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2017.06.12  皮膚科専門医の先生方へNo.292
 このコラムは、コラム285に移動いたしました。


2017.06.12  VCローションとダラシンローションの有効性No.291
 当院のニキビへのメイン治療のVCローションとダラシンローションの有効性を証明する医学研究が続々と発表されています。

たとえば、ダラシンローションは抗生物質で、普通、数か月や数年使うと菌抵抗性が出て、効かなくなる、と全世界で、耐性菌が問題になってきてますが、当院では、この30年間、常に第一選択薬(初診のニキビの患者さまに、初めに出す薬、という意味)として、使い、有効性を保持しています。

なぜでしょう?
それは、世界でも最も耐性菌を問題にしている米国でも、池野クリニックと同じ事が行われているのです。つまり、30年前から使われているダラシンローションがいまだに第一選択薬(単独でも、併用薬<例えばディアックゲル>でも)として、使われているばかりか、ダラシンローションと類似の抗生物質であるミノサイクリン(ミノマイシン)が、今年か来年に、外用剤(ぬりぐすり)として認可されるのです。
7,8年前から、耐性菌の問題で、外用剤としても抗生物質は、頻繁に使うべきでない、と内科学会が提言したにもかかわらず、なぜ、最新薬として抗生物質外用が認可されようとしているのでしょう??

それは、ダラシンローションにも、ミノマイシンにも、抗生物質以上に抗酸化・活性酸素除去作用があるからなのです。抗生物質としていくら耐性菌がでても、活性酸素除去や抗酸化の作用は、化学反応なので、この化学反応が長年の使用で、効かなくなる、なんて事は、物理化学上、あり得ないのです。

皆さま、中学のときに、
  HCL + NaOH → H2O + NaCL
(塩酸と水酸化ナトリウムを反応させると、水と食塩になる反応)を習われたと思いますが、100回目には、この反応が起こらない事がある、とか1年毎日同じ反応させると、1年目にこの反応が起こらなくなる、なんて、聞いた事、ないですよね。
この事が、理解して頂けるなら、ダラシンローションに耐性菌が、たとえできても全く問題なく、ニキビに効果が出せる事をご理解いただける、と思います。
だから、ダラシンやミノマイシン以外の抗生物質は、それほど活性酸素除去効果がないので、ニキビに一定期間しか、効かないのです。

ビタミンCのニキビへの有効性は、活性酸素除去に始まり、セラミド合成・メラニン抑制・コラーゲン合成・NLRP3inflammasome活性抑制・好中球NETosis抑制など、これでもか、これでもか、というたぐいに、ここ1,2年で、数々の最新論文で、裏付けられてきています。

それに加えて、リン酸ビタミンEや、ダプソンを使いこなしていけば、当院患者さまたちには、当たり前の事ですが、ニキビを完治させ、数年から数十年、完治を維持し(数年から数十年など世界中のどの病院でも実現しておりません。)赤みや色素沈着を消す事も、全然難しい事ではないのです。

どうか、皆さま、この紫外線や環境の悪化した地球で、きれいな肌を維持するには、リン酸ビタミンCローションや乳液・クリームをお使いください。

池野皮膚科形成外科クリニック
       院長  池野   宏


2017.06.07  2017年、21世紀のスキンケア、ますますビタミンCの時代へNo.290
 2017年も上半期が終わろうとしていますが、スキンケア、美容皮膚科学は、ますますビタミンC、ビタミンEの時代へと変貌しております。

@紫外線増悪からの肌の保護・予防
Aあらゆる病気の病態生理学からの活性酸素種の深刻性
B最新炎症理論のひとつの好中球細胞外トラップ理論でのビタミンCの重要性

@においては、コラム274でも説明いたしましたように、(長年、院長池野が口をすっぱくして繰り返し言ってる事ですが)年々強くなる紫外線や、破壊されたオゾン粒子により悪化している皮膚障害や、白人世界で深刻化している皮膚癌増加に対して、第一線で最も防ぐのが、外用ビタミンCであった、という研究結果が、世界NO.1の皮膚専門誌JIDで発表されております。
Aの皮膚領域に関して、日々発生する活性酸素種の80%が(リン酸)ビタミンCで、残り20%が(リン酸)ビタミンEで除去できる、という数々の論文報告
B今、注目されているは好中球NETosisに関しても、(リン酸)ビタミンCで抑えられる、という研究結果がでているのです。

