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2012.10.23  ご報告No.168
当院リン酸ビタミンC療法が欧米の代表的な皮膚科専門誌
 JDD(Journal of Drugs in Dermatology, インパクトファクター 1.566 )の2012年6月号で大々的に取り上げられ、高い専門的評価をいただきました。
(W P.Bowe MD, N Patel BS, A C.Logan MD. Acne Vulgaris: The Role of Oxidative Stress and Potential Therapeutic Value of Local and Systemic Antioxidants, JDD, volume 11. Issue 6, 742-746)

当院院長である私池野が、1997年以来、提唱し数々の臨床及び基礎データを欧米皮膚科学会に報告し続けてまいりましたニキビの病因(原因)が活性酸素である、という学説が大いに賞賛され、それを裏付ける数々の研究データまで紹介していただきました。
 論文の趣旨は、「欧米の最近のニキビ薬は進化し有効であるけれども、ニキビ自体を完治させる事はできていない。だが、Ikeno(Japanese investigatorと紹介されています)らのantioxidative treatment(抗酸化療法=リン酸ビタミンC療法、原文ではSAP)なら、新しい病変自体を抑えられる、つまり予防までできるのではないか、と紹介されています。加えて、最近直接、関係者とディスカッションさせて頂いたところ、増大している紫外線皮膚障害に対してもリン酸ビタミンC療法が極めて有効で、将来的には美容にとどまらず、皮膚癌予防の大きな希望の最有力候補だ、とまでの評価をいただきました。有難い限りであります。

これを受け、海外からの問い合わせが急増し、9月のドイツでの研究ミーティング、及びイタリア、ヴェネツィアでのヨーロッパ研究皮膚科学会でも、プレゼンテーションだけでなく、いくつかの研究機関(Munster大学、USAマイアミ大学、イタリアSan Gallicano Dermatological Institute IRCCS ピカルド教授、その他)とのミーティングをさせて頂き、今後の共同研究を更に、強めていく事が確約されました。具体的には、リン酸ビタミンC療法の、基礎研究・臨床研究をいろいろな方面で広げていける事になりました。

当院患者の皆さま方に、感謝を込め、誇りをもって、お伝えいたします。皆さま方が10年以上前より、信じてくださったリン酸ビタミンC療法が、世界のニキビ治療の中心になる可能性の最初の1歩がふみ出されたばかりか、この2012年の(オゾン層の破壊が半永久的に進んでいる)地球環境において、いろいろな分野の研究者たちの興味をひきつける最新療法となってきているのだ、という事を。

医師たちが(私も含め)全然効くと思わなかった薬剤で、患者さま方が「有効だ。」「すごく効く。」「いいです。」「肌が違ってくる。」とどんどん推していただき、開業医をその気にさせ、世界に欧米に広がっていった薬というのは、おそらく日本では、このリン酸ビタミンCが初めてではないでしょうか?
 1997年1998年から使い始めていただいた多くの患者さまに、心より感謝、深謝いたします。本当に本当に、有難いかぎりであります。もちろん、診察時にお礼を言いたいですが、もうお会いできない患者さまも多数いらっしゃるでしょうが、本当に本当に、どれだけ池野が感謝しているかを、このコラムで少しでも表現できたらなあ、という気持ちでいっぱいであります。

この論文に関して、ご興味のある方は「PubMed」というネット上でのサイトで「oxidative stress acne」で検索すると、最初の方にでてくる「The Role of Oxidative Stress and Potential Therapeutic Value of Local and Systemic Antioxidants」という論文が、それでございます。abstractでは、池野の名前は出てきませんが、本文まで見て頂くと、何か所にも参考文献として登場いたします。もちろん、診察時に論文のコピーをお見せする事も可能であります。
本当に本当にありがとうございます。

2012年10月23日
池野皮膚科形成外科クリニック  池野 宏


2012.05.17   日々提供されるスキンケア情報、でもどれがホント?No.164
 あらゆる学やスキンケアについても、日常レベルのみならず、手を伸ばせばどなたでも専門レベルの先端情報までご覧いた情報が簡単に手に入る、便利な時代になりました。皮膚科だける環境になっています。
 しかしその反面、情報の渦の中で迷っておられる方々が急増していることも日々診療現場においてひしひしと感じています。もしあなた様が今、迷われているようでしたら、以下をどうぞご参考に。

