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えにし本完結 / ままか
連載完結からはや一年・・・。
大変遅くなりましたが、同人誌版「えにし」の三、四の通販情報をUPしました。
内容ですが・・・
三、四ともWEB掲載のものについては加筆修正を行っています。
えにし三は、三部の内容+
佐為と光が初めて共寝をした時のお話、番外編「良夜」(成人向け)です。
付録は「良夜」その後日談(甘甘!)です。
えにし四は、四部+終章+
書き下ろし番外編(主に光視点のお話)です。
えにし三までは巻末に図説入り註記を掲載していたのですが、四は登場人物の系図と相関図を掲載しています。
系図好きな方(私は結構好きです)にはツボかと(笑)。
表紙絵は、どちらも描き下ろしで、気に入ってます(^^)
是非ご覧になっていただければ・・・(*^^*)と思います。
No.3134 - 2012/08/26(Sun) 21:23:39
Re: えにし本完結 / 幽べる(幽少納言)
ままかさん、こんばんは!
この書き込みをずっと拝見しながら書き込みが遅くなってしまいました。
えにし本が一挙に二冊刊行ですか!しかも番外編の「良夜」、付録の漫画版「良夜」(ハフハフ=3)、そして書き下ろし番外編、さらに系図ですって!楽しみすぎです。お疲れ様です!
私も系図好きです。源氏物語の系図とか、平安の物語を読みながら系図を書いて勝手に喜んでいた高校生でしたから(前世紀の話ですが・笑)、ツボです〜。
ままかさんが以前『ポーの一族』の年譜を書かれていたとかおっしゃっていたように思いますが、あれに通じるものがありますね。
美味しいご馳走を前に読む前から胃薬を用意して待ち構えております〜(*^^*)
本当にお疲れ様です。

ラストあたりでは光を語る人はいても、光が語る話が少なかったので(それが作品としての完成度とわかってますが)、やっぱり嬉しいですね。光があの口調で佐為のことを話すのが大好きなんです(自ずと川上さんの声が浮かんでしまいます…TT)

妄想オーディションですが、夏の終わりに出来なくて本当にすみません。今年度は異例に忙しく、家でPCにゆっくり向き合える時間が取りにくい上に、9月から仕事が増えてしまいました。
自己満足ですが折角ならじっくり書きたくて…というわけでちょっとお時間を頂きますが、絶対に書きますので…てか、書かせて下さいね!

ムービックさんのBL部門の解散など、この業界も冬の時代となってきましたが、ファンの萌えが健在であれば良作は生まれてくると思います。
レーベルさんも『売れる』だけにとらわれずに「声優さんの匠」を残したいという思いで作品を作って頂きたいな〜と思います。
最後に私的なつぶやきを失礼いたしましたm(__)m
No.3135 - 2012/09/08(Sat) 19:37:47
Re: えにし本完結 / ままか
幽べるさん、おはようございます!
ごめんなさい(^^;)
付録は変更して、ライトノベルになりました(^^;;;)
ただ、漫画の名残か、挿絵が5枚ほど入ってます。
やっぱり良い子のお友達にはおすすめできない内容なのでお気をつけください。
「良夜」の、その後2日間(これも光視点)の甘〜いお話です。

↑の書き込みも直し説きますね。

> 私も系図好きです。源氏物語の系図とか、平安の物語を読みながら系図を書いて勝手に喜んでいた高校生でしたから(前世紀の話ですが・笑)、ツボです〜。
あ、はいはい!
私はこれを「指輪物語」でやってました(笑)。
迷惑にも、描いた系図を母親に一生懸命説明したりした覚えが・・・(親ってありがたい・・・)。

> ままかさんが以前『ポーの一族』の年譜を書かれていたとかおっしゃっていたように思いますが、あれに通じるものがありますね。
そんなこと書いたの忘れてましたが、憶えててくださったんですね!そうそうやりました。200年間の年表作った覚えがあります。

系図好きって多分オタク要素濃厚ですよね。
その話をより解ろうとする過程に、自ずとしてしまうというか。源氏物語も系図整理して、あ、そっかと理解できてくる部分が多そうですよね。登場人物が多くて、何代にも渡る作品は必要です(笑)。