つまり、皮膚障害のあらゆる領域で、(リン酸)ビタミンCと(リン酸)ビタミンEが、ことごとく、働いている、という科学的事実と、それを臨床の場で、実行している当院の欧米での実績とが、見事に融合してきているのです。

今後、人類の皮膚を守っていけるのは、(リン酸)ビタミンCと(リン酸)ビタミンEだという事を、ここにもう一度、強調しておきます。
そのリン酸ビタミンCを、世界に先駆け、1998年から、当院が使ってきた、という重みを院長・スタッフ自覚し、日々の診療に向き合ってまいります。

2017年6月7日
池野皮膚科形成外科クリニック


2017.06.05  あせものぬり薬No.289
 5月の4週目、5週目の真夏日のような暑い夏日が続いたせいで、この1週間、とびひや汗も、日焼けによる日光皮膚炎の患者さま方が急増いたしております。皆様、梅雨の時期も近づいておりますが、真夏と想定して、日光・汗対策、なさってくださいませ。

ちなみに当院では、あせも治療として、自費にはなりますが、
  オリジナルローション(通称 あせもローション)
      100ml  1000円+消費税
  亜鉛華軟膏 (あせもに効果)
      10g  300円+消費税

  を処方しております。診察時お申し出ください。

  池野皮膚科形成外科クリニック


2017.04.26  当院の診療スケジュールNo.288

当院の診療スケジュールは下記であります。


 <一般診療受付時間(=診療時間)>

火曜  正午〜PM3:00    PM5:00〜7:00
    (初診・再診)       (再診のみ)
     
水曜  正午〜PM3:00    (夕方診療)なし
    (初診・再診)

木曜  正午〜PM3:00      PM5:00〜7:00 
    (初診・再診)       (再診のみ)


 < 予約診療受付時間帯 >

火曜・水曜・木曜 午後3:30, 4:00, 4:30, 5:00の4枠   (初診・再診)

金曜 処置・レーザー手術・皮膚外科手術
(再診のみ)
(予約受付時間帯 PM2:00〜PM7:00)
*月曜は院長研究日ですが、院長在院の月曜は
  処置・レーザー手術・皮膚外科手術(再診のみ)
  (予約受付時間帯 PM3:00〜PM7:00)を行っております。




池野皮膚科のモットー(診療目標)
<どのような皮膚病でも皮膚治療法でも、病気のメカニズムでも、小学生のお子様にでもわかっていただけるように、スマホのように、スマホ以上に、わかりやすく説明させていただきます。わからないときは、わからない、と仰ってください。患者さまが悪いのではなく、医師の説明がダメなのです。わかっていただけるように、何度でも説明しなおします。特にアンチエイジング、ニキビのスキンケアについては、最新ハイテク皮膚科学に基づき、何でも説明させていただきます。>


池野皮膚科形成外科クリニック
     (TEL 0335381344)
 


2017.04.19  背中のニキビNo.287
 背中のニキビ治療に関して、最先端メカニズム・最新治療報告に基づき、正確な(確実な)有効性のある説明をいたします。

今年夏まで(8月)までに治したい、跡を綺麗にしたい、と考えていらっしゃる患者様方は、遅くとも5月末までにご受診ください。6月以降になると、たとえ8月に治ったとしても、赤みや色素沈着が消えません。