 ★情報源はどなたでしょうか?やはり皮膚のことを一番知っているのは皮膚科医、さらにあなた様の肌を実際にフォローされておられる先生なら最も安心できると思います。

 ★ご年長の方や先輩(さらに近所の人?)のアドバイスは、その方が医師でないかぎり、根拠が乏しく、鵜呑みにできません。迷信レベルかも知れません。インターネットの無記名記事も同様です。

 ★化粧品や市販薬の購入においては、言うまでもなく、ビジネストーク、セールストークがメインになりますから、必ずしも医学的に
正しいことばかりではありません。もし皮膚トラブルがあってもそれに即した説明を求めるのはむずかしく、トラブルに拍車をかけてしまうこともあり得ます。

 ★日本の情報テレビ番組は、とてもきめ細かくハイレベルな内容に創られていると思います。それでもテレビからの情報は、時間制約があること、番組提供者(スポンサー)あってこその番組でありスポンサーの意向が尊重されること、視聴率向上という目的があること、そのためにどうしても演出が入ってしまうこと、などのバイアスがかかっています。このことを頭の片すみにおいた上で、ご覧になることをおすすめします。
 余談ですが、皆さまが視聴料を払っている某放送局において、私が提出した資料をまったく違う形に演出されたり、確認なしでいきなり名前を出されたりと、?なことを経験しています。

 ★スキンケアについては、日本の美容誌、女性誌、情報誌はとても質が高いと思います。しかし制約の中にあることはテレビ番組と同様です。医学的事実なのか、商品の広告宣伝なのかを見分けてください。

 長くなってしまい恐縮ですが、具体的に一つ、二つーーーーーー
 
 ★いわゆる「シンデレラ睡眠」はあくまでも理想、お仕事やご家族
のお世話等で不可能な方も、一週間トータルで十分な睡眠時間をお取りになればOK. 「シンデレラ睡眠できない=肌が荒れる」は誤りです。
 ★「お料理用ラップでパックすると効果アップ」これは個人差があり、特に、どんなに小さくても何らかの皮膚トラブルのある方には厳禁です。

 活字や画面、うわさ、迷信を丸飲みしないで、選んで取り入れていきましょう。どうしてもわからない、知りたいときは「皮膚科医」に
相談しましょう。どなた様も健康な皮膚で、気持ちよくすごされることをお祈りします。


池野皮膚科形成外科クリニック
     院長  池 野    宏


2012.02.21  受付やお電話でたびたび頂く(よくある)ご質問No.161
 2011年より、4年ぶりに初診患者さまの受付を再開した事もあり、初診患者さまや久しぶり(5年から20年ぶりの<当院は1989年開院で、この23年間、院長池野ひとりですべての患者さまを拝見し続けております。>)の患者さまから、よく頂戴する質問(及びお答え)を挙げさせていただきます。

<初診費用はいくらですか?>
他のコラムでも紹介しておりますが、VCローション210ml×2本(\10500×2)とVCミルク(乳液 \7350)1本とがついて、初診料・VISIA写真(顔データ)撮影・肌分析検査料すべて含め、\31500(VCローション210ml×2本とVCミルク1本込)です。高い、とは思いますが、池野クリニック(VCローション処方開始以来の)14年のデータ分析により、最初の2カ月に最低、これだけの量をお使い頂ければ、ほとんどの肌トラブルが改善いたします。そして、そのお手入れを習慣づけていただいたほとんどの患者さまのお肌が、欧米の専門美容皮膚科学会レベルで、excellent (最良)との評価をいただき、最近では3年以上お使いいただいている患者さま方の80%以上で、ヨーロッパの提携研究機関にて、毛穴・美白度・キメの面で、平均5〜10歳のアンチエイジング(若がえり)効果が、確実な医学データとして、証明されつつあります。逆に、最初の2カ月で、これだけの量をお使いになっていらっしゃらなかったり、VCローションのみでVCミルク(乳液)をお使いになってなかった患者さま方のデータでは、約35%の方々で効果が得られず、結果的にはじめに処方したVCローションなどが、無駄になってしまっているのでございます。効果が得られないのに、無駄なお金を使っていただくわけにはまいりませんので、申し訳ございませんが、この金額に設定いたしました。この薬剤量をお使いいただければ、院長池野は治療にすこぶる自信をもっております。

