父親、亀怪獣繁殖を防いだ英雄的な元地球警備隊の司令官でス。貴女、ドキュメントUGMに名高い元UGM広報の久川隊員、ワラシ貴女のファンでぇス!」
久川「はぁどぉも、ボガール殲滅作戦についてお聞きしたいのですが」
スミス「OKOK、ボガールはその愉快でのどかな外見とは裏腹に、非常にデインジャラスな怪獣でス。怪獣を捕食するたびにエナジ量がアップ、歩く爆弾のような奴でス。大急ぎで退治すべきなのでス」
久川「作戦の概要をお教えください」
スミス「簡単でス、無人島に磁力バリアを設置、ボガールが来たらバリアで島を覆って閉じ込めまス。その後はスーパー大砲でズドン、一発でぇぇス」
久川「いくつか疑問があるのでお答えください。作戦場所に無人島が選ばれた理由は何ですか」
スミス「作戦主体をGUYSオーシャンにするためでス」
久川「何故これまでボガール戦を担当していたGUYSジャパンでなく、オーシャンに担当を替えたのですか?」
スミス「お話の都合でス。GUYSジャパンの面々にはアナザーにやることがあるのでス」
久川「…GUYSジャパンの担当する作戦のフォローとは何が想定されていたのですか」
スミス「特にありませン、GUYSジャパンが出動する言い訳のためにフォローを頼んだので、他には何も考えていませン」
久川「…はぁ、ではあの磁力線バリアは未解明超科学技術メテオールではないのですか?」
スミス「無論、違いまス。メテオールでは1分間しか起動できませン。お話の都合上それは不味イ」
久川「地球オリジナル技術のバリアとメテオールのバリアとはどう見分ければいいのですか?」
スミス「お話進行の都合上、見分けられると困りまス。台詞で説明したことには疑問を抱かず、何も考えずに素直に納得してくださぁぁイ」
久川「…、えーと、ボガールがタイミングよく発見され、都合よく無人島に来て、具合のいい場所に着陸したのは何故ですか?どんな方法を使ったのですか?」
スミス「何も手を打ってはいませぇン。お話の進行の都合上、ああなることは決まっているのでス」
久川「スーパー大砲はボガールにまるで歯が立たなかったようですが、その場合ボガールをどう殲滅する気だったのですか?」
スミス「何も考えていませン、というより、物語の都合上ウルトラマンが現れたらNPC(ノンプレイヤーキャラ:人が演じていない脇役)は引っ込むが当然。その時点で隠し持った手段があったら邪魔でぇぇス」
久川「エー、最後にGUYSジャパンが作戦進行中に何かやってましたが?」
スミス「バリアにホール開けてたようでス。今回はお話の都合上叱責は省略しましタ」
久川「…徹頭徹尾、物語の都合で立案された作戦で、予定調和的に失敗することになっていた、ということですか?」
スミス「オブコォォス、流石IQ300。ユウはとてもあたまイイでぇス」
久川「…以上、インタビューでした。この作戦立案した作戦参謀は、水でもかぶって反省しなさい!」
スミス「オォォ!イッツほもでぇぇス」
久川「元地球防衛軍広報部・UGM担当・久川隊員でした!」

No.547 - 2006/06/19(Mon) 00:57:03
ウルトラマンメビウス第9話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第9話「復讐の鎧」

地底怪獣グドン
古代怪獣ツインテール
マケット怪獣ミクラス
高次元捕食体ボガール登場

放映年月日2006/6/3

脚本:長谷川圭一 
監督:小原直樹 
特技監督:菊地雄一

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No.530 - 2006/06/03(Sat) 13:04:51

Re: ウルトラマンメビウス第9話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
誰も書かないまま、もう今日は10話だよ(^^;

どうすべ〜




…って、人任せの管理人がいちばんいけないんですがね。すみません、これから9話を見てのちほど書きますm(__)m

No.531 - 2006/06/10(Sat) 12:06:27

Re: ウルトラマンメビウス第9話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
・・・・

あ、いや9話は見るからに前後編っぽかったから10話とまとめて・・と思ってはいたのですが・・・(^^;;

問題は前後編でもなさそうな所なんですねぇ〜〜(苦笑)

No.534 - 2006/06/11(Sun) 18:18:49

GUYS surry GO! / 新伴仙司 [東海]
 トリヤマ補佐官の出動指令、その毅然とした態度に一瞬顔がほころびました。
No.538 - 2006/06/16(Fri) 23:35:44

Re: ウルトラマンメビウス第9話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
新伴さん
>一瞬顔がほころびました。

ていうことはその他の場面では顔が引きつっていたとか(^^;;いや、すいません。

No.542 - 2006/06/18(Sun) 03:01:37

そ、それは! / 新伴仙司 [東海]
> その他の場面では顔が引きつっていたとか

 あー!せっかくぼかして書いていたのにぃぃ(^^;)。
 それをいっちゃぁおっしまいじゃないですかぁぁ(TT;)!

No.546 - 2006/06/18(Sun) 08:40:40
ウルトラマンメビウス第7話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第7話「ファントンの落し物」

健啖宇宙人ファントン星人
肥大糧食シーピン929
高次元捕食体ボガール 登場

放映年月日2006/5/20

脚本:赤星政尚 
監督:梶 研吾 
特技監督:菊地雄一

第7話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
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No.517 - 2006/05/20(Sat) 15:07:15

Re: ウルトラマンメビウス第7話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
最後の宇宙語に思わずにんまり。
癖のあるCPUの取り回しってのはよくわからんが(^^;;ああ、あの翻訳機もここまで進化していたんだなぁ・・・とちょっと感激。
このラストシーンに絡むミライの嬉しそうな表情も良いですね。
ミライは宇宙人である自分を受け入れてもらいたくってしょうがないんでしょう。彼の一喜一憂に共感できます。

さてボガールですが、単なる食いしんぼ怪獣になりそうなところをツルギとの絡みによって救われそうな気配です。ボガールは何のためにわざわざ地球で捕食活動をし、またツルギは何のためにボガールを追うのか。この布石をファントン星人の最後の一言で示唆させる辺り、上手いと思いました。人によってはとってつけたような印象を受けるでしょうが、僕は本編のドラマと並行でこの2者の関係を描くとしたら、このぐらいのさじ加減でしばらくは良いか、とも思います。1話に1つずつ、これぐらいが本編を邪魔しない良い塩梅かもしれません。

シーピン929を宇宙に持ち上げるためのメテオールの使用、およびその作戦行動はなかなかカッコよかったと思います。「後7秒!」で、「メビウスがんばれ!」という流れはメビウスとGUYSの連係プレーとして華があると思います。若干セリザワの描写を入れることでにリズムが悪いところは否めませんが。

ともあれ、ボガールはバルンガでも食べてしまいそうな感じです(^^;;

No.519 - 2006/05/21(Sun) 03:02:21

Re: ウルトラマンメビウス第7話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
一見ギャグ編のように見えて、「来訪者を守り抜け」(戦え!マイティジャック)や「怪獣使いと少年」に対する“アンチ・アンチテーゼ”になっている快作でした。

ウルトラシリーズのような作品では、まず「異端者を信頼する心」をメインテーマとして徹底的に描き、その中で前に述べたような「信頼は容易ではない」というアンチテーゼ的作品を時々配することによってこそシリーズ全体が輝くものだと思います。
しかしながら、ウルトラシリーズを論じる時にファンの注目を集めやすいのがアンチテーゼ的な作品であることも事実で、テーゼをストレートに描いた作品はよほどのインパクトがないとシリーズの中に埋没してしまいがちです。(作品の出来不出来は別としての印象論として)

その点、本作は全編をギャグタッチで描きながら、「典型的な反応をする地球人代表」としてトリヤマ補佐官のキャラクターをうまく使い、「宇宙人との信頼関係」というウルトラシリーズ全体の大テーマを嫌味なく印象的に描くことに成功していました。言わば「メインテーマを異色作で描く」という大技になっていたと思うのです。

