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2013.03.21  ご来院の皆さまへ「春はちょっと気合いをいれましょう。]No.177
  4月になっても、まだ寒い日もあり、寒暖の激しい差に体調をくるわせているいる方も多いでしょう。どうぞ、お気をつけください。

 皮膚科では毎年花の咲き始めるこの時期、紫外線量増加、花粉(花粉症皮膚炎など)、黄砂など大気汚染物質による刺激性皮膚炎が急増、今年はさらにPM2、5が加わっている様子がすでにうかがわれています。そこで少しご説明させていただきます。

★黄砂、PM2.5が肌に良くないのはなぜか? もともと大気汚染物質には有害な化学物質が含まれていますが、黄砂、PM2.5は大陸の規制基準のもとで生成されるため(日本や欧米で20年以上前に禁止されている有害物質がいまだに使用されている、)、有害物質の含有量が多い。一般的日常生活下では皮膚に付着するのが避けられない。
★ そこに、季節的に増加した紫外線が加わることで、皮膚に通常の数十倍の活性酸素が発生、これにより様々な季節的皮膚トラブルが引き起こされる。

 活性酸素がどのようなものかは、当院の患者様はよくよくおわかりのことと思います。
これまで永年お続けになってきたVCローションなどの当院スキンケア製剤による毎日の活性酸素除去を、どうぞひきつづき行なってください。

日中に受けた活性酸素による皮膚ダメージはほぼ回復させていただけます。ただ、それだけではなく、ここでは同時に紫外線(UV)防御ケアを強くおすすめいたします。
★ お手元になければ、まず手に入るUVカット剤(日焼け止め)で対処なさってください。
★ いっそう完璧なケアをお考えでしたら、当院の、リン酸ビタミンC入りUVカット剤をご提供しています。まだ使用未経験の方々につきましては、「受診」のさいにご相談いただけましたら、試用品をご用意し、必要に応じて使い方をご説明しています。
★ このUVカット剤は、世の中の日焼け止めの中で、初めてリン酸ビタミンCが含有されたもので(しかも含有量5%は誇れる濃度であります)、朝1回うすくぬるだけで、その日に、どんなにPM2.5,PM10や黄砂が付着し,活性酸素が発生しようが、すべて除去いたします。最低この時期だけでも、当院のUVカット済をおすすめいたします。ただし、当院の他のスキンケア外用剤と同じく、保存料、安定剤などが微量で、市販品のような長期保存ができません。現在、有効期間は窓口処方後1年であります。そして初回処方には受診が必須となります。

 どの地方の皆さまも、春の訪れをお感じになったら、これまでより少し気合いを入れて、お肌のお手入れをなさってください。西日本では、黄砂やPM2.5の飛来しやすい地域もあるようです。
どうぞ皮膚と同時にお体も大切になさってください。どうぞおだやかな春をおすごしくださいね。


2012.10.24  10%VCクリーム処方開始のお知らせNo.170
 10月24日(水曜日)より、10%VCクリームの処方を開始いたしました。ニキビ、ニキビ跡(赤み・シミ・くぼみ)・毛穴には、従来のVCローションやVC乳液(APS milk)が断然、有効ですが、一般的なシミや、たるみ予防には、このクリームが更に有効であると考えております。
    10%VCクリーム 1本(20g)= 7350円(税込)

池野皮膚科形成外科クリニック


2012.10.23  ご報告No.168
当院リン酸ビタミンC療法が欧米の代表的な皮膚科専門誌
 JDD(Journal of Drugs in Dermatology, インパクトファクター 1.566 )の2012年6月号で大々的に取り上げられ、高い専門的評価をいただきました。
(W P.Bowe MD, N Patel BS, A C.Logan MD. Acne Vulgaris: The Role of Oxidative Stress and Potential Therapeutic Value of Local and Systemic Antioxidants, JDD, volume 11. Issue 6, 742-746)

当院院長である私池野が、1997年以来、提唱し数々の臨床及び基礎データを欧米皮膚科学会に報告し続けてまいりましたニキビの病因(原因)が活性酸素である、という学説が大いに賞賛され、それを裏付ける数々の研究データまで紹介していただきました。
 論文の趣旨は、「欧米の最近のニキビ薬は進化し有効であるけれども、ニキビ自体を完治させる事はできていない。だが、Ikeno(Japanese investigatorと紹介されています)らのantioxidative treatment(抗酸化療法=リン酸ビタミンC療法、原文ではSAP)なら、新しい病変自体を抑えられる、つまり予防までできるのではないか、と紹介されています。加えて、最近直接、関係者とディスカッションさせて頂いたところ、増大している紫外線皮膚障害に対してもリン酸ビタミンC療法が極めて有効で、将来的には美容にとどまらず、皮膚癌予防の大きな希望の最有力候補だ、とまでの評価をいただきました。有難い限りであります。