欧米学会で再三繰り返し、報告されているように、背中のニキビの炎症は、顔に比べて、非常に深い部分まで浸潤しているので(毛穴の炎症であるニキビにおいて、背中の毛穴は、顔より数倍深い)、ケミカルピーリングやレーザー・LEDは無効で、たとえ一時的に改善しても、深い部分でくすぶっているので、1か月後に再発してしまいます。

直接原因の活性酸素を深いところまで除去し、毛穴に抗炎症効果のあるダプソンゲル(日本ではまだ未認可。当院院内処方有)・欧米仕様(日本の保険薬のダラシンは不可)ダラシンローション(深部までの活性酸素除去に有効。抗菌剤として使用するわけではないから菌耐性の問題もクリア)などで、徹底的に深いところの炎症を抑えないと、毛穴の背中のニキビは完治いたしません。しかも、深いので、少なくとも3か月の継続的な徹底治療が必要なのです(できれば4か月以上)。
日本の保険薬の、ディフェリンゲルやデュアック、エピデュオゲル、ベピオゲルも、それなりにいい薬ではありますが、残念ながら、背中のニキビには、それほど効果がありません。

背中のニキビで来院された患者さまたちには、当院でしかお伝えできない豊富な、数か月後の、ニキビゼロ、赤み・色素沈着の消えた(同一人物だと学会で証明されたお墨付きの)多くの症例写真を、お見せし、詳しいメカニズムを、小学生のお子様にでもお分かりいただけるように、クリアに説明させていただきます。これらの症例写真は、過去の全米皮膚科学会・ドバイ美容学会などで報告した、世界でも数少ない(6か月以上の経過後の再発なしが証明された)背中ニキビ完治症例写真で、該当患者さまたちの御好意で、お見せできるものです。

背中のニキビにお困りの方は、たとえ10年以上治らない方でも、4か月から6か月あれば十分治ります(あえて、「治ります」と言います。もちろん、顔や首のニキビなら、更に治ります。)。ぜひぜひ、当院の欧米学会に裏付けられた実績のある治療をおうけください。


池野皮膚科形成外科クリニック 池野 宏


2017.04.12  医師(医師・獣医師・歯科医師)やパラメディカルの先生方へNo.285
日頃、一番よくお尋ね頂くご質問に1)でお答えいたします。

1) 皮膚科専門医の先生方へ

日ごろ、お問合せを多数いただき、ありがとうございます。一番多く頂く下記の質問にこのコラムでお答えさせていただきます。

<ご質問(似たようなご質問をまとめさせて頂きました。)>
ディフェリンやベピオ、デュアック、エピデュオゲル、ゼビアックスといった新しい外用剤がこれだけ保険適応認可されているのに、何故、ニキビを完治させられないのか?患者さまによっては、内服の抗生物質と上記外用剤の併用、さらにピーリングまでしても、新しいニキビが次から次へとでてしまう。ニキビを完治させれる、と池野医師は宣言してるが、そんな事は、何故可能なのか?

<解答>
私の解答を理解いただくためには、次の語句のメカニズムをまず、確実にご理解ください。これらをご理解いただければ、私の解答もご理解いただけ、翌日からは、先生のクリニックで、完治する患者さまがどんどん増加されるでしょう。

活性酸素・NLRP3 Inflammasome・好中球NETosis
ベンゾイルパーオキサイドの薬理・ダプソンの薬理

以上をご理解頂いている事を前提に(失礼な言い方で申し訳ございません。USA方式だとこのような調子になり、ごめんなさい。)説明いたします。

最近の欧米有力論文で指摘されていますように、ニキビごくごく最初の病変の原因は、正常組織内でのIl-1βなどの炎症性サイトカインの発現ですが、DM.Thiboutot先生がJIDでも指摘されているように、多くの研究者が一番の原因としているアクネ菌によるNLRP3Inflammasomeの活性化によるIl-1βの発現は、実は最初の病変では起こり得ない。なぜなら、最初の正常に見える皮膚組織内にアクネ菌は存在しないからである。その証拠にKistowskaやQinの有力論文でも、実験手法では、ウサギやラットの皮膚にアクネ菌を注射して、ニキビモデルを作っているが、実際の人間の皮膚の初期病変では、起こり得ない操作である。