宇宙人であるミライのとまどいや、『ウルトラマン』から流用された宇宙語の台詞なども、目立ちすぎない範囲でテーマとリンクされて、大変上手い使い方をされていたと思います。

「食券」の件や「記念写真」のくだりなども、一見ギャグのようで“実際に宇宙からの客人が来た場合”をリアルにシミュレーションしていて、テーマをうまく補完していたと思います。

いずれ、ミライが自分と地球人とのギャップに悩んだ時にでも、ファントン星人が再登場することを期待します。

No.524 - 2006/05/27(Sat) 07:18:42

ファントンの落としどころ / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 怪獣空白期が25年に及ぶのなら、宇宙人の地球来訪も25年ぶり(ウルトラマンは無視する傾向にあるようなので、バルタン星人以来と言うことになります)になる筈、一般社会にパニックが云々と言う前にGUYSが狼狽ていないのはGUYS自体が在り得ないほど無神経な組織だからでしょうか。

 ファントンの風習や宇宙語のくだり、トリヤマ補佐官のどたばたがギャグとして機能するためには、例えば「宇宙人の来訪に対する強い緊張感」や「特に食糧難でもないGUYS日本(飽食気味)とファントンの対比」など、確固たる土台が必要だと思うのですが、今回の話の肝となる「宇宙には地球人と対立するものばかりがいる訳じゃないんだよぉぉ」はほんわかとしすぎていて地球一般人の“宇宙人恐怖症”やら“侵略被害妄想”のレベルが全く見えません(大体リュウ以外のGUYS隊員は元々民間人、彼らがファントン星人に対して誰一人警戒感を抱かないのに、トリヤマ補佐官の一言だけで一般人が『宇宙には地球人と対立するものばかりがいるに違いなぁい』と思っているんだと、思えと要求する方が無理なのです。
 リュウにGUYSの任務をサボることばかり考えさせて(今回遂に任務に対して本気で嫌がっており、だからミライ君の数々の不審な言動をスルー出来るのじゃ。そのくせミライ君がサボっていると文句をつける、小姑そのものになってしまったゾ)ないで、「宇宙人なんかぶっ殺せばいいんだ」派の代表のリュウと甘ちゃん代表のテッペイ君を葛藤させるとか、宇宙人を色眼鏡で見ていたヘタレJリーガーと怪奇耳女がその偏見を打ち破るとか、燃える展開はいくらでも可能だった筈なのですが。
 少なくともラストシーンで「キレキレテ」と言われて喜ぶのが最初から無批判でファントンに友好的なテッペイじゃ駄目なんです。

 宇宙の食糧危機、宇宙後翻訳機、食事の風習やトリヤマらの反応、無限増殖食料(これは『キリガナイ』が出典だよね)に重力操作など、ガジェットは確かにそろっているし、作戦やボガール、ツルギの絡ませ方も、最後に情報を教えていくのも、物語がよく練りこまれていて隙がありません。でも問題はSF的な物語ではなくその前提部分なのです。

 小生はいろいろな意味で、今回の話は『落としどころ』を間違えていると感じました。

No.528 - 2006/05/29(Mon) 00:52:52

Re: ウルトラマンメビウス第7話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
新伴さん、どもです。

>少なくともラストシーンで「キレキレテ」と言われて喜ぶのが最初から無批判でファントンに友好的なテッペイじゃ駄目なんです。

僕はこれでよかったと思っています。
メビウスにおいてテッペイくんはTVを見ている子供達にいろいろなことを解説するスタンスも担っていると思うのです。怪獣の説明だけでなく、物語の流れの説明であったり、作戦行動の説明であったり。時には登場人物の心理にまで立ち入った説明までします。一連の流れの中で、こういうスタンスの人物が物語の流れの中に2人も3人もいると見ている子供達は混乱してしまいます。おっしゃる通りにリュウやマリナ、ジョージにその役割を振ったら、確かにそれなりの盛り上がりを期待できますが、それにはもっともっと伏線を張らないといけなくなるでしょう。30分という時間の中で、この物語にそれを望むのは逆に物語を混乱させ、散漫な印象を与えるだけではないかと思うのです。(もっとも8話の様にそつなくまとめることも可能であると示されましたが)それにテッペイ君の、自分に素直な感情表現は子供達にも受け入れやすく、物語の流れに引き込みやすいという利点もあります。

矢的さんが指摘されたように、この物語が「宇宙人との信頼関係」を描くものであれば、最後のテッペイ、コノミ、ミライのやりとりだけに押さえておいた方がシンプルで分かり易いのだと思います。シリアスな展開の作りならともかく、今回のようなギャグ編においてはこのぐらいのぬるさがちょうど良い塩梅だと思いましたが、いかかでしょうか。

No.529 - 2006/06/03(Sat) 02:36:54

ファントンは怪獣ごっこの怪獣になれるか / 新伴仙司 [東海]
 次も放映済みだし迷ったんですが、『皿まで喰ったら次は机だ!』と言う格言もあることだし(何処の国のだったかなぁ)、続きを書きます。

> テッペイくんはTVを見ている子供達にいろいろなことを解説(怪獣の説明、物語の流れ、作戦行動。時には登場人物の心理にまで)します。こういうスタンスの人物が物語の流れの中に2人も3人もいると見ている子供達は混乱してしまいます。

 確かにその通りです。ですから『宇宙人への不信』や『異星人恐怖症』は“説明”しちゃいかんのです。
 今回トリヤマ補佐官は実に上手に、異星人を怖がっている、内心を隠して接している、でも根本的に異星人がどんなものなのか理解していない、と言う世間一般の反応を演技で表現して見せてくれました。小生はトリヤマ一人で(マルさんとメイドさんは背景としてトリヤマの演技をサポートした訳です)やってたことを(ついでに、解説役が機械的に演じていた異星人との橋渡し役も)ヘタレサッカーと耳年増に配分し、例えばヘタレサッカーがクールな振りして宇宙人が怖くてヘタレったり耳年増が何かの理由で(減量とか)食料不足のファントン星に感情移入して必死になった結果ファントンになつかれたり、ナレーションに準ずる機械的な“解説”以外のドラマが必要だったと思う訳なのです。

 矢的君の云う通り、アンチ・アンチテーゼとして本編を捉えるならまず前提となるテーゼが世界観の津々浦々まで漬していると描いておかねばならないわけです(云うまでもなく、世界観全部漬してる様子を描くのは不可能です。間引いて描けばいいのですが)。そんな膨大な伏線など『メビウス』の在庫にないというのなら、メテオール同様過去の遺産を引っ張り出し、背景としての異星人への不信、テーゼとしての異星人との信頼関係に対する憧れ、アンチテーゼとしての信頼感構築の困難を分担すべきだった、というのが小生の結論です。

 その中にボガールやツルギがきちんと組み入れられたとき、初めて両者は現状である『メビウス』物語の邪魔者から脱却し、世界観の一部になることが出来るのではないでしょうか。

追伸:ここに書くことじゃないかもしれないけど、『メビナビ』はまず“メテオール”って何だか解説して欲しいなぁ。1分がエネルギー的限界なのか、それ以上は許可が出ないというだけなのか(それなら強引に使うことも出来るのか?)、目で見て判断つかないものにこそ“解説”が必要だと思います。
   それと何で『メビナビ』をテッペイ君にやらせないんだろうか。ウルトラマンの解説はミライに、過去のGUYSについてはリュウが、色々分担できないモンですかね。