これを受け、海外からの問い合わせが急増し、9月のドイツでの研究ミーティング、及びイタリア、ヴェネツィアでのヨーロッパ研究皮膚科学会でも、プレゼンテーションだけでなく、いくつかの研究機関(Munster大学、USAマイアミ大学、イタリアSan Gallicano Dermatological Institute IRCCS ピカルド教授、その他)とのミーティングをさせて頂き、今後の共同研究を更に、強めていく事が確約されました。具体的には、リン酸ビタミンC療法の、基礎研究・臨床研究をいろいろな方面で広げていける事になりました。

当院患者の皆さま方に、感謝を込め、誇りをもって、お伝えいたします。皆さま方が10年以上前より、信じてくださったリン酸ビタミンC療法が、世界のニキビ治療の中心になる可能性の最初の1歩がふみ出されたばかりか、この2012年の(オゾン層の破壊が半永久的に進んでいる)地球環境において、いろいろな分野の研究者たちの興味をひきつける最新療法となってきているのだ、という事を。

医師たちが(私も含め)全然効くと思わなかった薬剤で、患者さま方が「有効だ。」「すごく効く。」「いいです。」「肌が違ってくる。」とどんどん推していただき、開業医をその気にさせ、世界に欧米に広がっていった薬というのは、おそらく日本では、このリン酸ビタミンCが初めてではないでしょうか?
 1997年1998年から使い始めていただいた多くの患者さまに、心より感謝、深謝いたします。本当に本当に、有難いかぎりであります。もちろん、診察時にお礼を言いたいですが、もうお会いできない患者さまも多数いらっしゃるでしょうが、本当に本当に、どれだけ池野が感謝しているかを、このコラムで少しでも表現できたらなあ、という気持ちでいっぱいであります。

この論文に関して、ご興味のある方は「PubMed」というネット上でのサイトで「oxidative stress acne」で検索すると、最初の方にでてくる「The Role of Oxidative Stress and Potential Therapeutic Value of Local and Systemic Antioxidants」という論文が、それでございます。abstractでは、池野の名前は出てきませんが、本文まで見て頂くと、何か所にも参考文献として登場いたします。もちろん、診察時に論文のコピーをお見せする事も可能であります。
本当に本当にありがとうございます。

2012年10月23日
池野皮膚科形成外科クリニック  池野 宏


2012.05.17   日々提供されるスキンケア情報、でもどれがホント?No.164
 あらゆる学やスキンケアについても、日常レベルのみならず、手を伸ばせばどなたでも専門レベルの先端情報までご覧いた情報が簡単に手に入る、便利な時代になりました。皮膚科だける環境になっています。
 しかしその反面、情報の渦の中で迷っておられる方々が急増していることも日々診療現場においてひしひしと感じています。もしあなた様が今、迷われているようでしたら、以下をどうぞご参考に。

 ★情報源はどなたでしょうか?やはり皮膚のことを一番知っているのは皮膚科医、さらにあなた様の肌を実際にフォローされておられる先生なら最も安心できると思います。

 ★ご年長の方や先輩(さらに近所の人?)のアドバイスは、その方が医師でないかぎり、根拠が乏しく、鵜呑みにできません。迷信レベルかも知れません。インターネットの無記名記事も同様です。

 ★化粧品や市販薬の購入においては、言うまでもなく、ビジネストーク、セールストークがメインになりますから、必ずしも医学的に
正しいことばかりではありません。もし皮膚トラブルがあってもそれに即した説明を求めるのはむずかしく、トラブルに拍車をかけてしまうこともあり得ます。

 ★日本の情報テレビ番組は、とてもきめ細かくハイレベルな内容に創られていると思います。それでもテレビからの情報は、時間制約があること、番組提供者(スポンサー)あってこその番組でありスポンサーの意向が尊重されること、視聴率向上という目的があること、そのためにどうしても演出が入ってしまうこと、などのバイアスがかかっています。このことを頭の片すみにおいた上で、ご覧になることをおすすめします。
 余談ですが、皆さまが視聴料を払っている某放送局において、私が提出した資料をまったく違う形に演出されたり、確認なしでいきなり名前を出されたりと、?なことを経験しています。