> ラストあたりでは光を語る人はいても、光が語る話が少なかったので(それが作品としての完成度とわかってますが)、やっぱり嬉しいですね。光があの口調で佐為のことを話すのが大好きなんです(自ずと川上さんの声が浮かんでしまいます…TT)
ありがとうございます(*^^*)嬉しいです!!!
本編に入ってる番外編「逢ふ日」は、付録とは対照的に暗めでシリアスなので、川上さんのかなり低い声を想像していただくことになろうかと・・・。

> 妄想オーディションですが、夏の終わりに出来なくて本当にすみません。今年度は異例に忙しく、家でPCにゆっくり向き合える時間が取りにくい上に、9月から仕事が増えてしまいました。
お仕事、お忙しい中、いつも時間割いてくださってありがとうございます!!
オーデション、凄く楽しみなのですが、そういうご事情であれば、どうぞどうぞ、御気になさらず!
ゆっくりお待ちしてますからね!
ほんとに楽しみです(*^^*)声優さんがたも、幽べるさんの邪な思惑からは外れますが、ダンディーな秋の装いに身を包んで登場してくださることでしょうし(笑)。

> ムービックさんのBL部門の解散など、この業界も冬の時代となってきましたが、ファンの萌えが健在であれば良作は生まれてくると思います。
> レーベルさんも『売れる』だけにとらわれずに「声優さんの匠」を残したいという思いで作品を作って頂きたいな〜と思います。

あまり事情くわしく分からないのですが、斜陽なのですか?BL部門?へ〜意外な気もしますけど、・・・。難しいのですね。商業市場は利益がでないと話にならないでしょうし、質だけ求めるっていうのは難しいことですよね。うーーん。
せめて趣味の世界では愉しくいきたいものです(*^^*)
No.3136 - 2012/09/09(Sun) 08:40:02
はじめまして。 / 黎絃
えにし全編を拝読しました。
もともとヒカルの碁は好きでしたが、その二次作品を読むようになったのはつい先週の日曜日です。某動画サイトで「ヒカルの碁」オープニングの「i'll be the one」を聴くうちに佐為ヒカを読みたくなったんです。検索し出してすぐ此方に辿り着き、恥ずかしながら一週間もの間、夜更かしをしてしまいました(社会人のくせに)。私は原作のヒカルが大好きでして、「春のしじま」で二人が言い争うところでは光が不憫で不憫でなりませんでした。でも帝の役回りは好きです。原作の、菅原との対局で天子が「うち直せ」ではなく「うち続けよ」と命じたところから、佐為ってもしかして嫌われていた?と思ったのです。お互い相手の反則を主張していれば、対局を続行して心理的に不利なのは反則をしていない人間のはずです。そして原作の佐為のキャラからすれば、きっと佐為は人望が篤く、あまり反則の嫌疑は向けられないだろうと思い込んでましたから。佐為ってば、帝の妃にでも懸想されてた?と思いました笑。えにしでは可愛さ余って憎さ百倍というストーリーだったんですね♬なので帝と佐為が懇ろになっても、 「原作の佐為の死に方を考えれば恋の勝利者は光に違いない!」と思ったり「いや、もしかしたら原作で登場する天子は次代で、佐為を嫌っていたのかも」と心配になったり、面白くて面白くて仕方ありませんでした。光の死はやるせなく、読むのが本当に辛かったです。原作でヒカルが佐為を失い大泣きした時以上に……(涙)
なので始めは「人の運命とは理不尽なもの」というのが
ままか様の表現したかったものだろうかと踏みちがえました。でも掲示板で
ままか様の本来の作品意図を拝見し、幾らか慰められました。原作より後の時期にも佐為が蘇る予定とのことで、憂鬱にならず済みました。作品がUPされる時期に関係なく、これが終わりじゃないんだ、ということで救われた気がします。そして胸が踊ります。素晴らしい作品を読ませていただき、有難うございます!
No.3129 - 2012/07/28(Sat) 16:41:51
Re: はじめまして。 / ままか
黎絃さん、はじめまして(*^^*)
ようこそいらっしゃいました♪
長い話をお読みくださった上に、「面白い」という何より嬉しいお言葉を頂けて感激です。ありがとうございますね。
ところでお名前、「れいげん」様とお読みするのでしょうか?とっても素敵な美しいお名前ですね〜。

