| 2009.01.13 ご報告(2010年1月5現在) | No.102 |
2010年1月現在の、池野クリニックの最新の研究報告, 及び最新ニキビ治療情報、そして最新美肌・抗老化治療情報をお伝えいたします。
1)最新情報 @ 当院院長である私、池野とマイアミ大学美容皮膚科との共同研究の論文(リン酸ビタミンCのニキビへの効果を検証するダブルブラインド法による臨床テストの論文)がPubmedにも引用されている The Journal of Cosmetic Dermatology(Blackwell社)に受理されました。2010年前半には掲載される見通しです。 A B 私、池野が提唱しているリン酸ビタミンCのニキビ治療への有効性を示す論文が、我々のグループ以外の大学研究機関から初めて International Journal of Cosmetic Science(Blackwell社)に掲載されました。もちろん、この雑誌もPubmedに常に引用されている雑誌であります。
Cニキビの関連疾患であるRosacea(日本名 酒さ)のメカニズムにおいて、皮脂の酸化と抗酸化能とが密接に結びついている、という論文が、2009年のJournal of the American Academy of Dermatology(全米皮膚科学会の機関誌、当然常時Pubmedに引用されている。) に掲載されました。このメカニズムは、私、池野が1998年より提唱している理論で、リン酸ビタミンCの理論的根拠となるものです。
D 2009年11月1日より新しいリン酸ビタミンC含有石鹸およびクレンジングの処方を開 始しました。 VCソープ 100g \1575(税込) VCクレンジング 100ml \4200(税込)
E 毛穴改善治療が、大幅に進歩いたしました。3か月から6か月での写真上で認識できる成果が上がってまいりましたので、2010年、欧米の学会で発表いたします。
2)最新研究報告 臨床研究・基礎研究では、いくつかの論文を、現在欧米の有力な皮膚科雑誌に投稿中であります。(そのうち二つは掲載完了または決定 @2009年6月Journal of Cosmetic Dermatology June issue 掲載。別記参照。A2010年3月Journal of Cosmetic Dermatology March issue 掲載決定。別記参照。 また、基礎研究のひとつは、この秋にヨーロッパで開催される欧州研究皮膚科学会で、リン酸ビタミンCの炎症性サイトカイン抑制効果が詳細に、共同研究先のドイツの大学より、発表されます(昨年に続き、続報発表)。
3)最新(欧米最前線)ニキビ治療 日本では、2008年10月に認可された0.1%Differinゲルが「新しいニキビの塗り薬」として、マスコミなどでも大々的に紹介されています。ようやく「治せる薬」が認可された、という意味でも、日本のニキビ治療が少しは遅れを取り戻せるという意味でも、喜ばしい事なのですが、当院の患者さま方にご理解いただきたいのは、0.1%Differinゲルは、数ある(10何種類ある)欧米の有効な外用薬のうちのひとつに過ぎない、という事であります。もちろん、Differinゲルは有効ですので、当院では1999年より、処方しておりました(当院患者様方ならは、よくご存じの事であります。) 2009年現在、当院でも欧米でも、0.1%Differinゲルをはるかに上回る0.3%Differinゲルをすでに処方しております(日本で認可されるのは早くても5,6年先となります)。Differinゲル以外にも、多くの有効な外用薬(当然日本では認可されていないし、認可されるのは数年または10年先)がたくさんあり、患者さまのニキビの状態によって、使いわけて処方しております。
最近、時々患者さまから、「新しいニキビの薬が出た、と新聞やテレビ、インターネットで見たのですが」と質問を受ける事がありますので、説明させていただきますが、当院では1999年から処方していた薬が、10年たって、やっと、ようやく、本当にようやく、認可され、現状の認識能力のない日本のマスコミが「新しい薬、最新の薬」と取り上げているのであります。日本にとって「新しい薬」であっても、池野クリニックからすると10年も前から、処方し続けている薬なのです。当然、有効ではあるが、限界もあり、どのレベルのニキビに有効か、どのタイプのニキビに無効か、も熟知しております。もちろん、日本で認可された事により、海外から輸入していた時期より、3分の1の価格で処方できるようになったのは嬉しいかぎりであります。 2010年1月現在、この系統のさらなる新しい薬を当院とドイツの大学との共同研究で開発いたしました。首や顎の頑固なニキビを、この新薬と他の有効な薬剤との併用で、「たちまち治してしまう」治療が可能だと考えております。もちろん、2010年1月現在、アジア・中東・オセアニア地域では、当院にしか常備しておりません。
2010年現在、最前線治療として、上記多くの欧米の有効な外用薬と、(欧米でも市民権を獲得しつつある)リン酸ビタミンCローション、及び最新の(といっても当院では3年前から使用)PPX光治療器・各種レーザー機器、及び特殊な内服薬を、それぞれの患者さまのニキビのタイプ・重症度によって、使い分け、平均3,4か月で完治にもっていけるよう、処方設計しております。ただし、保険がきかないため、治療費用としては、ひと月平均2万円〜3万円前後かかってまいります(化粧水・乳液込)。 治すレベルにおいては、当然、全くニキビが出てこない、ニキビ跡の赤み・シミが(99%ではなく)100%消える、というレベルを目標にしています。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
4)最新(欧米最前線)美肌・アンチエイジング治療 シミ・毛穴・アンチエイジングに関しては、2008年に欧米で飛躍的に外用薬・レーザー治療器が開発され、特に、シミ・毛穴に関してはほぼ6か月で大幅に改善できる治療法が確立いたしました。治療ご希望の患者さま方は、診察時お申し出いただければ、豊富な症例写真をご覧いただきながら、治療法を解説させていただきます。 ただし、治療費用は、ひと月平均 3万円から4万円かかってまいります(化粧水・乳液込)。 また、アンチエイジングに関しましては、当院の多くの患者さま方が実感して頂いている、と自負しておりますが、ローション・乳液およびビタミンEローションの日常使用により、平均5才〜10才(1年使用)の若返りが実現しています(各ローション・乳液毎月1本使用、やはりひと月の平均治療費用は2万円以上となります。)。さらに新しい薬剤(外用薬)、および最新レーザー治療を加える事により大幅なアンチエイジングも実現しております。ご希望の患者さま方は、診察時お申し出ください。
2010年1月5日
池野皮膚科形成外科クリニック 院長 池 野 宏 |
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