No.535 - 2006/06/12(Mon) 01:18:34

私家版『ファントンの落し物』 / 新伴仙司 [東海]
1)タイトル
2)報道番組 地球の危機
 コメンテーターが地球の危機と、GUYSの頼りなさを煽るように訴えている。
3)フェニクスネスト 各々不快感を表すメンバー
 諭すサコミズ、でもオチはトリヤマで
4)街角 店頭のテレビを見ている兄妹
 大柄な兄セイジ(仮称)、華奢な妹ユウコ(仮称)の会話
 宇宙人は敵かと問うユウコ、そうだと応えるセイジ
 ウルトラマンメビウスも宇宙人だと指摘するユウコ
 何かが空から降ってくるのを目撃する二人
5)フェニクスネスト
 大気圏外からの落下物、更に宇宙船の接近を察知
 緊張する一同、宇宙人の『侵略』も35年ぶりなのだ!
6)OP
7)町外れ
 買い物帰りの兄妹、空にはガンフェニックスが飛ぶ
 そこで二人は倒れている怪物・ファントン星人を拾う
 腹をすかせたファントンに食べ物を与える兄妹
 ファントンは何かを探しているらしい(言葉は通じない)
8)宇宙 宇宙船と対峙しているガンローダー
 ガンクルセイダー(GUYSスペイシー?)が数機で同様に監視任務中、緊張感が高まっていく
9)地上 ミライ・テッペイと“もう一人”が捜索中
 兄弟はファントンを変装(^^;)させて捜しモノ
 両者遭遇、奇妙なやり取りの末、ファントンの正体はばれる。テッペイの通訳で状況がGUYSにも知れる。
 地球に何を持ち込んだのかと憤るリュウは食料原料だと聞いて拍子抜け、ファントンにとっては深刻だと怒る兄妹、ファントンはシーピンを地球人に奪われないかと心配していたのだが、優しい兄妹に自分を恥じ、GUYSに事情を話すことを決めたのだと言う。
10)シーピン回収 兄妹ら、目撃者の証言で発見される
 だがそこにはあの長広舌女がいた。
   「ボガール!」
 慄くファントン!セリザワの出現で女は消える。

 …
 後は概ね本編と同じ。
 上記の“もう一人”の人選で多少物語の変更あり
 本編ではしつこく戦っていたセリザワと長広舌女の戦いは極力押さえる。役割分担の結果、トリヤマの出番はかなり減る。メビウスがボガールを牽制、地球人の誠意がファントン星人に通じたと思った瞬間、ボガールめがけての怪光線が町を廃墟に変える!
  「ツルギ…」
 つぶやくファントン、ツルギの仕業だがボガールはいち早く姿を消し、ツルギも廃墟を一顧だにすることなく消え、メビウスは立ち尽くすしかない。

 ファンがお礼を言う相手はあの兄妹
 コノミがまねしてメビウスに伝えたいと言い出す
 リュウは一人、ツルギの暴挙に怒りを滾らせていた。


 お目汚しで申しわけありません。
 でも妄想を書き込んですっきりしました。

追伸)コメンテーターは当然『上田耕生』で(^^;)。
   セイジ君はデブキャラにしてファントンの空腹に感情移入させる。

No.545 - 2006/06/18(Sun) 08:35:36
ウルトラマンメビウス第8話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第8話「戦慄の捕食者」

高次元捕食体ボガール
マケット怪獣リムエレキング
マケット怪獣ミクラス 登場

放映年月日2006/5/20

脚本:小林雄次 
監督:梶 研吾 
特技監督:菊地雄一

第8話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。(このテンプレートもそろそろ模様替えしますかね?^^;)

No.525 - 2006/05/27(Sat) 07:22:59

Re: ウルトラマンメビウス第8話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
やられた〜〜〜〜!!

今週は僕的には素晴らしく、全く無駄のない30分でした。先週までややバランスが悪いと思っていたボガールとツルギの絡みは本格的に本編に組み込まれ、その因果関係は明らかにはされないものの、それぞれの目的をはっきりとさせることにより、立ち位置を確定。そしてそれにより、またツルギとメビウスの不安定な立ち位置も明確になる。そしてそれをツルギとミライの直接的な会話ですませてしまうという潔さ。そして新たにリュウとツルギの絡みを加えることに代表されるように、これまでややおざなりであったGUYSクルー個々のメンバーの描写も少ないながらもきちんと描写。

コノミはマケット怪獣の回は輝く。ミクラスを託され、ミライの制止も聞こえずに走り出すコノミ。この描写はかなり好きです。

リュウはセリザワとの絡みで輝き、テッペイは解説役として本分を発揮(再生エレキングのくだりは本当に笑ったけど、やはりマックスはいない世界であることも実証してしまった)。ジョージはクールなふりをしているがかなりのヘタレであるというキャラを確立。マリナは印象は薄いもののエンジンの悲鳴を聞き分けるという特殊能力をさりげなく披露。トリヤマ、マルは正直最初はうるさい存在だったけれど、ここにきて、いないと寂しい存在に昇格。ミサキは初めてGUYSの前に現れるというおまけ付き。サコミズはひょっとして過去に電気怪獣とに苦しめられた経験があるのかしら??

そして何よりもマケット怪獣の扱いの素晴らしさ。何が素晴らしいといって単なる再生怪獣としてではなく他の怪獣の属性を加えることによってパワーアップできるという楽しさを披露してくれた。ミクラス初登場の際にあれだけ話題になった弱点のことを、こうも簡単に解決し、遊び心をくすぐるように出来るとは!テッペイの振りの時点で「もしや、その手が・・・・」と見る方に期待させておいての透明化とネロンガ、エレドータスの紹介などお見事としかいいようがなかった。

マックスの時から見ると同じ復活怪獣にしても気負いが薄れ、「怪獣」の持つ楽しさを満喫させてくれる余裕が出てきたということだろうか。

ともあれ、これだけのことを30分にギュウギュウに詰めて、尚かつ無駄のない展開には、本当にやられました。

反面、新伴先生がご指摘されているように一般市民との絡みを全く描かないものだから、ますます閉じた世界観になっていっているような気もすることは確かですね。その辺りを今後注目しましょう。

ともあれメビウスは本当に面白い!

No.527 - 2006/05/28(Sun) 03:37:18

マケモンの逆襲 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 エレキミクラス、色が黄色にならなくてよかった。稲妻模様がつかなくてよかった。ライ○ュウに進化しなくてよかった、…っつーか、素朴な疑問として電気に弱いボガールに対して直接エレキングやネロンガを戦わせない理由がわからない(ゲロンガを改造してネロンガにすればイイのに^^;)。

 これも素朴な疑問だが、コノミがミクラスなら大丈夫だ(つまりボガールに勝てる、ってこと?)と断言する根拠がわからない。

 消えては現れるリムエレキング、その1分間の根拠がわからない。エネルギーがもたないのか?安全装置が働くようになっているのか?それとも何か(例えばセブンガーの技術を応用して未解明科学を無理に使えるようにしているとか?)別の理由があるのか、わからない。

 この第8話まで、小生の目にはリュウのよい点が全然わからない。小生の目にはリュウは、頑張って戦ったウルトラマンに「戦い方が悪い!」と難癖を付け(第1話の時点では単に事実を指摘しただけで、前向きな忠告だったのか難癖を付けただけだったのか判断がつきませんが、第2話メビウスがグドンを埋立地方向に誘導していくのを見て驚いているところを見ると、“あれ”は今後に生かされることを期待した“忠告”でなく、やり場のない怒りを吐き出した“難癖”だったと理解するのが妥当です。その証拠に第3話以降でもリュウが前向きな提案をした場面は記憶にありません)、仲間を集めようとする未来の気持ちを無に帰そうとし、新たな仲間が高い能力を示しても意地になって認めようとせず、先任であるにもかかわらずろくに現場指揮を執っていません。前回セリザワ前隊長を目撃したこと(剣に変身したらしいことも含む)を報告していないようです。
 リュウが機能していないためGUYSは今のところ全くの烏合の衆で、個性的で活躍している(筈の)隊員たちが初期MAC以上に現実感がありません。もしかするとこの先GUYSがリュウを中心にまとまるドラマが用意されているのでしょうか。…わかりません。

