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記事No.331に関するスレッドです


2018.08.03  8月1日より下記スキンケア製剤を販売処方いたします。No.331

1%MC(ミノサイクリン)ローション 20ml 2500円+税
   
 尋常性ざ瘡(ニキビ)への2018年冬米国で発売予定の世界最先端外用剤


4%VE(ビタミンE)ローション 20ml 5000円+税

 赤ら顔・赤みへの最高峰の美容液、アンチエイジング効果もVCローションやVCミルク・VERミルクとの併用で最高峰となります。



上記ミノサイクリンローションも、当院で20年以上ニキビ治療の主役となっている(VCローションとの併用の)ダラシン(クリンダマイシン)ローションも、元々は抗生物質です。抗生物質というものは、細菌(ばい菌)を殺す薬剤ですから、ここ10年間、医学の世界で言われている耐性菌の問題(同じ抗生物質を内服でも外用でも長く使っていると効かなくなる問題)の面で、患者さんからよく「大丈夫でしょうか?」と質問を受けますが、私院長池野は「全く大丈夫です」としっかりお答えしています。長く同じ抗生物質を、内服でも外用でも使い続けると耐性菌がでるのに、なぜ、はっきり大丈夫、といえるのでしょう。
 それは、ここ数年のミノサイクリン・ダラシン(クリンダマイシン)の最先端研究知見を理解していないと、説明できないので、できるだけ、詳しくわかりやすく説明いたします。残念ながら、この最先端知見は、日本の医師のまだ七割の方がご存じないかもしれません。
 簡潔に言うと、どちらの抗生物質もニキビには、「菌を殺す」以外の全く別のメカニズムで、炎症を抑えられる事がわかったのです。ひとつはVCローションと同じ「活性酸素除去効果」であり、もうひとつは「抗炎症効果―――@白血球(好中球)遊走・集積抑制 A白血球(好中球)NETOSIS抑制」です。白血球集積抑制とかNETOSIS抑制とかいうと、一般の方には難しいというかややこしい、というか、何の事かわからないですよね。もう少しわかりやすく言うと、なぜニキビが、老人や高齢者に比べて、圧倒的に(健康で免疫力も優れている)若い人に多いかというと、30%の理由は性ホルモンの活発さと、皮脂分泌とその酸化度が高くなりやすいからですが、残り70%(こちらの方が重要)は、免疫力が良すぎる・過剰になりやすいからなのです。つまり、敵である菌や過酸化脂質などの異物排除に働く時、過剰に働きすぎ暴走してしまうのです。少し抑えればいいところを、その何百倍あるいな何千倍も攻撃用活性酸素(機関銃やミサイル、と思ってください)を発射してしまうので、敵も抑えるが、自分自身の組織も壊してしまい(膿疱となって皮膚を壊し、ますます皮膚表面の異物やばい菌が侵入してしまう)、炎症がひどくなってくるのです。
ダラシンもミノサイクリンも、そしてVCローションもVCミルクも、それらの暴走している白血球にストップをかけてくれるわけです。日本の保険薬のベピオやディフェリン、デュアック、エピデュオには暴走白血球の抑制効果は皆無なのです。だから、それらの保険薬では、たとえニキビが治っても、新しいニキビを抑えられず、完治できないのです。
しかも、万一、ダラシンやミノサイクリンで耐性菌ができたとしても、ニキビにも肺の炎症や鼻咽頭の炎症でも、この暴走白血球抑制メカニズムで、炎症を抑えられるので、全く問題ありません。また、将来、抗生物質が必要な他の病気に万一かかっても、世の中に何百とある抗生物質の中から、耐性菌のないものを選べば、大丈夫なのです。
それよりも、ここ20年、ウィルス性の風邪に効果のない抗生物質を使い続けている日本の現状の方が、問題なのです。
もちろん、更なる疑問・ご質問のある方は、診察時、院長にお尋ねください。すべての皆様の疑問にお答えいたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


池野皮膚科形成外科クリニック 池野 宏