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都市伝説かどうかと言ったら解らないですけど書かせていただきます。
私は神奈川県のソコソコ人口のある都市に住むものです。 私の住む街には今から十数年前まで「新地」と呼ばれる飲み屋街がありました。 バラック小屋のような小さな店が何十件(百軒くらいあるかも)も密集した地域です。 その飲み屋街の中にある小さな店を数回手伝った事があります。(忘年会で貸切の時とか) その店は小料理屋+スナックのような感じで決して綺麗な店ではありませんでしたが、ちょっとした名物料理もあり固定客は結構ついている感じでした。 数回目の手伝いの日、少し離れた店に料理を配達する事になっていたんですが外は大荒れでした。 その時に店主のオバちゃんが「コレは内緒にしといてね。」と店の奥にかかった額縁を外しました。 すると、下に降りる階段が。すごくビックリしました。 人ひとりは普通に歩けるくらい(すれ違いは窮屈かな)の幅と高さがあり、降りる階段は真っ暗で懐中電灯で照らしながら降りましたが、下の通路に降りると所々に裸電球があり懐中電灯が無くても歩けるくらいの明るさはありました。スイッチは所々にあります。 壁は土だったり、場所によってはコンクリートが塗ってあったり普通の屋内のような塗装した壁だったり色々でしたが、床(地面)は全て同じ石畳(コンクリートブロック?)が敷き詰めてありました。 雨が降っているせいか上から水が滴ってきたり、地面にうっすら水が流れていたりして寒い時期なのに何故かジメジメしていたのを覚えています。 通路を進むと更に驚いたのが先が見えない程に真っ直ぐで長い通路である事、一軒一軒の店舗に上がる階段があり、階段の脇には金属板にペンキで書いた物や紙に書いただけのものなど様々な屋号の書かれた表札がありました。 「こっちには絶対行っちゃいけない。」と言われましたが、横にそれる通路があったり、更に下に降りるための階段や工事現場についているような金網が錆びたエレベーター(?)もありました。 その通路を歩いて配達に向かった訳ですが、先ほどGoogleマップで大体の直線距離を調べたら450mくらいありました。 配達先の店に着くとやはり同じような階段を登りドア(板?)の前に備えてある鈴(紐を引くと鳴るようになっている)を鳴らすと配達先の店主のオバちゃんが開けてくれ料理を渡しました。 そのオバちゃんにも私が手伝いに行っている店主のオバちゃんが「大丈夫なの?」と意味深に聞かれ、私にも「ここのことは誰にも言っちゃだめだよ。」と言われました。(ここに書いちゃってますが「言って」は無いですよねw) とにかく通路の規模が凄くて驚きました。行っては無いですが見た感じだと線路の下も通って駅の反対側まで繋がっていると思います。 私の手伝った店は既に建物ごと(新地一帯)無くなっていますが配達に行った店は今もあります。 今もまだあの通路があるのかななんて思っています。 こうした秘密の地下通路って各地にあるものなんでしょうか? そして何故そんなに秘密にしなきゃいけないのでしょうか? 整備して一般人も通れるようにしたら便利だと思うんですけどね。 |
No.1534 2017/06/02(Fri) 11:35:38
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