>某動画サイトで「ヒカルの碁」オープニングの「i'll be the one」を聴くうちに佐為ヒカを読みたくなったんです。
院生のくだりのオープニングでしたよね。冒頭の佐為降臨の絵が綺麗で好きでした(^^)。
ヒカ碁の主題歌、どれも良いですよね。オープニングはFANTASYも好きです。変わらない佐為に対して、ヒカルがどんどん大きくなって、身長差を詰めてく映像がすっごく好きでした。ちょうど佐為が消えた次の週からこの明るいオープニングに変わって、それが本編の悲壮な展開とのギャップで、なんともいえないものがありました。余計泣ける・・・みたいな。

1週間も夜更かしをさせてしまい、申し訳ありませんでした!
お仕事に障りませんでしたか?でもとても嬉しいです(^^)。

>私は原作のヒカルが大好きでして、「春のしじま」で二人が言い争うところでは光が不憫で不憫でなりませんでした。
あのシーンの光にはものすごく感情移入して泣きながら書いた覚えがあります。光に想いを注いでくださって嬉しいです。
私は特に北斗杯編の漢(オトコ)なヒカルが大好きです。15歳でも覚悟を決めた男って凛々しいんですよね。えにし後半の光は常に北斗杯編のヒカルをイメージしてました。

>でも帝の役回りは好きです。
ありがとうございます(*^^*)。とっても嬉しいです。

>佐為ってもしかして嫌われていた?と思ったのです。お互い相手の反則を主張していれば、対局を続行して心理的に不利なのは反則をしていない人間のはずです。
そうなんですよね!私もまったく同じ感想を持ちました。
この仕打ちはひどい!フェアじゃないって。直感的に、何かもっと深い意図が無くちゃおかしいって感じたんです。
そこから、えにしへ膨らむ妄想が萌芽しました(^^)。

>佐為ってば、帝の妃にでも懸想されてた?と思いました笑。
なるほど、そういう発想の方がスタンダードですね。つくづく腐女子な発想だったと改めて自覚しました(笑)。

>なので帝と佐為が懇ろになっても、 「原作の佐為の死に方を考えれば恋の勝利者は光に違いない!」と思ったり
黎絃さんは、あの時点でラストを予測なさってくださったのでしょうか。素晴らしい・・・。
そして、光の死で悲しませてしまい、辛い想いをさせてしまって本当に申し訳ありません!!
ただ、原作の設定とつなげるつもりでしたので、佐為の死が前提だった以上、二人を平安の御世で共白髪になるまで一緒に生かすという選択肢はどうしても作れなかったのです。光が佐為亡き後生き残る構想を考えた時、現行以上に悲しく辛い展開のように私は感じたんですよ(TT)。考え付く限り、より明るい顛末を模索したつもりではあります・・が、本当に悲しい思いをさせてすみません。これはすべての読者の方に申し上げます。私も泣きながら書いたんですよ〜、ここも。

> なので始めは「人の運命とは理不尽なもの」というのが
> ままか様の表現したかったものだろうかと踏みちがえました。でも掲示板で
> ままか様の本来の作品意図を拝見し、幾らか慰められました。原作より後の時期にも佐為が蘇る予定とのことで、憂鬱にならず済みました。作品がUPされる時期に関係なく、これが終わりじゃないんだ、ということで救われた気がします。そして胸が踊ります。

良かったです(^^)。改めて、えにしを読んでくださった全ての方に申し上げたいです。
えにしは佐為とヒカルが千年前に結んだ約束を描いたお話です。その約束は永遠で、現代のお話は通過点にすぎず、もっと未来に渡って永遠に続いていく絆だと、私は考えてこの話を書きました。
黎絃さんにもより納得していただけるような未来編を書けたら・・・と思います。少しお待たせしてしまうかもですが・・・。ヒカ碁に関しては途中で投げ出すことは無いと思います。本当に大切な作品なので(*^^*)。
もっといろいろな黎絃さんのヒカ碁への想い、またお気軽にお聞かせくださいね♪
No.3131 - 2012/07/30(Mon) 16:55:16
re / 黎絃(れいげん)
いえいえいえ滅相もない、週末まで待てずに夜更かししてしまったのは自分の不摂生であります(///▽///)それに後悔していませn(コラ) 幸い仕事の少ない時期でして大事には至りませんでした
ハンネに読み方かいておけば良かったですね。はい、「れいげん」という読みで名乗っております。お褒め頂き嬉しいです(照)
仰るとおり三番目のオープニング「Fantasy」は、あのタイミングで明るい曲に変わったものだから余計に悲しかったです。
えにし後半の光は本当に大人びていて、挿絵がなくとも北斗杯編の凛々しいヒカルを思い描きながら読みました☆
佐為は天子の妃に懸想された?と考えるほうがスタンダード……でしたか(笑)でも自分では思いつかなくとも、こうして腐女子な発想を結晶化してくださるお陰で生活が潤います〜。

佐為には帝の生まれ変わりを思う存分しゃぶりつくして欲しい!と願いながら、またお邪魔します♪
No.3132 - 2012/08/01(Wed) 08:46:37
Re: はじめまして。 / ままか
黎絃さん、こんばんは(^^)!