 ★スキンケアについては、日本の美容誌、女性誌、情報誌はとても質が高いと思います。しかし制約の中にあることはテレビ番組と同様です。医学的事実なのか、商品の広告宣伝なのかを見分けてください。

 長くなってしまい恐縮ですが、具体的に一つ、二つーーーーーー
 
 ★いわゆる「シンデレラ睡眠」はあくまでも理想、お仕事やご家族
のお世話等で不可能な方も、一週間トータルで十分な睡眠時間をお取りになればOK. 「シンデレラ睡眠できない=肌が荒れる」は誤りです。
 ★「お料理用ラップでパックすると効果アップ」これは個人差があり、特に、どんなに小さくても何らかの皮膚トラブルのある方には厳禁です。

 活字や画面、うわさ、迷信を丸飲みしないで、選んで取り入れていきましょう。どうしてもわからない、知りたいときは「皮膚科医」に
相談しましょう。どなた様も健康な皮膚で、気持ちよくすごされることをお祈りします。


池野皮膚科形成外科クリニック
     院長  池 野    宏


2012.02.21  受付やお電話でたびたび頂く(よくある)ご質問No.161
 2011年より、4年ぶりに初診患者さまの受付を再開した事もあり、初診患者さまや久しぶり(5年から20年ぶりの<当院は1989年開院で、この23年間、院長池野ひとりですべての患者さまを拝見し続けております。>)の患者さまから、よく頂戴する質問(及びお答え)を挙げさせていただきます。

<初診費用はいくらですか?>
他のコラムでも紹介しておりますが、VCローション210ml×2本(\10500×2)とVCミルク(乳液 \7350)1本とがついて、初診料・VISIA写真(顔データ)撮影・肌分析検査料すべて含め、\31500(VCローション210ml×2本とVCミルク1本込)です。高い、とは思いますが、池野クリニック(VCローション処方開始以来の)14年のデータ分析により、最初の2カ月に最低、これだけの量をお使い頂ければ、ほとんどの肌トラブルが改善いたします。そして、そのお手入れを習慣づけていただいたほとんどの患者さまのお肌が、欧米の専門美容皮膚科学会レベルで、excellent (最良)との評価をいただき、最近では3年以上お使いいただいている患者さま方の80%以上で、ヨーロッパの提携研究機関にて、毛穴・美白度・キメの面で、平均5〜10歳のアンチエイジング(若がえり)効果が、確実な医学データとして、証明されつつあります。逆に、最初の2カ月で、これだけの量をお使いになっていらっしゃらなかったり、VCローションのみでVCミルク(乳液)をお使いになってなかった患者さま方のデータでは、約35%の方々で効果が得られず、結果的にはじめに処方したVCローションなどが、無駄になってしまっているのでございます。効果が得られないのに、無駄なお金を使っていただくわけにはまいりませんので、申し訳ございませんが、この金額に設定いたしました。この薬剤量をお使いいただければ、院長池野は治療にすこぶる自信をもっております。

<受付したあとは外出していいのですか?>
初診患者さまの受付は、毎週火曜・木曜の正午から午後3時ですが、待ち時間の長い日もございますので、もちろん外出は問題ございません。ただし、遅くとも夜間受付(火曜と木曜のみ PM 5時〜PM 7時、水曜は夜間受付はございません。)の終了時刻のPM7時までにはお戻りください。それを過ぎると、キャンセル扱いとなります。

<初診で保険診療は受付てないのですか?>
もちろん、保険診療機関ですし、院長池野は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医ですので、どのような疾患も厚生労働省の定めた規則にのっとり、保険診療させていただきます。ただし、ニキビ治療に関しましては、保険診療では多くの事を望めませんので、自費診療となります。ニキビ治療で保険診療をご希望の患者さまは、他の皮膚科医院をお選びください。また、シミ・ホクロ除去、毛穴縮小、ニキビ跡治療、その他美容関連治療に関しましては、厚生労働省が、保険適応を認めておりませんので、やはり自費診療となります。

<ニキビは確実に治りますか?>
医療に確実はございません。人間の体ですから。ただし、院長池野の指示どおり、きっちりお薬を使い、診察にもまめにお越しいただければ、そんなに難しいわけではございません。院長池野の申しますには、当院の世界レベルでの治療実績・研究実績(欧米皮膚科・美容皮膚科学会発表・論文実績)では、最低現在の地球レベルでベスト5には入れるだろう、めざすはもちろんNO.1だが、との事であります。

