全日本マスターズも終わりました。個人的には来シーズンに向けて始動しました。 今年は、過去2年に比べいろいろと思う所も多い大会でした。 備忘録として残しておきます。
まずは、データですが、平均ストライド1.81m(55歩)、平均ピッチ4.67歩/秒でした。自己ベストと比較すると、平均ストライド1.94m(51.5歩)、4.77歩/秒です。 来年度の目標タイムを11“35とすると、ピッチのみ改善すると1.81m/4.85歩、ストライドのみ改善すると1.87m(53歩)/4.67歩、ベスト時のストライドであれば1.94m/4.55歩、ベスト時のピッチであれば1.85m(54歩)/4.77歩となります。 直感的にストライドの改善に主眼を置くことが良さそうに感じます。
個人的な動作感覚では、圧倒的に出力が足りていません。特に地面を弾く速さ・強さがないために身体の前方で脚を大きく捌けず、脚が流れています。この辺りは、膝関節や股関節を固定する技術や筋力が不足していることに起因しているように感じます。軸足に圧がかかった時に膝が逃げてしまうので力が伝わらず、長い接地につながり脚が流れます。また、力が地面に伝わらず反発ももらえないために推進力が生まれないのでストライドが伸びません。ここが改善することでピッチ・ストライドともに改善することが期待されます。膝が逃げてしまうことで膝と足首に変な方向から負荷が加わることで痛みにつながっているとも考えられます。 試しに、段差を利用してステップアップを実施したところ膝の固定ができていませんでした。膝の固定が不十分なことからパワーポジションも作れていませんでした。 今抱えている、身体的な問題やトップスピードが出ない原因の一端がつかめたことは大きな収穫です。 当面の方向は定まったので、今シーズンの残りのレースは課題の改善に向けたトレーニングの効果を確認するために使いたいと思います。1ヶ月程度しかないので十分な効果の検証は期待できないと思いますが、冬期トレーニングに自信をもって取り組むための検証には十分な期間だとも思います。
来シーズンの目標は、全日本マスターズの表彰台とエースからの1勝にします。 No.911 - 2019/09/24(Tue) 22:05:13
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