|
令和7年8月2日(土)
少しダークな内容になってしまいますが・・・現実の話を・・・。
今年の鹿児島県公立高校入試について、
今年は、『一般入試』の受験者は、8213人。
内、合格者が7616人。
・・・ということは、「597人」が、不合格だったということになります。 (転科合格は、合格なので含みません。)
597人・・・という数字を「多いな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これは、
鶴丸・甲南・鹿児島中央・・・など、元々、定員をオーバーする受験者数がいて、 さらに、転科合格ができる他学科もない・・・という学校もあって、 このオーバーした人数はどうしても不合格となってしまうため、このくらいの数になります。
では、鶴丸の104人、甲南の89人、鹿児島中央の137人、鹿児島工業の50人、 鹿児島商業の55人・・・他には、鹿屋高校の5人・・・
こうした、今年、受験者が定員をオーバーして、どうしても不合格が出てしまう学校の不合格者数を計算して、
597から引いてみたら、何人残るか・・・。
県内全部を調べてだしてみると、約『100人』が、
定員オーバーはしていない(倍率の出ていない)ところで、
『不合格』となっていることが分かりました。
さらに、先日、県教委から発表された、入試分析の結果を参考にもう少し調べてみると、
入試当日の合計点数が100点に満たなかった生徒・・・
その生徒たちの不合格者数が『69人』。
(鹿児島県の公立入試は450点満点で行われるので、入試の100点は、 統一模試など、通常の500点満点のテストでは約「110点」になります。)
「定員割れをしてるから、大丈夫なんじゃないの!?」は全くのでたらめ・・・!!
高校に入学してからも勉強は当たり前続きます。
高校側からしても、
高校のお勉強についてこれる最低限の学力はつけてから来て欲しい・・・
そんなメッセージのこもったリアルな現状が見えてきます・・・。
|
No.5463 2025/08/02(Sat) 11:46:30
|