私も先が気になってつい止まらず・・という事はよくあり、その醍醐味を知る身としては、一週間の夜更かしに後悔なしとのお言葉、さらに励みになります〜♪♪ありがとうございます。お仕事に支障もなしとのこと、良かったです。

> 仰るとおり三番目のオープニング「Fantasy」は、あのタイミングで明るい曲に変わったものだから余計に悲しかったです。
そうですよね。アニメの後半はリアルタイムに見ていたのですが、前週に号泣した記憶もさやかなうちに、ああ、なんて残酷なまでに明るく爽やかなオープニング、と最初は馴染めなかったことを思い出します。居なくなったにもかかわらず、佐為ちゃんがたくさん登場するところは救いでしたね(TT)。

> えにし後半の光は本当に大人びていて、挿絵がなくとも北斗杯編の凛々しいヒカルを思い描きながら読みました☆
それは嬉しいです(*^^*)。小畑先生の絵もあの頃が一番好きですね。ヒカルの横顔がほんとに凛々しくて好きですv

> 佐為は天子の妃に懸想された?と考えるほうがスタンダード……でしたか(笑)
えにしでは、こちらの発想も少し入れましたけどね(^^)。やっぱりこっちがフツーかもとますます思います(笑)。てか凄くありそうですよね。でも当初全くそうは考えなかった自分の脳は本当に腐ってるんだと思います(^^;)。

> 佐為には帝の生まれ変わりを思う存分しゃぶりつくして欲しい!と願いながら、またお邪魔します♪
おお、なんだか新たな妄想が広がりそうなお言葉です(*^^*)。是非またいらしてくださいねv
No.3133 - 2012/08/02(Thu) 23:40:09
えにしに込めたものについて、さらに補足です / ままか
↓の内容の感想をくだっさ読者様へ
拍手にメッセージ、ありがとうございました(*^^*)。
大変恐れ入ります。メッセ嬉しく拝見しました。
それで、さらに補足をさせてくださいね!どうしても!

3年は短い!
というよりも私にとっては触れられもしない3年間なんてせつな過ぎる・・・ですが。はいごもっともなのです。
↓は言葉足らずでした。

↓で書きました「未来」とは正しく申しますと、「原作」の1巻から15巻までの佐為とヒカルの2年半のことだけではないんです。

「借り」を返す2年半のその先にえにしの「未来編」を想定しています。
こちらは原作のもっと先の話です。えにしで未来編を書くとしたら、それは原作の二年半の話ではありません。完璧ネタばれになってしまいますが、佐為転生の話を書きたいなと思ってるんです。
といいますか、このような感想を頂いて、やはりえにしの追補としても『未来編』は書きたいなという想いが強くなりました。

そして、このような形でお返事差し上げたこと大変申し訳なくも思いましたが、やはり他にも同じ感想を持たれたという方がいらっしゃいました。よくお気持ち分かりますとのことです。そして、光をこんなに愛する方が居て嬉しかった、というご感想を頂きました。
私としては、これは結果的に良かったなと勝手ながら思わせていただいてます。
当然、他にももっといらっしゃることと思います。