では、何がIl-1βなどのサイトカインを発現させているのか?それは、我々の研究では、ほぼ答えがでていますが、論文執筆中である事と共同研究者との約束事がありますので、それは明らかにできませんが、少なくとも、それによって、NLRP3Inflammasomeが活性化する事は確かなので、そのNLRP3Inflammasomeの活性を抑えられるのが、リン酸ビタミンCやダラシン・ダプソンなのです。

つまり、はじめのディフェリンや上記の薬剤(そして、ピーリング)では、出ているニキビを治せても、新しく出るニキビを全く抑えられないのですが、リン酸ビタミンCと、ダラシンやダプソンの併用なら、広い範囲で、活性酸素を除去でき、そしてNLRP3Inflammasomeの活性を抑えられるのです。逆に、リン酸ビタミンCと、ダラシンやダプソンによって、皮膚の活性酸素がことごとく抑えられると、どうやっても、NLRP3Inflammasomeは活性化できないので、ニキビが出れなくなるわけです。
保険薬のダラシンは、保険薬の適応条件の3年の安定性のため、防腐剤や安定剤が入り、欧米のダラシンほど、吸収されず、活性酸素除去が落ちてしまっています。
ディフェリンやベピオにも、ケミカルピーリングにも、活性酸素除去能がなく、出ているニキビを治せても(治せない場合も多い)、新しいニキビを止められないのです。

だから、新生ニキビを抑え、なおかつ、出ているニキビを確実に治すには、炎症を進行させる好中球からの活性酸素を除去でき、炎症の元であるNLRP3inflammasomeの活性スイッチを入れる活性酸素を除去できる、リン酸ビタミンCやダプソンと欧米のダラシンを使い、組織のリモデリングを促進するリン酸ビタミンCを、顔・首の肌全体に、池野の指示適合量をぬればいいのです。

以上、解答でございました。

池野クリニックでは、この20年、ニキビの治療に、内服の抗生物質も、ベピオも、デュアックも、ダラシンゲルも一切つかっておりません。コラム291でも説明しましたように、リン酸ビタミンCローションと欧米ダラシンローションをメインに、ニキビのタイプにより、ダプソンやディフェリン、レチノイン酸、リン酸ビタミンEを、使い分けて、追加しております。その治療で、欧米皮膚科学会や皮膚論文に発表・報告しているのであります。


2)医師(医師・獣医師・歯科医師)やパラメディカルの先生方へ 

 日ごろより、当院ざ瘡(ニキビ)・スキンケア治療、研究に御関心をいただき、まことにありがとうございます。先生方のお問合せに関しましては、皮膚・美容の専門医の先生方、非専門の内科・外科・他科の先生方、先生方の専門にかかわりなく、広く、お答えしてまいりますので、どうぞ、ご遠慮なく、なんでもお問合せください。

もちろん、皮膚科・美容外科・美容皮膚科専門医の先生方のお問い合わせに関しましては、より専門的に、どのようなご質問にも最新知見に基づき(欧米インパクトファクター、1.0以上の専門誌の知見。もちろんJIDやJADDなどが中心です。)お答えしてまいります。

ただし、どの先生方のお問合せでも、メールや電話では対応しきれませんので、先生方が3人以上そろわれましたら、FAX0335381355いただければ、クリニックの診療時間以外で、お時間お取りし、解説させていただきます。先生方の、ざ瘡(ニキビ)やスキンケアに関する、日ごろのすべての疑問へのお答えを用意しております。

PS:当院患者さまの(医学生時代からお越しになり医師になられた方やその紹介で来られた)医師の方たち(医師・獣医師・歯科医師・パラメディカルの先生方)は、おひとりでも、電話やメールで対応させて頂きますので、先生方は、私の患者様でもいらっしゃるので、どうぞご遠慮なく、お申し出ください。

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