<待ち時間はどれくらいですか?>
これだけは、院長池野も受付スタッフも、全くわかりません。その日に何人いらっしゃるのか?おひとりおひとり、どのような事で診察を受けられるのか?質問の数がどれくらいあるのか?(ただし、皮膚医学・スキンケア・ニキビ治療に関して、どのような質問にもお答えし、すべて2012年現在の欧米の最新医学・科学に基づいたお答えを用意いたしております。他の病院や皮膚科・美容クリニック、テレビ・雑誌情報、エステティック、美容評論家の方々などとは、大幅に答えの違う事も多々ありますが、当院は皮膚科専門クリニックで欧米のすべての皮膚科学最新知見・欧米最高峰論文情報に基づいた医学的解答でございます。どれを信用なさるかは、患者さまの判断能力でございます<ややきつい言い方で申し訳ございません>。)ということで、待ち時間(診察時間)が大幅に異なってまいります。ただし、経験上、最近は20分から3〜4時間の間が多くなっております(といっても幅が広すぎるようで申し訳ございません)。


2011.09.19  お知らせと患者さま方への深謝No.155
 さる9月7日〜10日にスペイン、バルセロナで開催されましたヨーロッパ研究皮膚科学会にて、当院院長池野宏とドイツの大学とのニキビに関するリン酸ビタミンC治療の基礎的メカニズムに関する共同研究が発表されました。


Proinflammatory effector pathways of IL-1b and TNF-a in human sebocytes
and the impact of a vitamin C derivative

Hiroshi Ikeno1, Mara Apel2, Christos C. Zouboulis3,Thomas A. Luger2, Markus Böhm2
1Ikeno Clinic, Dermatology & Dermatological Surgery, Tokyo, Japan,
2Dept. of Dermatology, University of Münster, Münster, Germany,
3Depts. of Dermatology and Immunology, Dessau Medical Center, Dessau, Germany

Markus Böhm教授は、メラノコルチン研究の権威(先駆者でもあられる)であり、Thomas A. Luger教授はヨーロッパ皮膚科学会重鎮(現ドイツ・フランス・イタリア共同皮膚科学会会長)で、Christos C. Zouboulis教授はニキビ研究者ならだれでも存じ上げているSZ95細胞の開発者でもある欧米acne研究の大権威の先生であります。このようなacne研究・皮膚免疫学研究の世界のトップランナーの先生たちにリン酸ビタミンC研究が認められ、協力いただけるのは、誠に光栄で有難い限りであります。

一介の日本の開業医で、日本の大学病院と何の関連もない当院院長の研究が、世界の権威の先生方に評価いただけるのは、ひとえに当院患者様方が築き上げてくださったあまりある多くの臨床結果(顕著な改善効果)のおかげであります。ただ、完治しているだけでなく、これほどまでに綺麗に美しく治り、なおかつ、米国で最高のニキビ治療薬と評価されているadapaleneを上回るmaintenanceを実証したリン酸ビタミンCに対して、教授先生たちから大いなる評価を頂きました。
 特にMarkus Böhm教授からは、リン酸ビタミンCには、抗炎症効果だけでなく、抗アンチエイジング効果・抗腫瘍効果も確実に存在し、これらもいずれ証明してみせましょう! までのお言葉をいただいたそうです。院長池野の申しますには、これだけの評価が得られたのは、ここ7,8年に欧米学会で発表し続けてきた(他の欧米の大学病院やクリニックでは成し得ない)莫大な数のデータ(主には、臨床写真)の力だろう、との事であります。

多くの何百人、何千人にも及ぶ、学会発表を承諾してくださった患者様のおかげであります。もうきれいになられて、クリニックでお会いできない過去の多くの患者様方もいらっしゃいますので、このコラム面を使い、あらためて、院長池野ともどもスタッフ全員でお礼申し上げます。本当に、心より心より感謝いたします。深謝いたします。ありがとうございました。

院長池野もさらなる研究・治療に邁進すべく、さらなる努力を積もうとしております。我々スタッフ一同も、こんなに素晴らしい患者様方に恵まれた事を感謝・深謝しつつ、日々の診療活動にいっそう努力してまいります。
どうぞ院長池野ともどもよろしくお願い申し上げます。

2011年9月19日  
  池野皮膚科形成外科 スタッフ一同


2011.09.18  お知らせNo.154
 この9月6日に下記の如く、当院院長池野宏の論文が掲載されました。もちろん、PubMedに引用される皮膚科専門誌で、美容皮膚科部門では、世界NO.1のJournal of Cosmetic Dermatology であります。

Journal of Cosmetic Dermatology
Volume 10, Issue 3, pages 240–244, September 2011

Decrease in glutathione may be involved in pathogenesis of acne vulgaris

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