 共通していることは『前提が蔑ろにされている』んじゃないかってことですね。
 GUYSがウルトラマンとも対等に戦える、その土台となる未解明超越科学技術群メテオールについて共通理解を図りませんか。
 GUYSのドラマの中核である(筈の)リュウの魅力を再確認してもらえませんか。
 ボガールに単に暗躍のための暗躍させておかないで、ある程度の一貫性のある行動をとらせましょう。

 何度も書きましたが用意されたネタの数々には十分満足しています。小生は着飾ったドレスよりもまず、足元がきちんと固まっていることを確かめたいです。8話にもなってまだこんなことを言っている小生って、やっぱり“変”なんでしょうかね。

追伸:変ついでにサドラーは登場したことにならないんですかね、今回は。

No.536 - 2006/06/13(Tue) 00:41:49

Re: ウルトラマンメビウス第8話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
結局11話で明らかになったと思われることは、リュウは「セリザワ隊長にGUYSを任された」と思いこんでおり、気負いが過ぎて現実のGUYSを見れていなかったということではないでしょうか。ず〜〜と、「こんなんじゃない、こんなはずじゃない、ああ。俺はだめかも・・」と思いながらも、それを認めるわけにはいかないリュウの葛藤がそのまま「子供のように駄々をこねる」みたいな描写に繋がるんじゃないかと。そこんとこサコミズ隊長は上手く諭して戦闘に向かわせた、というところじゃないでしょうか。

リュウにとって「GUYSの誇り」とは、まだこの時点で「セリザワ隊長に恥ずかしくないGUYSを俺が作る」という気負い以外のなにものでもなかったのではないでしょうか。

No.543 - 2006/06/18(Sun) 03:13:19
STAR VACATION / prankster [関東]
話題提供。

一部では話題になっている「やる気のないダースベーダーのテーマ」のフラッシュムービーが公開されました。

夏の終わりを惜しみつつ脱力してください。

ちなみに、本曲はCD「ウクレレ・フォース 〜スター・ウォーズ ベスト・カバーズ〜」に収録されています。

No.306 - 2005/08/26(Fri) 10:04:22

Re: STAR VACATION / しろいるか
この「帝国」は文句無く弱いぞ、多分(笑)。
No.307 - 2005/08/27(Sat) 01:16:18

帝国の歌 / 新伴仙司 [東海]
 帝国はとても強い
 戦艦はどれもでかい
 ダースベーダーは黒い
 トルーパーは白い
 デススターは丸い

 知ってる人は知っている。

No.308 - 2005/08/29(Mon) 20:10:28

帝国バリエーション / しろいるか
帝国はとても弱い 
戦艦は何もしない
ダースベイダーは甘い 
皇帝はタルい
デススター脆い

「(主語)〜は、(形容詞)〜い」の形式さえ守ればオッケーなので
大量のバリエーションが存在するらしい。

No.309 - 2005/08/29(Mon) 21:23:55

いやいや / 新伴仙司 [東海]
 打てば響く、これ大切ね。

 特に帝国みたいな巨大組織には。

 しろいるかさんの○○に感謝。

No.310 - 2005/08/31(Wed) 00:52:59

Re: STAR VACATION / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
>pranksterさん
 残念ながら、元のフラッシュムービーはすでに航海終了ですね。もったいない…
(カラフルなリゾート風の海岸でトルーパーがウクレレを弾き、その向こうでデッキチェアに座っている黒い頭の後ろ姿が見えるという動画でした>見逃した方)

>新伴さん
 僕は第1作をまともに見るのが遅れてしまったため、その替え歌の方が先に刷り込まれてしまい、帝国のテーマをまともに聞くことができません(^_^;)

>しろいるかさん
 '80年代半ばのSF大会プログレスレポートによれば、そのバージョンは「“ジェダイの復讐”における帝国軍」のテーマだそうです。



…考えてみたら、「ジェダイの復讐」以降をまともに見たことがないんだよな、俺(^_^;)

No.328 - 2005/09/18(Sun) 14:46:25

別のムービー / しろいるか
身の回りの品物にひそむスターウォーズ

http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=23133

(その3)ということは、探せばどこかに(その2)も
あるのでしょう。

No.533 - 2006/06/10(Sat) 17:15:19
ウルトラマンメビウス第6話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第6話「深海の二人」

古代怪獣ツインテール
岩石怪獣サドラ
高次元捕食体ボガール
ハンターナイト ツルギ 登場

放映年月日2006/5/13

脚本:川上英幸 
監督:高野敏幸 
特技監督:高野敏幸

第6話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

No.499 - 2006/05/13(Sat) 12:53:42

ついんてーるv / 黒鮫建武隊 [関東]
いやー、いいですねー、ツインテールっ娘! < ジャンル違い。

「本来は海の怪獣だった」
というのはOK。(グドンも海底に出現した例があるしな。)
しかし、
「海ならグドンに勝てたかも」
というのは、おいおいちょっとちょっと(^^ゞ
それじゃあ「常食」には出来ないだろーがテッペイ君(^^ゞ

それはともかく、
身体を伸ばしてスピーディーに泳ぐツインテールは、
リアルな反面、可愛さは半減するなあ。

セリザワ隊長の変身シーンは、もうちょっと後の回でも良かったような気がする黒鮫でした。
ではではー。

No.510 - 2006/05/15(Mon) 20:47:27

Re: ウルトラマンメビウス第6話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
うわ、もう7話がは始まっちまう・・・・ということで。

さて、今回のメビウスは何分(しかも光が届きにくい海底で・・・)戦ったのでしょうか・・・・

高次元捕食体ボガール・・・・あの女の正体がこれだったのにはちょっとびっくりしました。ツルギとも既知であるかのような描写にこれからのストーリー展開が楽しみなようなそうでないような。もう少し謎のまま、GUYSと絡めていても良かったかも。

ともあれ、ストーリー上は先週の踏襲で、これといって進展はないものの、GUYSクルーの紹介話も今回で一段落な訳だから(除く隊長)先を見据えた布石の話でもかまわない。

しかし、今回もツルギのストーリーとマリナのストーリーとの整合性はといわれると???かな。

マリナの物語はあくまでツインテールとの絡みであるはずが、先週と同じくツルギとセリザワ、ボガールの前に印象が薄れたのは残念かな。

ツインテール自体の出来は良いですよ!
復活怪獣に付加価値を与える手法は成功していると思います。ツインテールが泳ぐ姿って生物感があふれていて(脳内補完アリ)既知の怪獣に新たな魅力を付け加えるのに成功していると思います。

さてこれからGUYSとメビウス、メビウスとツルギ、そしてボガールのいずれの組み合わせが物語を引っ張っていくのか。そのバランス如何によっては物語の成功を左右するでしょうね。ガイアとアグルの様にいい方向に行くことを期待します。

No.516 - 2006/05/20(Sat) 03:27:47

“何”が主役? / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
 シリーズの初期でGUYSメンバー・一人ひとりにスポットを当て、その背景や心情、テーマを優先的に明らかにしていくことが『メビウス』スタッフの戦略だと思います。恐らく昨今の『戦隊モノ』を参考にシリーズ構成したのでしょう。成功すれば画期的なことになるのでしょうが、現状では成功しているとは思えません。ウルトラシリーズでこの手法を使って失敗しなかったのは『ティガ』の場合だけで、それは単に主演男優のスケジュール問題からの苦肉の策に過ぎませんでした。
 必ずしも背景たる社会との整合性を必要としない戦隊シリーズでならともかく、その根底に『怪獣の出現を災害として受け止め、リアクションしてくれる社会』を必要とする巨大ヒーローモノではまず、事件を通じて“世界観”を描き出すことが急務です。特に特殊な“事情”が(例えば『怪獣は保護すべきだと考えている世界』や『怪獣出現が秘密になってる世界』など)でその背景を蔑ろに扱っていたら、どんな達人だって『物語』なぞ描けるモンではありません。

