以下、解説です。
「FfxiConverter /ANALYZE」では今回以下のdatファイルが検出されました。
1355066 : NPC形式データファイルと思われます 1363069 : NPC形式データファイルと思われます 1363070 : NPC形式データファイルと思われます 1363071 : NPC形式データファイルと思われます 1363072 : NPC形式データファイルと思われます 1363097 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363098 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363099 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363100 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363101 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363102 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363103 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363104 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363105 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363106 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363107 : メッセージ形式データファイルの可能性があります 1363108 : メッセージ形式データファイルの可能性があります
■NPCデータについて 1355066:以前から存在する、NPCっぽいと言われながらも抽出できないdatです。これはいつも通り無視。
新規のNPC DAT「1363069,1363070,1363071,1363072」はどれも中身が同じで、Moogleとデバッグ用NPCだけしか配置されていません。この中に気になるNPCが配置されています。
DAT: flag AreaID CharacterID NpcName
1363069: 1 1021 16 298_1021 1363070: 1 1022 16 279_1022 1363071: 1 1023 16 298_1023 1363072: 1 1024 16 279_1024
「298_1021」は、エリアID 298のウォークオブエコーズ〔P1〕と結びついたエリアID 1021のBF 「279_1022」は、エリアID 279のウォークオブエコーズ〔P2〕と結びついたエリアID 1022のBF を示す、目印となるNPCと思われます。おそらくこれらはオデシーの将来的な拡張のために用意されたdatと思われます。
この4つのファイルにも、エリア298,エリア279に対応するNPCデータにも「シェオル A」のNPCが含まれていなかったため、もしやと思って1363067,1363068のdatを抽出したらドンピシャでした。どういう原理かは分かりませんが、「シェオル A」のdatはFfxiConverterのANALYZEをすり抜けてしまったようです。
■台詞データについて 1363097,1363098:2つの中身は同じ。BF「シェオル A」に対応する日本語台詞データが入っている。 1363099,1363100,1363101,1363102:いずれも共通台詞のみ。将来のためのダミー?
1363103,1363104:2つの中身は同じ。BF「シェオル A」に対応する英語台詞データが入っている。 1363105,1363106,1363107,1363108:いずれも共通台詞のみ。将来のためのダミー?
おそらくダミーのdatは、今回使われていないエリアID 1021〜1024のオデシーに対応していて、ウォークオブエコーズ〔P〕の1と2の2つ分あるのだろうと思われます。
現状ではあと2つオデシーBFが計画されていそうな雰囲気ですね。1021〜1024には今回適当な名前を割り振りましたが、BFの名前が確定したら「MASTER_AREA_LIST.TXT」に反映させましょう(何もしなくても抽出はできますが)。
[No.360] 2020/03/13(Fri) 22:11:38 |