<受付したあとは外出していいのですか?>
初診患者さまの受付は、毎週火曜・木曜の正午から午後3時ですが、待ち時間の長い日もございますので、もちろん外出は問題ございません。ただし、遅くとも夜間受付(火曜と木曜のみ PM 5時〜PM 7時、水曜は夜間受付はございません。)の終了時刻のPM7時までにはお戻りください。それを過ぎると、キャンセル扱いとなります。

<初診で保険診療は受付てないのですか?>
もちろん、保険診療機関ですし、院長池野は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医ですので、どのような疾患も厚生労働省の定めた規則にのっとり、保険診療させていただきます。ただし、ニキビ治療に関しましては、保険診療では多くの事を望めませんので、自費診療となります。ニキビ治療で保険診療をご希望の患者さまは、他の皮膚科医院をお選びください。また、シミ・ホクロ除去、毛穴縮小、ニキビ跡治療、その他美容関連治療に関しましては、厚生労働省が、保険適応を認めておりませんので、やはり自費診療となります。

<ニキビは確実に治りますか?>
医療に確実はございません。人間の体ですから。ただし、院長池野の指示どおり、きっちりお薬を使い、診察にもまめにお越しいただければ、そんなに難しいわけではございません。院長池野の申しますには、当院の世界レベルでの治療実績・研究実績(欧米皮膚科・美容皮膚科学会発表・論文実績)では、最低現在の地球レベルでベスト5には入れるだろう、めざすはもちろんNO.1だが、との事であります。

<待ち時間はどれくらいですか?>
これだけは、院長池野も受付スタッフも、全くわかりません。その日に何人いらっしゃるのか?おひとりおひとり、どのような事で診察を受けられるのか?質問の数がどれくらいあるのか?(ただし、皮膚医学・スキンケア・ニキビ治療に関して、どのような質問にもお答えし、すべて2012年現在の欧米の最新医学・科学に基づいたお答えを用意いたしております。他の病院や皮膚科・美容クリニック、テレビ・雑誌情報、エステティック、美容評論家の方々などとは、大幅に答えの違う事も多々ありますが、当院は皮膚科専門クリニックで欧米のすべての皮膚科学最新知見・欧米最高峰論文情報に基づいた医学的解答でございます。どれを信用なさるかは、患者さまの判断能力でございます<ややきつい言い方で申し訳ございません>。)ということで、待ち時間(診察時間)が大幅に異なってまいります。ただし、経験上、最近は20分から3〜4時間の間が多くなっております(といっても幅が広すぎるようで申し訳ございません)。


2011.09.19  お知らせと患者さま方への深謝No.155
 さる9月7日〜10日にスペイン、バルセロナで開催されましたヨーロッパ研究皮膚科学会にて、当院院長池野宏とドイツの大学とのニキビに関するリン酸ビタミンC治療の基礎的メカニズムに関する共同研究が発表されました。


Proinflammatory effector pathways of IL-1b and TNF-a in human sebocytes
and the impact of a vitamin C derivative

Hiroshi Ikeno1, Mara Apel2, Christos C. Zouboulis3,Thomas A. Luger2, Markus Böhm2
1Ikeno Clinic, Dermatology & Dermatological Surgery, Tokyo, Japan,
2Dept. of Dermatology, University of Münster, Münster, Germany,
3Depts. of Dermatology and Immunology, Dessau Medical Center, Dessau, Germany

Markus Böhm教授は、メラノコルチン研究の権威(先駆者でもあられる)であり、Thomas A. Luger教授はヨーロッパ皮膚科学会重鎮(現ドイツ・フランス・イタリア共同皮膚科学会会長)で、Christos C. Zouboulis教授はニキビ研究者ならだれでも存じ上げているSZ95細胞の開発者でもある欧米acne研究の大権威の先生であります。このようなacne研究・皮膚免疫学研究の世界のトップランナーの先生たちにリン酸ビタミンC研究が認められ、協力いただけるのは、誠に光栄で有難い限りであります。