 さて『メビウス』の世界観とは?
(1)昭和ウルトラと地続き(データや技術の蓄積がある)で、25年間の空白期間がある。
(2)GUYSメンバー資格を持つ者が広く存在し、さらにGUYSの活躍に一喜一憂する世論が存在する。そこにはプロサッカーやモトクロス、巨大病院、幼稚園などがあり、我々とそう変わらない生活水準を持っている。
(3)ボガールやツルギなど、宇宙には地球自体には関心のない勢力があり、地球とは無関係に活動している。

 例えば今回描かれたツインテールの誕生プロセスは練りこまれ、非常に洗練されています。『水中ではグドンより強い』ツインテールが何故不利な地上に出るのか、出なければならないのか、何故『帰ってきた』以降30年もあの卵は眠っていたのか、そもアレは卵なのか、『ファイヤーマン』でのグドンのどたばたに至るまで保母一つの脈絡に取り込まれ、誰の目にも(とは云わないが^^;)明らかになったのです。小生は深く感動しました。
 でもその一方で『押して駄目なら押し破る』型熱血馬鹿隊員と『石橋を叩いて割る』型怪奇耳女隊員の対決はぼろぼろで、ダン隊長の特訓より理不尽なエセ精神論で終わってしまいました。思索の深みが偏りすぎです。
 そして何よりも現状では、(2)の部分の描写をトリヤマ補佐官に頼り切っています。現状ではトリヤマ補佐官の必死の演技が『メビウス』の世界観を辛うじて支えています(支えきれていないとする説もある)が、このままこんな片肺飛行のようなアンバランスな状態が続くのはあまり好ましいとは云えないのではないでしょうか。

 個人的にはTakujiさんに同感で、ツルギとボガールに関してはもっと別々に描いておいた方がよかったように感じます。本来は上記の(1)や(2)に重ねるようにして、整合性を保ちながら描写を積み重ねていくべきでした。ボガールは敵か味方か、ツルギの思惑は?…まぁ引っ張り方も難しいので、面倒な綱渡りを続けるよりは、いきなり状況を説明してしまう、今回のやり方が正解だったかも知れませんね。

 『メビウス』の主役は“誰”(ないしは“何”)なんでしょうか。『特撮マニア』の戯言でないことを祈るばかりです。

追伸:もう一つ、現状でも僅かながら『メビウス』世間は微かに垣間見えています。今後いきなり世間を大きく描く話が登場した場合、その微かな蓄積と矛盾する描写で『メビウス』世界に修復不能の大きな断層を作ってしまう可能性があります、実際平成ライダーにはそんなことが何度かありました。突然思い出したように世間を大きく描くとなれば相当細心の注意が必要でしょう。その覚悟があってやっているのなら、まぁ小生が口を挟むような話ではないのですがね。

No.523 - 2006/05/22(Mon) 11:16:23
<訃報>曽我町子さん / みいすけ・ゆりあん [関東]
また1人逝かれてしまいましたね。残念です・・・。
No.487 - 2006/05/08(Mon) 07:40:29

Re: <訃報>曽我町子さん / 乃ディ [ Mail ]
ゆりあんさん、大変に貴重な情報を有り難うございます、存知ませんでした。昭和四十年代初頭放映の初代モノクロ版オバQの声優さん、また青島幸雄の「いじわるばあさん」には女優として出演された方です。当時の週刊「サンデー毎日」に、彼女のセミ・ヌードが話題のカラー・グラビアとなり、確かセパレーツ水着程度の露出でした。小学校時代、「オバQ」の声真似上手な女の子がクラスにいました。蘇我町子さんの声色に似せるのを、皆で競ったものです。不二家が当時に発売した「カッコロ」ピーナッツ・チョコのTV-CMにはオバQが登場し、素敵なCMソングを歌うものでした(カッコウワルツのような美しい楽曲を、蘇我さんが歌っているのです)。五月連休中に、母校の聖ドミニコ学園を私は久々に再訪致しました。ドミニコの学び舎から至近に在った百窓(ヒャクソウ)の跡地に、現在は新たな家をまた新築中でした。昔語りの面影の全容が、彼方に薄れて参ります。そんな、今日この頃に又お別れの報でした。ところで、「ユリアン」の命名の語源は、やはり「友里(ユリ)アンヌ」から採られたのでしょうか?両者共に、スタイルの極めて良い美形ですものね。
No.488 - 2006/05/09(Tue) 09:39:29

Re: <訃報>曽我町子さん / みいすけ・ゆりあん
『ユリアン』の由来はわかりませんごめんなさい。
(17年の長いブランクがありまして・・・)

オバQやレインボーマンでの魔女で私を楽しませて頂いて、子供達はジュウレンジャーで親子二代にわたって楽しませて頂きました。

最近、こういった方達が次々に逝ってしまわれて悲しいです。

No.492 - 2006/05/10(Wed) 10:02:13

さようなら、我が愛する永遠の魔女 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
この件についてはコメントが遅れてしまいました。
感じるところがなかったわけではなく、7日の第一報以来およそアニメや特撮に関係しているネット内の巡回先が、この訃報の件でもちきりで、おそらくは何百件もの追悼コメントをまとめ読みしてしまったため、タイミングを外してしまったのです。

さて、乃ディさんやみいすけさんと同じく、曽我さんについての原体験はオバケのQ太郎でした。もう二十年以上も前に、何かの本で「アニメ化にあたって読者が違和感を覚えなかったのは、読者がマンガを読みながらどこかでQちゃんの声を聞いていたからだ」という主旨のコメントを読んだことがありました。曽我さん御自身が、どのようなお気持ちでオバQの演技に取り組まれたかは判りませんが、オバQというキャラクターと曽我さんとの出会いが、千載一遇の幸運な出会いであったことは間違いないでしょう。二代目の堀絢子さん、三代目の天地総子さんもそれぞれに魅力的でしたが、「ハスキーでかつ子どもっぽい」というイメージを曽我さんが定着されたからこそ、後年のお二方の起用があったのだと思います。

そして、次の記憶に残る出会いは「サイボーグ009」の007でした。原作の感情豊かで皮肉屋の中年男性から、わんぱくな少年へという大胆な変更でしたが、006との掛け合い漫才はドラマの進行役として大きな役割を占めていました。感情的な反応やギャグ的な演出を006と007が引き受けていたからこそ、009がクールなヒーローに徹することができたわけで(これは科学特捜隊のキャラクターシフトと同じ)、「009」における曽我さんのポジションは第二の主役と言ってもよいレベルでした。後年、改めて単行本で原作に接した時、「子どもではない」中年の007に違和感を覚えてしまったことを正直に書いておきます。

そして、多くの方がコメントしている実写特撮での魔女役ですが、やはり記憶に残っているのは「デンジマン」「サンバルカン」と連投したヘドリアン女王です。地球人とは異なる美意識と「正義」を持ち、部下思いの一面やコミカルな演技も見せ、悪役ながらも魅力的な指導者という難しいポジションを見事に演じきっていました。その最期は、多くの部下を失い超能力を使い果たして眠るように息を引き取るという寂しい演出で、いつか復活して宿敵デンジマン・サンバルカンとのリターンマッチを願っていましたが、それも永遠の夢になってしまいました。

自分が幼い頃から、空気のようにTVでお見かけしていた方だったので、いなくなったことが信じられません。これからじわじわと寂寥感が出てくるような気がします。享年68歳とのことで、俳優としてはまだまだこれからの御年でした、残念です。

遅まきながら、謹んで哀悼の意を表します。

追伸:みいすけ・ゆりあんさんへ
御本人がお忘れでは確かめようはないですが、お名前の由来はてっきりユリアン(メビウス1話で久々に姿を見せていましたね(^^))からと思っていました。まあ、ユリアン・ミンツ(銀河英雄伝説)は年代的に無関係ですね(^^;

