ままかさん、皆さん、こんにちは! もう2月ですね〜今日は雨がしとしと降っていて肌寒いです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりに「碁草子」を書きました。う〜ん、今回は真面目すぎたかな? 前に名前を伏せて本文だけいれて誰か当ててもらうのはどうか、という案を頂きましたのでちょっとそれやってみました。でも、簡単ですよね(^^;) 最後の方を見るとすぐわかってしまうので、初めの2、3行でまず考えてみて下さい(それでも簡単かも)。
なお、○○…の数は名前の字数とは必ずしも一致しません。
○○○は囲碁の堪能(かんのう)なり。 堪能なりとてもただの上手にはあらず、世に許りたる道の者どもの中に、上(かみ)なき者にこそあれ。 いかめしきかたちに大和の衣のいと古代なるを着たる、うち見るより近寄りがたく所狭きけしきに見ゆれども、その心ばせは大人しく穏(おだ)し。 さるに、一旦石を持ちたれば、その心は神のごとく鬼のごとく、神さぶるばかりにて、道にさし向かひたる思ひのこよなう際高きこと、 まことにぞ言ふ限りなきや。 所労にて臥したりけるほどにさへ電網にて碁を続けたりと聞きしこそ、碁に執する心の程は思ひやらるれ。 姿無きsaiに負けたる、いかに本意なかりけむ。されど、それをみづからのいとどしき高みに登りたる端(つま)と心し、棋士職を辞したるとぞ。まことの名人と言ふべき者ぞかし。 又のsaiとの対局を望みたるもよも叶ふまじきはくちをしけれど、せむかたなきことならむ。 かの尼削ぎなる童の父なり。 |
No.2639 - 2008/02/02(Sat) 16:55:59
|