一介の日本の開業医で、日本の大学病院と何の関連もない当院院長の研究が、世界の権威の先生方に評価いただけるのは、ひとえに当院患者様方が築き上げてくださったあまりある多くの臨床結果(顕著な改善効果)のおかげであります。ただ、完治しているだけでなく、これほどまでに綺麗に美しく治り、なおかつ、米国で最高のニキビ治療薬と評価されているadapaleneを上回るmaintenanceを実証したリン酸ビタミンCに対して、教授先生たちから大いなる評価を頂きました。
 特にMarkus Böhm教授からは、リン酸ビタミンCには、抗炎症効果だけでなく、抗アンチエイジング効果・抗腫瘍効果も確実に存在し、これらもいずれ証明してみせましょう! までのお言葉をいただいたそうです。院長池野の申しますには、これだけの評価が得られたのは、ここ7,8年に欧米学会で発表し続けてきた(他の欧米の大学病院やクリニックでは成し得ない)莫大な数のデータ(主には、臨床写真)の力だろう、との事であります。

多くの何百人、何千人にも及ぶ、学会発表を承諾してくださった患者様のおかげであります。もうきれいになられて、クリニックでお会いできない過去の多くの患者様方もいらっしゃいますので、このコラム面を使い、あらためて、院長池野ともどもスタッフ全員でお礼申し上げます。本当に、心より心より感謝いたします。深謝いたします。ありがとうございました。

院長池野もさらなる研究・治療に邁進すべく、さらなる努力を積もうとしております。我々スタッフ一同も、こんなに素晴らしい患者様方に恵まれた事を感謝・深謝しつつ、日々の診療活動にいっそう努力してまいります。
どうぞ院長池野ともどもよろしくお願い申し上げます。

2011年9月19日  
  池野皮膚科形成外科 スタッフ一同


2011.09.18  お知らせNo.154
 この9月6日に下記の如く、当院院長池野宏の論文が掲載されました。もちろん、PubMedに引用される皮膚科専門誌で、美容皮膚科部門では、世界NO.1のJournal of Cosmetic Dermatology であります。

Journal of Cosmetic Dermatology
Volume 10, Issue 3, pages 240–244, September 2011

Decrease in glutathione may be involved in pathogenesis of acne vulgaris


2011.08.14  当院のスキンケア・美肌治療(ニキビ治療を含む)についてNo.153
 4年ぶりに、(昨年12月より)初診患者さまをお迎えした事もあり、久しぶりに当院スキンケア・美肌治療(ニキビ治療を含む)に関して説明させていただきます。

当ホームページでは、他のクリニック様のような治療法の説明や施術料金の説明などを一切しておりません。その事に関するお問い合わせも含め、初診患者さま方からのいろいろなお問い合せが多いため、ここに説明させていただきます。
治療法の説明や施術料金の説明をホームページ上でしないのは、同じ疾患でもおひとりおひとりで、治療法がものすごく違ってくるからであります。近年、医学の進歩・治療法の発展及びそのスピードが著しく、また、患者さまの病態により、最先端の治療法(薬剤・処置・光線治療)を、それぞれの患者さまたちの病態(肌トラブル状態)に合わせ、いくつかの治療法を組み合わせる事により、決まりきった従来の治療法より、大幅に飛躍的にも改善させられ、今までに考えられないレベルで綺麗にできるからなのです。
 たとえば、ニキビ治療に関して、当院では、ピーリングやイオン導入はほとんど行いません。ピーリングは、日本でのみ最新治療のように紹介されますが、欧米では10年前にすでに下火になっており、それを上回る十数種類の外用剤や光レーザー治療が台頭してきております。当然、当院でも、ニキビの詳細な診断後、ニキビの種類により、最先端の十数種類の外用剤を駆使して、完治のレベルまでもっていきます。イオン導入しないのは、直接塗布やパックの方が、圧倒的に有効だからであります(欧米研究、諸論文で証明済み)。
いろいろな(原因の違う)ニキビに、決まり切ったピーリングをしたとしても、(たとえ適切にしたとしても)100人中、20%〜30%の患者さんにしか効果がないでしょう。しかも赤みや色素沈着が完全に消えるわけでのありません。
 たとえてみれば、今どき、(携帯電話を例にとりますと)10年前の携帯電話を使っている人がどれだけいるでしょう。?5年前のものでも、ほとんどの方は使っていないでしょう。携帯電話なら、皆さま、最先端(最低でも2,3年前のもの)をお使いになっているのに、なぜ美肌治療だけは、10年、20年前のもので満足なさるのでしょうか?