No.500 - 2006/05/13(Sat) 13:25:39

Re: <訃報>曽我町子さん / みい
ゴメンなさい、つい勘違いして「ユリアン王女」の名前の由来かと・・・。
私のは「ユリアン王女」からです。
恥ずかしい〜

No.503 - 2006/05/13(Sat) 21:14:35

Re: <訃報>曽我町子さん / 乃ディ [ Mail ]
「80」のユリアンの命名は、やはり「友里アンヌ」から採った遊び心の賜物かと常々に思っていた私です。その辺りをご存知かと伺ったのが本意です。私も誤りを記しました、前都知事は「青島幸男」と表記すべきが正です。また、セブン12話を扱った「FLASH」誌が誤って「有里(ユリ)アンヌ」役のひし美ゆり子さんと印字したのを、ご担当記者に直に会いました折に指摘するや、ご本人も大いに不本意な初歩的ミスだったご様子でした。また、いろいろどうぞお教えください。
No.508 - 2006/05/14(Sun) 19:51:32

ユリアンのネーミングについて / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
今のところ、友里アンヌ→ユリアンを裏付ける公式の記事および同人関係の有力情報はありません。

個人的な印象では、ユリアンの登場した'81年(デザインや設定は'80年夏ごろからと思われますが)には、アンヌ隊員の人気は高かったものの、新ヒロイン名のモチーフになるほど絶対的な人気だったかどうかは微妙なところだと思います。
男性名ながら実在の人名にも存在し、アルプス山脈の一部にユリアンアルプスという地名も存在しますから、ウルトラ戦士ユリアンの由来もいろいろ考えられそうです。

ついでですが、ゾフィーの名はソフィスト(個人名ではなく古代ギリシャの弁論家)に由来しているとのことです。
アストラについては今のところ、公式のコメントはありません。

No.509 - 2006/05/14(Sun) 23:17:47

アストラのネーミングについて / 夕凪参謀 [関東]
実物が何処かに埋もれているので記憶だけですが、
放送当時、少年サンデーに連載されていたストーリー紹介の中のこぼれ話のコーナーに、
「色々な国の辞書を調べて見つけた名前で『星の王子』の意味」
とか書いてありました。
裏は取ってません。


そういえば、円楽師匠が『笑点』卒業だそうな…

No.512 - 2006/05/15(Mon) 22:57:28

辞書 / しろいるか
> 「色々な国の辞書を調べて見つけた名前で『星の王子』の意味」
> とか書いてありました。

英語だと
「astral」で「星の世界の, 星から発する」
「astray」で「道に迷って」

になりますが…発音なまっちゃうかな?^^;

No.514 - 2006/05/15(Mon) 23:39:17

Re:アストラのネーミングについて / 夕凪参謀 [関東]
実物(スクラップ)が地表に露出している事が発見された為、原文を転記します。

−−−−−−−−−−−− ここから −−−−−−−−−−−−−−−−
 今回は、レオの弟アストラが登場するが、アストラとは『星の王子』という意味。
 この名前をつけたのは円谷プロ企画室長の満田禾斉さん。レオの弟にふさわしいいい名前はないかと、ラテン語や、ギリシア語の辞書とにらめっこで、大変だったとか。
−−−−−−−−−−−− ここまで −−−−−−−−−−−−−−−−
 『少年サンデー』昭和49年 おそらく8月最終週の発売号(アストラ初登場の回の前の週)
  サンデーテレパックコーナー ウルトラマンレオ 「こぼれ話」より。
※「禾斉」は慣例に従い、一文字で記載されていたものを、二文字で表記しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 「にらめっこ」しただけで、「見つけた」わけではないのかも知れません。
 意訳、または満田氏の造語という可能性もあるかも?

 「迷ったあげくの命名」で、「astray」が当たりだったりして(^_^;

No.522 - 2006/05/22(Mon) 00:22:36
ウルトラマンメビウス第5話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第5話「逆転のシュート」

岩石怪獣サドラ
宇宙斬鉄怪獣ディノゾール
ハンターナイト・ツルギ 登場

脚本:長谷川圭一 
監督:高野敏幸 
特技監督:高野敏幸

第5話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
初めての方は、掲示板メニューのHOMEをクリックして掲示板ゲートに戻り、投降ルールに同意された上で御発言ください。

なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

(そろそろ管理人自身の感想も…以下略^^;)

No.480 - 2006/05/06(Sat) 17:31:22

デットンは? / 黒鮫建武隊 [関東]
ども、黒鮫です。
いや、もうストーリーとか、どーでもいい(暴言。
サドラだよサドラ。
びみょ〜んと手が伸びるのは個人的には趣味でないけれど、
霧の中から襲い来る恐怖ー、という感じが出ているので、まあいいかと。
次回はツインテールかー。
心無しか『帰マン』怪獣、多くない?

ツルギのデザインは、劇場版ミラーマンのようだ(^^ゞ

追伸
そろそろ管理人様ご自身の御感想も……以下略。

No.482 - 2006/05/06(Sat) 22:30:41

Re: ウルトラマンメビウス第5話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
ディノゾールくん・・・・・(TT)始まってたった5話の内3話に登場して、これほどまでに格を下げた怪獣も初めてではないだろうか・・・・1話にして格下というのは多々あるにしてもだ・・・・

ともあれ、端的に言えば今回のお話は「すべてはツルギのために」だったような印象です。サドラもジョージのエピソードも、みんなみんなツルギの一撃の前に消え去ってしまったかのような印象は、今後吉と出るか凶と出るか。

何となく複雑な心境です。

No.493 - 2006/05/11(Thu) 03:04:12

霧の童話 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
> 黒鮫殿

 同意見です。本当にどうでもいいストーリーでした。
 『マックス』とは別の意味で“究極のへたれ”を極めそうな気がしてきました。

 今回のドラマの肝がミラーマンrifujin、もといハンターナイトツルギのデビューにあるとするならば、大群獣サドラも長広舌女もメビウスとGUYSの奮戦も、更に言えば好意的な世論に有頂天のトリヤマやセリザワらしき影、我侭ジョージの「引き止めて!アタシを引き止めて!!」なメロォドラマも、全てがツルギの出現に収束し、吹っ飛ばされっちまうことを計算して配置すべきではあぁりませんか。
 GUYSとメビウスの共同戦線による戦果がツルギの出現で一瞬に霞んでしまうためには、それ以前に戦果が積み重なって、GUYSが世間に認められる展開が必要です。トリヤマのはしゃぎっぷりに感化されたGUYSが間違った喜び方をしてそれで終わり、というのはあまりに芸がありません。
 一匹狼を気取り(心底気取ってる)出て行こうとするジョージ、その背中からは「引き止めてくださいオーラ」が霧状に立ち上っています。一匹かと思われたサドラが複数いて、そこへスタンドプレーのツルギが来て場をさらっていってしまう、この展開をジョージに絡めないなんてあり得ないじゃありませんか!
 サドラが群獣であるとの伏線は確かに多数敷かれていますが、ここまでの話での描写にシビア・甘いのむらがありすぎるため、十分な効果を上げる前に答え合わせとなってしまいました。これも残念です。

 今回の話は前回以上にバラバラで一本の話としては機能していません。かといって並列に描かれた話が相乗効果で盛り上がった、という部分もありません。被害者の描写がお座成りであるためサドラの暴れた都会は無人に見えます。小理屈の辻褄合わせよりまず、現実感を喪失しかかっている世界観の確立に力を注ぐべきなんじゃないでしょうかね。

追伸:好評連載中の『メビウス』へたれ伝説ですが、なんだかんだイイながら、小生を含めてみんなが感想を書き込んでいるのは、イイ傾向なんじゃないでしょうか。視聴率はどうなんでしょうか。

No.513 - 2006/05/15(Mon) 23:36:14

ちょっとちょっと(^^ゞ / 黒鮫 [関東]
> 同意見です。本当にどうでもいいストーリーでした。

いや、新判さん勘弁して(滝汗

こんばんは、黒鮫です。
えー、このスレの最初の方で私が、

> いや、もうストーリーとか、どーでもいい(暴言。
と書いたのは、

「私個人が、ストーリーに関心がない(=怪獣にしか関心を向けていない」

という意味であって、

「評価する価値の無い、ダメダメなストーリーであった」

という意味ではありません(^^ゞ
ストーリーに関心が向かないのは、それだけ怪獣(サドラ)再登場に興奮したからという理由であって、ストーリーがつまらなかったからではありません。

新判さんは上記を御理解の上で書かれたのかも知れませんが、他の方に誤解されてもイヤなので、
野暮を承知で書かせてもらいました。

で、『メビウス』のストーリーや演出の質・完成度について、私はどう思うか、と言いますと、

……マジに関心無かったりする(滝汗。

見ている間は色々感じるところあれど、終了した瞬間に忘れ去ってます。
私、もう“特撮マニア”では無くなってしまいましたので、
「作品として評価しよう」とかいう気持ちは、
既に失ってしまいました。
単に、昭和ウルトラと地続きの続編新作が登場して、
馴染み深い怪獣たちが復活してくれるのが嬉しいだけです(^^)

さぁ、来週もみんなで見よう!

