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令和7年9月13日(土)
今日の第2土曜日は、学校はお休みですが・・・。
今まで10年間実施されてきた、この「第2土曜日の土曜授業」・・・
来年度からは、年3回程度の実施に見直す・・・という方針が、県教委から先日発表されました。
もともとは、文科省が、ゆとり教育を見直し学力向上を目指す目的で規則を改定し、自治体に実施を委ねたもの。
全国各地で導入はされたものの、県内全市町村で一斉導入したのは、当時鹿児島県のみで、 実際の土曜授業の使い方としても、色々と疑問視されていたところもありましたが・・・
今回の方針転換について、「柔軟な教育課程編成に改善し、児童生徒や教員の負担軽減につなげてほしい」というのが県教委の考え方のようです。
子どもたちはもちろん喜ぶだろうな・・・と思いますし(笑)、 親としても・・・学校がある日とない日では、多少やっぱり、朝の時間のバタバタ感が違うので、第2土曜かどうかを気にせず週末を迎えられるのは、少し気が楽なのかな・・・とも(^_^;)、 また、普段多くの業務をこなす先生方にとっても、これで少しでも負担軽減になるのであれば・・・とほんと願う部分もありますが(>_<)☆
ただ、あえて懸念点をあげておくとすれば・・・
今、子どもたちが使っている教科書って、
20年前と比べて・・・ 小学校が約2.7倍・・・中学校が約1.8倍・・・もページ数が増量していて、 求められる学力含め、相当、学習量が増えているんですよね(汗)。
色々な意見のあった土曜授業なのだとは思うのですが・・・ 10年間も導入してきた分、この土曜授業の授業時間確保でカバーできていたところも少なくないのでは?・・・と思ってしまいます。
来年度から、第2土曜が、学期に1回あるかどうか・・・の実施になって、子どもたちの気持ちは嬉しいかもしれませんが、 日々の学習量増加につながり、今以上に勉強面の負担が大きくなったり、学力の2極化に拍車がかかったり・・・とならないことを祈るばかりです(>_<)☆
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No.5494 2025/09/13(Sat) 15:39:12
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