当院では、私池野が臆面もなく「世界最先端、現在の21世紀の地球上で最前線の治療をしております。」と、ほとんど説明もなく、申しておりますが、これに関しても
詳細に説明させていただきます。ホームページやいろいろな医療機関のCM雑誌記事には、同じような文面がどこにでもならんでおり、むしろ「安っぽい」イメージすら感じる患者さま達も多いでしょう。
 実際に事実として、「世界最先端」とか「21世紀最前線」とかの文面が成立するのは(堂々と宣言できるのは)、次の条件が満たされている事だと考えます。

@誰が見ても(専門の側から見ても)世界的に(その部門の信頼できる最高峰の専門機関から)評価されている事 AマラソンのQちゃんのように(スポーツと医療とでは土俵が異なりますが、あえてわかりやすくいうと、)世界的な評価レベルで勝つ事または世界トップレベルの成績を挙げる事<Qちゃんを例にあげるおこがましさをあえて示しました>

この2点をスキンケア治療・美肌治療の面で、皮膚科・美容皮膚科領域に置き換えてみると、@欧米の最高峰の美容皮膚科専門誌で論文として(PubMedに引用される、紹介されるレベルで)掲載されているかどうか、またその回数
A欧米の最高峰の美容皮膚科・皮膚科学会での発表回数及びその中での(競技レベルでの)実績
 ということに尽きる、と考えます。

@に関しては、美容皮膚科・スキンケア領域での論文は、私池野の(けっして、自慢をしているわけではなく事実を述べているだけであります)ファーストネームとしてのもので2つ、共著のもの(すべて私が監修して共著の基礎研究者や大学医師をファーストネームとしたもの)も含めれば3つの合計5つが主要欧米皮膚科専門誌(すべてPubMedに引用される雑誌)への掲載実績がございます(コラム102,109,117に詳細を掲載しています)。この数は、この最近5年間の実績としては、美容皮膚科・スキンケア領域では、世界的にもトップレベルだと認識しています。本邦では、同様の皮膚科専門誌で、同レベルなのは、東京大学形成外科くらいだと認識しています。私たちほどではありませんが、ひとつ、ふたつ出されている大学が3つ、4つある以外、ほとんどの大学病院・国公立病院がゼロであります。
PubMedに引用されない専門誌まで含めれば、当院の論文数は10以上であります。

Aに関して、美容皮膚科・スキンケア領域で、当てはめてみると、現実として事実として、日本やアジアでは比較にならず、文字通り世界的にも(トップレベルではなくて)トップかな、とやはり自慢ではなく医学的事実としてそう認識しています。その根拠は、欧米のトップレベルの美容皮膚科・スキンケア領域の学会は、アメリカ研究皮膚科学会(SID)、ヨーロッパ研究皮膚科学会(ESDR)、アメリカ全米皮膚科学会(AAD)、アメリカ全米皮膚外科学会(ASDS)、アメリカ全米美容皮膚科学会(ASCD)が主要学会であります。当院のここ10年での、美容皮膚科・皮膚外科・スキンケア部門での発表回数は、AAD9回、SID5回、ESDR3回、ASDS2回、ASCD1回(ただし、ASCDの基幹専門誌であるCosmetic Dermatologyには3回論文紹介されている)と、美容皮膚科領域では、世界的にもUCLAやマイアミ大学美容皮膚科(当院との共同研究実績あり)、ハーバード大学美容皮膚科、オックスフォード大学皮膚科、ドイツミュンスター大学皮膚科(現在の共同研究先)という世界のトップ研究機関と肩を並べる回数であり、特に2007年2008年の、AAD学会では、発表研究4000題〜5000題(全皮膚科演題中)の中からトップ20が選出されるResidents&Fellowsシンポジウムに2年連続で選ばれるという栄誉を獲得しました。


ここまで書くと、本当に自慢たらしく見苦しくて、申し訳ないのですが、初診患者さまや、新聞社からの世界レベルでの実績に関する問い合わせも多く、事実に反する「成績・論文記録・発表記録」を言うわけにもいかず、ありのままの事実を申し述べるとこのようになってしまいます。