No.515 - 2006/05/16(Tue) 21:17:26

せんせい、しつもんです(^O^)/ / しろいるか
>黒鮫建武隊さん

> 私、もう“特撮マニア”では無くなってしまいましたので、

「この文中における」、「黒鮫建武隊さんの」“特撮マニア”という
言葉の定義とは?
昔と違って、“特撮”とそれに付随する様々なものの絶対供給量が
膨大になった現在、“特撮マニア”という言葉で表現される
イメージも又、多様化し、変化し続けていると思うわけでして…。
だからあくまでも、上記のような「限定的運用」においての
解説という線でよろしく(^_-)-☆。

No.520 - 2006/05/21(Sun) 10:37:19

そも、特撮マニアとは!? / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
ふーむ、なるほど。

確かに、「特撮マニア」という言葉自体、以前とは全く異なっていますね。

黒鮫さんの言われるところの「特撮マニア」というのは、「ヒーローや怪獣を中心とした狭義の“特撮”にこだわり、その独特のストーリー、演出、美術、音楽、作品世界観等を追求する、普通より少しアクティブなファン」というところと僕的には解釈しています。(ちがっていたら訂正をよろしく)

しかし、しろいるかさんのおっしゃる通り、“特撮”という言葉がもはや20年前と同じ定義ではくくれないマルチジャンルであることも事実。

例えば、「富豪刑事デラックス」の第一話を見たときには、CG合成によって演出された主人公の常識はずれの豪邸を見た時には、「おおっ、特撮だ!」と思ってしまいました。
逆に、昨今の「仮面ライダーシリーズ」に僕が今ひとつ乗れないのは、一般ドラマとのボーダーレス化により、自分が「仮面ライダー」に求める“(狭義の)特撮”的要素が希薄になっていることも正直な理由です。

ま、このサイトは「帰ってきたウルトラマン」とその周辺に適当なこだわりのある方であれば、“特撮”というキーワードにこだわる必要もあまりないのが現状ですが、たまには原点に返って「そも、特撮とは!?」「そも、特撮マニアとは!?」と考えてみるのも一興かも知れませんね。(原点という言葉にもいろいろと定義がありますが、ここはスタビライザー常連組の多くは古くは特撮大会、近年はパソコン通信の特撮フォーラムで出会っているという程度の定義です)

他の皆さんはいかがですか?

No.521 - 2006/05/21(Sun) 20:56:15
ウルトラマンメビウス第4話 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
第4話「傷だらけの絆」

マケット怪獣・ミクラス(マケットミクラス)
宇宙斬鉄怪獣ディノゾール(ホログラム)
宇宙凶険怪獣ケルビム 登場

放映年月日2006/4/29

脚本:小林雄次 
監督:村石宏實 
特技監督:村石宏實

第4話の御感想は、新たなスレッドを立てずこちらへお願いします。
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なお、御発言は当サークルの会誌への転載をお願いする場合がありますので、あらかじめ御了承ください。

(そろそろ自分の感想も書かんとな、反省反省^^;)

No.473 - 2006/04/29(Sat) 11:47:04

ミクラス〜! / 黒鮫 [関東]
というわけで、七年ぶりにミクラス復活!

……は良いけど、大胆な設定の変更に戸惑うことしきり。
いや、『パワード』や『マックス』、又はゴジラシリーズとかなら、この程度の変更は何てこと無い訳だが、『メビウス』でこうくるとはねー。

それにしても、
「ウルトラ戦士が操らず、時間制限のあるカプセル怪獣(もとい、マケット怪獣)」
とは、如何にも使い出が無さそうな(^^ゞ
セブンガーのような実力者なら、時間制限の枷があっても使いようによっては、という気がするが、
何しろミクラス。
時間制限無しでも勝ち星を挙げた実績0だというのに、
一分間しか使えないんじゃ、時間稼ぎにも使えやしない。
「ウルトラ戦士が操らない」
という事は、
「事情があって変身不可能の時の代打」
という訳にもいかないし。
じゃあ一体どんな使い道が……???

と、ハラハラ見守っていた訳ですが、
おおっ! これかーっ!

ミクラス戦闘→時間切れ寸前にメビウス変身
→合計四分戦える!!

この使い方って、懐かしのスーパーファミコン版『ウルトラセブン』と同じなんだよねー。
年少視聴者には、こういう使い道の方が返ってしっくり来るかも(^^)

ミクラスー、再登場待ってるぞー!

No.474 - 2006/04/29(Sat) 21:56:02

ポケモン!? / Takuji [近畿] [ Mail ]
ポケモンにはカプセル怪獣に対するリスペクトを感じるのだが、今回のミクラスは逆にポケモンの良いところを受け入れているように思える。今回のエピソードでミクラスはコノミ専用ポケモン、もといマケット怪獣となったのだが、強くなるかどうかは育て方次第という展開を期待しても良いかもしれない。防衛軍が最後に「改良の余地アリ」として回収してしまったのはリアルではあるが、次回の登場では人的な改良よりもコノミの愛情により強くなっていくミクラスが見たい。

しかし、メビウスは戦隊物の手法を大胆に取り込んだウルトラマンといえるんじゃないだろうか。戦隊物は初期エピソードで構成員一人一人のエピソードを積み重ねていくことによりシリーズ全体に深みを加えていくが、メビウスでも同じ手法が使われている。前回までのリュウ、テッペイ、今回のコノミ、そして次回はイカルガ・・・それぞれの個性を十分に掘り下げるエピソードをかさねていくことにより、GUYSが単にお助けチームであることからの脱却を図っている。

そしてメビウスは今週の一言、というのがよく利いていると思う。今回の僕のお気に入りは「お手伝いしますよ」というサコミズ隊長の一言。この一言により周囲を一瞬にして黙らせてしまうというのは、この人やはりただものではあるまい。またミクラスのデータが少ないなりに、弱いけれどそれなりに活躍できたのは「優れた管理者がいたからに違いない」というテッペイ君の鋭い推理に嬉しそうにセブンの存在を示唆するようなことを言うミライの発言をさりげなく遮る辺りうまいと思う。

さて隊員のエピソードが一通り終わるのをまってのツルギの登場。どういう立ち位置で活躍するのか、楽しみです。

No.475 - 2006/04/30(Sun) 02:48:31

マケモンGETだぜ! / 新伴仙司 [東海]
 今回のメインネタはマケモンことマケット怪獣デビュー、1分間のメテオールは設定が画期的なわりにきちんと劇中でその特異性が明確に描かれているとは言えず、単なるマードック号(じゃない、ガンフェニックスだ)のブースター扱いされているようにも見えます。スピードではなく機動性の凄さを利用したいのにタイムアップも考えず無闇に使うから肝心な時に『役立たず』とか云われてしまうのです。

 閑話休題、ミクラスの扱いは明らかにポケモンで、その良さを逆輸入(元々ポケモン自体がカプセル怪獣からのインスパイア)したことは評価できます。保母出身でみんなを守る時に勇気を出すコノミをミクラス使いとすることは反対しませんが、回収しちゃったら「コノミの頑張りでパワーアップ・「鍛えた技で勝ちまくり」ないしは「幼稚園児たちと友達になる!」ことで勝利への執念が生まれるとか、アイディアの生かしようがないではありませんか。とすればこれからミニサイズマケモン(等身大orぬいぐるみ大)の登場が心配、もとい期待されます。個人的には等身大で出現時間限界を数時間に引き伸ばしたタイプと一緒に幼稚園に遊びにいき、その場で巨大化して子ども達を守る話が欲しいですね。

 戦隊じみた描写は心情優先で、それ自体を否定する気はありませんが、その場で“変身”する戦隊と基地まで戻って改めて“出撃”するウルトラでは相容れない描写もあります。小生的にはそんな部分が『些細なこと』として気にならなくなるような、勢いを持った作品を期待しています。

 ところで次回はサドラでデットンは出ないようです。ディノゾール、グドン、バードン、ミクラス、サドラと並べると『全て相棒ありをピンで登場させる』という共通点があります。さてこの新たな伝統が破られるのは何時?