そこで、さらに申し開きなのですが・・。
私はえにしを書いていくうちに、原作のヒカルから光が遊離していくのを常に感じていました。当初あんなに成長させるつもりの無かった光はひとりでにどんどん成長していってくれました。私は佐為ファンでしたが、当初ヒカルのファンとは言い難かったのです。
ところが光を書いていくうちに、私は光に惹かれ、彼を心の底から愛するようになりました。もちろん今は原作のヒカルも大好きです。
帝と相対的に表面的なストーリーで対比させるなら、光が不幸のように見えるかもしれませんが、私はあくまで帝に対しては光を勝利者として描いたつもりですし、本当の意味でより幸せなのは光だと思っています。佐為とのあらゆる意味においての絆は帝のそれとは比べ物にならないくらい強く深いもので、帝が成長したのは、敗者としての自分、光に及ばない自分を受け入れられたことだとも考えています。自分の分相応な役割を自覚した上で、来世への願いを込めたというふうに。本来彼の魂はそんなものは受け入れられない傲慢さを誇っていましたが、最期には佐為にほだされてそんな自分の位置に甘んじた帝へのせめてもねぎらいといった感覚でした(私的にはやっぱり帝は可哀相な人です。穏やかに死なせたのは彼があまりに可哀相だからです)。
逆に、永遠の勝利者となった光については、物理的にどれだけ佐為と離れても、帝が心の底から渇望した、絶対に断てない佐為との強い絆を手にしているわけで、この視点から見ると、臨終間際の帝にとっても光はとんでもなく幸福者に映っていることと思います。本当の気持ちを出すなら相当な歯噛みはあるはずです。ただそれを抑える力を彼は人生の最期のミラクルな体験によって得たのです。
それが伝わらないのは、私の筆力の無さの故で、大変申し訳ないことですがこのような意図が私にはありました。
なので、ううう、光はそんなに可哀相に見えるのかぁと、少なからず衝撃でもあったことを申し上げておきます・・・。私にとっては、物理的悲劇に描いた分、光は帝と反比例するように、大勝利者で幸福な生を全うしたと考えています。
愛する人と甘く暮らす安寧な生活が最高に幸福とは限らないと思います。光は永遠の師、永遠の魂の伴侶と出会い、誓い、契りを結び、そしてその序章において信念を貫き通した生であって、私は彼の生をとても高い位置に置いていたのです。
とにかく、感想を頂いたことは、私にとってとてもプラスになりました。ありがとうございました(ぺこぺこぺこ)
No.3126 - 2012/07/11(Wed) 21:55:31
Re: えにしに込めたものについて、さらに補足です / 幽べる(幽少納言)
ままかさん、おはようございます。
ご無沙汰してしまいました。今年度は仕事が多忙になり、ネットをする時間が無くなってしまいました(TT)

こちら寄せられたメッセージへのままかさんのお返事を興味深く拝見いたしました。そして佐為と光(ヒカル)はやはり愛されているのだなぁ…としみじみうれしくなりました。管理人でもないのにすみません。
私は帝の佐為への執着に並々ならない萌えを感じて、おバカモードな「帝の妄想オーディション」まで書かせて頂いているのですが、もちろん佐為と光が大好きです!光の存在がなかったらあの帝の悲哀は成り立たないし、帝萌えの背景には絶対的な佐為と光の絆があるんですよね。
今回のやりとりの一部を拝見して(メッセージの方はままかさんのお言葉を通してなのですが)、改めてそれを感じました。「永遠の勝利者」というのは言い得て妙ですね。よく「死ぬことによって永遠に人の心に住み続ける」なんて言葉を聞きますが、まさに光はそういう意味でも帝の上位に存在してしまったのですね。もちろん碁を通じての師弟という絆という点でも、彼らの結びつきは至高のものだったと思っていますが。

だからこそその影で草をむしる帝がまたいとおしいという屈折した私です(笑)
そのオーディションですが、当初取れていた夏休みが全くなくなってしまい来月下旬まで身動きが取れないので、最終選考は晩夏のころとなると思います。私としても声優さんが薄着のうちに審査員特権を味わいたいところですので(笑)、秋になる前には必ず開催いたしますね。
特別審査員の遊佐さんも離婚されてフリーになったことだしね(←おい)
いつもいつもこんなペースで申し訳ありません。

本格的な夏になり、また節電モードで屋内も暑いこのごろです。ままかさんも皆さんも夏バテに気をつけてお過ごし下さいね(^O^)
No.3127 - 2012/07/21(Sat) 08:12:34
Re: えにしに込めたものについて、さらに補足です / ままか
幽べるさん、こんにちは(*^^*)
お忙しい中、書き込みありがとうございます!