念のため、これが事実かどうかは、各皮膚科学会への照会や専門誌をPubMedで検索すれば、ものの10分〜15分でで判明する事であります。


長々と書いてしまいましたが、何をお伝えしたいかというと、当院のホームページで、いろいろな治療法を解説しないのは、常に世界最先端の有効で安全な治療を視野に入れており、患者さまひとりひとり、皮膚状態、トラブル状態が違うので、それぞれの患者さまたちに、文字通り、世界最先端の有効な治療を受けていただくためだから、という事であります。決まり切った解説では、おひとりおひとりの違いに対処できないのと、決まり切った解説と実際のその方への治療との「差」が誤解を与えてはいけないからであります。
 日本の美容クリニック(美容皮膚科・美容外科)様のホームページや女性雑誌のPR記事に掲載されているような治療法は、世界トップレベル(すみません。あえて言ってしまいます。)の池野クリニックでは、当然数年前までに検討済みであり、効果があれば採用していますし、世界レベルから見て、落ちるようであれば、どんなに女性雑誌で宣伝されていても採用いたしません。


また、はっきりとここで述べますが、池野クリニックは、現在ミュンスター大学をはじめ、世界のトップクラスの皮膚科学研究機関と共同研究しており、専門誌に発表される前に、安全性の証明された薬剤・化粧品原料であれば、本邦の大学病院の頭を通り越して、直接、当院へ送られてまいります。まさに文字通り、世界最先端の治療が、当該開発研究機関と当院とでだけで受けられるのであります。実績としては、世界トップクラスでのニキビ跡の赤み・色素沈着・くぼみの改善、(来年発表予定の)肉眼的に明らかに改善する毛穴縮小治療、やはり明らかに改善するシワの消失治療、及びやはり肉眼的に(12か月かかりますが)明らかに改善するアンチエイジング治療(肌のくすみ・小じわ・色むら・キメの改善)、重症ニキビの1〜2か月での速効治療などなどであります。当院患者さま方には、ごくごく当たり前の事で、ここで改めてお話する事でもなかったのですが、初診患者さまからのお問い合わせが多いので、初めて解説させていただきました。

2011年8月14日

池野皮膚科形成外科クリニック 院長 池野 宏


2011.06.03  お肌への放射能汚染に関してNo.150
 放射能被爆は、人間の皮膚にもいろいろな障害をもたらし、患者さま方からご相談を受ける事が多くなってまいりました。当院では、6月13日月曜日より、精密サーベイメーターによる放射能測定を、行っておりますが、あくまで外部被ばくと皮膚表面の放射能状態を測定するもので、残念ながら、精密な内部被ばくを測る事はできません。内部被ばく測定に関しては、現時点で、日本国内では、測定装置も数十台しかなく、一般に開放されていなく、明らかに(原発作業などで)被ばくした疑いのある方たちしか、測定できないシステムです。医療機関として内部被ばくを厳重にチェックしていきたい、と考えましたが、現在の日本のシステムでは、ほとんどの病院で不可能で、蓄積された内部被ばくの結果として、癌が発病しないかぎり、内部被ばくしていた、という事象を発見できないのです。

 これだけの放射能被ばくの災害を被りながら、内部被ばくの測定装置が一般に開放されていない、というどうしようもない現実に、医療機関の人間として、無力感にさいなまれます。


ただ、現実的にできることをするしかない、という立場から、外部被ばくと皮膚表面の状態を測定するだけでよろしければ、ご希望の診察患者さま方には、すべて無料で施行いたします。あくまで、当院患者さま方のお肌とお体の安全のためのもので、(外部被ばくの)放射能測定のみご希望の方がたの初診受付はお断りいたします。放射能測定のみご希望の一般の皆さまは、当該自治体にお問い合せください。


放射能被爆で最も困る事は、放射能から連鎖的に発生する活性酸素による組織障害ですので、当然お肌にも影響いたします。当院処方のVCローション、VCミルクが当然、皮膚表面、皮膚内部の強力な活性酸素除去剤(考えられ得る最高の活性酸素除去外用剤)ですが、それに加え、抗酸化剤の内服が、体内被爆にはある程度有効です。


どうぞ、どれだけお役にたてるかわかりませんが、不安を感じられている患者さま方、診察時、お申し出いただければ、幸いでございます。

池野皮膚科形成外科クリニック 
        院 長   池 野  宏

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