No.484 - 2006/05/07(Sun) 13:18:47

追伸 / 新伴仙司 [東海]
 ところでテッペイ君、小生の知る限りでカプセル怪獣を指導する者・すなわちウルトラセブンが“優れた指揮能力を発揮する”場面は見たことないのですが。

 明らかに電磁力を武器とする怪獣エレキングに電気に弱いミクラスを差し向け、電子妨害灯台攻略に電子頭脳で動くウィンダムを使う。ウルトラ警備隊でもMACでもセブンことモロボシ・ダンの指揮で自体が解決したことがあったでしょうか、いやない、って反語的表現です。第2期MYDOでもウチムラ警備隊でも、その指揮は間違いだらけで感動的なほどです。

 モロボシ・ダンの指揮能力の高さを示すお話がありましたら教えてください。純粋に知りたいです、いやマジで。

No.486 - 2006/05/08(Mon) 00:01:09

決まり手と弱点の違い / 夕凪参謀 [関東]
新伴仙司さん

>  明らかに電磁力を武器とする怪獣エレキングに電気に弱いミクラスを差し向け、

 別に電気に特に弱いという訳ではないと思いますけどね、放電光線には耐えてますし。
 これがウィンダムだったら一発で全身にスパーク走って膝を折るでしょう。それよりはマシです。

>  電子妨害灯台攻略に電子頭脳で動くウィンダムを使う。

 ウィンダムはほら、捨て駒だから(^_^;

>  モロボシ・ダンの指揮能力の高さを示すお話がありましたら教えてください。純粋に知りたいです、いやマジで。

 うーむ、すぐには思い出せない…
 MACは、よほど人材不足だったとしか…

No.490 - 2006/05/10(Wed) 01:36:12

実績 / 新伴仙司 [東海] [ Mail ]
> 別に電気に特に弱いという訳ではないと思いますけどね、放電光線には耐えてますし。

 画面で見る限り、ミクラスが平然としていたのは放電光線に対してではなく、放電光線で発生した火災の炎だと思います。またガンダー戦もミクラスが苦戦した原因は足元が危ういミクラスに対してガンダーが雪の中での戦いに慣れ、素早く動けたから(翼の存在も大きい)です。ミクラスの皮膚は頑丈で、高熱や低温には強いのです。でもエレキングの尻尾電撃には膝を突いていましたね、同じ電撃にセブンは耐えていました(まぁヒーローですから)。ついでに、これは“『メビウス』ではなかったこと”になってるのでしょうが、ザバンギ戦では早々にダウンしたウィンダムに対してかなりの打撃にも耐えて(単に鈍いだけなんていわないでください、^^;)いました。
 怪獣図鑑には毎度MYDO『ミクラスは電撃に弱い』と記されていますが、それもあながち根拠のないことじゃないと思いますよ。まぁ怪獣図鑑の言うこと全部信じてたらゲスラはゲラン蜂の幼虫だしゼットンは宇宙人ゾフィに操られていなきゃなりませんけどね。

> ウィンダムはほら、捨て駒だから(^_^;

 そう、MAC隊員と同じく(TT)使い捨て。

> (モロボシ・ダンの指揮能力の高さを)すぐには思い出せない…。

 でしょでしょ、ないんですよ、きっと!ことわざにも『名選手は必ずしも名監督ではない』とあるじゃありませんか。

No.496 - 2006/05/13(Sat) 08:44:14

Re: ウルトラマンメビウス第4話 / Takuji [近畿] [ Mail ]
横レス失礼します。

>ミクラスは電気に弱い。

ということですが、僕はてっきり対エレキング戦の結果を見て後付けされた弱点かと思っていました。

でもよく考えてみれば、たった一戦で「電気に弱い」と片づけられしまうのもかわいそうな話ですね(^^;;まぁ、データそのものが少ないんでしょ。
というか、ダンによる誤用が原因だとしたら、何ともミクラス、ウインダム、アギラというのはかわいそうな奴らで・・・(もっとかわいそうなのは異空間に捨てられた名もなき奴ですけどね・)

No.504 - 2006/05/13(Sat) 21:25:29

後付け / 新伴仙司 [東海]
> 僕はてっきり対エレキング戦の結果を見て後付けされた弱点かと思っていました。

 いやそれはそうなんですけど、結果論的後付け設定。
 弱点の項目にスペシウム光線と書かれる様なモンなんですけどね。
 以前MASHさん(西川伸司さん)のパロディ漫画に、ネオニュートロン液を掛けられそうになったパゴスが首だけガボラにすげ替えて逃れるというギャグがありました。「だからって効かないモンなの?」という突込みが入っていましたが。

 本当にマジな話では、恐らくミクラスはスタミナのある頑丈派怪獣だったが、高熱・低温や衝撃に比して、電気への耐性が低めだった、程度のことなんじゃないかと思います。ダンもそれを知らなかった可能性は多分にあり、その一事だけでは『ダンは指揮官として無能』とまでは断言できず、単なる状況証拠でしかないでしょう。

 ウルトラセブンの指揮能力に関しては別に項目を立てた方が良かったですかね?

No.505 - 2006/05/13(Sat) 22:50:13

怪獣の弱点 / 矢的八十郎 [関東] [ Home ] [ Mail ]
ミクラスが電気に弱いか否かについては、そもそも初期の怪獣図鑑で弱点という項目が設定された時、「生物として特に苦手とするもの」と「劇中における末路」と「身体上の弱い部位」と「敵に敗れた際の決まり手」がすべてごっちゃにされたのが混乱のもとなわけですね。

例えばの話、僕がエレキングの尻尾に触れたらまず命はありませんが、だからといって「特撮同人図鑑」で「矢的八十郎 弱点:電気」とは書かれないでしょう。

この件については、「湖のひみつ」の台本やミクラスの設定書が公開されず、各種商業誌で一致して「弱点:電気」と書かれているわけですから、新伴さんのおっしゃる通り「スタミナのある頑丈派怪獣だったが、高熱・低温や衝撃に比して、電気への耐性が低めだった」と解するのが妥当なところと思います。

しかしながら、その設定をダンの指揮能力について評価基準に使うのは、ダンに対して酷と思いますね。

No.507 - 2006/05/13(Sat) 23:37:37

Re: 実績 / 夕凪参謀 [関東]
新伴仙司さん
>  画面で見る限り、ミクラスが平然としていたのは放電光線に対してではなく、放電光線で発生した火災の炎だと思います。

 そういえば、そうですね。失礼しました。

 なお、本物のミクラスが時間稼ぎとしては充分に役に立っていたのは、それなりの訓練を受けていた為と思います。
 マケット怪獣の場合、その経験を移植出来なかった所に問題がある訳で、
 一平「無理じゃないかな、やっぱり。だって生まれたての赤ちゃんじゃないか。」
 というべき状況だったと思います。

No.511 - 2006/05/15(Mon) 22:53:19
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