ままかさん、皆さん、こんにちは! 日にちが経つのが早いですね〜。このサロンに入り浸ってからもう3年半が経ちました。いつもお世話になっています。
うふふ〜最近友人(女性・30代)にヒカ碁を勧めてみたところ、すごく面白いって言ってくれました。なんと全巻そろえたそうです。彼女の感想がなかなか面白かったので、ちょっと紹介いたしますね。 まず絵がとてもきれいだって。 黒髪の艶っぽい描き方や、華美ではない神秘的で意志のある目、そして遠近法の難しい碁盤のリアルな描写。佐為の黒髪の艶は確かに私も大好きです〜。華美でない神秘的で意志のある目…これは佐為ちゃんやアキラに当てはまりますよね(^^*)
佐為の存在は、変な喩えだけど初めはトトロを思わせたらしいです。霊感のある人すべてに見えるわけではなく、特定の子供にしか見えない。純粋な子供だからこそ存在を受け入れられる存在なのかも、と。 佐為は見かけは女性的だけど碁に対してあれだけストイックで情熱的でいられるのは男性ならではかもしれない。 いいにつけ悪いにつけ、女は「恨み」以外に悠久の時を越えて一つの物事に執着するイメージがないから、と(笑)。
佐為があんなに寛容でユーモアに満ちているのは「リミットのない余裕」からだと思っていたけど、そのリミットが来るのだとわかった時は衝撃だったそうです。 ヒカルに嫉妬して苦しんでこの世に留まりたいと願う姿、達観し切れないまま半強制的に「成仏」させられていくこと、これには涙したそうです。 でも佐為の成仏はあくまでも淡々としてる、道理を理解出来たものは天に還るという世界観は、仏教的、そして絵本の『百万回生きたねこ』にも通じるものがあるのではと言われていました。この絵本はうちにもあり、すごく感動したのでこれは目から鱗でした。もし読まれてなかったら是非お勧めします!
伊角さんについても「超人は見ててすばらしいとは思うけど、凡庸なる人の歯痒い行動に心が惹かれる。挫折を知る男の方が最後は強い」と共感されていました。そうそうそうなんです〜♪で、この感想は12巻まで読み進んだ時の感想でしたが「きっと巻き返すに違いない」とも言われてました。本当にそうでしたね(^^)!
他にもツボなことをいろいろ言われて いましたが長くなるのでこのあたりで。 人からの感想を断片的に綴ったのでまとまってないですが、こんな風に新たなファンが出来るのは本当に嬉しいですね。 私は佐為の存在を、最近はヒカルの精神世界との関係で捉えていましたが、こんな風に佐為ちゃんプロパーな掘り下げは新鮮でした。 |
No.2702 - 2008/06/18(Wed) 01:30:40
|