>そして佐為と光(ヒカル)はやはり愛されているのだなぁ…としみじみうれしくなりました。管理人でもないのにすみません。

いいえ、ありがとうございます(*^^*)♪
これはたくさんのご協力を頂きました幽べるさんにも、そして、前述の感想をくださった読者様にも、なのですが。
長い話を最後まで読んでくださり(付き合ってくださり)、まずは本当に本当にありがとうございます。改めて、お礼申し上げます。

> 私は帝の佐為への執着に並々ならない萌えを感じて、おバカモードな「帝の妄想オーディション」まで書かせて頂いているのですが、もちろん佐為と光が大好きです!
妄想オーディションは、本当に私の宝物です♪♪
大好きです。「おばかモード」とおっしゃいますが(笑)、細部までとっても凝ったクオリティあってこその上質の笑いといいましょうか。

> 「永遠の勝利者」というのは言い得て妙ですね。よく「死ぬことによって永遠に人の心に住み続ける」なんて言葉を聞きますが、まさに光はそういう意味でも帝の上位に存在してしまったのですね。
そうなんです、帝的には「死んでくれてラッキー」というのが普通の展開かもしれませんが、死によっても分かてない、表面的でないもっと深い、えにしの場合来世にも繋がっていく・・・なんですが、その佐為と光の絆というのを、もう魂のレベルで感じ取ってしまったんじゃないかと考えてます。

> だからこそその影で草をむしる帝がまたいとおしいという屈折した私です(笑)
草むしりは私にとっても欠かせない萌えポイントです(笑)
愛のドラマにはこれがないと物足りませんもの。

お休みがなくなってしまったとのこと、おいたわしや・・・。
お体壊さないようになさってくださいね。
オーディションは楽しみですが、晩夏までいい子にしてお待ちしております。(幽べるさんの不純な動機もあることだし、秋前の最終選考、どんないでたちで声優さんたちが臨まれるのかも楽しみにしてますよ〜(^^)

ところで、娘の囲碁教室の先生が熱心に私も誘ってくださるので、少しがんばってみようかなと思ってます。
娘の囲碁ドリルや、囲碁ゲーム、少しやってみてるのですが、む、難しい・・・・。
あんなんがすらすら出来るって、やっぱ佐為ちゃんすごい・・・といまさら思う今日この頃です。
No.3128 - 2012/07/22(Sun) 16:29:56
つらつらと・・・ / ままか
こんばんは(^^)
先日、さる方からメールでえにしの感想を寄せていただきました。
本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。
返信はご辞退とのことでしたので、お返事は差し上げませんが、内容が私にとってはとても面白く、かつ興味深いご意見も含まれていたので、まことに勝手ながらこちらで思うところを少し書かせていただこうかと思います。
とはいえ、本当に勝手に掲示板のネタにして申し訳ありません。
それでも書こうかと思ったのは、同じような感想を持たれている方は決してお一人ではなく、もっと多いのではないかと思ったからです。
なので同じように思われてるであろうもっと多くの方に対して、少しお話ができればなと思いました。

ご感想を紹介します。
●「(光と帝について)誠実に頑張った光の死があっけなさ過ぎる。その光に比べて、帝の最期が幸せすぎる。好きな人に見守られて自己反省を完結して感謝しながらって、そのご褒美は何に対して? あまりに光が気の毒。
(要約させていただいてます)」

確かにおっしゃる通りです。
えにしの中の光の人生は、短いばかりでなく、志半ばにして折られ、最愛の人とは別れたまま、またその人に看取られもせず終わります。帝についても、身勝手な横恋慕で散々光と佐為の仲を邪魔し、翻弄し、引き裂いておきながら、こちらは最愛の人に救われ、また穏やかに余生を過ごし、そして看取らて逝くという、幸せな最期を迎えます。

どうしてそうなのか・・・というと、
一つには、「光には試練を」が一貫してえにしのテーマであり、帝については、もともとこの物語は、私の中で「佐為と帝の話だった」ところが出発点、ということがあります。
原作のヒカルが佐為を「師」と意識するのは佐為が消えてからだと考えています。原作のこのどうしようもないジレンマもえにしの光を描いた原動力でした。ヒカルと違い、光ははっきり明確なビジョンで「師」に仕え、尽くす。師事するということはとことん試練にぶつかることでもありますから。

もう一つには、ストーリーとしてのこの二人の死に方は原作からの逆引きで作り出したということがあるからでしょうか。えにしの中に、原作の世界に至るまでの因縁を、私の仮説として書こうとしました。なので、千年後に天才棋士佐為が、自分の為ではなく、どうしたら「ヒカルの為に存在した」と言いきれるのか、精算のとれる「過去」にしたかったのです。
それ故に、光は(佐為も)志半ばで死なねばらず、帝は次の世で佐為に無私の献身をしてもらう為に、今世はあのような形である意味お互い理解し合い納得しながら終わせました。

光の死に方ついては、志半ばではありますが、私としてはそんなにあっけなく書いたつもりは無く、物語中では一番ヒーローショットな死に様に描いたと思ってました(笑)。映画の演出でいえば、BGMあり、CGによる特殊効果あり、みたいな。私の思惑を離れて、本当に大きく成長してくれた光だからこそ、私としては最愛の光の為に最大の演出はしたつもりです。ですがそれは「演出」であって、不慮の事故死と言ってしまえばそれまでですが。悲しい死であればあるほど、光の運命も際立つのではないかという感覚もあったと思います。


●「(佐為に対して)真面目でひたむきな純情少年に手練手管で恋を仕掛けて夢中にさせておきながら、添い遂げてあげれなかった罪は重い。(要約させていただいてます)」

すみません、こちらの感想には大笑いしてしまいました。大変可笑しく拝見しました。
全くもっておっしゃる通りと思います。だからこそえにしの佐為は光に「借り」があるんです。その「借り」を返す「未来」があるからです。


●「光の死は、佐為の死を物語的に引導するためにあったのではないか。(要約させていただいてます)」

 重なりますが、そういう風に組み立てたつもりは無いんです。当初光が生き残る形も考えたことはありましたが、いろいろ試行錯誤した結果、現行の方がすっきりと「過去の因縁」を表現できるのではないかという思いに至りました。


●「佐為の帝に対する複雑な想いは、光よろしく「分からない」」

これは、今までも佐為の気持ちは分かるという方も居ればやはり「分からない」とおっしゃる方もいらしたので、分からない、というご意見もそのままごもっともと思います。
これをとやかく言っても始まりませんが・・・。帝が単なる振られ役でないのは、やはりえにしが元々「帝と佐為の話」だったことがあります。一部二部後書きにも書いてますが、1巻の最初の御前対局のシーンを読んだ時から、帝と佐為の話が私の中に萌芽しました。その時点で光は居なかったんです。ただ書いていくうちに、どんどん光が大きくなりました。いろんな意味で・・・

いづれにしても、忌憚の無いご意見、とても面白く拝見し、なるほどとも思いました。ありがとうございました。
また皆様もお気軽に感想をお寄せいただくと嬉しいです(*^^*)。
No.3124 - 2012/07/05(Thu) 21:56:34
補足です / ままか
帝と佐為の話だった・・・ではなんか簡単すぎますね。
それくらい私の中では重要なキャラだったという意味で・・・。原作からの逆引き・・・という創作過程で、彼の次の世で果たす役割は既に決まっていました。なので常に帝の、佐為に於ける位置、というのが、えにしの「帝」のみには留まらなかったとうこともあります。 常にあの心優しく、品行方正で、佐為の為にのみ生きた青年の面影が私の目には映っていた訳なんです・・・。
そういう意味でも光は大変不幸な死に様のように見えるかもしれませんが、結局はめぐりめぐって、幸せに死んだ帝から間接的に尽くされることになる・・・と考えています。
No.3125 - 2012/07/05(Thu) 22:40:22
拍手お返事 / ままか
5/30に拍手&メッセージ下さった方へ

>遠きえにしに、少しずつのはずがやめられなくなり寝不足を覚悟して1日で読破しました。読んでいる途中なんども胸がきゅうっと苦しくなったりニヤニヤがとまらなかったり布団の中でひとり悶えながら読まさせてもらいました。素敵な時間をありがとうございました。今更佐為ヒカにはまった私にとって、このサイトでお話を読めることはとても幸せなことです。うまく感想をのべることができずすみません…(^^; また遊びにきます。これからも更新待ってますね♪

メッセージありがとうございます(*^^*)♪
とても嬉しいです☆☆
佐為ヒカにはまってらっしゃるとのこと。すっごく嬉しいです〜〜
少ないけど、佐為ヒカ好きな方はやはり確実にいらっしゃるのですよね。心強いです。
えにし、楽しんでいただけて何よりです。佐為ヒカはかなり長くなりましたが、未だ飽きそうにないので、ちょこちょこなんらかはやっていくことと想います。
是非またいらしてくださいね!
No.3123 - 2012/06/02(Sat) 20:06:56
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